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2025/09/28 バリエーション山行 西穂高岳と独標

山行報告書

[カテゴリー] バリエーション山行
[山   名] 西穂高岳 西穂高岳独標
[報   告] 西穂高岳組(6名)独標組(12名)の2グループに分かれて行動。
8:40に西穂高口駅を出発、小休憩や体温調節をしつつ、1時間半ほどで西穂丸山に到着。ヘルメットを装着し西穂独標へ向かう。三点支持を意識しながら全員無事に独標へ到着した。他の登山者も多く山頂は大渋滞していたが全員で記念撮影できた。雨女の方々が多いとの話でしたが山頂は晴れ渡り絶景を堪能しました。


西穂山荘へ戻り、オススメのラーメンを注文。塩分多めのスープが疲れた体に沁みました。

 

食後は西穂組の到着を待って下山。全員無事に帰ることができました。
 ヘルメットデビューとなった今回の山行ではベテランのみなさまと登ることができ、安心して参加することができ

ました。経験を重ね、いずれは西穂高岳へも挑戦したいです。今後ともよろしくお願いいたします。



[日   時] 令和7年9月28日 日曜日
[登 山 口] 西穂高口
[参 加 者] 西穂組 6名
独標組 12名
[コースタイム] 5:00 集合 20:00 解散
[ヒヤリハット] 参加者が全員で何名なのか確認する。パン購入時の値段に注意する。

2025年09月28日

2025/09/28 ゆっくり山行 貝月山

山行報告書
 〔カテゴリー〕  ゆっくり山行
 〔山   名〕  岐阜県 揖斐川町 貝月山 「1234m (二等三角点)」
 〔報   告〕
秋の「ゆっくり山行」第一弾は、揖斐川町に位置する貝月山になりました。この山の標高は
1234mと数字が綺麗にならんでいる珍しい山で、「岐阜百山」にも選定されています。
   今回の参加者は5名。天候は曇り空、午後から下り坂の予報も出ていますが、8時に「揖斐川町
 地域交流センターはなもも」に集合し、貝月山を目指し出発です。
   貝月山には、「ふれあいの森からのコース」、「揖斐高原キャンプ場から小貝月山を経てのコー
ス」、「旧春日村からのコース」、「日越峠からのコース」等いろいろありますが、今回は最短の「ふれ
あいの森」から貝月山を目指す事にしました。「はなもも」から国道・林道等を経て40分程で 「ふ
れあいの森」のゲート前に到着しましたが、ゲートは閉められておりここで車を置き登山開始になり
ました。
 直ぐに「アケボノソウ」、「トリカブト」等が私達を優しく迎えてくれ、「貝月山歩道」を利用し山頂を
目指すことにしました。途中まで丸太の階段がつづら折りで続きますが、路はしっかりとしています。
1時間半程で山頂に到着です。山頂には展望台もあり、天気が良ければ素晴らしい眺望が楽しめ
ますが、今日は何も見えず残念の一言です。ここで昼食タイム。今回は、後藤さんがいないので
豪華なランチはお預けです。


 雨の心配もあり早々に下山にしました。同じ路を歩くこと50分程で登山口に到着しました。駐車
場へ向かう途中に前を走る獣。一瞬小熊かと思ったら狸でした。狸の他に子猿も現れ私達を見送
ってくれました。
 今回の山行は山頂からの展望は残念でしたが、花の出迎え狸・子猿の見送りもあり楽しい山行
の一日になりました。

 〔日   時〕    令和7年9月28日 (日)
 〔登 山 口〕    貝月山ふれあいの森
 〔参 加 者〕   L馬渕 等  SL 渡部慶洋 竹中佳美  林靖子  堀智子  以上5名
  
 〔コースタイム〕  揖斐川町地域交流センター はなもも8:00 ⇒ ふれあい森駐車場 8:45着
8:50発 → 登山口9:00 →貝築山山頂10:15着 「昼食」10:50発 → 登山口
11:40 → ふれあい森駐車場12:00 ⇒ はなもも13:00 【解散】
 〔ヒヤリハット〕  なし

2025年09月28日

2025/09/06-07 県民スポーツ大会 オリエンテーリング

山行報告書

[カテゴリー] その他
[山   名] 県民スポーツ大会
[報   告] 2時に中濃総合庁舎に集合し、宿泊地である飛騨高山キャンプ場へ向かう。
到着すると、他の山岳会のテントがたくさん張られており、既に宴会が始まっているところもあった。私たちも速やかにテントを張り、宴会に突入。山住さんが調達してくれた食材と山本さんのジビエで、肉肉肉とひたすら肉を焼いた。山本さんの猪肉が絶品だった。たくさん食べて飲んで他の山岳会の方々との会話も楽しむ。途中で飛騨山岳会のサックス生演奏が始まる。最後の焼きそばは料理職人の江本さんが腕を振るってくれた。各々適当な時間にテントに入り就寝。


翌朝はカップラーメンとウインナーを焼いて朝食とし、競技会場である青少年自然の家へ移動。9:30からオリエンテーリング競技が始まる。岐阜市はSコースを梅田・苅谷さんチーム、Mコースを山本さん、Lコースを東明さんが走る。スタートからひっかけのようなポイントをSコースの私は苅谷さんの指示通り走る、走る。二人で連携してどんどん進み、もらった!とゴールしたところ最終ポイントを飛ばしてしまい脱落となって非常に空しい思いで他の2人のゴールを待つこととなった。選手以外の今峰さん、五十川さん、江本さんはMコースを一般参加者として選手がスタートした後にスタートするも、Mコースの選手が全員戻ってくる前に全部のポイントを押さえて戻ってきた。恐るべし今峰チームだった。聞いたところ走って回ったらしい。山本さんは某山岳会の女性をフォローするため?途中まで一緒に回り時間切れとなって脱落。Lコースのみ3位で入賞。さすが東明さん、やるときはやる支部長であることを再認識したが、結果8位に終わった・・・

終了後はキャンプ場にもどり、残った焼きそばと肉、デザートに楽しみに冷やしていた山住さんのスイカを食べて帰宅しました。


競技結果は残念でしたが、とても楽しいスポーツ大会でした。

[日   時] 令和7年9月6日-7日 土曜日~日曜日
[登 山 口] 乗鞍青少年自然の家近辺
[参 加 者]  8名
[コースタイム] 14:00 集合 15:00 解散
[ヒヤリハット] 最後まで気を抜かないこと。

2025年09月06日

2025/08/24 例会山行 坊主岳

[カテゴリー] 例会山行
[山 名] 長野県塩尻市 坊主岳(標高 1961m)
[報 告]

8月に入り、連日最高気温が体温を超える日が続く中、坊主岳へ向かいました。

登山口へ向かう途中、国道19号から権兵衛トンネルへ入る交差点にあるセブンイレブンで、トイレ休憩と買い物を済ませました。登山口には駐車場がないため、登山口直下のあぜ道に車を停めました。


岐阜とは違い、湿度はあるものの、気温は少し涼しく感じられました。笹薮対策を入念に行い、Hさんを先頭に出発。最初は樹林帯の中、七曲りの急坂を登ります。風はなく、展望もない道でしたが、足元は岩や段差が少なく歩きやすい道でした。

暑さと湿度の影響で、体中から汗が吹き出し、体のだるさを感じました。20分に一度のペースで小休憩を取りながら水分補給をこまめに行います。標高1400m地点に達すると、勾配が緩やかになりました。この辺りから笹薮の中の道となり、標高1600m地点では背丈1mほどの笹が顔に当たるようになりました。笹は特に朝露で濡れていませんでした。


1700mの看板を過ぎたあたりから再び傾斜がきつくなり、笹で足元が見えずらく、足の裏の疲労もかなり蓄積してきました。しかし、リーダーの予言通り、登り始めて3時間ほどで青空が見え、稜線に到着。快晴ではありませんでしたが、360度の視界が広がり、メンバー全員に達成感が広がりました。山頂には、御嶽信仰の開祖の一人である普寛行者(ふかんぎょうじゃ)の弟子、一心霊神の碑と祠があり、この山が信仰の対象であったことがうかがえます。


山頂で昼食をとり、記念撮影をしてから下山を開始。登山口に戻った時には、全員汗でびしょびしょでした。帰りはリーダーが事前に営業を確認してくれていた天神温泉 清雲荘に立ち寄り、汗を流してさっぱりしました。夏の低山を歩いた後の温泉は格別でした。

YAMAPのコース定数では19と「普通」でしたが、体感としては25ぐらいに感じられました。夏の暑さで体力が落ちているのかもしれません。みんなで「良いトレーニングになったね」と話しながら帰路につきました。

この時期に単独で登るには辛い山ですが、仲間のおかげで登頂することができました。ありがとうございました。

[日 時] 令和 7 年 8 月 24 日(日)
[登 山 口] 奈良井ダム登山口
[参 加 者] 10名
[コースタイム]
奈良井ダム登山口 8:40―坊主岳山頂 11:30~12:00―奈良井ダム登山口 13:30
[ヒヤリハット] なし

2025年08月24日

2025/08/23-24 技術委員会 北穂東陵

山行報告書

[カテゴリー] バリエーション
[山   名] 北穂東稜(ゴジラの背)
[報   告]
6名で北穂東稜のゴジラの背に行ってきました!

1日目は上高地から涸沢まで登り、お昼からのんびり宴会。翌日歩く道を見上げてルートを話し合いつつ、英気を養いました。下から見上げるとかなり急で、緊張して眠りにつきました。

2日目は、南陵ルートの分岐から東稜に向かうまでのガレ場のトラバースと、稜線にあがるまでの登りが1番ドキドキ!
でも、安全に通れそうな道を探しながら歩くのは、とても楽しかった。

 

 

無事に稜線に上がると一足早い達成感でいっぱい。穂高の山々がよく見渡せました。





その後のゴジラの背では、リーダーにFIXロープを張っていただき、全員が安全に通過することが出来ました!



ゴジラの背からのくだりは、練習もかねて懸垂下降で。



誰も怪我することなく、みんなでゴジラを征伐することが出来て楽しかったです!

 


思い出に残る山行になりました



[日   時] 2025 年 8月 23日(土)~24日(日)
[登 山 口] 上高地
[参 加 者] 6名
[コースタイム]1日目 7:00 上高地→14:00 涸沢ヒュッテ
       2日目4:00涸沢ヒュッテ→9:00北穂高岳→17:00上高地
[ヒヤリハット] なし(FIXロープを張っていただき安全に通行できました)

2025年08月23日

2025/07/28 平日山行 編笠山

[カテゴリー] 平日山行
[山   名] 山梨県北杜市 網笠山(標高2524m) 
[報   告]
 平日山行で網笠山に参加しました。昨年企画が雨天中止になり、今年再企画で晴天に恵まれて決行となりました。網笠山は八ヶ岳南端の山で、八ヶ岳最高峰の赤岳も近く山梨百名山に選定されています。


 当日中濃総合庁舎に集合して3時間程で現地着。第一駐車場は仮設トイレありますが水場はなしで、20台程とめられます。登山口から樹林帯に入り日陰で暑さをしのげて、岩ゴロゴロ登山道をどんどん登ります。苔むす森は標高を上げるごとに増えていき八ヶ岳らしい景観で、眺めていると癒されます


 青年小屋に到着して昼休憩をとり山頂に向かいますが、広大な岩場に圧倒されて足の置き場を選びながら慎重に通過した後も登りが続いてやっと到着。山頂で写真を撮っていたら権現岳もガスでみえなくなり、視界がきかなくなってきて下山開始。シャクナゲなどのお花を見ながら下り押手川分岐で休憩をとりました。とにかく岩が多めの山でもうすぐ下山というところで雨に降られたため、レインウェアを着て登山口にようやく到着。

 

 帰路の中央道で伊那―駒ヶ根まで事故のため渋滞が発生しており、長距離運転にさらに時間がかかり中濃総合庁舎に21時近くに到着。運転含めて本当にお世話になり、貴重な山行を体験できてありがとうございました。

[日   時] 7月28日月曜日
[登 山 口] 観音寺
[参 加 者] 4名
[コースタイム]観音平登山口8:35―青年小屋12:14―山頂13:23―登山口16:53
[ヒヤリハット]岩場、登山道に岩が多く苔もついており、滑らないよう注意しました
[記 録 者] 井筒 直美
[写   真] 杉本 好江

2025年07月28日

2025/07/26-27 バリエーション山行 越百サーキット(越百山・南駒ヶ岳・空木岳)

山行報告書
[カテゴリー]バリエーション山行
[山   名]越百山から空木岳 周回
[報 告 書]参加者募集の時はテント泊で空木岳までの周回でしたが、参加者が12名になったので、小屋泊で南駒ケ岳までの周回に変更。最終確認前には6名、さらに前日に1名キャンセルになった為、5名での山行になりました。       

ですから、当初予定の空木まで歩く事も計画書に盛り込み、当日のメンバーの調子で空木まで歩く計画にしました。暑さが予想されたので、1日目も午前中に小屋に着くように出発。小屋に着いてたこ焼きをつまみに宴会。宴会のメインはYさんの誕生日祝い。雨が降りそうな空模様だったので、小屋の休憩室に移動し、その後昼寝したりしてのんびり夕食まで過ごし、16時から夕食。早目に就寝して2日目は3時起床。
       

用意できた人から外で満点の星空を見ながら出発を待ちました。ヘッデンスタートでしたが、越百山に着くころには夜も明け、山頂でご来光を見ることが出来ました。越百からの稜線は、右に南アルプス富士山八ヶ岳、左に御嶽山を見ることが出来、素晴らしい景色を堪能出来ました。
        

暑さ対策と程よいペースで歩けたので、南駒ケ岳でここまでとはならず、空 岳まで歩く事に。途中雷鳥の親子にも遭遇し、気分良く空木岳へ。
       

下りは水場も何ヶ所かあったので、水分補給したり、体冷やしたりすることが出来ました。また、Iさんが冷えピタも全員に配ってくださり、笑顔が戻りました。長い林道歩きも仲間と一緒なので、楽しく歩く事が出来、終わってみれば、とても中身の濃い充実した山行になりました。


[日   時]2025年7月26日(土)~7月27日(日)
[登 山 口]伊那川ダムゲート前
[参 加 者]5名
[コースタイム]伊那川ダム車止め6:00-ゲート6:05-伊那川ダム上駐車場6:34-越百山福栃平(南駒-越百分岐)7:18-下のコル(四合目)8:02-上の水場9:52-越百小屋11:10
        二日目
 越百小屋3:42-越百山4:37-仙涯嶺6:07-南駒ケ岳7:44-赤椰岳8:44-空木岳9:58-木曾殿山荘11:20-木曽義仲の力水11:50-見晴らし台12:12-八合目12:27-七合目13:03-北沢吊り橋13:35-うさぎ平14:43-金沢土場15:03-伊那川ダム上駐車場16:16-ゲート16:43-駐車地16:47
[ヒヤリハット]道迷いありましたが、すぐに現在地を確認し戻ることで、ロスタイムも短く済みました。
[記 録 者] 山田由紀子
[写   真] 山田由紀子

2025年07月26日

2025/07/20 ゆっくり山行 祐向山

[カテゴリー]  ゆっくり山行
[山   名]  岐阜県本巣市 祐向山(標高374m)
[報   告]
7月ゆっくり山行は祐向山に変更になりました。当初予定の天王山は連日猛暑につき山頂が眺望良い分、日陰になる箇所が少ないためです。


本巣市・文殊山ハイキングコースの一座、祐向山はふれあい館集合で、管理棟、バーベキュー棟、トイレと整備されており第一駐車場にとめることができました。9時に出発してしばらくは舗装路を歩いた後に登山道に入り、望郷の展望台に着きました。本巣の街並みと根尾川が見渡せて、ずっと樹林帯なので比較的涼しく感じます。

山頂に着くと金華山、百々が峰、高賀山まで見えて嬉しく、後藤さんがフライパンで色々調理して下さり、たんぱく質多めで美味しくいただきました。祐向山方面は登山道が不明瞭と案内板にありましたがピンクテープあり、踏み跡ありで分かりやすく、下山時は神山さんから歩き方など怪我のリスクを減らすコツを教えていただけました。

城址、堀切等見ながらゆっくりと遺構を堪能でき、楽しく有意義な山行となりありがとうございました。

[日   時]  令和7年7月20日(日)
[登 山 口] 文殊の森ふれあい館
[参 加 者] 3名

[コースタイム]  
文殊の森ふれあい館9:00―祐向山11:00~12:20―文殊の森ふれあい館13:20
[ヒヤリハット] なし
[ 記 録 者 ] 井筒直美

[ 写   真 ] 井筒直美

2025年07月20日

2025/07/19-20 技術委員会 ジャンダルム

山行報告書

[カテゴリー] 7月名山・技術
[山   名] 岳沢からのジャンダルム・奥穂高岳周回
[報   告] 昨年は天気が悪く中止になったジャンダルム山行。今年は3連休は好天気が期待されたので行って来ました。相変わらず上高地は人が多くて好きになれませんが景色は最高。初日の岳沢小屋までは前日までの雨のせいで涼しくてあっという間に到着。岳沢小屋のテント場は谷筋にあり石ころゴロゴロで最悪!なんとかテン場を確保したが眠れるか不安がよぎる。

小屋辺りで昼から宴会、美味しいビールを飲んで気持ちいいお昼寝もあり早い夕食はケイちゃんを舌鼓。テントに入ったが予想通り背中の石が攻めて来て全然寝れなかった!翌日の行動が心配になった。
      

今回の周回コースはバリルートと言われるがコルまでの登りもしっかり道があり問題なし。雪溪もかわせてアイゼン不要でした。後は岩場の稜線歩きでジャンダルムまで目指しましたが怖さを感じる場所は特にない。空気が澄んでいたために遠くの富士山まで見られるほどのラッキーな登山日和。景色を堪能しながら進む。


急峻な岩場の連続だが大勢で進むと怖さは感じない。1人で逆コースを下って来る人とスライドしたが大丈夫かなと思えるほどの不慣れなさ。勇気のある人もいるものです。


奥穂高に到着時にはかなりの疲労。前穂は諦めてさっさと岳沢小屋に下りました。元気な若者たちは前穂高岳を目指して空身でピストン。

急ぎ足で上高地に向かい河童橋に到着するとバス待ちの長蛇の列。去年のお盆並みの混み方でした。休みの上高地は避けた方が無難です。

この歳になって初めてジャンダルムに登れました。岩場訓練、沢登りを経験していたせいか難しさ、怖さは感じませんでした。ただ、体力の衰えを感じる場面があったのでもっと鍛えたいと反省。会の皆さまに感謝です。

[日   時] 2025年7月19-20日
[登 山 口] 上高地岳沢登山口
[参 加 者] 11名
[コースタイム]1日目 8:30上高地河童橋―9:30岳沢風穴―10:56岳沢小屋
       2日目 4:00岳沢小屋―6:00天狗のコル―8:00ジャンダルム―
       10:00奥穂高岳―11:50紀美子平―14:30岳沢小屋―15:30岳沢風穴
      ―16:30上高地河童橋
[ヒヤリハット]岳沢の登りはガレ場で落石に注意した。稜線の岩場は3点確保をしっかり
       とればうまく登れる。下りの方が難しく注意が必要だ。
[記 録 者] 五十川幸学
[写   真] 山本 善貴

2025年07月19日

2025/06/01 山城シリーズ 小牧山城、足助の町並み、大給城、松平東照宮

令和7年 山城シリーズ 報告書

小牧山城、足助の町並み、大給城、松平東照宮

開催日   令和7年6月1日(日)
集合場所  岐阜県庁駐車場
集合時間  AM8:00
行  動  小牧山城(9:00~10:30)~足助町古い町並み(11:30~13:30)~大給城(14:10~15:00)~松平東照宮(15:30~16:30)~現地解散
参加者   12名
説  明   小牧山城は、いつも眺めてばかりですが、初めて訪れました。整備された公園、施設も整っていて驚きました。

足助町は紅葉で有名ですが、この時期もたくさんの人で賑わっていました。

大給城は、行くのに少しまよいました。有名ではない山城ですが、楽しめました。

松平東照宮は希望があり、訪れました。「立派な天井絵」があり、たくさんの鯉がきれいでした。

記  録  後藤 允

2025年06月01日

2025/06/01 沢登り 片知渓谷(瓢が岳)

[カテゴリー] 沢登り

[山   名] 片知渓谷(瓢が岳)

[報 告 書] 沢登り第一回目。
       中濃総合庁舎に八時に集合し、吉田さんの車で片知渓谷へ移動しました。
       久しぶりなので、装備などゆっくり準備し、軽くストレッチをしてから九時ごろ入渓しました。昨年よりも水量が多く、難なくクリアできた


       小滝も今年は、コケもついていて滑ると危ないので、滝を巻いていきました。

       日差しがあるうちは、水の冷たさをそれほど感じませんでしたが、曇り空になると水の冷たさが増したように思います。


       人数が少なかったからか、昨年より皆が沢登りに慣れてきたのかはわかりませんが       予定時間よりも早い脱渓となりました。

       沢から林道へ上がり、靴を履き替えて駐車場まで歩いて戻り着替えをすまし中濃総合庁舎へ戻り解散となりました。

[日   時] 6月1日(日)


[登 山 口] 瓢が岳林道脇 

[参 加 者] 5名 
        
[コースタイム] スタート=9時00分  駐車場=12時00分

[ヒヤリハット] 雨が降ったばかりだったので、昨年より水量が多かった。
岩についた苔がすべりやすかった。

[記 録 者]  林真由美
[写   真]

2025年06月01日

2025/05/18 試練のヒルクライム 雨乞岳

カテゴリー バリエーション山行
山名    雨乞岳1238m
報告    雨模様の天気が続いていたが梅田氏の予報通り天気になった。八日市ICを出て甲津畑登山口に向かう。登山口で登り口をチョット間違えたが岩ケ谷林道を進む。舗装路が終わってしばらく歩んでいると、足の保護の黄土色のスパッツに1cm程の黒い物体が取り付いているではないか! 

 

立ち止まって足元を見て「キャーキャー」と黄色い声が発生。あー、これが今日1日のヒルとの格闘の始まりであった。山裾に沿った林道を左岸から右岸に渡ると細い山路に代わってきた。谷川の木橋は昨夜の雨で濡れていて滑りやすい。額から汗が伝う頃漸く大峠出会に着く。随分歩いたけど未だ杉峠は先なのか。少し先に何か建物らしき物が見え蓮如上人旧跡であった。屋内に火を焚いた後が見受けられる。近くに、直径2m程の幹に縦襞が20cm間隔に浮き出た可哀そうな大木(Netではシテの大木と記す)が傍に立っていた。この辺りの路は、古道のようだ。路はすこし勾配がきつくなり大木の新緑に包まれた斜面には下草が無く山芍薬の白い花が遠くからでも見て取れた。杉峠は、広々して草が無い。頂上まで少しあるがヒルの確認を兼ねて休憩する。

 

皆ヒルに取り付かれているようだ。小林氏がTシャツを真っ赤に染めていて大騒ぎ。山住氏も耳から血が垂れていた。大騒動!! やはり2番目歩く人はヒルに着かれる確率が高いようだ。

 

30分程で目的の雨乞岳に到着。北方にはイブネ、東雨乞岳、御在所岳、鎌ケ岳、グルット360度のパノラマ。チョット遅い昼食タイム。なごりおしいが下山に向かう。背位の笹原の中を辿る。岩山の急傾斜を下ると、草地となり鹿が2匹横切っていった。登り詰めて南雨乞岳。カッコーの鳴き声、オオルリのオオルリ オオルリの鳴き声で楽しませてくれ
た。下りの尾根も新緑の中、ルンルンと下ると桧林から石楠花トンネル入った。時期が多少遅れたが明るい赤紫の花が私達を楽しませてくれた。


時が経った花は薄桃色だ。此処のシャクナゲは背が4m程幹も太い。滑りそうな急斜面を下ると大峠。滑るツルベ谷を慎重にくだる。谷川に代わってくると、岩が滑りやすく、左に降りるのが、足が滑り右に傾きそのままひっくり返ってしまった。

本流を渡渉して大峠出会。出会いからは歩け歩けで到着後、服、パンツ、スパッツ、靴、靴下を丹念に調べて帰る。であったが高速を走行中にモゾモゾと出てきたのには吃驚。
日時     2025年5月18日
参加者    CL梅田直美 SL五十川幸学 纐纈 守 小林和男 東明 裕 山住里美  長尾潤子 纐纈一恵 吉田尚史 安井萌実 今峰正利    計11名
コースタイム 美濃国分寺7:00―甲津畑登山口8:30―杉峠11:30―雨乞岳12:30~12:50― 清水の頭13:27―大峠14:32―甲津畑登山口16:16―美濃国分寺18:00
ヒヤリハット 谷川の岩場は慎重に。登山靴は多少水浸か使っても大丈夫(ゴアテックス)
記録者    今峰正利
写真     梅田直美

2025年05月18日

2025/05/17 小津権現山の森作り

作業日 --- 令和7年5月24日(土) 天候:曇 ⇒ 雨
 ・参加者 11名
      
今年も多くの方の参加を得て恒例の小屋開きと森林づくり作業を行う事が出来た。
天候は、予報どおり良くない。何とか作業終了まで雨が降らない事を祈りながら車を走らせる。林道は何時走っても小石等が散乱している。現地の手前で
崖が崩れ林道を塞いでおり、そこから徒歩(約30分)で現地に向かう。

 【作業内容】
*防獣ネットの回収         
 *その他


 【その他】
・昼食会は例年現地の小屋付近で行うが、今年は雨が心配で現地の入口で名
コックさん達の味しい料理で腹を満たした。
・昨年の芋煮会時に植付した「栗の実・どんぐりの実」は、厳しい冬に負け
若干しか芽を出していなかった。
・雨の降り出しが以外に早く予定通りとはいかなかったが、全て楽しく行う事が出来た。

 

2025年05月17日

2025/05/14 平日山行 竜ヶ岳

5月平日山行 竜ヶ岳(標高1,099m、鈴鹿山脈)
開催日: 令和7 年5月14日(水)
体力:★★★    技術:★★    危険度:★★
集合場所:クレール平田、現地集合
集合時間:6:00、7:00
【登山口】 遠足尾根登山口
【コースタイム】
7:02 宇賀渓キャンプ場駐車場7:17→7:42 遠足尾根登山口→8:32 岩山展望台→9:46 遠足尾根展望良好→ 10:38避難小屋→ 10:57 竜ヶ岳11:51→13:37 金山尾根入口14:04 遠足尾根登山口→14:25 宇賀渓キャンプ場駐車場
【報告】
5月の平日山行として、鈴鹿山脈に位置する竜ヶ岳(標高1,099m)に登りました。三重県いなべ市の宇賀渓キャンプ場を起点とし、登りは「遠足尾根」コース、下山は「金山尾根」コースを通る周回ルートを取りました。


朝は、雲が多く頂上での展望を心配しましたが、徐々に雲がはれ素晴らしい山行でした。駐車場からアスファルトの道を20分ほど行くと遠足尾根の登山口に到着。ほかにも4ー5組のグループがあり抜きつ抜かれつで頂上を目指しました。この時期、遠足尾根沿いにはシロヤシオの白い花や赤や白のつつじがきれいに咲き始めていました。もう少しすると満開を迎え、登山道から一望できるところにまるで“羊の群れ”がたたずむように咲き誇るそうです。参加者みんな写真撮影に大忙しでした。特に陽光を浴びて白く輝くシロヤシオは、まさにこの時期だけの特別な風景でした。さらに高度を上げると、ブナやミズナラといった広葉樹が徐々に疎らになり、登山道は開放的な景観へと変わっていきます。尾根の中腹からは、まるで森林限界を越えたかのような雰囲気が漂い始め、常緑の低木や草原状の植生が広がるエリアに入ります。このあたりからは竜ヶ岳の山頂が目前に見え、空と大地だけが広がる風景が印象的でした。鈴鹿の中でも特に竜ヶ岳のこの植生遷移は特徴的であり、自然環境の多様性を感じさせます。


また、登山途中の地質の変化も印象的でした。登り始めは花崗岩が多く見られましたが、標高を上げるにつれて地層が変化し、山頂付近では白っぽい石灰岩が露出し始めます。この石灰岩帯では足元にカルスト地形の名残も見られ、鈴鹿山脈特有の地質の多様さを感じることができました。途中登山道の整備をしていただいている方にも出会いました。実によく整備されたすばらしい山です。

途中休憩をいれながら、約4時間の登りで6人全員無事に竜ヶ岳山頂に到着。山頂は遮るもののない広大な草原で、360度の展望が楽しめました。春霞の中にうっすらと伊勢湾がかすかに見え、藤原岳など他の鈴鹿山脈の姿も確認でき、風も穏やかで絶好の昼食日和でした。食後は金山尾根から下山。こちらはやや急な下り坂が続くルートで枯葉が多いところでは滑りやすく木漏れ日の中を慎重に歩き午後3時前には宇賀渓に無事戻りました。
今回の山行では、春の竜ヶ岳ならではの自然の変化を存分に感じることができました。特にシロヤシオの群生と標高とともに変化する植生、森林限界を思わせる開放的な尾根、そして地質の変化は、歩く者を飽きさせない多彩な魅力にあふれていました。


鈴鹿山脈の中でも、竜ヶ岳は初心者から経験者まで楽しめる好ルートであり、花・地形・展望の三拍子そろった名峰であることを再認識しました。今後も安全に留意しながら、豊かな自然を感じる山行を継続していきたいと思います。
【参加者】 杉本 好江(CL) 日比野 容子、井上 美智子、園部 徹、永島 慎三、纐纈 守 計6名
【ヒヤリハット】枯葉がかなりあり地下茎や岩が滑りやすいところもあるので特に下山時は注意が必要
【記録者】纐纈 守

2025年05月14日

2025/05/03-05 名山企画 槍ヶ岳

[カテゴリー]名山企画
[山   名]槍ヶ岳
[報 告 書]飯豊山からの変更で念願の槍ヶ岳に登ることができました

集合時間からの1時間遅れがありました。

 

岐阜百山、岐阜百秀山とどちらも入っていてありがたい。4日の天候が荒れるため、山荘にも宿泊出来ました。
松原さんのアイゼンが良く外れると思ったら、まさかの店員によるセッティング不良。

 


テント泊では夜中の暴風雨でテント内に水漏れのアクシデントがありました。4日の午後から天候回復は支部長の読み通りとなり、銀色に輝く槍ヶ岳に登ることができました。

 

テント泊も山荘泊も宴会はいつも通り飲み過ぎです。下山は爆風の中でもすんなりと下山できましたババ平のテント場からは薄着になり爽やかな上高地を味わいました。いつもながら、支部長の計画と判断力には感謝します。最高のGWとなりました

[日   時]2025年5月3日(日)~5月5日

[登 山 口]上高地インフォメーションセンター
[参 加 者]7名

[コースタイム]美濃国分寺6:00-上高地インフォメーションセンター8:43-小梨平
        8:54-明神館9:28-徳澤園10:18-横尾山荘11:24-槍沢ロッジ13:19-
        ババ平テント場14:03

        ババ平テント場6:53-槍岳山荘12:12-槍ヶ岳13:43-槍岳山荘15:01

        槍岳山荘7:41-ババ平テント場9:16-槍沢ロッジ10:24-横尾山荘12:
        05-徳澤園13:07-明神館14:06-上高地ビジターセンター14:51

[ヒヤリハット]集合時間の間違い
        アイゼンのセッティングミス、暴風雨時のテント生活
        爆風時の行動姿勢、耐風姿勢

[記 録 者] 山本善貴

[写   真] 山本 善貴

2025年05月03日

2025/04/18-19 岐阜支部総会と懇親山行 上谷山

山行報告書
[カテゴリー]例会山行

[山   名]上谷山 1083m

[報 告 書]

4/18は岐阜支部の総会。一年に一度、会の活動報告と計画をチェックします。



本年度の総会の議案は滞りなく通過し、残りの時間は楽しい宴会の時間。今年の会場は、冠峠を越えた、福井県池田町の冠荘。トンネルを超えるとまだ春がきたばかりのような景色でした。満開の桜を見ながらの宴会と露天風呂が素晴らしいところでした。


今年は、岐阜支部伝統の今西錦司賞の受賞者も久しぶりに出て、盛り上がります。

4月19日総会、翌朝7時、冠荘を7名で出発、天気は曇り、冠トンネルを抜けて徳山会館へ8時半到着、ここで登山組8名と合流、計15名、9時サブリーダーの伊藤さんを先頭に登山開始、登山口階段を上がったところに鹿のミイラ化した死骸にびっくり、そっと脇を通り、落ち葉を踏みしめながら登る。


草木は芽吹き始めたばかり、ところどころに残雪があり、注意しながら登ること2時間ほど、足元にイワウチワの花がチラホラ咲き始めていた。峰を二つほど超え、最後の登り、道が倒木で塞がれていて、やっとの思いで登ったところが頂上、なだらかな広場、しかし見晴らしは木立に囲まれいまひとつ、昼食をとって下山。

登りには気づかなかったが、オオカメノキやタムシバの白い花が目に入った、14時無事下山、天気も何とか持っていい山行でした。

 


[日   時]2025年4月20日(日)

[登 山 口]徳山会館
[参 加 者]赤星広美、浅井敏美、井筒直美、伊藤透、小林和雄、酒向修平、日比野容子(当日参加)
五十川幸学、今峰正利、梅田直美、纐纈守、金子春幸、東明裕、山本善貴、渡部慶洋(宿泊組)
計15名

[コースタイム]徳山会館7:43-スタート7:52-上谷山10:46~11:18-
徳山会館13:19
[ヒヤリハット]なし

[記 録 者] 渡 部 慶 洋

[写   真]山本 善貴

2025年04月18日

2025/04/12 技術委員会 クライミング訓練 伊木山

[カテゴリー] 技術委員会

[山   名] クライミング訓練 伊木山

[報   告]  4/12は岐阜支部のクライミング訓練で伊木山へ。

岐阜支部での本格的なクライミング訓練第一回とあって、安全管理や器具の準備に苦労しましたが、皆が楽しめたようで良かったです。


伊木山南面の簡単なルートで数回上り下りの練習をし、最後は2ピッチ、リードの経験もしてもらいました。8名の参加でしたが、みのりのある訓練であったと思います。最若手の臼井くんが登れるし教えるし、すばらしい講師に恵まれました。


この時期の伊木山は大混雑。多くのクライマーのみなさんが入ってきます。中にはよく存じている皆さんの顔もチラホラと見られ、昔話や今度行く山の話などに花がさき、楽しい一日でした。



[日   時] 令和7年4月12日
[登 山 口] 伊木山 南面
[参 加 者]  青木日登美、赤星広美、五十川幸学、東明裕、林真由美、山田由紀子
山本善貴 計7名

[ヒヤリハット] 特になし

[記 録 者] 東明 裕

[写   真]  東明 裕

2025年04月12日

2025/04/10 平日山行 飯盛山

「カテゴリー」平日山行


「山 名」飯盛山(岐阜)

「報 告」飯盛山で検索すると、全国いたるところにあるようですが、今回の、岐阜の飯盛山は、花で有名な山です。平日で、曇天のため、他に車はなく、狭い広場ですが余裕で駐車できました。

当日は天候の推移が不安定でしたが、今回の行程は短く、大丈夫と判断して出発しました。しかし、登山口を出発後に予想に反して30分もたたないうちに雨にふられてしまいました。でも、雨脚は弱く、登山道も整備されていて、永島さん先頭に、みなさん軽やかな足取りで、花を一生鶏鳴探しながらのゆっくり行程でした。時期が若干早いようでしたが、春の息吹を感じることができました。

飯盛山に到着し、時間には、十分余裕がありましたが、先の足元がかなり悪いことが予想され、花を楽しむ状況ではないので、行程半ばではありましたが、下山を選択しました。

途中、お一人のみとすれ違うという、静かな山でした。花の咲き乱れる時期に再度訪れたいと思わせる山でした。


【日時】2025年4月10日 集合 道の駅 織部の里 もとす 7時30分集合

【登山口】天狗の森公園

「参 加 者」C伊藤 透、片山 佳津子、小島 孝子、篠田 喜美子、末次 美鈴、
高橋 奈緒子、竹中 佳美、S永島 慎三、堀 智子、馬渕 等

【コースタイム】天狗の森公園8:20―飯盛山9:28―天狗の森公園10:50

【ヒヤリハット】ありません

【記録者】伊藤透【写真】伊藤透

「記 録 者」 伊藤透

「写 真」  伊藤透

2025年04月10日

2025/03/30 名山 恵那山

山行報告書

[カテゴリー] バリエーション山行


[山   名] 恵那山

[報   告]  当初は乗鞍岳に行く予定だったが、冬型の気圧配置で強風が予想されたため、恵那山に転進した。
予想通り冷たい風が吹いていたものの、心地よい程度で、雪山を十分に楽しむことができた。


恵那山は「残念な山」と言われることもあるが、雪の季節には南アルプスや御嶽山、中央アルプスを一望でき、さらには富士山も望める眺望の良い山である。


また、天照大神の胞衣(えな)を納めたという伝承のある歴史深い山で、山頂の台地には複数の神社が点在している。


今年は積雪が多く、神社は屋根まで雪に埋もれていた。
避難小屋のトイレは使用可能で、整備をしてくださっている方々には、感謝の念に堪えない。
結果として乗鞍には行けなかったが、恵那山で充実した一日を過ごすことができた。

[日   時] 令和7年3月30日

[登 山 口] 広河原

[参 加 者]  青木日登美、赤星広美、梅田直美、東明裕、林真由美、日比野容子、
松原英彦、山本善貴、戸田早映子 計9名

[コースタイム] 7:50 林道ゲート→9:40 4号目→11:20 三角点→11:30避難小屋→
15:00 林道ゲート

[ヒヤリハット] 特になし

[記 録 者] 梅田直美

[写   真] 

2025年03月30日

2025/03/09 バリエーション 十石山

【カテゴリー】バリエーション
【山   名】十石山
【報   告】長野県と岐阜県の県境にあり、乗鞍火山群の中で最も古い「十石山」に行ってきました。十石山をインターネットで検索すると、乗鞍岳や穂高連峰がきれいに見えると書いてあり、天気は晴れ予報、登山口まで向かう道中も青空が広がるグッドコンディションだったので、ワクワクしながら登山を始めました。

登山口に入るとややきつめな登りが続いたため、CLの矢口さんから少しペースを落として~と声掛けがあり、息切れすることなく歩みを進められました。木の間から時折見える乗鞍岳がとてもきれいで山頂の景色を待ち遠しく思っていました。

今回は、矢口さんからの提案で、雪道をツボ足で歩く練習のため、できるだけアイゼンを装着せずに歩くことになりました。樹林帯では少し凍っている箇所もありましたが、難なく歩くことができました。このまま山頂まで行けるかな、と思っていましたが、山頂直下の急登に入ると足が滑る滑る。キックステップを意識してもガチガチの路面には登山靴が刺さらず、ピッケルで滑らないようにしながら1歩ずつ足を進めましたが、とても体力を消耗しました。アイゼンが無いとこんなに滑るのか、とアイゼンのありがたみを痛感しました。斜面の中腹でアイゼンを付けるとスイスイ進むことができました。

そうこうして山頂に着きましたが、周辺はガスガス、期待していた景色はまったく見えません。加えて、強風でとても寒いので、山頂の滞在は短時間にして、集合写真を撮ったらすぐに下山を開始しました。

下山中にうれしい出会いがありました。駐車場近くでカモシカに至近距離で会うことができました。

今回の山行できれいな景色が見られなかったのは残念でしたが、雪山歩行の訓練になりました。参加者全員で、次回は絶景を見るぞ、とリベンジを誓いました。皆さんありがとうございました。

【日 に ち】令和7年3月9日(日)
【登 山 口】白骨温泉
【参 加 者】5名: 五十川幸学、今峰正利、日比野容子、矢口重治、平松拓実
【コースタイム】8:00白骨温泉駐車場→8:20十石山登山道入口→13:00十石山→13:05十石小屋→13:16十石山→15:30十石山登山道入口→16:00白骨温泉駐車場
【ヒヤリハット】山頂に向かっているときの休憩中、五十川さんがリュックを下ろし、荷物を取り出した際にヘルメットも一緒に出てきてしまい、ヘルメットが山肌を滑走して見えなくなってしまいました。咄嗟に矢口さんが取りに行ってくる!と言って登山道を外れて取りに行ってくださいました。坂道での休憩は注意が必要と感じました。
【記 録 者】平松拓実

2025年03月09日

2025/02/16 ゆっくり山行 米田白山

山行報告書

「カテゴリー」 ゆっくり山行
「山   名」 米田白山  正式名 白山
「報   告」  

米田白山は美濃加茂市の山です。標高は274M、簡単な山ですが、想像以上に良い山でした。

登山口から45分ほどで尾根道へ、尾根は岩場で眺望が良く、写真を撮ったりして、ゆっくり過ごしました。それからの尾根道も岩があり、岩歩きの練習をしなが、歩きました。1時間30分ほどで頂上へ、頂上は見晴らしが無く展望デッキのある小屋へ向かい、昼食としました。展望を楽しみながら、ゆっくりと昼食です。

昼食後は「まどろみの広場」経由で下山をしました

参加予定者10名が5名になりましたが、ゆっくり楽しめました・。

「日   時」 令和7年2月16日(日)道の駅美濃加茂9時集合
「登 山 口」 桜の森駐車場(トイレあり)
「参 加 者」 L後藤允 神山敬三 竹中佳美 馬渕等 浅井敏美 5名
「コースタイム」登山口9:20~10時50分頂上11:00~11:00
        展望台(昼食)12時30分~13時15分登山口
「ヒヤリハット」なし
「記 録 者」 後藤允
「写   真」 後藤允


































2025年02月16日

2025/02/03 平日山行 猿投山

【カテゴリー】平日山行
【山名】猿投山 628m
【報告】予定では羽島インターからの出発でしたが参加者の集合しやすい場所と交通費等、改めて検討し中濃総合庁舎に変更しました。


天気予報では、曇りのち晴れでしたが、夜中まで雨が残り、集合時間にまでに雨が止むか心配でした。
雨は上がりましたが、どんより曇った天気で猿投山登山者用駐車場に着くとすでに20台近くの車があり人気が伺えました。


今回は今峰さんのガイド付き!?の山行となり、木の話しから一等三角点がどのようにできたことなど普段聞けない事を沢山、教えていただきました。大岩展望台では天気が悪く何も見えないと思っていましたが、雲海で何とも言えない景色が広がり来て良かったと思いました。


東の宮も霧とピーンと張りつめた冷たい空気、幻想的な境内を拝める事ができました。頂上の景色は真っ白でしたが来るまでに、素晴らしい景色を拝めたので大満足です!西の宮には「大碓命」が祀られていて宮内庁の管轄らしく知らずに行った事もあり驚きました。


中身の濃い山行でした。


【日時】2025年2月3日   【登山口】御門杉

【参加者】5名: 今峰正利、井筒直美、長尾潤子、山田尚美、杉本好江

【コースタイム】7:50 猿投山登山駐車場 ― 8:15御門杉 ―9:50東の宮―10:25猿投山 ―11:30西の宮―13:20猿投山駐車場

【ヒヤリハット】ありません

【記録者】杉本好江【写真】杉本好江

2025年02月03日

2025/01/26 バリエーション 銀杏峰

山行報告書

[カテゴリー] バリエーション
[山   名] 銀杏峰・部子山
[日   時] 令和7年1月26日(日)
[登 山 口] 名松新道登山口
[コースタイム]
7:00銀杏峰駐車場7:12→7:30名松新道登山口→8:40仁王の松→9:26前山9:44→
10:48銀杏峰10:56→11:50前山12:07→12:40仁王の松→13:30駐車場

[報   告]
福井県には人気の雪山がたくさんある。今回はその中の一つ【銀杏峰/げなんぽ】に行ってきました。道中みなさん先日行かれた壮大な【荒島岳】が見え隠れしている。本日のバリエーションは銀杏峰から部子山の冬季限定縦走周回だけに稜線辺りの雲が皆気になる。


やはり人気の山だけに、駐車場に着く頃には既にたくさんの車が路駐してある。準備後
朝のミーティングにてCLより皆に「今日はベテランSLさんを見て勉強してほしい」。確かにSLとはメンバー全体を見ながら遅い人に合わせパーティーを引っ張っていく重要な役割。ペースを落として歩くというのは案外難しくかなり余裕が無いと逆早くなってしまい上手くできない。SL矢口さんから多くを学ばせていただこう。


スタートから前山までの2時間30分は50分登り10分休憩と負担のかからない丁寧な登り方。前山からの展望は素晴らしく、大野の集落や廻りの山々が美しく見え皆撮影タイムに。樹氷も荒島岳のようなダイナミックなのではなくトゲトゲしていて逆に可愛らしい。


前山を出てほどなくして樹林帯を抜けると、徐々に爆風が。寒いというメンバーもおり
遮るものが無い中皆防寒対策で今一度着込む。山頂到着時には顔が寒いというより痛い。
ガスと強風の中他の登山者に集合写真を撮って頂く。部子山方面を見ても稜線からの展望は無さそう。天候回復する?悩ましい所リーダー判断で周回はせずピストンすることに。


樹林帯まで下り昼食にした。少しの違いで風が穏やかで寒くない。山頂方向を眺めると雲が掛かったり青空が覗いたりの繰り返しの雪山らしい天気。これもまた良し。


昨年個人で平日に銀杏峰訪れた時も天候不良で部子山には行けなかった(その時は今回と違い誰にも会わなかった)。残念ではあるがこれも登山、これが良い経験となる。楽しい企画をありがとうございました。
[参 加 者] 梅田直美(CL) 青木日登美 赤星広美 五十川幸学 末次美鈴 東明裕 永島慎三 日比野容子 山本善貴 井筒直美 矢口重治(SL) 計11名


[ヒヤリハット]なし
[記 録 者] 永島 慎三
[写 真]   東明 裕

2025年01月26日

2025/01/19 名山企画 荒島岳

山行報告書
[カテゴリー]名山企画
[山   名]荒島岳
[報 告 書]荒島岳は福井県大野市にある標高1523mの山で、福井県で唯一『日本百名山』に選定されています。


よく登られているコースを往復で旧勝原スキー場ゲレンデをまず直登するため足にこたえます。前日土曜日晴天だったのでトレースがしっかりあり、アイゼンで登っていきます。


今年は積雪量が多いせいか、急登は爪がきかず滑りやすく苦労しました。距離が長くやっと山頂に着いて、さすが人気の山で多くの登山客が訪れていて、360度パノラマで遠くの山々まで見渡せました。


下山はもちが壁を含む急斜面が何箇所かありました。初心者の私をロープでビレーしてもらい安心して危険箇所を通過でき、無事下山することができました。

[日   時]2025年1月19日(日)
[登 山 口]荒島岳駐車場(旧勝原スキー場)
[参 加 者]青木日登美、赤星広美、井筒直美、苅谷敬三、東明裕、長谷川誠二、
山本善貴、吉田尚史 8名

[コースタイム]美濃国分寺5:00-勝原スキー場跡7:05-トトロの木8:24-
深谷ノ頭8:55-シャクナゲ平9:31-佐開分岐9:52-もちが壁
10:10-前荒島10:39-中荒島岳10:53-荒島岳11:43
前荒島12:08-もちが壁12:32-佐開分岐12:54-深谷ノ頭13:16-トトロの木13:28-角スキー場跡14:14

[ヒヤリハット]山頂手前にクラックあり深いので、落ちないよう注意した
クレバスも亀裂が入りかけていて、避けて通りました
体調不良のため1名リタイヤ

[記 録 者] 井筒 直美
[写   真] 山本 善貴

2025年01月19日

2025/01/19 ゆっくり山行 安桜山

山行報告書

**カテゴリー:** ゆっくり山行

**山名:** 安桜山(あざくらやま)

**報告:**
安桜山は関市の街中の山で、標高は152mです。山自体は変化のない山ですが、登山口の善光寺、下山口近くの新長谷寺、立派な展望台などが楽しめました。
昼食は小さな公園にある円形のベンチでとりましたが、人数にぴったりでした。1月と思えないポカポカ陽気で、楽しく過ごすことができました。


善光寺の鐘楼は、1回50円で鐘つき体験ができ、多くの方が「ゴーン」と打ち鳴らしました。
高い木々の中に立つ展望台は3階建ての大きさで、驚きました。展望台からの眺望を楽しむことができました。

下山口近くの「新長谷寺」は、大きな敷地の中に古い建物や仏像があり、驚きました。ただ、敷地内は「撮影禁止」で、神聖な場所だから撮影禁止とのことでした。

今回山岳会に入られて初山歩きの大塚幸子さん、またお試し参加の金子春幸さんが参加されましたが、それぞれ楽しんでいただけたようで良かったです。

このコースを紹介していただき、案内をしていただいた神山さんに感謝します。

**日時:** 令和7年1月19日(日)

**登山口:** 関市善光寺

**参加者:** L後藤允、浅井敏美、井上美智子、神山敬三、小島孝子、林靖子、馬渕等、大塚幸子、金子春幸(お試し) 計9名

**コースタイム:**
百々ヶ峰駐車場(3名)8:00〜善光寺(6名)9:00〜善光寺山9:35〜展望台9:50〜安桜山10:05〜観音山10:40〜新長谷寺11:00〜観音公園で昼食11:25〜12:15〜善光寺12:50〜解散

**ヒヤリハット:** なし

**記録者:** 馬渕等、後藤允

**写真:** 後藤允

2025年01月19日

2025/01/12 例会山行 大黒山

山行報告書

[カテゴリー]例会山行
[山名]大黒山

[報告] 3日前に雪が降り雪山山行となり欠席者も出ましたが12月の雪山訓練の成果を発揮するチャンスとなりました。ワカンやアイゼンも必要なく、つぼ足で大丈夫でした。

累積標高は約490メートル程でしたが里山ならではのアップダウンがあり変化に飛んだ山でした。雪山でしたので登りも滑ります。フラットフッティングを意識してキックステップで登りました。

展望台のフクロウを見た時はホッとしましたが山頂までまだ400メートルの距離があり重い冬靴と慣れない雪で疲れましたが仲間と一緒なので頑張れました。山頂に着いた時は大変だったぶん達成感は大きかったです。

写真撮影後、展望台まで戻り楽しいランチタイム。温かい焼き芋を頂きホッコリ。そして水墨画の様な山々の景色を眺め感動しました。下山は人が通った分だけ滑りまくり歩きにくく先頭からどんどん離れていき焦りましたが殿(しんがり)にベテランの今峰さんがみえたので心強かったです。

雪山はいつもの歩き方とは違いますので、その都度の状況にあわせた歩き方を教えて頂き、確実に覚える事が出来た気がします。人の踏み入れていない場所で動物の足跡を発見し、粉雪を舞わせながら降りて行けた時の快感は忘れられない体験となりました。

優しい仲間と一緒に登れて山学会に入って本当に良かったです。

[日時]1月12日
[登山口]大黒山登山口
[参加者] 13名
[コースタイム]大黒山登山口8:40→大黒山山頂10:45→大黒山登山口12:30
[ヒヤリハット]下山は滑りまくり歩行技術不足で転倒した。
[記録者]堀智子
[写真]

2025年01月12日

2024/12/22 技術委員会 雪山訓練 大日ヶ岳

山行報告書

[カテゴリー] 技術委員会 訓練
[山   名] 大日ヶ岳

[報 告 書] 毎年度、雪山・岩稜帯にはいる前には訓練を実施することを技術委員会で決定した。特に昨年、個人山行での死亡事故が起きているので、訓練の重要性を再認識した。初級・上級とチームをわけての訓練を行った。美しい雪山には魅了されるが、技術なしに入山すると命に関わる事態となる。技術を習得したうえで雪山を楽しんでほしい。


午前中は、雪になれるため、大日が岳の往復から開始。前日に降り積もった雪のため、新雪でトレースなく、わかんやスノーシューでのラッセル山行となった。雪山も初めての人も多かったため、ラッセルには驚いたと思う。しかし、新雪をかき分けて登る山はなかなか体験できないため、良い経験と訓練にはなっただろう。朝は曇天であったが、大日の山頂に近づくにつれて晴れ間が広がり、山頂からは鎌ヶ峰や前大日の姿を楽しむこともできた。


午後からは、初級・上級とチームをわけての訓練とした。まずは、訓練ゲレンデの整備から。
初級チームは、雪山になれるところからはじめ、歩き方の練習を中心に行った。
上級チームは初期制動・滑落停止訓練を中心として、肩絡み・制動確保などのロープワーク技術を行った。
個別で、雪洞堀・ツエルト技術などの講習も行い、盛り沢山な講習内容であり学びも多かったことと思われる。


雪が新雪であったため、アイゼン訓練を行うことができなかったが、2025年1月5日に参加者有志で蓼科山に登り、初心者にはアイゼンでの歩き方やピッケルの使い方を教えることができた。


[日   時] 2024年12月22日(日)
[登 山 口] 高鷲スノーパーク ゴンドラリフト乗り場

[参 加 者]  梅田, 山本, 日置, 井筒, 高橋, 長尾, 堀, 安井, 林, 山田 由紀子, 矢口, 東明, 長谷川, 青木, 赤星, 五十川, 伊藤, 苅谷, 日比野, 吉田
計20名
        
[コースタイム] 8:30 スキー場集合 解散 15:00

[ヒヤリハット] 特になし

[記 録 者] 東明
[写   真] 東明

2024年12月22日

2024/12/22 ゆっくり山行 船来山

山行報告書

「カテゴリー」ゆっくり山行

「山   名」船来山

「報   告」 船来山が数多くの古墳で、「国指定の史跡の山」とは、知りませんでした。当日は水谷さんの紹介で、ボランティアの方が、案内をしてくれました。
        多くの古墳があり驚きましたが、数年後には立派な古墳遺跡として、整備される、とのことでした。
       そして、急斜面の岩が崩れて掘り出された内蔵品が、東京の国立博物館に展示されている、との事でした。国立博物館に行かれる時は、是非ご覧ください。
また、船来山は名前通り、昔この場所まで船が来た、との 事です。流量の多いときは、川幅が500Mもあった様で、
       石室の天板が、船で名古屋城へ運ばれた、との事です。
        船来山を歩き、楽しく勉強が出来た一日でした。

「日   時」令和6年12月22日(日)午前9時 

「登 山 口」道の駅富有柿の里

「参 加 者」L後藤允 臼井涼 神山敬三 纐纈守 下畑佐和子 林靖子
       馬渕等 横田昭夫 高木基揚 水谷嘉宏 日本山岳会 10名
       ボランティアの方 2名

「コースタイム」 道の駅富有柿の里9時10分~~船来山9時55分~~
       郡府山10時30分~~智勝院11時30分~~道の駅富有柿の里12時~~昼食~~解散12時55分

「ヒヤリハット」 無し

「記 録 者」 高木基揚 後藤允

「写   真」 横田昭夫

「そ の 他」 下山口の智勝院の裏山は、山一面が立派な竹林です。春にはタケノコがたくさん採れて、処分に苦労をされる、との事で、当会に応援を依頼されました。
タケノコ狩りは、執行部の了解を得て、参加費無料、タケノコ取り放題で、開催する予定です。
       ただし、急斜面で不要な竹が切ったままで放置されていて、タケノコを採るに苦労をします。また、採ったタケノコは、自分で運び降ろす必要があるので、参加者は日本山岳会の会員のみ、とします。
        後日、案内をしますので、よろしくお願いします。
       開催日は、4月下旬から5月上旬の予定です。

2024年12月22日

2024/12/15 例会山行 学能堂山

山行報告書
[カテゴリー]例会山行
[山   名]学能堂山 1021.4m 二等三角点 地理院地図2.5万図 菅野
[報 告 書]週末は寒気が入り山沿いでは積雪の予報だ。三多気の桜駐車場に着くまでには幅の狭い細い道路を登らなければならないので路面が凍っていると運転も大変だが積雪がなくて良かった。途中車窓から山を眺めると山は冠雪しており寒そうな感じがした。
        準備をして登山口に向かうが、南に下らなければならないのに北に向かってしまい途中に何か変だなと思っていると、大洞山登山口に着いてしまった。慌てて方向を南に変えたが50分もロスがでてしまった。
       気分を変えて標高407mから杉平集落の道路を歩き、そこから薄っすら雪の積もった道を林道終点の丘の平分岐まで歩く。終点からはからは急坂の谷道になりつづら折りに登った。積雪は3cm位だろうか。杉平峠からは道は緩やかになり周りの広葉樹の枝に着雪した雪が太陽に照らされて実に美しい。この感じでは山頂付近は霧氷が見られるのではないかと思いながら、足どりも早くなる。標高960m付近になると積雪は20cm位になり、昨日に降り積もった雪はふかふかで柔らかく周りは白銀の景色になった。
        山頂まであと少しだ。段々と視界も広がり風が強いが一気に展望が開け、学能堂山に登頂した。大洞山や三峰山、三角の尖った山は高見山だろうか。寒いので長居せずに集合写真を撮って、下山をしかかると山田尚実さんが重さあ~ん、重さあ~んと叫ばれた。重さんはきっと空からみんなを見守ってくれていると思う。
 杉平峠で昼食を摂っていると数人の登山者が登ってきた。風はないのだがペットボトルの水が凍るくらいだから氷点下になっていると思う。杉平峠で食事を終えて丘の洞分岐まで急坂を下りそこから長い林道を降りた。車道にでて三多気の桜の名所の所まで帰ってきた。老木を眺めながら満開の花を見たいものだと思った。もうすぐ冬至となり、一年で最も日が短い時期ではあるが予定時間通りに下山できた。遠路運転された山本さん、園部さんありがとうございました。
[日   時]12月15日(曇りのち晴)
[登 山 口]三多気の桜駐車場
[参 加 者]今峰正峰、纐纈守、清水友子、園部徹、高橋奈緒子、藤沢哲郎、馬淵等、山住里美、山本善貴、山田尚実
[コースタイム]美濃国分寺6:00=三多気の桜駐車場9:00―大洞山登山口9:35―三多気の桜駐車場9:50―丘の平分岐(林道終点)10:56―杉平峠11:35―学能堂山山頂12:05―杉平峠12:35~13:05―丘の平分岐13:31―三多気の桜登山口14:30―美濃国分寺18:15
[記 録 者」清水友子 山本善貴(編集)
[写   真]山本善貴

 

2024年12月15日

2024/12/14 清掃登山 百々ヶ峰

山行報告書

[カテゴリー] 清掃登山 百々ヶ峰
[山   名] 百々ヶ峰
[報   告] 日本山岳会岐阜支部の清掃登山が百々ヶ峰で開催された。清掃活動参加者は 13名だが、同時進行でパーソナルの地図読み登山が開催されて6名で実施された。

9時にふれあいの森駐車場に集合。13名はAコース(三田洞展望広場経由)6人、、Bコース(権現山経由)7人の2組に分かれて登山を開始した。それぞれ手袋、トング、ゴミ袋を携帯し登山道沿いのゴミを探しながらゆっくり登っていく。地図読みグループ6人も山頂目指しながら清掃登山を実施した。

この時期は枯葉が多くゴミはなかなか見つけにくい。分別しながら拾っていく。天気は良くて風は冷たいが心地良く談話しながら10時50分にAチーム山頂到着。ほぼ同時に権現山コースのBチーム、地図読みチームも到着した。山頂の展望は御岳山、伊吹山は雲の中だが金華山は見えた。遅れて地図読みチームも合流して山頂で昼食をとった。記念写真を撮影したのち、それぞれ周回コースで下山した。下山道はすでに拾われたのかゴミはほとんどなかった。暖かい日差しを浴びてのんびり山行が出来た。

A、Bチーム、地図読みチームが同時に駐車場に到着。時間的にもピッタリのいいところである。
予想外にゴミの量は少なかったのは登山者のマナーがいい証拠だろう。安心したが少しでもゴミを減らすために今後も続けたい行事である。

[日   時] 2024年12月14日
[登 山 口] ながら川ふれあいの森 三田洞駐車場
[参 加 者] A-CL 五十川幸学、B-CL山本善貴、井筒直美、下畑佐和子、今峰正利、
高橋奈緒子、苅谷敬三、神山敬三、園部徹、林真由美、山住里美、
篠田喜美子、竹中佳美、東明裕、梅田直美、水谷嘉宏、一般の人3名
以上19名
[コースタイム] 9:10ふれあいの森駐車場―10:50百々ヶ峰―11:40百々ヶ峰―
12:55ふれあいの森駐車場
[ヒヤリハット]危険な所はありません。清掃行事として一般の人も参加してもらう予定でリクリエーション保険(1000円)に入ったが一般の人の参加がなかったので加入は必要なかったと思う。一般の人にも参加してもらえるようにしたい。
[記 録 者] 五十川幸学
[写   真] 五十川幸学、山本善貴

2024年12月14日

2024/12/12 平日山行 両見山

【カテゴリー】  平日山行
【山 名】  両見山
【報 告】  山行案内の集合場所はカーマホームセンター穂積店の利用でしたが苧ヶ瀬池の駐車場も集合場所には良いと聞き変更しました。

今回は近場という事もあり 桃太郎公園に近い方には現地集合になりました。


登山というよりもハイキングコースの様な 沢もある、ゆる山でお喋りも楽しみながらの山行で、なめてただけに西山の手前から 急こう配だったのが 少し辛かったです。

好天に恵まれ、雪の積もった御岳山などの山々を見ながらみんなで、あの山は白山、乗鞍…と確認しながら眺める事ができました。

下山後せっかくなので名物❓の桃太郎さんの見学をしてかえりました。

【日 時】 令和6年12月12日 (木)
【登山口】 桃太郎神社
【参加者】 伊藤 透  片山 佳津子  園部 徹  高橋奈緒子  永島 慎三
日比野 容子 馬淵 等  竹中 佳美  日置 文夫 井筒 直美 杉本 好江
【ヒヤリハット】 無し
【写 真】 杉本 好江

2024年12月12日

2024/11/23 例会山行:小津権現の森作り:芋煮会

第8回・権現の森林づくり報告(日本山岳会岐阜支部)

       支部長 東明 裕    記録者 馬渕 等  写 真 馬渕 等
 
・令和6年11月23日「祝(土)」  天候:曇時々晴
     「今年最後の森林づくり及び食事会(芋煮会)」

 ・参 加 者 ---- 五十川 幸学、井筒 直美、今峰 正利、梅田 直美、片山 佳津子、
苅谷 敬三、小林 和雄、酒向 修平、清水 友子、下畑 佐和子、
杉本 好江、園部 徹、高木 基揚、竹中 佳美、東明 裕、
戸田 早映子、藤澤 哲郎、、馬渕 等、山住 里美 
… 以上19名

◆ 今年最後の8回目の森林づくり作業である。終了後は、食事会(芋煮会)で一年
を労った。
作業は19名の多くの方が参加して頂き、三班に分け行った。


・現地での作業  ・山頂迄の登山道の確認・修復作業
     ・食事担当
天候は、予報通り寒波の影響を受けどんよりした空で晴れ間が時々見せるが北
風も吹き寒空であった。
森周辺の落葉樹は、大部分が葉を落とし厳しい冬が直ぐそこまで来ている気配
  を感じさせていた。


◆作業内容
① 現地において「栗・どんぐりの実」の植付作業
実がネズミに食べられず厳しい冬を越し、春には沢山芽が出る事を祈りたい。
② 登山道の修復等
   懸案になっていた現地の登山道を塞いでいた倒木の撤去
③ のぼり旗の撤去 等々

◆ その他
食事会は、食事担当の方が沢山の料理を用意して頂き賑やかで楽しい芋煮会を
行う事が出来た。


◆ 課 題
揖北林道の延伸工事中止を踏まえ、今後の森林づくりの進め方。

2024年11月23日

2024/11/16-17 五支部懇親山行 一乗城山

山行報告書

[カテゴリー] 五支部懇親山行 
[山   名] 一乗城山
[報   告] 東明さんの車に乗り合わせて、初めて通る冠峠のトンネルを抜け、福井へ向かった。福井の池田町はそば処のようで、昼食に塩つゆの蕎麦を初めて食べ、その素朴なおいしさに舌鼓を打った。宿泊場所となった「るぽの森」はとてもおしゃれで星野リゾートを小さくしたような施設で夜になると提灯が灯され、とても趣がある宿だった。

.
恒例の講演会の後は待ちに待った懇親会。前回の五支部で顔見知りになった会員との再会や、温泉の話や山の話など、さまざまな引き出しを持った方々との話がはずみ、岐阜岳連製作の売れ残って困っていたカレンダーを売り込んでみたところ、欲しい人が多すぎてじゃんけんで勝った人が購入したという前代未聞の出来事が嬉しかった。

翌日は、朝倉氏の城跡遺跡の説明を受けながら一乗城山に登ったが、途中で雨が降り出し、山頂近くでは傘や雨具を着ての散策となった。下山し、直接東京へ帰る池田さんと別れてからの帰路は「福井と岐阜の池田町スタンプラリー」のスタンプを集めながらの、徳山や横蔵寺の紅葉鑑賞や道の駅での買い物三昧。あっという間の2日間で、濃密な楽しい時間を過ごすことができた。

[日   時] 令和6年11月16日~17日
[登 山 口] 福井県池田町 朝倉氏遺跡より
[参 加 者] 長屋 桂子・水谷 透・下畑 佐和子・高木 基揚・白木 貞次・東明 裕・
山本 善貴・池田 真由美・梅田 直美・小島 孝子 以上10名
[コースタイム] 9:00 出発 → 11:22 山頂 → 13:00 下山
[ヒヤリハット] 特になし
[記 録 者] 梅田 直美
[写   真] 梅田 直美

2024年11月16日

2024/11/11 平日山行:白草山

【カテゴリー】平日山行
【山名】白草山
【報告】白草山は長野県木曽郡王滝村と岐阜県下呂市にまたがる阿寺山地の標高1641mの山です。
管理もされているので歩きやすく初心者でも登り易いコースでした。


登山者駐車場もあり黒谷林道入口まで数分、そこから登山口までゆっくり歩いて約40分途中、モヒカンと呼ばれる所があり理解ができませんでしたが、見てなるほど!山がモヒカン刈りになっていました。


色付き始めた紅葉を眺めながら歩くと3つの岩が積み重なっている「三ツ岩」がありました。
更に進んだ所に箱岩山と白草山の分岐があり足元を見ると、何やら小さな葉が見え水芭蕉との事でした。箱岩山からは白山が見え分岐まで戻り白草山に向かいました。


開放感ある稜線を歩き山頂へ。山頂の真正面には御岳を眺める事ができ360度のパノラマを楽しむ事ができました。

【日時】2024年11月11日   【登山口】黒谷林道

【参加者】今峰正利、井筒直美、園部徹、戸田早映子、林真由美入口
     堀智子、杉本好江

【コースタイム】9:00黒谷林道入口―9:45白草山登山口―11:10箱岩山
―11:45白草山、休憩―13:35白草山登山口―14:10黒谷林道

【ヒヤリハット】危険個所、けがはありませんでしたが、水芭蕉のあった
分岐の所が湿地帯とは知らずに足を踏み入れたので沈んでしまいました。

【記録者】杉本好江【写真】今峰正利、杉本好江

2024年11月11日

2024/10/27 例会山行:市民登山 城ヶ峰(揖斐)

山行報告書

[カテゴリー] 国内山行

[山   名] 市民登山大会 城ヶ峰(揖斐)

[報 告 書] 

毎年行われる市民登山大会です。今年は岐阜市役所登山部の担当で揖斐の城ケ峰でした。それぞれの山岳会、岐阜市民が100名ほど参加し、岐阜支部からは、16名の参加でした。


当日は、揖斐川町民俗資料館に集合、ラジオ体操等の準備運動をしてから、山岳会ごとの班で9時半スタート。城台山までは、小鳥の巣箱があったり、文学碑があったりよく整備された道でした。城ケ峰山頂付近でランチ。ほかに登山者は居ないと思いましたが


ここで何名かの登山者が通っていきました。城ヶ峰山頂からは歩きすい尾根道歩いて行きます。時折景色を見ることができましたが、全般的に眺望はありませんでした。

途中でピンク色の実を見つけ、東名さんがつるを引っ張って取ってくれました。下畑さんから「それはムベです」と説明がありました。帰ってから食べましたが、梨のような味でしたが、とても種が多く果肉はあまりありませんでした。獣除けのフェンスを出ると下山です。あとは道路を歩いて民俗資料館まで帰りました。


皆、無事に下山することができましたが、岐阜支部配られた札が一つ紛失してしまい役員の方に迷惑をかけてしまいました。来年は参加の方に番号札を配る際には気を付けたいと思います。

[日   時] 10月27日(日)

[登 山 口] 揖斐川町歴史民俗資料館側登山口 

[参 加 者] 東名裕・梅田直美・今峰正利・山住里美・高木基揚・水谷嘉宏・五十川幸学・片山佳津子・下畑佐和子・清水友子・井上美智子・園部徹・長尾潤子・藤澤哲郎・馬渕等・林真由美 以上16名 
        
[コースタイム] スタート=9時30分  競技終了=14時00分

[ヒヤリハット] 登山道にヒルがいて 嚙まれてしまった。
下山してから気が付いた。

[記 録 者]  林真由美
[写   真]

2024年10月27日

2024/10/20 バリエーション&ゆっくり山行山行 三方岩岳・野谷荘司山

[カテゴリー]バリエーション山行
[山   名]三方岩岳・野谷荘司山
[報 告 書] 昨日の晴れ予報とは打って変わり、向かう途中からパラパラと雨が降ってきました。幸い、登山開始からしばらくしたら雨は止みましたが、風が強く、冷たい。登山道は最初から急坂が続きます。9:30頃途中の展望台に到着しましたが、展望もなく、やはり風が強い。

やがて尾根道に入ります。途中、熊のものと思われる黒々とした大きな「おとしもの」が登山道の真ん中に堂々と落ちています。しばらく歩くと、また!という具合に。この日、合計すると30~40個ぐらい発見しました。

三方岩岳に近づいていきますが、肝心な岩は霧の中、頂上まで行っても霧 は晴れず、風も強い。ホワイトロードの駐車場から出発した別隊とはこの辺りで出会いました。

三方岩岳から野谷荘司山まではアップダウンが結構あります。登りの疲れと寒さで疲労したところで、野谷荘司山山頂へ到着。北縦走路のこの先は、白山に繋がっているのですが、この尾根の続きでは踏破はかなり難しそうだと感じました。

下山時、ようやく霧があがってきまして、下山する鶴平新道の尾根が紅葉で染まっていました。上から見ると、紅葉で敷き詰められた尾根を歩いているような心地がして、感動しました。下山も結構な急坂で苦労しましたが、15:00には登山口に到着しました。
[日   時]2024年10月20日(日)
[登 山 口]白川村 馬狩登山口
[参 加 者]青木日登美、赤星広美、今峰正利、梅田直美、苅谷敬三、小林和雄、酒向修平、末次美鈴、杉本好江、杉山範子、東明裕、藤澤哲郎、久田宗昌、山本善貴 計14名
[コースタイム]中濃総合庁舎5:00-馬狩登山口7:00-7:15登山開始-三方岩岳10:40-野谷荘司山11:40-12:30-鶴平新道-15:00馬狩登山口
[ヒヤリハット]なし
[記 録 者] 久田宗昌
[写   真] 山本善貴

 

「カテゴリー」 ゆっくり山行

「山 名」 三方岩岳と野谷庄司山

「報 告」 山行リーダーの後藤さんからケガでドクターストップがかかりリーダーをやってもらいたいとのメールを受けて急遽、初リーダーを行うことになった。といっても、全ての手配は後藤さんが行っていただけて当日の引率のみということで気軽に引き受けた。

開催にあたっては、前日の雨が残らないか心配であったが、どの予報を見ても雨は夜半に止み午前中は曇りでもお昼からは快晴の模様。早朝、集合場所に向かう頃には予報通り青空が広がっている。ところが高速道路の分水嶺を過ぎたあたりから曇り空に。白山ホワイトロードに入ったあたりから時折時雨れて雲の中に入ったようにガスガスとなった。もう一つの心配事であった駐車場が空いているかどうかはギリギリクリアできたが、スタート時点では視界が5メートルといった状況。

各自レインウエアにスパッツ、ザックカバーを装着して予定通り9時にスタート。登山道は泥濘と滑りやすい木の根が多いもののよく整備されていて急登はない。ある程度ゆっくり先導していたつもりであったが、後方から何度も早すぎるとの注意が入る。さらにスピードを落としても、紅葉が目に付く都度、停止して写真撮影が入るため間隔が開く繰り返しであった。

三方岩岳山頂手前の展望台広場に09:50に到着。眺望が期待できないため、ここで休憩を取って下山するか迷ったが、お昼には視野が開け風が止むことを期待して、野谷荘司山からの帰路にここで昼食休憩を取ることとし、10分程度の休憩を取って野谷荘司山に向かうこととした。 野谷荘司山に向かう数分のところに三方岩岳の山頂には標識はあるが三角点はない。その先の分岐点でバリエーション山行チームとすれ違うことができた。

そこから40分ほど進み、馬狩荘司山を越えたあたりの小休憩で「これ以上進んでも視界が得られないから引き戻そう」との声があがる。ここではリーダーシップを発揮してまとめなくてはならないところであったが、全員の希望を伺ったところ丁度半々となったため、野谷荘司山に向かうチームはSLに任せて休憩ポイントに戻るチームに入ることとした。 戻った展望台広場は100名以上みえるのではないかと思える人で賑っていたが、何とか風を防げる場所を確保し、ランチ休憩を取ることとした。さらに続々と登って見える方がみえ、寒さもあって長居はできないと判断し、少し早めに下山することにした。 駐車場は満車で一度車を出すと戻るのは困難な状況で、車の中で暖を取ることとなった。皮肉にも時間経過とともに少し視界が開け、駐車場の北斜面の紅葉を楽しめる時間があった。 15時、野谷荘司山に向かったチームと合流し帰路についた。

なお、野谷荘司山に向かったチームはバリエーションルートのメンバーと合流して野谷荘司山でランチ休憩を取った。時折視界が開け、眼下の鳩谷ダム湖も望むことができたとのことであった。 「日 時」 令和6年10月20日(日) 「登 山 口」三方岩駐車場(白山ホワイトロード)

「参 加 者」L園部徹、SL竹中美幸、小島孝子、林靖子、堀智子、山住里美、村松哲彦、浅井敏美、伊藤透、井上美智子 10名

「コースタイム」 中濃総合庁舎07:00~三方岩駐車場 08:50~三方岩岳登山口 09:00 ~09:52三方岩岳展望台~10:13三方岩岳山頂~11:25 ①②5名ずつの2チームに分かれる ① ~11:53三方岩岳展望台(昼食休憩25分)~13:00三方岩駐車場 ② ~11:58野谷荘司山(昼食休憩40分)~14:24三方岩岳展望台~14:58三方岩駐車場 15:10三方岩駐車場~17:05中濃総合庁舎(解散)

「ヒヤリハット」 今回はモヤが切れることが望み薄と思われたためピークハントしたいチームと戻りたいチームに分かれたが、リーダーシップを発揮しなくてはならない場面であった。 また、合流等についても携帯が繋がらない山であることを認識してもっとしっかり確認しなくてはならなかったと反省している。

「記 録 者 」 園部徹

「写 真 」 園部徹、井上美智子

2024年10月20日

2024/10/20 ブンゲン 沢登り

日 時:2024年10月20日(日)
参加者:CL:矢口重治 SL:長谷川誠二 林真由美 山田由紀子 

当日の天気は晴天。少し肌寒いが沢日和。水が冷たくなる季節なのでウェットスーツ上下を着込んだ。最終的にはこれが正解。ブンゲンは昨年体調不良者が出たために途中撤退した沢。今回はそのリベンジ戦である。ここは沢を登って沢を下るユニークなコースなのだ。


かすがモリモリ村駐車場に5時半集合。林さんは東北遠征の帰りに自宅にも寄らずに直接集合地に駆け付けてくれた。そのまま4台で大平八滝駐車場に移動。ここで身支度し準備体操した後6時半行動開始。駐車場から林道を約100m位下ったガードレール脇から入渓。転んだフリをして全身に沢水を浴びる。かなり冷たい。鹿笛が近くから聞こえる。栃の木の巨木がお迎えだ。連続した小滝・多段のナメ滝を登る。多段の滝では思いっきりシャワーを浴びる。今回は脚力のある4人なのでどんどん流芯を攻めていく。難しい滝ではCLが先行してお助けロープを出した。また、水流の激しい滝ではCLが30mロープを出して確保しながら登らせた。全員調子が出てきた。二俣を左に進むと竹屋谷名物のトイ状の50mはある長い斜爆が現れた。女子メンバー曰く「ここ登れるのですか?」CLの答え「怖がらなければ絶対に登れる!」女子メンバーも頑張って登り切った。ここを過ぎても油断は出来ない。思いっ切りシャワーを浴びながら多段の滝を登る。寒さを訴える女子二人はレインウェアーを着込んだ。遡行終了点のゴーロに出てからGPS頼りに笹薮を漕ぎながら支尾根に登り奥伊吹スキー場からの登山道を探す。程なく登山道に出た。稜線の紅葉最盛期にはもう少しだ。ブンゲン頂上11時15分着。予定通りだ。快晴のブンゲン頂上からは槍穂高、白山、乗鞍、御嶽が綺麗に望めた。歓声があがった。しばし休憩していると、名古屋から来た男女の二人組に出会う。ここぞとばかりにシャッターを押して貰った。女子メンバー曰く「こんな水が冷たい季節にブンゲンに来る人もいるのですね?変人ですよね?」CL曰く「君もその変わり者の一人だよ!」北谷への下降点は笹薮の中なので注意深く探す。申し訳無い程度のピンクテープに導かれ笹薮に入り下降点を見つけた。ここからは多段の滝が出るまではナメ滝・小滝をどんどん下る。途中途中にトラロープが張ってあるので利用させて頂いた。トンネル滝やトイ状S字滝はシャワーを浴びながら30mロープで懸垂下降。両門の滝では30mロープ2本繋いで懸垂下降した。一箇所CLのロープ支点の作り方が甘くヒヤッとした場面があったが斜度が緩かったので難を逃れた。心配させて申し訳ない。反省しきりである。練習の為に、5m以上の滝は極力巻道を使わず、全て懸垂下降で降りた。最後は遊歩道経由で駐車場には15時15分に帰着した。予定より少し早い位だ。ここで着替えお互い感想を述べ解散とした。楽しかったです。満足しました。との感想が嬉しかった。


今年の沢登り同好会の活動はこれにて終了。2024年もいろいろな事がありました。沢仲間でもあった重森さんの冬山遭難事故があった。元気であれば、今年の沢登りには毎回ご一緒出来たであろうことを思うと残念で仕方がない。また、私の沢登りと山スキーの相棒であった山田昌孝さんが岐阜支部を退会された。痛恨の極みだったが、フレッシュな新人も複数参加してくれた。室内クライミングジムでの訓練会も実施した。残念ながら、沢の現場で怪我人が発生してしまった。CLとして目配せが足りなかったと大変申し訳無く思っている。しかし、リベンジ沢上(そうれ)谷は無事に終了点まで完走できた。今回のリベンジブンゲンも成功した。これにて小生はCLを卒業します。来年は長谷川さんにリーダーをお願いします。長谷川さんは体力的にも技術的にも沢登りのCLとしては適任です。大いに頑張って貰いたい。沢慣れしていない初心者も参加します。初心者向けの沢の選定も必要。外岩でのロープワーク訓練も必要。室内クライミングジムでの訓練も必要。一番大切なことは数多くの沢で実地経験を踏む事だ。今年は他団体とコラボレーションすることは出来なかったが、来年は参加者の技術レベルを上げて、他の団体の沢屋さんとのコラボも実施出来たらと考える。いろんな山の計画がある中で、沢登り同好会の沢に参加して頂き有難う御座いました。来年も楽しくやりましょう。


           記録・写真 矢口重治

2024年10月20日

2024/10/12~14 例会山行・陀羅仏小屋山行 火打山・妙高山・一夜山

山行報告書

[カテゴリー]  例会山行・陀羅仏小屋山行
[山   名]  火打山(2,462m)・妙高山(2,454m)・一夜山(1,562m)
[報   告] 
【1日目】午前4時に中濃総合庁舎に集合し9名が車2台で移動、登山口で2名と合流。連休前のためか、すでに駐車場は満車で近くの路肩に駐車しました。登山口で自然環境保全に係る協力金(500円)の寄付をしてライチョウの木のホルダーをつけて登山開始。


  樹林帯の景観を楽しみながらひたすら登りました。「十二曲がり」は名前ほどきつくなかったのですが、その後の登りの方が長くて大変でした。紅葉はあまり進んでおらず、次第に空は曇り空になってしまいましたが、標高2,110mの「天狗の庭」に到着すると、秋らしい湿地の風景に心が奪われました。ところどころ小さな水面が光を反射して、枯山水のような岩が点在する、天狗の「庭」という粋なネーミングどおりでした。

山頂は曇りで残念ながら周りを眺望することはできませんでした。1日目は黒沢池ヒュッテまで移動し宿泊しました。山小屋はとても寒く、みなさん梅酒で体を温めて休みました。


【2日目】早朝に出発、途中、見事なモルゲンロートを見ながら妙高山へ。外輪山を登ってからいったん下って妙高へという登り返しのきつさを実感しました。天気に恵まれ、山頂では見事な雲海とブロッケン現象、周りの山々や遠くに富士山も望むことができ、みなさん、撮影タイムを楽しみました。登って良かったと幸せな気持ちになる景色でした。

 


  下山してからは、陀羅仏小屋へ移動する途中に温泉へ寄り、汗を流してリフレッシュすることができました。陀羅仏小屋では翌日の山行に参加する方々とも合流し、美味しい鍋料理を囲み懇親会を行いました。


【3日目】
一夜山は、秋のキノコを探したり、山ブドウやサルナシを味わったりしながら、楽しく歩きました。天気に恵まれ、山頂は360度の展望があり、山の名前を教えてもらいながらたくさん写真を撮りました。下山後、みなさんと蕎麦道場で信州蕎麦をいただいてから解散しました。3連休最終日と高速道路の工事が重なり、帰路は渋滞がありました。


3日間を通じて、初秋の山を楽しむことができました。

[日   時] 2024年10月12日(土)、13日(日)、14日(月・祝日)
[登 山 口] 新潟県妙高市笹ヶ峰、一夜山登山口
[参 加 者] 東明(CL)・青木・五十川・今峰・梅田・塩入・杉山・林・増田・松原・
山本(SL)、以上11名
陀羅仏小屋から合流:長屋・堀・池田・山田尚・村松・下畑 以上6名
[コースタイム] 
10/12 笹ヶ峰登山口(08:47) → 黒沢橋(09:39) → 富士見平分岐(11:13) → 高谷池ヒュッテ(12:01) → 天狗の庭(12:38) → ライチョウ平(13:10) → 火打山(13:43) → ライチョウ平(14:25) → 天狗の庭(14:56) → 高谷池ヒュッテ(15:11) → 茶臼山(15:36)黒沢池ヒュッテ(16:00)

10/13 黒沢池ヒュッテ(05:38) → 大倉乗越(05:56) → 長助池分岐(06:33) → 妙高山北峰(07:45) → 日本岩(8:01)→妙高山南峰(08:04) → 妙高山北峰(08:23) → 長助池分岐(09:23) → 大倉乗越(10:06) → 黒沢池ヒュッテ(10:34) →黒沢丸太橋(11:11)→ 富士見平分岐(11:36) → 黒沢橋(12:43) → 山小屋明星壮(13:21)→ゴール(13:29)

10/14 出発地点(9:18)→西越開拓地跡駐車場(9:22)→一夜山駐車場(9:46)→一夜山(10:50)→一夜山駐車場(12:26)→西越開拓地跡駐車場12:43)

[ヒヤリハット] ゴロゴロした岩の登山道は転倒に注意
[記 録 者] 杉山範子、山本善貴(コースタイム修正)
[写   真] 山本善貴
 

2024年10月12日

2024/10/06-07 福井旅行

[カテゴリー]旅行
[山 名]福井県周遊
[報 告 書]


当初は神戸へのバス旅行を計画していましたが、参加者不足のため、急遽福井県へマイカーで行くことになりました。直前にリーダーの後藤さんが腕を負傷され、私が代理のリーダーを務めることになりました。

今回の旅行の目的の一つは、冠山トンネルを通過して福井に向かうことでした。新しく開通したこのトンネルを訪れるのはほとんどのメンバーが初めてでした。途中、徳山会館に立ち寄り、素晴らしい景色を堪能しました。紅葉や残雪、山菜の時期にはまた一段と美しい風景が広がることでしょう。宿泊施設もありましたが、補修工事中で、4 月の総会での利用は未定とのことでした。館内は美しく整えられ、徳山村の歴史を伝える写真が展示され、深い感慨に浸りました。


冠山トンネルを抜けるとすぐに福井側へ登る道があり、冠山峠へのアクセスも容易です。その後、池田町に向かい、地元名物の蕎麦を味わいました。池田町は蕎麦の名産地で、蕎麦屋や蕎麦畑が点在しています。私たちが訪れたお店も雰囲気がよく、蕎麦の味は絶品でした。「30 分並んで、30 分待ち、2 分で食事終了」と揶揄しますが、⾧野と比べても福井の蕎麦の美味しさは格別です。

次に、鯖江市にある西山動物公園へ向かいました。道の駅に併設された無料の動物園で、特にレッサーパンダが人気です。テレビでも紹介されることが多いそうで、その愛らしい姿に癒されました。

その後、越前海岸へ移動しました。荒々しい海岸線が続く越前海岸は、冬になると水仙が見事に咲くそうで、ぜひその時期にも訪れてみたいものです。展望台から眺めた日本海の雄大さに心打たれました。旅館へ向かう前に、東尋坊に立ち寄りました。かつては自殺の名所として暗いイメージがありましたが、現在はすっかり観光地として整備され、明るい雰囲気になっていました。手すりやコンクリートが施され、お土産屋も並ぶ観光地となっており、かつての面影は薄れましたが、活気ある雰囲気も悪くなかったです。


旅館に到着後、私は海岸沿いを30 分ほどランニングしました。夕食では新鮮な海の幸を堪能し、特に刺身が格別でした。カニは漁の解禁ではなかったため、冬には越前の民宿でカニ料理を味わいたいと思いました。

翌朝はあいにくの雨でしたが、コスモス公園を訪れました。今年は開花が遅れていたため、2~3 割程度しか咲いていませんでしたが、満開時には1 億本のコスモスが咲き乱れるとのこと。

続いて、勝山市の恐竜博物館へ行きました。以前から訪れたいと思っていた場所で、今回やっと実現しました。展示は壮大で、わかりやすい解説がされており、大人も楽しめる素晴らしい博物館でした。

昼食は大野市で再び蕎麦を楽しみました。前日の池田町の蕎麦と食べ比べましたが、どちらもそれぞれの良さがありました。私は辛味大根を薬味にした大野市の蕎麦が特に気に入りました。最後に、荒島の道の駅でお土産を購入し、岐阜へ向かって帰路に着きました。午後3 時頃に無事到着し、解散となりました。

今回は登山こそしませんでしたが、福井県の豊かな自然や美味しい食事を満喫することができました。こういった旅行もまた新鮮で楽しいものだと感じた二日間でした。

[日 時]2024 年10 月06-07 日(日月)
[参 加 者]:池田・高木・⾧屋・林靖子・早田・東明

2024年10月06日

2024/09/29 沢登り 高山市 奥飛騨沢上谷


[参加者] 矢口重治(CL) 林真由美 山田由紀子 長谷川誠二(SL)
[日時] 2024年9月29日(日)
[行動時間]
AM5:00 美濃市中濃総合庁舎駐車場 集合・出発 AM8:50 上宝町鼠餅地域より入渓 AM9:30 五郎七郎滝 AM10:15 岩洞滝 AM11:00 蓑谷大滝 PM12:00 上流脱渓 PM12:30 上部駐車場到着 その後休憩・着替え等して帰路へ
PM4:30 美濃市中濃総合庁舎駐車場到着・解散
[報告]
今回は、7月7日に途中撤退した飛騨沢上谷のリベンジ山行になります。前回は岩洞滝までしか行けなかったので、今回は全行程を走破することを目標とし、張り切ってスタートしました。今回の天気は曇天。気温は平均温度23℃と前回に比べて随分涼しい状況となりました。この状況では、水も以前より冷たくなり、だいぶ寒く感じるのではなかろうか?と想像しましたが、直ぐにその推測が間違っていることに気付かされました。上下ウェットスーツ着用での歩行は暑く、直ぐに大量の汗をかくことになり、水の中に飛び込んで体を冷やすことになりました。


そんなことを繰り返して登っていると、30分程度で五郎七郎滝へ到着しました。
前回は手前の小滝で引き返しましたが、今回は上部の本滝まで行くことができました。しかし、この本滝へ行くにはヌメリのある滑りやすいそこそこの斜度の岩面を登らなければなりません。みんな慎重に慎重を重ね登り、無事到着することができした。ここで写真を撮るなど休憩をし、次の滝へ向かうために下ることになりましたが、滑りやすいので危険です。安全のために元々設置されていた30m級フィックスロープを使い、みんな無事に下りることに成功しました。前回は行けなかったところなので、その美しい景色を観ることができて満足です。


その後、岩洞滝へ向かい、ゴロゴロした岩場を乗り越えて、マイナスイオン漂う岩洞滝滝壺に到着しました。しかし、以前来た時とは異なり、水の量がかなり少なくなっていました。前回が7月上旬の雨季だったのを考えると仕方ありません。少ないのなら少ないなりに楽しもうということで、滝の落下点まで近づき、滝行のように滝に打たれて楽しむことになりました。


前回来た時は、この復路を戻る時に、次の蓑谷大滝へ向かう分岐点を見落として通過してしまいました。今回はその過ちを犯さないため、矢口さんが分岐点の立木に目立つ赤旗を装着。そのお陰で分岐ルートを見落とすこと無く、スムーズに次の蓑谷大滝へ向かうことができました。ここまで来れば、本ルートの半分ぐらい。程よい疲れを感じながらも、次の蓑谷大滝へ急ぐことになりました。

蓑谷大滝は圧巻。何で自然にこんな滝ができるのだろう?と疑問に思いながらも、その雄大な情景にうっとりしながら、ここで食事を取るなど休憩しました。しかし、のんびりしているのはここまで。ここからが本ルートの難所というところです。
滝自体は登ることができないので、大滝の2倍ほどある急峻な高巻きをしなければなりません。せっかく冷えた体になっていたのに、再び大汗をかくことになりました。
そのルートに迷いながらも何とか滝上部にたどり着くことができ、改めて滝の大きさを実感することになりました。

その後、そこから長いナメの廊下を歩き、脱渓ポイントへ到着。スタートとゴールへ別々に停めておいた自動車をピックアップし、着替えをした後に帰路へつくことになりました。

今回は少人数ということもあり、移動スピードが速く、休憩時間も短く、山行予定時間を大きく巻くことができました。そのお陰で帰宅時間も早くなり、日照時間が短くなった今でも明るい時間に家へ戻ることができて良かったです。

[ヒヤリハット]
歩行時、何気なく気を抜いた時に足を滑らす…などの怪我の元が発生します。
入渓中は、どんな時も気を抜かず行動することを心がけたいと思いました。

[記録者] 長谷川誠二

2024年09月29日

2024/09/29 ゆっくり山行 古城山

「カテゴリー」 ゆっくり山行
「山 名」 美濃市 古城山
「報 告」
当初のリーダー欠席のため、リーダーに指名される。前夜の雨で当日が心配されたが曇り空の下、予定された人達が集まりホッとした。


全員揃ったところで、あいさつ、今日の行動予定などを話し合った。工程は、西回りで頂上へ、下りは東回りで駐車場へ戻るコースとした。


気温はさほどではないが湿気がムンムンで、歩き始めて直ぐに汗が噴き出す。途中休憩をはさみながら頂上へ、残念ながら雲が多く遠望は利かず、足元の美濃市街地や長良川、近場の山々を望むのみ。


 下りの途中に在る東屋で昼食休憩、麓に近づいたあたりで一般登山道を外れ寄り道、通常のマツカサの数倍大きなスラッシュマツ(北米原産)の松笠を拾った。雨に濡れ開いていないが10cm程と長い。(下の写真は開いた物) 運動公園に出、野球場の縁を通り駐車場に戻った。


「日 時」 令和6年9月29日(日) 美濃市運動公園 集合
「登 山 口」 運動公園 駐車場
「参 加 者」 L神山敬三 馬渕等 林靖子 下畑佐和子 小島孝子 浅井敏美 伊藤透
竹中佳美
以上8名
「コースタイム」 運動公園駐車場9:00~古城山頂上10:20~10:50~駐車場13:00(解散)
「ヒヤリハット」 無し
「記 録 者」 神山敬三
「写 真 」 神山敬三 【左から山頂、東屋昼食、マツカサ】

2024年09月29日

2024-09-08 県民スポーツ大会 水晶山 ロゲイニング

[カテゴリー] 国内山行

[山   名] 水晶山

[報 告 書] 毎年行われる県民スポーツ大会ですが、今年から「ロゲイニング」という競技に変更になりま
した。
朝、8時30分竜吟の森森の広場近くの駐車場に集合。開会式の後、競技のルール説明の後、
選手たちはスタート。残った参加者たちも地図を見ながら歩きだします。
とりあえず、水晶山の山頂を目指します。ここは一番近いのでポイントは低い。皆出来た証拠写真を撮り、次に近い雄白稲荷神社に向かいます。地図を見ながら進みますが、道がない。巡視路のような道を進みやっと神社に到着すると、大勢の参加者が休憩しています。どうやら反対側に道があったようです。次は、少し離れた皇女和宮立像を目指します。大湫の街道は、当時の雰囲気が残るゆったりと時間が流れている感じ。少し通り過ぎてしまいましたが、無事にポイントの前で集合写真を撮り、向かいにあった茶屋で美味しい五平餅を食べて、しばし休憩です。
       先を目指すほかのグループもありましたが、日本山岳会岐阜支部メンバーはここから戻ります。
       スター地点に戻るともうゴールした選手もいましたが、暑い中での接戦で熱中症になった選手もいたようです。私たちは駐車場で山住さん差し入れのおいしいスイカで生き返りました。ご馳走様でした。
       競技の結果は、優勝は飛騨チーム。岐阜チームは当日に参加予定だった東名さんがぬけたせいなのか残念ながらタイムオーバーで最下位でした。来年は飛騨での開催予定なので大勢の方に
       参加していただきたいと思います。

[日   時] 9月8日(日)

[登 山 口] 水晶山登山口 

[参 加 者] 東名裕・梅田直美・今峰正利・山住里美・高木基揚・水谷嘉宏・苅谷敬三・下畑佐和子
竹中佳美・林真由美 
        
[コースタイム] 競技スタート=9時30分  競技終了=12時30分

[ヒヤリハット] とても暑い日だったので、熱中症になった選手もいました。
        時間内に戻ってこないといけないので、水分をなかなか取れなかったのではと思いました。

[記 録 者]  林真由美
[写   真]

2024年09月08日

2024-08-24 白山

山行報告書
[カテゴリー] バリエーション
[山 名]白山・白山釈迦岳
[報 告]
今回は天候不順ということもあり、岐阜からは7 名で出発し、一ノ瀬バスターミナルで関東からの2 名と合流して、9 名での山行となりました。まず、帰りは天候次第でルート変更ができるように片道切符を買って、別当出合までのシャトルバスに乗り込みました。

曇ったり晴れたり、じめっとした暑さの登りでしたが、随所の水場で美味しい水を飲み、皆さんの楽しい会話を聞きながら、あっという間に白山室堂に到着しました。まず小屋に荷物を置き、白山山頂に向かいました。その間も山頂はガスの中から顔を出したり、隠れたりでしたが、御前峰の頂を踏んだころには絶景となり、美しい山容を見ることができました。その後、希望者5 名で御池めぐりと大汝峰に向かいましたが、大汝峰からの御前峰の眺めは本当に素晴らしいものでした。

何度も白山に登られていても、随所で池の水に触られたり、雪渓を歩かれたりされる姿を見て、湧き出る思い出をお持ちなのかなぁと思いました。

室堂に戻ると、その日はちょうど、ヤマテン代表猪熊さんの観天望気講習会も開催されており、今回の白山の変化に富んだ気象を学びながら、体感できるのも素晴らしいだろうなぁと横目で見つつ、宴会をして大いに盛り上がりました。そして夕食後の夕焼けはヤマテン風『やる気のある雲』がもくもくと上がり、何とも表現し難い、美しい色の変化で別世界にいるようでした。

翌朝はやはり、霧雨程度の雨が降ったり止んだりする天候のため、白山釈迦岳は諦め、エコーラインで下山しましたが、ゆっくりと白山を満喫でき、経験豊富な方々とのお話も含めて、とても充実した山行となりました。

[日 時] 2024 年8 月24 日(土)~8 月25日(日)

[登 山 口] 別当出合

[参 加 者]9名
[コースタイム]9:00 別当出合-13:30 室堂到着-御前峰登頂-5:00 夕食-8:00 消灯
4:00 起床-5:20 御前峰山頂-10:45 別当出合
[記 録 者] 赤星 広美
[写 真] 別紙

2024年08月24日

2024/08/18 乗鞍水系 九蔵本谷遡行

[カテゴリー] 8月沢登り
[山   名] 乗鞍水系 九蔵本谷遡行

[報   告] 日本山岳会岐阜支部における本年度第3弾の沢登りです。2弾目沢上(そうれ)谷で参加者の1人が大きな怪我をして現在もリハビリ中。沢登りは怪我のリスクが大きいことを実感しながらも自然の地形に挑むスリルと感動を求めて我々は沢に挑みます。

今回の沢は乗鞍水系九蔵本谷です。昨年挑んだ長倉本谷の一山超えた隣の美しい沢になります。去年の経験では水が冷たくて小滝が続く地形と記憶しています。全員冷水対策して臨みました。

6時に中濃総合庁舎に集合して5人が2台の車に分乗し朝日村道の駅に向かう。道の駅でトイレ、身支度を整えて林道脇の駐車地に9時前に到着した。

林道をしばらく歩いてから30mロープ2本を使って懸垂下降を行って入渓。みなさん順調にこなして谷を進む。先頭を行くCL矢口さんは訓練のためのコースを選択して遡行するのでルートを外さないようにみんなが付いて行く。幾つかのヘツリコースを経て大きな滝つぼで泳いで涼む。

ナメの滝ではウォータースライダーを楽しむ。みんな子供に帰ってはしゃぎまくる。7mほどの滝は右岸を巻くが危険はないのでロープは使わない。10mほどの滝では左岸をロープを出してオートブロック登攀で登った。

さすがに上流に遡るほど水は冷たくて暑さを忘れさせてくれた。お昼もお日様が照っている場所を選んでおいしく頂いた。脱渓は13時ごろで藪漕ぎはないがガレ場を登って林道に出た。全員怪我無く終えることができて何よりだった。

一通りの訓練を交えての沢登りで更なる技術向上を目指して行きたい。

[日   時] 2024年8月18日
[登 山 口] 乗鞍水系九蔵本谷 九蔵林道脇駐車地
[参 加 者] CL 矢口重治、SL 長谷川誠二、五十川幸学、長尾潤子、山田由紀子 
以上5名
[コースタイム] 9:00九蔵林道脇駐車地―9:30入渓―13:00脱渓―14:10駐車地

2024年08月18日

2024/08/18 久須夜ケ岳~蘇胴門

山行報告書
[カテゴリー]例会山行
[山   名]久須夜ケ岳~蘇胴門
[報 告 書]当日は、福井県辺りから小雨が降り出し連日の猛暑を予想していただけに
       いい意味でチョット期待外れでしたが、現地到着時には小雨も止みミスト
       状態になっていました。 


蘇胴門下山口から急勾配が続き何度も心が折れそうになりましたが海に形成された神秘的な岩の門や美しい海は感動でした。そこで食した山本さんの塩キュウリが磯の香りとマッチして疲れも吹き飛び美味でした。

 

 

復路でヘビの抜け殻(脱皮したばかり??)かが木にへばりついていたのを発見!!お土産に、、笑笑WWW
       

 今回の山行はもう歩けない~って何度も何度も思いましたが、助けていただき何とか帰ってこれ幸せな時間が過ごせました。皆さん、本当にありがとうございました。

[日   時]2024年8月18日(日)

[登 山 口]久須夜ケ岳駐車場

[参 加 者]13名

[コースタイム]美濃国分寺7:00-久須夜ケ岳駐車場9:06-久須夜ケ岳9:11-
久須夜ケ岳駐車場9:23-蘇胴門下山口9:23-泊乗越10:01-蘇胴門
11:06-泊乗越13:59-蘇胴門下山口14:40-久須夜ケ岳駐車場14:
42
[ヒヤリハット]車担当の人に変更を伝えてなかった
湿気と暑さのため、体調不良の人が2名いた

[記 録 者] 浅 井 敏 美
[写   真]山本 善貴

2024年08月18日

2024-08-10 劔岳 早月尾根

山行報告書

[カテゴリー] 名山企画
[山   名] 劔岳 早月尾根 
[報   告] 馬場島を出発し、序盤から急登の連続で体力を削られそうで不安なスタートでした。湿気の暑さと登りの熱りで、全員が滝のような汗を流していました。登っても登っても平坦な道が現れず、まさに「試練と憧れ」と言われるだけある山だ、と思わされました。

標高100~200mに到達する度に休みながら登り、予定より早くに早月小屋に到着しました。小屋の付近でテントを張った後はビールを買って宴会したり、お昼寝をしたりと各々リラックスして過ごしました。

翌朝はTJARの選手を応援してから、4:00頃に小屋を出発しました。道中で多くの選手が私たちをどんどん追い越して行き、計り知れない体力と気力に驚きました。

岩稜帯ではウサギギクやダイモンジソウなど色々なお花が咲いており、またブロッケン現象もみることができました。

山頂までの鎖場では一瞬緊張しましたが、そのスリルがとても楽しかったです。山頂は景色が良く、登頂した達成感を味わいながら写真大会をして下山しました。全員無事に下山し、試練を乗り越える山行となりました。

[日   時] 2024.8.10(土)-11(日)

[登 山 口]馬場島

[参 加 者] 9名

[コースタイム]1日目馬場島7:30-松尾平8:14-三角点11:17-早月小屋12:23
2日目早月小屋4:39-2600m標識6:09-劔岳7:45-2600m標識10:14-早月小屋11:30(休憩30分)-三角点12:45-松尾平15:10-馬場島15:49

[ヒヤリハット] 特になし

[記 録 者] 二宮藍

[写   真] 二宮藍

2024年08月10日

2024-08-04 美濃金山城址と八王子山

山行報告書

「カテゴリー」 ゆっくり山行
「山   名」 美濃金山城址と八王子山
「報   告」 美濃金山城址の頂上は、木陰があり、暑い時に良いよ!と、勧められて、8月の山に選びました。この日はとても暑い日、ここにして良かったです。「道の駅可児ッテ」に集合、八王子山に登りました。標高290Mの山、紹介してもらい、始めて知りました。

そこから「美濃金山城址」へ、国指定の史跡で、良く整備されていました。「蘭丸広場」に車を止め、ゆっくり頂上へ。眺望を楽しんだ後は木陰へ、一枚のレジャーシートに座り、ゆっくりランチをたのしみました。

この日は、昨年の8月6日にゆっくり山行が始まって、丁度一年の記念日です。満2周年を目指して、ゆっくり山行を、楽しみましょう。

「日   時」 令和6年8月4日(日) 「道の駅可児ッテ」9時集合
「登 山 口」 八王子山    御嵩町龍現寺霊園駐車場
        美濃金山城址  蘭丸ふる里の森
「参 加 者」L後藤允 馬渕等 林靖子 下畑佐和子 末次美鈴 浅井敏美
                  以上6名
「コースタイム」 岐阜県庁8:00~道の駅可児ッテ9:00~八王子山登山口9:20~頂上ピストン~登山口10:40~蘭丸ふる里の森11:20~金山城址頂上12:00~13:00~蘭丸の森13:40~可児ッテ14:00~岐阜県庁
         15:00(解散)
「ヒヤリハット」 無し
「記 録 者 」 後藤 允
「写   真 」 後藤 允


2024年08月04日

2024-07-21 例会山行 白木峰

山行報告書 [カテゴリー]例会山行

[山 名]白木峰(8合目から)

 

[報 告 書]8合目まで車で上がれないと、参加できないメンバーもいるため、6/16 に道路の確認もかねて下見をしました。偶然にも福井市部の方々に出会い、懇親山行とさせてもらいました。

7/21 ではニッコウキスゲは咲いていないだろうと思っていましたが、少しだけ見ることが出来ました。駐車場も混雑して路駐になることは予測していました。4 台、何とか止めることが出来ました。トイレが使えるかどうか不安だったため、温泉のある施設でトイレを利用させてもらいました。

当日はとても暑く、時折吹く風が気持ちよかったです。 最初の急登は、ゆっくりと登り、下山は林道に迂回することとしました。

山頂から浮島までの景観は素晴らしく、ギボウシがたくさん咲いていました。ニッコウキスゲは少しだけ残っていて写真に収めることが出来ました。池塘ではモウセンゴケ、アカハライモリ、モリアオガエルのお玉杓子、トンボを見ました 山荘に移動してお昼としました。その後は登山道を下り、林道ルートで駐車場に戻りました

帰りは温泉で汗を流して帰りました。世界遺産五箇山の合掌集落見学も提案しましたが、却下され、5時過ぎに美濃に戻ることが出来ました。 若者から年配までのメンバーも参加され、ゆっくりと楽しんで、大変喜んでくれたようで良い山行になりました。

 

[日 時]2024.7.21(日)

[登 山 口]白木峰8合目登山口

[参 加 者] 17名

[コースタイム]中濃総合庁舎5:00-8合目登山口8:50-白木峰9:56- 北白木峰10:24-浮島10:33-北白木峰10:53-白木峰山荘11:15- 8 合目登山口12:38-ゴール12:47

[ヒヤリハット]連絡なしで、欠席のメンバーが二人いた 行動時は特になし(急な下りを回避して、林道下山とした)

[記 録 者]山本 善貴 [写 真]山本 善貴

2024年07月21日

2024-07-21 ゆっくり山行 冠山

山行報告書

カテゴリー  ゆっくり山行
山  名   冠山
報  告    7月の「ゆっくり山行」は、冠山でした。最終的に参加者は4名になりましたが、それなりに楽しめました。


岐阜県側の冠山林道が土砂崩れの為通行止め、冠山トンエルを通り、福井県側から登る事にしました。新しい冠山トンネルは4.8km、走りやすい道です。トンネルを終えたらすぐが冠山林道です。福井県側には、たくさんの駐車場が整備されていて、驚きました。

峠からの登山道、以前よりもアップダウンを感じ、ゆっくり登ります。冠平への分岐で1名ダウン、3名で頂上へのピストンを、楽しみました。冠平での昼食は暑さで無理、となり、登山道脇での昼食と、なりました。

暑さの中ゆっくり下山、慎重運転で、集合場所の揖斐川町地域交流センターへ、戻りました。

日  時   令和6年7月21日(日) 7時30分

登 山 口  冠山峠

参 加 者  4名

コースタイム 揖斐川町地域交流センター7:30~冠山峠9:00
      冠平分岐10:30~冠山頂上10:50~11:00~
      冠平分岐11:30出~登山道脇昼食11:45~12:20~
      冠山峠13:20~13:45~揖斐川町地域交流センター 15:20(解散)
ヒヤリハット  無し
記 録 者   後藤 允
写    真  横田 昭夫
      


2024年07月21日

2024-07-06 星ケ城山816m・讃岐富士(飯野山)422m・屋島

カテゴリー  例会山行

山名     星ケ城山816m・讃岐富士(飯野山)422m・屋島

報告     予定通り美濃国分寺を3時に出発し、一路姫路港を目指す。予定通り6時40分に港に到着。船に1時間40分程乗り 福田港に着いた。そこで 四国支部の坂本氏も同乗し、寒霞渓へ向かう。こううん駅(ロープウェイ)乗り場で身支度を整える。

ロープウェイで行く人に見送られて猪谷登山口に(※この渓谷は1300万年の火山活動で誕生し、表12景、裏8景の奇岩怪石が堪能できます)舗装された急な坂道をユックリ歩むがキツイ。この上に小豆島第十八番札所 大師洞があり、お遍路さんもお参りに。大師洞から幟岳、直ぐ先に石門と続く。石畳みで整備された急な道を耐えて山頂駅脇に到着。しばしの休憩後、芝生で彩られた斜面をのぼり三笠山へ。そして星ケ城山の西峰、東峰の星ケ城跡で乾杯。山頂には 薄い岩板を積み上げたモスクのような塔に仰天。昼食後山頂駅へ。そして、鷹取展望台、四望頂で展望を楽しみ、女羅壁、烏帽子岩を見ながら下山。一休みの声が上がると其処はこううん駅手前でありました。

  二十四の瞳 岬の文教場で 1・2年教室、3・4年教室、5・6年教室では 皆さん ズート若かりし頃に戻って 机・椅子・教壇の感触に浸っていました。映画村は時間なしで無しになりました。
 土庄港から高松港へフェリーに1時間乗船。

  翌朝、ホテル近くの「さぬきうどんこがね製麺所」で念願のさぬきうどんを食べて出発。ナビの到着地を間違えたのか 可笑しなルートで野外活動センターにつく。岐阜の金華山と同じで、暑い中大勢の人が登っている。
 登り口にビニール袋と砂が用意されていて上方に運んでください。との旨が示されていた(1日1石運動)。3合目で迂回して斜面に沿い左周りで進むと、途中の展望が楽しめるらしい。下山者に「おはよう」の声かけユックリ上がる。五合目からは、我拝師山、八合目からは瀬戸大橋と沢山楽しめた。頂上でユックリ休憩し下山。

  屋島小学校近くのコミニティセンターに駐車して表遍路道を登る。コンクリート舗装だが歩き易い。84番所屋島寺は大きな寺院でした。談古嶺からは源平合戦の古戦場「壇ノ浦」全体見渡せ感嘆! 那須与一の扇の的辺りも確認。南嶺から北嶺の鞍部では痩せ尾根で崩落防止のワイヤーが張り巡らされていた。最北端の遊鶴亭でパノラマを楽しむ。(若き日の昭和天皇の皇后がここでの風景を絶賛し、「遊鶴亭」と命名したといわれている)。

 琴電屋島で 坂本氏に別れをつげ 一路岐阜に帰る。

日時     2024年7月6日 ~ 7月7日
参加者    L今峰正利 青木日登美 井上美智子 小島孝子 小林和男 清水友子 
       高橋奈緒子 竹中佳美 長屋佳子 林靖子 日置文夫 山住里美 
       横田昭夫 渡部慶洋 坂本土代   計15名
コースタイム 6日:こううん駅9:50―大師洞10:20―山頂駅11:30―星が城山
12:20~12:50―山頂駅13:20―四望頂13:30―こううん駅14:20
       岬の文教場13:00~15:00
       土庄港16:15―高松フェリー埠頭17:15―宇多津グランドホテル18:30
       居酒屋遊食房20:00~21:00
       7日:こがね製麺所6:00~6:30―野外活動センター7:50―飯野山9:10~9:20―野外活動センター10:20
       屋島コミニティP11:50―屋島寺山門12:40~13:00―遊鶴亭14:10―
北嶺登山口14:40―琴電屋島15:00―美濃国分寺21:00
ヒヤリハット なし
記録者    今峰正利
写真     ?

寒霞渓 大師洞




















星ケ城山 山頂


















二十四の瞳 文教場




















さぬきうどん や










飯野山 祠の猫









飯野山 山頂










屋島 屋島寺山門























         北嶺下山

2024年07月06日

2024/06/22-23 陀羅仏小屋 雨飾山

カテゴリー    名山企画
山   名    陀羅仏小屋山行
雨飾山と大町登山博物館

行 程
雨飾山登山口 8:29 → ブナ平 9:16 → 荒菅沢 9:58 → 笹平 11:11 → 薬師尾根分岐 11:23 → 雨飾山 11:38 → 薬師尾根分岐 12:41 → 笹平 12:47 → 荒菅沢 13:34 → ブナ平 14:15 → 雨飾山登山口 14:57

報   告 
毎年2回行う岐阜支部恒例の陀羅仏小屋企画。大町にある山小屋で一泊し、周辺の素敵な山を散策する。
今回の企画では、雨飾山と大町山岳博物館を訪れた。

雨飾山はみんなが知っている日本百名山、登山客も多い。豪雪エリアの山であり、最近まで雪が残っていたのであろう、谷の雪渓を歩くのが楽しく、雪解けあとには数多くの花が咲いていた。中部エリアではなかなか見ることのできないシラネアオイの群生を見ることができたのが良かった。



急登の続く登山道をしばらく我慢し、1900mを越えると平原となる。広々とした景観と頸城山塊や北信五岳の美しい山々の姿を眺めることができる。最後の山頂へは人上りあるが、そこから見える女神の横顔は一見の価値がある。山頂ではゆっくりと時間を過ごし談笑しながら下山した。



その後、温泉に浸かり、陀羅仏小屋へ。宴会も楽しかった。


翌日は朝から雨。かねてから訪れたいと思っていた大町山岳博物館に訪れた。展示物も面白いが、今峰さんのいとこの方との偶然の出会いや、近藤さんがサイン会にきていたりと、なんだか不思議な縁に恵まれた。

旅行と登山気分でなかなか充実した2日間であった。

日  時    令和6年6月22日~23日

参 加 者    計18名

ヒヤリハット
事務局長が、朝食のために購入した味噌ラーメンをなくしてしまい、朝6時から皆で3時間くらい捜索した(させられた)が見つからなかった。味噌ラーメンを食べることを相当楽しみにしていたらしく、二言目にはラーメンラーメンとつぶやいていた事務局長がすこし哀れであった。食べ物に対する執念の恐ろしさを感じさせられた。







2024年06月22日

2024/06/15 花の自然観察会 入笠山

山行報告書
[カテゴリー] 6月自然観察会
[山   名] 入笠山
[報   告]

日本山岳会岐阜支部の自然観察会です。今年もランの研究で有名な市橋先生をお迎えしてお花鑑賞会を実施した。この時期の入笠山は釜無ホテイアツモリソウ、キバナノアツモリソウなどのランが見ごろなでみなさん期待の山行です。


予定通り6時に中濃合同庁舎を出発して9時半にはゴンドラ駐車場に到着。すでに、第一駐車場は90%ほど止められており混雑。天気は良好でゴンドラリフト券を団体割引で購入。ゴンドラは並んだがすぐに乗れた。


ゴンドラ山頂駅辺りは人だかり。植樹ボランティアの集まりがあり40-50人いたようでこうやって保護することも必要だと感じた。

すくに釜無ホテイアツモリソウ、キバナノアツモリソウのエリアに向ったがここは人気で大混雑。綺麗に咲いておりグッドタイミングの撮影会になりメンバー大喜び。イチヨウランも花盛りで市橋先生も大喜びの観察会です。
興奮醒めやまないが入笠湿原に向う。湿原にはレンゲツツジ、ミズが彩を添えてアヤメが咲いている。みんな元気なので全員で山頂に向かった。サブリーダー酒向さんの助けもあって15人全員が山頂に登れて良かった!!山頂は大混雑しているが天気、展望ともに良くおいしいお昼が取れた。

帰り道はすずらん群生地の階段を登る。たくさんのすずらんを見ながらの登りはぜんぜん辛くない。あっという間に登り切った。怪我もなく無事に山頂駅に戻った。

時間があったので30分ほど自由行動。心残りな人は再度アツモリソウエリアに向かう。残った人は有名なソフトクリームを舌鼓。満足してコンドラに乗って帰路についた。

今日は苗交換件を1枚もらったのでみなさんラッキーな気分。おうちの庭に植えるだろう。
結果的には大成功でしたが15人の大所帯での行動は難しい。特に大混雑していたのでつかず離れずの行動をとるに神経を使いました。

[日   時] 2024年6月15日
[登 山 口] 富士見パノラマリゾートゴンドラ駅
[参 加 者] 15名
[コースタイム] 9:30富士見パノラマリゾートゴンドラ駅―10:00山頂駅―10:30入笠湿原―12:00入笠山山頂―13:10入笠湿原―13:30山頂駅―14:00 富士見パノラマリゾートゴンドラ駅
[ヒヤリハット]普通の山行と違って観光地だったので人数把握に苦労した。2チームに分けたかったが先生は1人なので出来なかった。サブリーダーを2人にすると良かったかも。中濃総合庁舎集合時に交通事故に会われて急遽キャンセルしたメンバーがいた。集合時には時間に余裕を持って家を出るようにしたい。
[記 録 者] 五十川幸学
[写   真] 五十川幸学

2024年06月15日

2024/06/09 沢登り 片知渓谷

「バリエーション山行」 沢登り(片知渓谷)

日 時:令和6年6月9日(日)
参加者:6名

当日の天気は曇りで、時々雨が降る予報でした。水が冷たく寒いのでは?と心配しましたが大丈夫でした。
片知渓谷の駐車場に到着し、装備を整え、まずはロープワークの練習です。先日の岩場訓練でロープワークは命にかかわることを学びましたので真剣に取り組みますが、なかなかカタカナ名を聞いても形が思い浮かばないのが実状です。要復習です。

雨にも降られず沢登りスタートです。水の中は良いのですが石の上を歩く時が滑って転びそうで緊張しました。渓谷内は新緑の青々とした植物に囲まれ、滝や淵が連続して現れる美しい景色が広がっていました。

今回の沢登りは初級編でしたが、滑りやすい岩や急な傾斜、そして川の流れの水圧に苦戦しました。ベテランの皆さんに助けていただき、声をかけていただき進んでいくことで、乗り越えることができました。一度は手を滑らせ川の中にお尻から落ちました。引き上げていただき大丈夫でしたが、コンタクトが外れ、目が見えない!となりました。

奇跡的に顔にくっついていて事なきを得ました。途中、何度か急な滝もやってきましたが、そこは沢から外れ沢の横を上りました。滝の水しぶきが顔に当たり胸まで水につかり体力不足を痛感し、あとどのくらいの残りの距離があるのかと泣き言を言いながらも、みなさんのおかげで前に進むことができました。沢から上がったとたん雨が本降りになりました。

沢登りは、難しい場面もありましたが、その分達成感も大きく、自然の中での冒険心を存分に味わうことができました。天気が曇りで残念でしたがそれでも美しい渓谷の景色を楽しむことができました。
初めての沢登りでしたが、みなさんの助けと励ましのおかげで、思い出深い経験になりました。不安は残りますが、次回は晴れた日に再挑戦して、より一層素晴らしい景色を楽しみたいと思います。               

記録者 長尾潤子

2024年06月09日

2024/06/09 若狭の山城と鯖街道熊川宿

カテゴリー 6月例会

山  名  若狭の山城と鯖街道熊川宿

報  告  

今年の山城シリーズは、12名の参加です。昨年の様に、マイクロバスを考えましたが、参加者が少なくて、断念しました。

当日は雨模様の日、美濃国分寺ではひどい雨でしたが、若狭地方は曇り空、なんとか開催する事が出来ました。最初は「砕導山城(さいちやまじょう)」、急坂あり下りあり、の山城でしたが、海を見て歓声があがりました。

熊川宿は江戸期に作られた町並みを、楽しみました。古民家が、陶芸工房、カフェ、小道具店、食べ物や、と、楽しめる場所がいっぱいでした。そして手打ちそばの昼食は、おいしかったです。時間いっぱい楽しめました。


国𠮷城の登りは、結構きつかった様ですが、昔のお城を楽しめました。ここも、海がすぐ側に見え、良かったです。

こんな企画も良いですね、と言う感想を、いただきました。

日  時  令和6年6月9日(日)

登 山 口 砕導山城・・・・・佐伎治(さきち)神社
      国𠮷城・・・・・・国𠮷城歴史資料館
参 加 者 12名
コースタイム 岐阜県庁6:30~美濃国分寺7:00~砕導山城(9:30~10:40)
    ~熊川宿(11:20~13:00)~国𠮷城(13:40~15:00)~伊吹PA
      16:20(解散)~岐阜県庁17:00

ヒヤリハット  なし

記    録  後藤 允
写    真  後藤 允   

2024年06月09日

2024/05/25-26-27 久住山

久住山(1787m Ⅰ等三角点)中岳(1791m 三角点無し)岡城(325m) 

記録 清水友子

行程 5月25日(土曜)14:30竹中宅=18:00大阪南港=20:05大阪港発さんふらわあ
 (くれない)船中泊
   5月26日(日曜)7:55別府港着=9:30長者原駐車場=9:57長者原バス移動
10:20牧ノ戸峠―11:30標高1530m地点―13:00久住山山頂―13:25中岳山頂
 ―久住分かれ―15:40諏蛾守越下分岐―16:15法華院温泉着 
 5月27日(月)8:10法華院温泉―8:20坊がつる―9:00雨ヶ池越―11:30長者原駐車場=
 13:00竹田市岡城=19:20大分港さんふらわあ(ぱる)船中泊
 5月28日(火)06:40神戸港=11:30竹中宅解散

参加者 9名    

 5月下旬にかけて山肌一面にミヤマキリシマの花が彩る久じゅう連山は九州本島では一番高い活火山である。法華院温泉を起点として久住山、中岳、三俣山、大船山、平治岳の5座に登る計画をした。しかし、予報は月曜から火曜にかけて悪天候の予報なので、この計画を決行するか中止するか参加者と相談し計画を短縮して決行した。
 主峰の久住山と最高峰中岳だけは登頂したかった事、出発時刻が遅い事を考えて牧ノ戸峠から出発する事にした。長者原に車を止めて標高1330mの高所にあり標高差も少なくコース整備の良い牧ノ戸峠登山口までバスを使って移動した。


 登り始めは急なコンクリート道が続く。展望が開けた展望台からは阿蘇方面が見えるはずだが、遠くの山々はガスに覆われて見えなかった。しかし稜線に出ると周囲の山々の新緑も美しく正面には三俣山も見え、程なく岩の多い標高1503mの沓掛山に着いた。ここを下り溶岩台地を再び緩やかに登る。傍らにはミヤマキリシマも咲き花と山に見惚れて足が何回も止まった。山の斜面がピンクに染まった星生山を見ながら進むと扇ヶ鼻分岐があった。ここで水分補給をしながら休憩をした。この先からは西千里ヶ浜と呼ばれる草原が続き台地状になっている。

 星生分岐を通り越すと目の前には大きく久住山が聳え立っていた。久住山が噴火した時に流れ出た大きな溶岩の岩場を越えると久住分かれに着き避難小屋があった。ゆっくり休憩をしたいが時間の関係で軽く腹ごしらえだけをして、久住山に向かった。若い登山者と一緒に挨拶を交わしながら登ったせいか30分で山頂に着いてしまった。

 山頂からは三俣山や荒涼とした硫黄山の展望ができた。時間も遅いので一気に下山し中岳の分岐まで下り、火口湖である御池を半周して急な岩場を登り詰めると標高1791mの中岳山頂に着いた。握手を交わし登頂を祝った。中岳の隣にある天狗ヶ城も登りたかったが山頂はガスに覆われ展望もないのでそのまま下山した。ここから法華院温泉まで2時間はかかる。何とか4時半までには着きたいと思い九重分かれから足場の悪い道を北千里浜まで一気に降りた。諏蛾守越下の分岐を越えても平坦な北千里浜が暫く続いた。段々と岩場の多い急坂になり時間をかけて慎重に下る。坊がつる讃歌で有名な坊がつるが見え今日の宿泊地である法華院温泉に到着した。ここの山宿は1882年に始めた歴史ある温泉だそうだ。

 翌日は朝から雨予報なので登山ルートを変更し坊がつるから雨ヶ池越道を歩き長者原駐車場に着いた。乗船まで時間があったので、滝廉太郎の「荒城の月」で有名な岡城を散策し城址からは阿蘇山や九重連山を望むことができた。遠路、車の提供をしてくださったK氏とH氏には感謝です。ありがとうございました。

2024年05月25日

2024/05/22 平日山行 荒島岳

山行報告書

[カテゴリー] 平日山行
[山   名] 荒島岳
[報   告] 朝からお天気に恵まれ、やっと平日山行の実施ができました。
[日   時] 2024年5月22日㈬
[登 山 口] 勝原登山口から、いきなりコンクリートのキツイ坂、足元はぬかるんでいて歩きにくく、その後は階段が続きくじけそうになりましたが、新緑の美しさを見て元気が出て少人数という事もあり気兼ねなく、こまめに休憩を取りながら登頂する事ができました。

 

少し雲があったものの白山も見えました。時間にも余裕があったので小荒島岳も寄り下山しました。

[参 加 者] 4名
[コースタイム] 6:20 勝原登山口
        7:55 深谷ノ頭
        8:30 シャクナゲ平
        9:05 前荒島岳
        9:25 荒島岳
        10:20まで休憩
        11:25 小荒島岳
        13:40勝原登山口 
[ヒヤリハット] 小さかったですが蛇にヒヤリ(キャー)
        ぬかるみで尻餅
[記 録 者] 杉本 好江

2024年05月22日

2024/05/19 梨割山

カテゴリー : ゆっくり山行
山  名  : 梨割山(278.2M)
報  告  : 梨割山は、岐阜県富加町の山です。登山口には、由緒ある清水寺(きよみずてら)があります。西暦808年、坂上田村麻呂が創設された寺、との事、中には国の重要文化財に指された「木造十一面観音坐像」が、安置されています。原則 非公開、成人式の日、午前中のみ公開される、との事でした。


 寺の裏から登り始め、1時間ほどで梨割山頂上、眺望は無く、記念写真を撮り展望地へ、美濃の山々を、望む事が出来ました。


周回コースで「加治田山城址」へ、梨割山から1時間ほどで、到着しました。城址は眺めが良く、広々としていて、昼食の場所としました。食べ終わる頃に雨がパラパラと、早めに下山をして、清水寺へ向かいました。

 登った事の無い低山でしたが、「清水寺」「梨割山」「加治田城址」と、楽しむ事が出来ました。

日  時  : 2024年5月19日(日)
登 山 口 : 富加町加治田 清水谷公園駐車場
参 加 者 : 11名
コースタイム : 中濃総合庁舎8:00~登山口駐車場8:30~清水寺8:40~9:15梨割山9:25~展望地9:35~のぞき岩9:55~10:25加治田城址11:15~11:40清水寺12:30~登山口駐車場12:45(解散)
ヒヤリハット : 無し
記 録 者  : 後藤 允
写    真 : 横田 昭夫

2024年05月19日

2024/05/17-18 大峯奥駆 玉置より大斎原

山行報告書
[カテゴリー]古道調査
[山   名]大峯奥駈道(玉置神社から大斎原)
[報 告 書]金曜の10時に羽島駅前パーキング集合し、4台に乗り合わせ玉置神社へ向け出発。


途中新宮の道の駅で海鮮を食べ、お腹いっぱいにし、夕飯の買い出しを済ませ、まず大斎原の駐車場に向かいました。到着後、車を1台大斎原駐車場に残し、3台に皆で乗りこみ、玉置神社駐車場へ。

到着するとまず、玉置神社参拝です。流石に玉置神社は山深い。太い杉の参道を抜け、奥の宮に参拝し、駐車場までぐるっと森を抜けて戻りました。超パワースポートですが、清々しさを感じられました。直ぐにテントを組み立て、宴会開始です。いろんな方々が山の話、趣味の話と会話が飛び交い、早めに就寝。3時起床です。空には天の川が見られ、最高の天気の中、4時前には全員で無事に出発しました。皆さん足取り軽く、予定よりも速いペースで歩けていた為、随所でゆっくり休憩をとりました。

途中、他の支部の方々との交流もあり、山岳会の横の繋がりを感じられる機会もありました。しかしなんといっても新宮山彦グループの方々にエイドステーションを設けていただいて、差し入れや楽しい会話、交流が出来たことに、何よりも元気を頂きました。

最後に大斎原の川を渡りきった時は、最高の満足感、一緒に歩けた皆さんとの一体感を得られた瞬間でした。帰りは、ホテル浦島宿泊組と別れ、日帰り温泉に入って帰途につきました。とても満足感を得られた山行となりました。

[日   時]2024.5.17(金)~5.18   (土)
[登 山 口]玉置神社駐車場
[参 加 者]13名
[コースタイム]玉置山駐車場3:48-玉置神社3:59-水呑宿分岐4:57-大森山5:39-五大
        尊岳7:14-大黒天神岳8:26-山在峠9:43-吹越峠10:37-七越峰広場10:58-備崎経塚群11:45-大斎原12:15-ゴール12:32
[ヒヤリハット]初日の玉置神社参拝で、2人が写真撮影をしていたため、集団から外れ、道に迷いそうになってしまいました。
[記 録 者]赤星 広美
[写   真]山本 善貴
 

2024年05月17日

2024/05/11 小津権現の森作り 小屋開け

2024年度 (通算275回)

第2回 権現の森林づくり (日本山岳会岐阜支部)
支部長 東名 裕  記録者 馬渕 等   写真 山本 善貴

小屋開き&森林づくり作業

・作業日 --- 令和6年5月11日(土) 天候:晴
・参加者 以上18名
      
心地良い新緑の中、多くの方の参加を得て恒例の小屋開きと森林づくり作業に汗を流した。

作業は、皆さんの協力を得て順調に行う事が出来た。

揖北林道は、前月(現地調査)に走った時と比べ小石等の散乱が目についた。

また、下山時に1台の車がパンクのアクシデントが起きた。

 【作業内容】
*登山道の確認と整備等(山頂まで) *倒木・樹木の切断等 
*防獣ネットの取りまとめ      *案内板の修復    
*植樹   *その他

 【その他】
   *作業終了後は、名コックさん自慢の美味しい料理が並ぶ楽しい昼食会で腹を満たした。
*植樹した木が厳しい自然と野獣等に食べられず成長する様見守ってい
きたい。

2024年05月11日

2024/05/01-05 名山企画 大峯奥駆道全山縦走

カテゴリー   名山企画
山   名   大峯奥駆道 縦走
行 程 吉野駅~熊野本宮大社
報   告   GWは大峯奥駈道へ、吉野駅から熊野本宮大社までの100km越えを4泊5日で挑んだ。大峰奥駆道は役行者が切り拓いたと言われる修験道であり、日本最古のロングトレイルでもある。山上ヶ岳・八経ヶ岳・釈迦ヶ岳などの名山や紀州の深山の景観は素晴らしい。加えて、修験の道や神武天皇の東征伝説、役行者に古の飛鳥浪漫を追うこのルートは探究心も刺激する。


4名パーティなので、食料・水・宿泊地の計画などを綿密に行った。このルートの難しさは、①水の確保・②エネルギー補給・③体力の配分だと思う。水の確保がしっかりとしていれば、テント適地はどこにでもある。体力の配分を計画するのであれば地形図が読めるのが良いと思う。5月はGWということもあるが、日が長く、水が豊富なので最適のシーズンではなかろうかと思う。


5月1日: 雨 吉野入 この日は山上ヶ岳を越えて、小笹の宿へ。
雨と霧で視界が効かず、寒さとの戦いであった。霧の中に浮かぶ山上ヶ岳の宿坊群から荘厳さを感じた。陀羅尼助茶屋が「だらにすけ」アーケード街のようなところで面白い。
山開きは5月3日AM0300ということだが、今回は行程と合わず残念。



5月2日: 快晴 大普賢岳から弥山、八経ヶ岳へ。楊枝宿避難小屋泊。
気持ちのよい稜線歩きのルート。奥駆道出合から八経ヶ岳までは百名山ルートということもあり、登山者も多い。夕陽の稜線歩きが気持ち良い。弥山小屋や途中の山々で遊び過ぎてしまい、テン場に到着したのがまたも日没後であった。水をキャリーしていたので、小屋まで行かず平らなところでテントを張ってしまえばよかった。


5月3日: 快晴 釈迦ヶ岳へ向かう。その後平治の宿へ。
大峰も南部にはいる。ここが一番おもしろかった。釈迦ヶ岳は展望良好、一等三角点の山でもありどこからでもその勇姿を楽しむことができる。ここからの稜線歩きは他の山域ではなかなか味わえない山深さと静寂さがある。大日の行場で遊んだり、座ってのんびりまったりしているうちにどんどん時間が経ってしまった。
持経の小屋では、兼ねてから合流するお約束をしていた、静岡支部の皆さんと新宮山彦ぐるーぷさんの村吉さんから歓待をうけた。こんな山部会ところで、仲間と合流できるのは最高だ。焼酎とビールの差し入れ(平治の小屋に隠してあった)をいただき、素敵な夕餉を過ごした。
この頃から皆の疲れが目立つようになった。梅田事務局長に連絡し、4日のサポートを依頼した。


5月4日: 快晴 玉置神社へ。
笠捨山の登り返しは厳しいものの、下り基調なので足取りは軽い。ただし、メンバーには疲労の色が目立つものも。
歴史ある行仙の宿では、新宮山彦ぐるーぷの青木さん・坂田さんとおあいした。初見の皆様方だが、お噂はお聞きしていたので、旧知の中のように話がはずんで楽しい。その後、槍ヶ岳・地蔵岳は行場を楽しんで登るが、ちょうどお昼に差し掛かりとにかく暑かった。かつえ坂の登りは登りあげ、玉置山に到着。一つの区切りを迎えたと感じた。テント泊指定地の玉置神社駐車上で梅田さんと合流。ビールとソーセージで鋭気を養う大宴会となった。


5月5日 快晴 大斎原へ。
このルートは長く辛い。アップダウンもそこそこ激しい。景観もあまりないので辛抱の道だ。標高も低いので暑さも際立つ。七越峰を経て「終わった」と喜んだ所で、2つの登り返し。この苦しさを乗り越えて熊野川の河川敷が眼前に広がったときの感動はない。楽しくも辛いこの行程か一瞬に昇華する瞬間だ。
皆でパンツ一丁になって、熊野川に飛び込み、垢離取をした。火照った体に冷たい水が冷たくて気持ちよかった。
対岸では、梅田さん、新宮山彦ぐるーぷの青木さんと坂田さんが到着を待ってくれていた。嬉しい再会。大斎原と熊野本宮大社をご案内いただいた。


素晴らしい計画だった。チームワークと要所要所で出会う仲間たちとの交流。しかもほとんどの行程を快晴に恵まれた。青木さんから「2-3年したらまた必ず来たくなるよ」と言われた。おそらくそうなのだろう。


今回の山行を無事に終了できたのは、新宮山彦ぐるーぷの沖崎代表、湯川様をはじめ、村吉様、青木様、坂田様のご協力を頂いたおかげだと思っています。また、持経の宿では、日本山岳会 静岡支部 中村支部長・諏訪部事務局長はじめとするみなさんと合流、楽しい会話して元気(と焼酎・最高!!)をいただきました。仲間同士の連携の強さが日本山岳会の強みであると再認識した山行でした。


日  時    令和6年5月1日~5日

登 山 口   吉野駅
下 山 口 大斎原 熊野本宮大社

参 加 者   L東明 裕 SL水谷 嘉宏 今峰正利 松原英彦 計4名

コースタイム  
1日目: 近鉄吉野駅から小笹ノ宿まで
総時間: 11時間13分 (山行: 8時間32分, 休憩: 2時間41分)
主要地点と時間:
8:30 近鉄吉野駅 → 9:00 金峯山寺 → 10:51 青根ヶ峰 → 11:45 試み茶屋跡 → 14:51 大天井ヶ岳 → 17:06 陀羅尼助茶屋 → 18:18 山上宿坊 → 19:27 小笹ノ宿

2日目: 小笹ノ宿から楊子ノ宿まで
総時間: 13時間07分 (山行: 10時間02分, 休憩: 3時間05分)
主要地点と時間:
7:09 小笹ノ宿 → 8:33 大普賢岳 → 9:54 七曜岳 → 10:58 行者還岳 → 12:10 天川辻 → 15:47 弥山 → 17:28 明星ヶ岳 → 19:35 楊子ノ宿

3日目: 楊子ノ宿から平治ノ宿まで
総時間: 11時間14分 (山行: 8時間12分, 休憩: 3時間02分)
主要地点と時間:
7:03 楊子ノ宿 → 7:44 仏生ヶ岳 → 10:04 釈迦ヶ岳 → 12:11 石楠花岳 → 14:08 般若岳 → 15:35 涅槃岳 → 16:21 阿須迦利岳 → 17:26 平治ノ宿

4日目: 平治ノ宿から玉置山駐車場まで
総時間: 11時間55分 (山行: 8時間27分, 休憩: 3時間28分)
主要地点と時間:
5:40 平治ノ宿 → 7:04 倶利伽羅岳 → 9:27 から池 → 10:17 笠捨山 → 12:18 拝み返し → 14:43 稚児ノ森 → 16:30 玉置山 → 17:17 玉置山駐車場

5日目: 玉置山駐車場から熊野本宮大社まで
総時間: 9時間19分 (山行: 7時間27分, 休憩: 1時間52分)
主要地点と時間:
3:41 玉置山駐車場 → 5:40 大森山 → 7:55 五大尊岳 → 9:40 山在峠 → 10:41 展望台 → 11:17 七越峰 → 12:15 大斎原 → 12:48 熊野本宮大社

ヒヤリハット  厳しい山行で体調不良者が出て途中で全滅しそうになった。また、1日目、2日目の宿泊地への到着が遅くなり、暗闇の中での行動となった。全員の知恵と助け合いで切り抜けることができた。
記 録 者   東明 裕
写   真   東明 裕

2024年05月01日

2024/04/21 例会山行 鞍掛山

山行報告書
[カテゴリー]4月例会山行
[山   名]鞍掛山 477.7m
[報 告 書] 


心配された雨も降らず、薄曇りの中、我々26名は鞍掛山を目指して、旅館『のとや』を後にした。鞍掛山は低山であるが、その昔、日本海を航する北前船の指標なったことで「船見山」とも呼ばれた山だそうだ。


気軽に登ることができ、登山道には美しい自然が広がり、地元の人々は勿論のこと、他県の人々にも大人気の山で、鞍掛山を愛する会があるそうだ。

我々は多くの登山者に追い抜かれたり、出会ったりしつつ、山頂手前の急峻な長い階段を上りきり、360度見渡せる山頂に着いたが、残念ながら、黄砂で霞んで日本海や白山や大日岳等々を一望することはできなかった。

三角点を確認して、ベンチのある頂上でランチをとり、足取り軽く無事に下山した。駐車場に戻る頃、小雨が降りだしたが、それすらも心地よいと思えるほど、いい山だった。


[日   時]2024年4月21日(日)
[登 山 口]石川県鞍掛山第2駐車場

[参 加 者]26名

[コースタイム]のとや9:00-第2駐車場9:23-第1駐車場9:30-船見平10:04-鞍掛山10:54-避難小屋11:30-行者岩11:42-中ノ谷登山口12:23-第1駐車場12:30-第2駐車場12:34
[ヒヤリハット]特になし
[記 録 者] 高橋奈緒子
[写   真] 山本善貴



2024年04月28日

2024/04/28 ゆっくり山行 飯盛山

カテゴリー   ゆっくり山行

山   名   飯盛山

報   告    

飯盛山は花の山で、有名の様です。以前登った時は、ゆっくり駐車出来たと思いましたが、今回は苦労をしました。
揖斐川町地域交流センターに定刻8時前に集合、登山口を目指して出発しました。駐車場に到着すると、すでに満車、苦労して林道脇に駐車しました。
登山口から30分ほど登ると、花が出始めてきました。山シャク、リンドウ、コバイモ、シャクナゲ等です。ゆっくり花の写真を撮りながら、登りました。9時55分に飯盛山頂上に到着、記念写真を撮り、ゆっくりしたい3名を残して、外津汲へ向かい、10時50分に到着。飯盛山からの尾根道は花が少なくなっていて、残念でした。
昼食後、飯盛山へ戻り3名と合流、登山口へ戻りました。

日  時    令和6年4月28日(日)8時

登 山 口   飯盛山林道終点

参 加 者   計13名

コースタイム  揖斐川町地域交流センター8:00~登山口駐車場8:40~飯盛山登山口8:50~飯盛山9:55~10:10~外津汲山10:50~11:25(昼食)~飯盛山12:00~12:20~登山口13:00

ヒヤリハット  無し

記 録 者   後藤 允

写    真  横田 昭夫


2024年04月28日

2024/04/14 古道プロジェクト 富士見台と古代東山道

山行報告書

[カテゴリー] 古代東山道
[山   名] 神坂峠と富士見台
[日   時] 2024年4月14日(日)
[登 山 口] 神坂神社
[参 加 者]  総勢 22名
[コースタイム] 7:15神坂神社
        8:47 富士見台高原口
        9:06 一本立
        9:40/9:50 萬岳荘
        9:55/10:00 神坂峠
       10:30 神坂小屋
       10:50/11:20 富士見台高原
       11:45 神坂山
       12:00/12:05 萬岳荘
       13:40 神坂神社
[報   告]
 園原ICを出て、園原川沿いに上流へ進む。園原の里は、あちこちで桜の花が満開で、その花が朝日に照らされていて、心が浮き立ってきた。
 神坂神社に着くと、そこは打って変わり巨木が林立し、厳かな雰囲気に包まれていた。辺りには、万葉集などの歌碑が数体あった。昔から知られた神社だそう。歴史を感じる。石段を登り神坂神社に詣でると、右隣にはご神体である日本杉(ヤマトスギ)の巨木、また周りには栃ノ木の巨木が数本あった。なんと日本杉は樹齢2000年を超すそうである。きっと様々な旅人を見守ってきたのであろう。


 まずは、神社の左側の園原川沿いのしっかりした歩道を行く。行きは、ブナコースを進む。1時間ほどで大きな柵があり、そこからはいよいよ山道である。緩やかな登りで落ち葉があり、とても歩きやすかった。所々でイワウチワが咲いていた。高度を上げていくとカラマツ林と笹原の明るい尾根道で、木々の間から時折、恵那山が見えて、気分爽快になる。さらに高度を上げていくと登山道の両側にバイカオウレンが咲き乱れていた。まるで、バイカオウレンの絨毯を敷き詰めたようであった。皆、写真を撮るのに忙しい。バイカオウレンの小道を過ぎると直ぐに萬岳荘だった。まだ休業中でトイレは冬用の一つだけ使用できた。
 そこから、神坂峠に向かう。神坂峠には立派な石碑が立っている。この峠は、今でこそ道路ができて、簡単に車で行けるが、昔は東山道の中で最大の難所だったらしい。そこからは、雑木林の中の道を通り、富士見台を目指す。20分ほど歩くを目の前に笹原の富士見台高原が広がる。青空のもとに広がる笹原の風景。何度見ても、この景色は素晴らしい。特に、今回は天気がよく、色彩が冴える。


 山頂に着くと、霞んではいるものの、お約束の大展望!北、中央、南アルプスに恵那山、ぐるりと360度見渡せた。そこで、昼食をとり、神坂山に行くことにする。神坂山の辺りは笹か深く、足元が分かりにくかった。三角点にタッチし、直ぐに下山する。


 萬岳荘で小休止し、帰りはカラマツコースを行く。カラマツコースは「急勾配で一気に下山」と、案内板にあったが、それほど心配するほどではなかった。
 神坂神社に下山後、麓に残る東山道の約1.5kmのハイキングコースを歩くことにする。暮白の滝を眺める滝見台(皿投げ祈願)まで車で移動し、そこから田んぼのあぜ道を通りながら、それぞれに伝説が言い伝えられている「朝日松」や「姿見の池」「駒つなぎの桜」を見て、園原ビジターセンター「ははきぎ館」へ着いた。このははきぎは、源氏物語の「帚木」にも関係があるらしい。今回は、つくづく歴史を感じる山行であった。今まで何も知らずに簡単に登っていた神坂峠・富士見台に対する見方が変わったように思う。


[ヒヤリハット] 特に無し
[記 録 者] 日比野容子
[写   真] 日比野容子

神坂神社

2024年04月14日

2024/03/31 例会山行 日永岳

[カテゴリー]百名山&ぎふ百山
[山   名]日永岳
[報 告 書]今年度最後の山行、山県市の日永岳に参加しました。
当日の参加組は山県市役所に7時30分集合。
前泊組はリーダー山本さんの実家でジビエを楽しんだそうです。
山本家で合流、車で日永岳近くまで乗り合わせしました。せせらぎを渡り林道を50分程歩き、登山口へ到着。登り始めから急登が延々と続きました。途中のトラバースでは道幅も狭く滑りやすいヒヤリハットもありキツかったです。


山頂にてお昼の休憩時に、絶滅危惧種のクマタカを見ることが出来ました。なかなか見られない貴重な体験だそうです。

下山中、登りでは余裕がなく気付かなかったイワウチワが咲いていました。お花には癒されますね。下山途中先頭グループが熊に出会うという事もありましたが、皆さん無事に下山。春、ぼちぼち熊の出現も増えてくるので最低限、熊鈴は付けましょう。

その後、山本さんの実家で解散しました。名山初参加でしたが個人的にはまだまだ体力不足を感じました。


グループの編成がよくわからず、前も後も離れてしまい登山道もわからない為、不安な事もありましたが、皆さんと色々お話も出来て楽しい山行でした。
1日、お疲れ様でした。
[日   時]2024年3月31日
[登 山 口]廃校駐車地点から林道終点の巡視路入口
[参 加 者]19名


[コースタイム]山県市役所7:30-駐車地点8:45-日永岳登山口9:13-笹畑山分岐10:39-日永岳10:58-笹畑山分岐12:21-登山口13:36-駐車地点14:10(先頭チーム)
日永岳登山口9:40-笹畑山分岐10:56-日永岳11:30-駐車地点14:20(後続チーム)

[ヒヤリハット]道幅の狭いトラバースで滑りやすかった(片山)
ゆっくりのチームは想定して、メンバーを分けたが、先行チームが更に離れてしまった事があり、SLと中間者のメンバー確認が必要だった。(山本)

2024年03月31日

2024/03/14 平日山行 藤原岳

山行報告書

[カテゴリー] 平日山行
[山   名] 藤原岳
[報   告] 杉本さんの平日山行、第1回目。 
福寿草を見に藤原岳へ行ってきました。平日でしたが、孫太尾根の駐車場はほぼ満車でした。丸山でセツブンソウを観察し、草木の林でシジュウカラのさえずりに癒やされ、山頂手前の急登でやっと咲き始めたばかりの福寿草を見ることができました。


山頂では、平日なので登山者もまばらで、ゆっくりランチを楽しむことができました。下山は、岩場の急な下りを気をつけて下り、来た道を下っていきました。一度登山道から外れましたが、すぐに気が付き修正する事ができました。


[日   時] 2024年3月14日 木曜日
[登 山 口]藤原岳孫太尾根
[参 加 者]3名
[コースタイム]登山口7:03―丸山8:13―草木9:08―多志田山11:57―藤原岳10:40―丸山13:20―登山口14:15

[ヒヤリハット]報告にも書きましたが、登山道が不明瞭な場所で道を外しましたが、すぐに修正できました。
[記 録 者]林真由美
[写   真]

2024年03月14日

2024/03/04 例会山行 雲母峰 今西錦司記念山行

[カテゴリー] 3月例会 今西錦司記念山行
[山   名] 雲母峰(881.1m)  Ⅲ等三角点
[報    告]  昨年計画されたが、3月下旬とあって天候不順で中止となった。今回の山行に30名を超える希望者があり、当日になるまで人数の増減があった。外気は零度で、温度が上がらない中集合場所へ急いだ。すでに皆さん集まっていて、自己紹介をしてみると23名の参加で現地集合3名を含め26名が参加した。集合場所を伝え、5台の配車で各車ごとに出発した。


四日市市水沢町料理旅館『みや』に皆さん比較的早く着き、そこから5分ほどで東海自然歩道の出合(案内板)の駐車場に出た。人数が多いためA・B・Cの3班に分け、各班8名強の割合で出発。

やや薄暗い樹林帯の林道を12分ほど歩くと、テープや標識が見えてきたのが登山口である。植林された急な山腹をジグザグにして高度を稼ぐが、やや苦しいまさに正念場である。顔を上げると前方に尾根道が見えてきた。さらに、735mの独標をとりまく尾根を越えたところで一休み。

登山道はよく整備されており、標識には距離・時間等が書かれ、これを目安にして迷うこともなく稜線の分岐に出た。このあたりの樹木は細く、立木密度は高くなっていてこのような状態を二次林という。かつての天然林が伐採されて、その後自然に森が再生した結果できた植生をいう。

やせ尾根を過ぎると雲母Ⅱ峰に出た。さらに、15分ほどでいったん下って登った場所が山頂。狭く、見通しもよくなかった。今までやってこなかった「万歳」三唱を私の音頭で声を張り上げた。併せて記念写真も撮った。思い出すと自分自身下見で2回を含めて、山頂に立つこと4回登ったことになる。余程この山は相性がいいのかと改めて思う。

この人数で、食事をするには狭いため場所を変えることにした。再度雲母Ⅱ峰へ戻った。少し下った広場で食事を始めた。この場所は、伊勢平野が一望でき、今にもハンググライダーが飛んでいきそうな景色のよい所だ。30分ほど休憩をとり、最近新しい会員が増えてきたので雑談しながら親睦をはかつた。最後に「ヤッホー」の声をかけて出発。今朝登ってきた山道を引き返し下の駐車場に着いた。そして、現地参加者と別れ美濃国分寺駐車場へ帰路を急いだ。今回は雨の心配もなく、無事終え担当者は安堵した。

[日    時] 2024年3月3日(日)
[登山口] 独標尾根コース取付き
[参加者] 計26名
[コースタイム]   美濃国分寺駐車場7:00 7:08     『みや』料理旅館前 8:43     東海自然歩道出合駐車場8:48 9:09・・・登山口9:21・・・735m独標尾根・・・雲母Ⅱ峰10:59・・・雲母峰山頂11:14・・・雲母Ⅱ峰11:32 12:05 ・・・分岐12:47・・・735m13:15・・・登山口13:30・・・駐車場(案内板)13:43 13:56   美濃国分寺駐車場 15:43 15:53  解散

2024年03月03日

2024/02/11 例会山行 猿投山

〔カテゴリー〕  例会山行
 〔山   名〕  猿投山(629m)
 〔報   告〕
   立春も過ぎちらほら花の便りも届き、どことなく春の気配を感じさせる中での山行となった。今回
の山行は、木曽山系の末端に位置し、豊田市と瀬戸市の境界に聳える愛知県の名峰の一つ猿投山である。
この山は古くから山岳信仰の場として崇められてきた山であり、山麓にある「猿投神社」と山中に
ある「東の宮」・「西の宮」は「猿投三社大明神」と呼ばれている。最近では、多くの登山者が訪れ
名古屋の「高尾山」とも呼ばれている。


 山の由来は、景行天皇が伊勢国へ出かけた際、可愛がっていた猿が不吉な事を行ったので海へ投げ捨てたところ、その猿が今の「さなげ山」に籠って住んだとされることから「猿投」と呼ばれるようになったと言われる。

   麓の「猿投神社」は、創建が西暦194年と伝わる古社であり、毎年10月に行われる猿投祭りで
は、県の無形民俗文化財に指定されている「棒の手」が奉納される。

 今回の山行参加者は、17名(内2名は現地集合)である。7時半に中濃総合庁舎に集合し、車3台に分散し一路「さなげ棒の手ふれあい広場」へ向け出発した。

 広場で全員の参加確認を行い山頂目指し出発。御門杉(登山口)迄はアスファルトの道を歩く。途中の登山者駐車場は既に満車であり、道の端端にも車が停まり山の人気を表している。登山口からは階段である。途中の大岩展望台では濃尾平野等の展望を楽しみ、東の宮・カエル石を経て山頂に到着した。山頂は既に多くの登山者で賑わっていた。ここで集合写真を撮り、少し離れた場所で昼食とした。帰路は、カエル岩から御舟岩・大碓命墓を経由し西の宮へ。こちらはあまり人も入らず静かな道である。分岐を経て朝登って来た道を下り御門杉(登山口)へ到着した。この山は階段の多い山である。最後に猿投神社に参拝し、集合場所の「さなげ棒の手ふれあい広場」で解散とした。

 今回の山行は、天候に恵まれ、御嶽山を始め多くの山々の眺望もでき楽しい山行であった。

 〔日   時〕  令和6年2月11日 (日)
 〔登 山 口〕  猿投神社
 〔参 加 者〕  計17名
 〔コースタイム〕 中濃総合庁舎P7:30~さなげ棒の手ふれあい広場8:40→御門杉9:20→東屋
           9:55→大岩展望台10:12→東の宮10:50→カエル岩11:00→山頂11:15(昼食)
           12:00発→御舟岩12:30→西の宮12:40→分岐13:05→御門杉13:40→(猿投
           神社参拝)→さなげ棒の手ふれあい広場14:30 【解散】



 〔ヒヤリハット〕 なし
〔記 録 者〕 馬渕 等

2024年02月11日

2024/02/04 百名山&ぎふ百山

今期 雪山訓練 北横岳に参加後 2024年2月4日本格的な雪山に参加しました。場所は 揖斐郡にある涌谷山~丁子山です。
登山開始当初は雪がほぼなく 藪を四つん這いになりながら上りました。徐々に雪が多くなり、足元が滑りやすくなってゆきます。
皆さん ワカンの装着をしました・・・が ワカン初体験の主人と私は 装着にも苦労しました。慣れないせいでうまく足にフィットせず、何度も調整するする必要があり そのたび東明さんはじめ皆さんにご迷惑をおかけいたしました。スミマセン・・・


 ベテランメンバーの方々が丁寧にサポートしてくださり ペースをゆっくりしてくださったことで 何とかついていくことができました。
足がつった時も 荷物を分けて持ってくださり 励ましの声をかけてくださったので 諦めず登り続けることができました。


山頂までの道は 思いの外険しく 何度も休憩を挟みながら登りました。雪道は想像以上に体力を消耗します。
それでも、山頂への道は美しかったです。雪に覆われた景色は格別で 苦労を忘れさせてくれました。
暖かい食べ物に癒され ホッとしたのも束の間。下山です!
登りもつらいが下りも・・・


雪の状態が 登りの時とは全く変わってしまい ザクザク!!
滑りながらも歩を進め 駐車場が見えた時の喜びは、山頂についた時と同じくらい大きかったです。
初めての雪山でしたが、無事に登頂することができて達成感でいっぱいです。メンバーの方々、そしてサポートしてくれたすべての人に感謝しています。

今回の登山で、自分の体力不足を痛感いたしました。
今後は体力トレーニングを積み、より安全に登山が楽しめるようになりたいです。
雪山登山は、想像以上に大変でしたが、それ以上に素晴らしい経験でした。
今後も機会があれば、ぜひ挑戦したいです。

[日   時]2024年2月4日
[登 山 口]
[参 加 者]CL東明裕 SL梅田直美 重森宏昭 林真由美 日比野容子 山田由紀子 吉田尚史 吉田たけ美 山本善貴    
       
[コースタイム]7:11現地車止め―7:20屋根取り付き竹林を登る―9:12ワカン装着
        -11:45涌谷山山頂-12:15下山開始-12:42丁子山-
        13:14ワカン外す―13:47旧ゲレンデトップ-13:57下山
[記 録 者]吉田たけ美

2024年02月04日

2024/02/04 ゆっくり山行 高木山 富士山

日時:令和6年2月4日(日)
集合場所、時間:みのかも健康の森 第一駐車場 9:00
参加者:7人 リーダー高木基揚、神山敬三、馬渕 等、渡部慶洋、
長屋桂子、堀 智子、林 靖子(順不同)
行程:ものかも健康の森8:50→高木山9:18~9:33→富士山10:23~11:30
   →みのかも健康の森「管理棟」12:27→解散13:00

感想
出かける時は、小雨が降っていてどうなる事かと案じられましたが、集合場所のみのかも健康の森に到着した頃には晴天となり、歩き始めた時には、真っ青な空でした。

登山口から直ぐに、777段の階段があり、ゆっくり山行者全員が、息をこらして登りましたが、半分の位置の東屋で一息入れ、再度挑戦しました。階段を登ると直ぐに高木山山頂の展望台でした。

しばらく展望を楽しんだ後は、富士山を目指しました。ゆっくり山行者全員がまあ楽に行けるとたかをくくっていましたが、段差がある階段と急登が続きました。やっとの思いで富士山まであと25分の標識がありホッとし、更にあと5分の標識を見つけ、やれやれとしました。

山頂は、展望抜群で冠雪した御嶽山始め白山を眺める事ができました。
富士山山頂で、早めの昼食タイムをし、下山は階段を避け林道歩きをし、後藤さん指示の虹のトンネルを通り抜け、みのかも健康の森管理棟で五平餅やソフトクリームをいただき解散しました。

ゆっくり山行者全員が、えらかったねえ~、今回の山行はいい運動になったね~、という感想でした。

 

 

2024年02月04日

2024/01/14 例会山行 笙ヶ岳

1月例会山行報告書

[カテゴリー] 例会山行
[山   名]  笙ヶ岳(標高908m)
[報   告] リーダーは2組に分けないと目標は達成できないと判断。4人組のチーム2と5人組のチーム1で臨みました。

チーム1は順調に威徳山に到着。雪の量から微妙な状態でしたがつぼ足の方が歩きやすいと判断してずっと通しました。5人とも転ぶことなく歩きとおすことができて一安心。ただ、渡渉で足を滑らしたメンバーがいたのはご愛敬かな。

チーム2は裏山、表山から威徳山に向わず笙ヶ山へ。チーム1とちょうど笙ヶ岳に向かうところで合流。なんとか笙ヶ岳では一緒になれた。気持いい新雪、綺麗な霧氷、遠くに見える南アルプスから白山までの展望、天気がいいとどれもが素晴らしい!!やっぱり雪山はきれいで気持ちいいと感じる山行でした。(五十川)


今回の企画でチームリーダーだったので、1月2日に下見をしていました。その時点では全く雪が無い状態でした。前日に雪が降って、どの程度なのか心配でしたが、問題なく歩けました。新年会で、縄田さんに確認するとまだまだ挑戦したいとの意気込み。馬渕さんを巻き込んで、更に竹中会長をドタサンさせることになりました。なので、チーム2のサポートに徹することにしました。

表山までの急登でばててしまった馬渕さん、縄田さんに置いていかれるほど。裏山に行かないと下山できません。馬渕さんを励まします。裏山での展望を楽しんで、奥山へは繋がず、笙ヶ岳までは行きましょうと、メンバーに活を入れます。その後、チーム1に遭遇し、笙ヶ岳で合流し集合写真。


狙いがはまりました。下山時間が合うように小倉山まで行ってもらうことにして、チーム2はそのまま林道を下山。30分早い下山となりました。最終的には、満足して頂けた山行でした。

[日   時]  2024年1月14日(日)

[登 山 口] 養老の滝駐車場

[参 加 者]   チーム1 五十川幸学、今峰正利、苅谷敬三、日比野容子、林真由美
チーム2 山本 善貴(CL)、竹中佳美、馬渕等、縄田さかゑ 以上9名

[コースタイム] チーム1 美濃国分寺6:00 →養老滝上駐車場6:53→表山尾根取付き7:04 → 俵山8:33→裏山9:17 →奥山9:55→笙ヶ岳11:36~12:02(昼食)→もみじ峠12:43→アセビ平12:51→小倉山14:06→三方山14:18→滝上駐車場15:06

チーム2 美濃国分寺6:00 →養老滝上駐車場6:53→表山尾根取付き7:04 →表山9:22→ 裏山10:20 →笙ヶ岳11:56~12:12(昼食)→もみじ峠13:22→滝上駐車場14:22

[ヒヤリハット] チーム2では途中にアイゼンを装着したが 、手袋を外しておこなっていたので、手袋をしたままできるようにしてもらいたい。また、長靴での参加は無しとしたい。
当初の計画書を見て、参加辞退した方が見えたのが残念でした。(今回のつなぎたいと言われた小島さん、竹中美幸さん)

2024年01月14日

2024/01/07 雪山訓練 大日ヶ岳 上級編

[カテゴリー] 雪山訓練
[山   名] 大日ヶ岳
[報   告] 当初、計画の伊吹山は入山禁止。次の猪臥山は雪不足。ということで目的地は大日ヶ岳となりました。天候は高鷲スノーパークの駐車場に着いた時には青空が見えていました。ゲレンデトップに来るとその青空も隠れ、曇り空。でも、多くのスノーボーダーでにぎわっていました。


私達は、そのすぐ横の傾斜地で雪山訓練を開始しました。まず、アイゼンをつけ、ピッケルの使い方の説明を聞いて、歩き方の練習です。傾斜が緩い時は、アイゼンの爪全面を使ったフラットキック、逆八の字。そして、傾斜が急な時のフロントキック。これは、膝から回転させて一回で蹴りこまないといけないので、ちょっと力がいります。下りでは、ビビると腰が引けてしまい、もっと体を前に出すと何度も注意を受けました。 次に傾斜が急なところでのトラバースの仕方で、スリーオクロックの練習です。この場合も、爪全体を利かすように谷側の足を少し内側に入れないといけないのですが、気を抜くと直ぐに忘れてしまいます。要注意です。


その後、転んだ場合の停止の仕方です。本当は転ばないのが一番なのですが、転んでしまったら、兎に角、ピッケルのピックを効かせて止まらないといけません。でも、とっさに体が反応せず、うまくいきません。段々、興じてくると頭から滑落した場合の練習をしている方もいましたが、私は怖くて、できませんでした。


昼食の後、大日ヶ岳に登ることになりました。湿った牡丹雪が降る中、アイゼンをつけ、ピッケルを持って出発です。前大日までは、雪がふかふかで歩きづらかったですが、過ぎたあたりから雪が締まってきて、アイゼンが効き歩きやすくなりました。山頂は雪で全く展望が無く、直ぐ下山です。その横をスノーボーダーの若者たちが風を切るように滑っていきました。ゲレンデトップでもう一つのチームと合流しました。私にとっては、この冬、初アイゼン使用。この後の雪山が楽しみです。
[日   時] 2024年1月7日(日)
[登 山 口] 高鷲スノーパーク
[参 加 者] 五十川幸学、重森宏明、園部徹、東明裕(CL)、日置文夫、日比野容子、
山本善貴
[コースタイム] 高鷲スノーパーク駐車場8:25~ゲレンデトップ8:40/11:50雪山訓練~
休憩所🍙11:50/12:20~前大日12:50~大日ヶ岳13:10/13:15~前大日13:30~ゲレンデトップ13:50~高鷲スノーパーク駐車場14:15
[記 録 者] 日比野容子
[写   真]

2024年01月07日

2024/01/07 雪山訓練 大日ヶ岳

山行報告書

[カテゴリー] 雪山訓練
[山   名] 大日ヶ岳
[報   告]  中濃総合庁舎6:00集合、令和6年の挨拶から始まりそれぞれの車に分かれて美濃ICから高鷲ICまで。前日の予報は思わしくない予報でしたが、当日は雪山訓練なので悪天候の経験も不可欠であると決行になりました。

嬉しいことに予報は外れ好天に!初めての雪山登山は、うまく歩けるのか、皆についていけるか不安ではありましたが、気分はワクワクでした。水谷コーチの指導を受けて、登り下り、足のけり方、ピッケルの使い方を実践しましたが、日頃の健脚を試される時でもありました。初めてでもサクサク登る者、ヨタヨタずるずる登れない者、皆、慣れない雪を相手に頑張りました。

途中、滑落停止訓練も行いました。180°回転、ピッケルを胸の下に構え、重心を置き、足をあげる…いくつかの動作を同時に行うのは簡単なことではありませんでした。

お昼はレストハウスにて休憩、コーンスープで暖まり、午後からの訓練に備えました。休憩を終え、午後からは一列に列をなして山を登ることになりました。ふっわふわの未踏の雪の中をラッセルの交代をしながら稜線まで進むと、霧氷がとても美しく、ちらつく雪も結晶のまま煌めき、音のない静寂な世界に心があらわれました。

下山を始めると晴れていた空もだんだんと予報通りの雪に変わり雪上訓練らしさも増してきました。吹雪の中の訓練でしたが、登山道もなく自由に進んでいける解放感は、とても気持ちの良いものでした。

最後の下山では、ドスこいの型もたくましい様になり、無事に雪山訓練を終えました。吹雪の中の訓練でしたが、登山道もなく自由に進んでいける解放感は、とても気持ちの良いものでした。

[日   時] 令和6年1月7日(日)

[登 山 口] 高鷲スノーパーク

[コースタイム] 高鷲スノーパーク8:20 リフトトップで雪山訓練9:00~15:00 15:30下山

 

2024年01月07日

2024/01/07 ゆっくり山行 菩提山

カテゴリー:ゆっくり登山
山名;菩提山(垂井町岩手)401m
日時;2024年1月7日
報告

9;00竹中半兵衛陣屋跡集合、周回コース時計回り、登山口まで30分、小雨が降る中カッパ着て歩く、登山口に来たら雨は上がって青空が、登りはほとんど階段、

1時間ほど登ったころ、先端の折れた鉄塔の下に、雪の重みで折れて工事中らしい、11時ちょっと前に山頂到着、綺麗に整備された城跡、のぼり旗が一杯立っていた、

ここで昼食、40分ほどしたら雪がちらほらしてきたので下山、下りルートは緩やかな道、途中白樫の木の根が珍しい板根になっているのを見ました、

12;45分下山、竹中半兵衛の墓をお参りしてきました。


参加者;SL神山敬三・小島孝子・白木貞次・L竹中美幸・縄田さかえ・林靖子・堀智子・横田昭夫・渡部慶洋

2024年01月07日

2023/12/24 名山企画 天狗岳

[カテゴリー] 名山企画
[山   名] 天狗岳(2,166m)
[報   告] アイゼン歩行訓練を兼ねて八ヶ岳の名峰である天狗岳へ。今年は雪が少ないとは思ってはいたが、そこかしこで石が出ていて、これほど少ないとは驚きだった。

12本アイゼンで登ったものの、アイゼンではオーバースペックでチェーンスパイクがちょうどいい雪の量だ。

雪が少ないとはいえども展望台や山頂から見る八ヶ岳の雪景色は美しかった。

途中で山住さんが疲れて遅れ気味になってきたことと、この先のルートをアイゼンで登るには若干不安があるとのことで第2展望台からCLの東明さんと一緒に下山することとなった。

残りのメンバーは山頂を経由して下山した。

[日   時] 令和5年12月24日 日曜日

[登 山 口] 唐沢鉱泉

[参 加 者] 計9名


[コースタイム] 唐沢鉱泉8:00→第一展望台10:12→西天狗岳11:50→東天狗岳12:10→
黒百合ヒュッテ13:20→16:00唐沢鉱泉

[ヒヤリハット] アイゼンを石や金網状の橋にひっかけて転倒するメンバーがいた。歩きに
くい道ではあったが、注意しないと骨折する危険があった。

 

2023年12月24日

2023/12/23 ゆっくり山行 如来ヶ岳

[カテゴリー] ゆっくり山行
[山   名] 如来ケ岳
[報   告] 
 風もなく穏やかな秋日和、朝9時に畜産センターの駐車場に集合し、神山リーダーから行程や配車の説明があり車2台を山県市役所に置いた。


最初の鉄塔では振りむくと山県市内が一望でき遠くには黄砂の影響かぼんやりではあったが白く冠雪した御嶽山そして誕生山・天王山も見えた。

山頂は展望こそなかったが大きな1等三角点があり集合写真を撮った。

二つ目の番鉄塔の下で眉山や金華山を見ながら昼食をしていると恵那山のシルエットも見えるようになりあっという間に時間が経った。

下山は落ち葉たっぷりの山道で足を取られないようにし、倒木も多くゴツンしたりもぐったりしながら歩いた。ウラジロやコシダに覆われた登山道は良く歩かれていて気持ちよく安心して下山することができた。

如来ケ岳は276mと低山ではあるが木々が葉を落としたこの時期は快適にミニ縦走ができるいい里山だった。今日は後藤さんが都合で参加されなかったが美味しい最中(モナカ)や大きな干しブドウの差し入れを頂きました。ありがとうございました。

[日 時]  2023 年 12 月 10 日(日)
[登 山 口] 山県市役所

[参 加 者]  計8名
[コースタイム] 畜産センター9:00~山県市役所9:20~高木墓地9:30~山頂10:40~
11:00鉄塔(昼食・休憩)~11:50~12:40畜産センター~山県市役所車回収 解散13:20


2023年12月23日

2023/12/09-10 バリエーション 六甲山


[カテゴリー]バリエーション
[山   名]六甲全山縦走(須磨~宝塚)
[報   告]六甲全山縦走といえば、かの加藤文太郎がトレーニングしていたことは著書「単独行」で読んでいた。彼は住まいのあった和田岬から六甲〜宝塚へと縦走し、西宮経由で街道を歩き自宅に帰っていた。翌日も平気な顔して三菱重工で労働の汗を流していたそうだ。そんな伝説の加藤文太郎を思いながら、岐阜支部10名は阪急宝塚駅を目指し午後22時過ぎ須磨を後にした。須磨浦公園駅をスタートすると直ぐ階段の連続だ。

二つ目のピークの旗振山から明石海峡大橋が良く見えた。右手には、目指す神戸の街明かりが遥か遠く光り輝いている。六甲縦走の前半はアップダウンを繰り返し住宅街へも数回下りる。高倉台の住宅街から栂尾山への登りはどこまでも続く階段。頭の中でレッド・ツェッペリンの「天国への階段」を歌っていた。横尾山を過ぎると前半のハイライト、須磨アルプスの『馬の背』だ。ヘッデンに照らされた岩稜が夜空に浮び上がる。

縦走路の中で唯一のコンビニのローソン須磨妙法寺界地店は、残念ながら開いてなかった。午前0時~6時は閉店のようだ、気を取り直し高取山へ登り返す。山頂の高取神社からは元町〜三宮の眩い光が見えた。またまた市街地に下り、丸山市街地〜神戸電鉄鵯越駅を通過する。市街地も縦走路の一部なのだが、各ポイントには案内表示板がありわかりやすい。

鵯越から標高458mの菊水山まで頑張って登る。が‥菊水山の縦走路マップを見て愕然とした。まだ全行程の1/3も来てないのだ。嘆いても仕方がない、天王吊橋まで下り鍋蓋山へ登り返した時は午前5時だった。昨夜から一睡もせずに歩いている、睡魔との闘いだ。

ここから市ケ原へ下り、いよいよ摩耶山へと向かうのだ。摩耶山への道中で夜明けを迎えた。素晴らしい夜明けに一同声が出る。偽ピークに騙されながらも太陽パワーでようやく標高698mの摩耶山の三角点に到着、神戸市街を一望する摩耶山掬星台展望台で大休止した。ここから見下ろす神戸の夜景は素晴らしいだろう。

展望台から六甲山まではロードハイクが中心となる。途中六甲ガーデンテラスで大休止して11時35分、ついに六甲山最高峰931mに到着した。まさに六甲最高!の素晴らしい晴天だった。全員で集合写真を撮り、あとは阪急宝塚駅まで15キロ下るだけだと思っていたのが間違いだった。

個人的に宝塚駅までの下りが核心だった。下りても下りても平地が近付かないのだ。所々に出てくる登り返しにもう嫌気がしていた。モチベーションはキンキンに冷えたビールだけだった。宝塚駅が見えてきたが支部長と私はたこ焼き居酒屋に直行。生ビールが旨い、美味すぎる。渇ききった細胞一つ一つに沁み渡る。2件目のお好み焼き屋で全員合流し乾杯、長かった47キロの苦労を労いあったはずだが‥私は半分寝ていたと思う。。
下山した時はもう次は無いなと思っていたのだが、山行記録を書いているとまた機会があれば行ってもいいかなと思っている。山とは不思議なものである。

[日   時] 2023年12月9~10日

[登 山 口] 須磨浦公園駅

[参 加 者] 10名

[コースタイム]須磨浦公園駅22:10 – 鉢伏山22:37 – 高倉山23:12 – 横尾山23:52 – 馬ノ
       背0:00 – 妙法寺 0:45 – 高取山1:40 – 菊水山3:52 – 鍋蓋山4:57 – 摩耶     
       山7:45 – 六甲ガーデンテラス10:10 – 六甲山11:35 – 阪急宝塚駅 15:15

[ヒヤリハット]縦走路は特に危険な箇所は無かったと思われる。
       睡眠不足により歩いている最中にも意識が何度か飛びそうになった。
[記 録 者] 重森宏昭
[写   真] 重森宏昭、他皆様より

2023年12月09日

2023/11/26 沼津アルプス全山縦走

山行報告書

[カテゴリー] ハイキング
[山   名] 沼津アルプス全山縦走
[報   告] 
 中濃総合庁舎出発組5名と各務原市鵜沼出発組5名に分かれ、午前3時過ぎにそれぞれ岐阜を出発し、あらかじめ予約していた沼津駅付近のパーキングに駐車。沼津駅で2名が合流して総勢12名となり、8時のバスに乗って30分弱で多比バス停へ。沼津アルプスの縦走をスタートしました。


① 太平山(356m)~②鷲頭山(392m)~③小鷲頭山(330m)~
④志下山(214m)~⑤徳倉山(256m)、⑥横山(183m)、⑦香貫山(193m)

 太平山から香貫山までの縦走は、低山ながらそれぞれ斜度のきつい上り下りの連続で、滑り易い箇所も多かったですが、タフなメンバーが多く、速いペースの山行でも全員ついていく事ができました。

道中、富士山と海が常に見えているのを想像していましたが、実際はそうではなく、樹林帯や尾根道から時折開けて駿河湾や富士山が見えるため、その度に歓喜の声が聞こえました。冠雪した美しい富士山、駿河湾とその奥に南アルプスも見え、皆がカメラやスマホを構えました。スタート時は曇っていた空も予報通り午後には晴れ渡り、最後の香貫山公園展望台からは晴天の下、360°パノラマの絶景を眺める事ができました。富士山や駿河湾はもちろん、歩いてきた沼津アルプスの稜線を眺める事で達成感も大きくなりました。

沼津アルプスは町からアクセスできる登山口が多く、低山ながら眺めが良いため人気があるのも納得で、山頂は団体の登山者も多く見かけました。立派な桜の木も数か所あったので、春に登るのもよさそうでした。
下山後は沼津港でしっかり食事をし、お土産を買う時間もとり、無事に山行を終えました。

[日   時] 2023年11月26日
[登 山 口] 多比(曽爾高原野口駐車場)
[参 加 者] 矢口重治(CL)・林真由美(SL)・山本善貴・五十川幸学・今峰正利
・東明裕・梅田直美・二宮藍・日置文夫・増田陽子・山田由紀子・水野岳男
以上12名
[コースタイム]  8:30 多比バス停スタート →9:04多比口峠 →9:12太平山 →9:26多比口峠 →9:48多比峠 →9:55鷲頭山 →10:20小鷲頭山 →10:54 志下山 →→11:15象の背 →11:29徳倉山 →12:12横山 →13:00 香貫山 →13:10香貫山公園展望台 →14:30沼津港
[ヒヤリハット] 急なアップダウンの連続で滑り易く、下りで転倒する場面が何度かありました。特に後半は思ったより足に疲労があり、転び易かったと思われます。
[記 録 者] 水野岳男
[写   真] 水野岳男

2023年11月26日

2023/11/23 山城シリーズ 名城を巡る

[カテゴリー]  山城シリーズ(東濃)
[山   名]  苗木城址、岩村城址及び岩村の町巡り、明知城址及び大正村
[報   告]
小春日和の天候に恵まれ、心地よい風が吹く朝に、18名を乗せたマイクロバスは出発しました。祝日にも関わらず、道の混雑はなく、計画通りに三城址を巡ることが出来ました。 

今回の山城シリーズは、 バスで登頂することもできるなど、いろいろ配慮のある計画で、誰しもがそれぞれの歩き方を楽しめる山行でした。 又、紅葉が美しい山道を、植物・木・歴史的な遺跡をゆっくり眺め、また、説明を受けながらの散策で知識が深まり、心身共に潤う感じでした。

私の趣味の感想になりますが、元岐阜城主(元管主です)の園部さんの苗木城の積み方の異なる石垣の説明や岩村城における歴史の話など、とどまることなく、思わず、戦国の世に波乱に満ちた人生を送った「おんな城主(おつや)」や、井戸の不思議に思いを巡らしてくれました。

苗木城の展望台は大パノラマで木曽川や市街地360度見渡せ、後藤さん、高木さん、日置さん、馬渕さんが山を次から次に説明してくださいましたが、…忘れました・・・すみません(恵那山、笠置山・・・)。花が咲いていると、下畑さんが説明…岩村の街めぐりでは、どなたかが岩村が生んだ偉人「佐藤一斎」を教えてくださり、家々の軒下に掲げられている碑文を読みながら、梅田さんのお勧めの五平餅の美味しいお店まで散策するなど、 ゆっくりとした散策の中に、楽しみ方が凝縮されていました。

山岳会の方々は、山だけでなく、とても知識人であり文化人であられるので、ご一緒させていただくと、とても勉強になり良い刺激をいただきます。山岳会ではありますが、こんな企画も楽しみです。最後になりましたが、リーダーの後藤様、サブリーダーの長屋様、ご尽力いただきましてありがとうございました。皆が無事に笑顔で帰宅でき最高の山行でした。

[日   時]  2023年11月23日(木、祭日)
[登 山 口]  各城址の登り口
[参 加 者]  計18名
[コースタイム] 岐阜県庁7:00~苗木城址登山口9:00~登山口戻り10:00~岩村城址登山口10:40~本丸跡11:20~昼食~岩村町巡り12:50分~14時~大正村14時40分~明知城址~大正村戻り15時~岐阜県庁16時20分 解散
[ヒヤリハット]  特になし

2023年11月23日

2023/11/20 11月例会山行 田立の滝

[カテゴリー] 11月例会山行
[山   名] 田立の滝
[報   告]  平成2年に日本の滝百選に認定され、2020年3月27日中央アルプス国定公園に指定された「田立の滝」に行ってきました。
中濃総合庁舎7時出発。途中道の駅賤母でトイレ休憩の時、私は美味しそうなりんごを購入、皆さんそれぞれに道の駅を楽しんでいました。
駐車場到着、準備後出発。素晴らしい天気と紅葉に恵まれた一日でした。

昼食場所の避難小屋までは約2時間途中いくつもの滝と紅葉を観て歩きましたが、途中には案内板があり、迷うことはありませんでした。
山行案内に「前日雨、当日雨は中止」と案内がありましたが、細い道に枯葉がたくさん落ちており、また木階段が劣化しており濡れていたら危険だと思いました。前日当日共に晴れで良かったです。
滝は晴れの日が続き水量が少なかったですが充分に迫力がありました。滝の水は清々しく、空気も澄んでいて、心地よい気持ちを与えてくれました。
途中には渡るのは3人までという吊り橋が何箇所かあり楽しめました。

山頂までは行きませんでした。
眺望はありませんが避難小屋前に自然石を上手に使ったテーブルと椅子があり楽しいお喋りと共に昼食となりました。


その後は後藤さんがCDプレイヤーを準備してくださり、『加藤文太郎の歌、白い花が好き、ブナの原生林』と三曲歌いました。
昼食後は風が出て体が冷えて少し寒かったです。暖かくできるよう準備が必要だと改めて思いました。青空と紅葉囲まれて贅沢な時間でした。
無事に駐車場に到着。
後藤さんがあずきアイスを準備して下さり美味しくいただきました。

田立の滝は、自然の景色を楽しむだけでなく、心を癒すことができる場所でした。みなさんとの充実した時間を過ごすことができ、リフレッシュして帰ることができました。また機会があれば、田立の滝に訪れたいと思います。

[日   時] 2023年11月20日

[登 山 口]  粒栗駐車場

[参 加 者] 11名

[コースタイム]  粒栗駐車場9:10~螺旋の滝10:00~10:15~天河滝10:40~11:00~避難小屋昼食11:50~12:30~不動岩13:00~駐車場15:00
[ヒヤリハット]  休憩した沢で藻がついた石があり滑りそうでした。木階段も細く劣化しており注意力が必要でした。

2023年11月20日

2023/11/19 今年度最後の森林づくり作業及び芋煮会

2023年度 (通算273回)

第9回・権現の森林づくり報告(日本山岳会岐阜支部)

       支部長 東明 裕  記録者 馬渕 等  写 真 山本 善貴
 

・令和5年11月19日(日) 天候:曇時々晴
   「今年度最後の森林づくり作業及び芋煮会」

・参加者 ---- 11名


◆  昨日の荒天の余波が残りどんよりした空で晴れ間が時々見せる中、皆さんの参加を得て今年度最後の森林づくり作業に汗を流した。作業後は、「芋煮会」で労をねぎらった。
今年は、林道が土砂崩れ等により車で現地へ入ることが出来ず、国道から徒歩での現地入りとなった。
森周辺の落葉樹は葉を落とし、昨日降った雪も有り厳しい冬が直ぐそこまで来ている気配を感じさせる森になっていた。


参加者を森から権現山への登山道等の修復班と現地での「どんぐりの実」の植え付けと防獣ネットの取りまとめを行う二班に分け作業を行った。
昼食は、皆さんが用意した材料で賑やかに「芋煮会」を開き、今年度の森林づくり作業の打上げを行った。


  
   *作業内容
①「どんぐりの実」の植え付け作業
実がネズミに食べられず厳しい冬を越し、芽が出る事を祈りたい。
    ② 登山道の修復等
③ 防獣ネットの取りまとめ
④ のぼり旗の撤去 等々

◆ その他
権現の森林づくりについては、問題も色々有りますが知恵を出し合い進めて行きたい。
   

 

2023年11月19日

2023/11/12 名山 大台ケ原

[カテゴリー] 例会山行
[山   名]  大台ケ原山(標高 1695.1m)
[報   告]  百名山企画でどなたも参加できる例会山行として企画しました。移動時間に4時間かかる場所で、マイクロバスにするかなどの検討もしたが、車での移動手段を選択しました。長時間の運転、お疲れ様でした。今回の見どころは、大蛇嵓からの展望です。日出ヶ原の山頂を経由して周回するコースだが、昼食を含めて4時間半ほどの計画でした。
駐車場に近づくにつれて、道路にカラーコーンが置かれ始めて、一瞬駐車場が満車かと思いました。紅葉の時期を過ぎたせいか、以外と空いていました。


当日の天候は晴れ予報でしたが、肌寒い日曇り空。当日参加に変更になった平松君が参加しているからだと。初参加の片山さんは本人曰く、雨女ですと。唯一、長屋さんは雨に降られたことがないと、車内でもそんな話でにぎわいました。結果として、下山後はしっかり雨が降ったので、長屋さんの勢力が上回ったということか。

行きに立ち寄ったコンビニに、焼き立てパンやら、柿の葉寿司などを販売していて時間を食ってしまい、出発時間は37分遅れてしまった。散策コースをゆっくりと歩き、昼近くになったため、牛石ケ原で昼食にしました。石畳が腰掛けるのに最適な場所でした。

大蛇嵓に着くと写真を撮る順番待ち、狭い場所で崖の先端のようなところです。頑丈な鎖があり問題ないが、女性たちはキャーキャー言いながら、手をつないで助けを求めてきます。何とか集合写真を撮って、分岐を越したあたりまで来ました。

梅田さんに携帯つながったので、電話をするとすぐ近くだったので、引き返して全員集合写真を撮りました。その後は駐車場まで登り返しがありましたが、ゆっくりペースだったため、前泊チームとほぼほぼ同じ時間に下山となりました。


ショップの前で解散式をして、長屋さんがマイクロバスに乗り帰ることになりました。帰りの高速も大した渋滞なく、19時ころに戻りました。

 大杉谷コースの参加者は12名で、山本さんはそちらの計画に参加したかったでしょうとのメンバーの話も聞きましたが、「楽しかったです」の声を聴くと、計画してよかったと思いました。

[日   時]  2023年11月12日(日)

[登 山 口] 大台ケ原ビジターセンター

[参 加 者]   山本 善貴(CL)、竹中美幸(SLA)、馬渕等(SLB)、井上美智子、小島 孝子、清水友子、園部徹、竹中佳美、長屋桂子、長尾 潤子、林 靖子、平松拓実、吉田尚史、吉田たけ美、片山佳津子
以上15名

[コースタイム] 大台ケ原ビジターセンター 9:37 → 大台ケ原山10:26→正木ヶ原11:12 → 牛石ケ原11:39~12:15(昼食) →大蛇嵓12:24→大蛇嵓分岐12:54→シオカラ谷吊橋13:36→大台ケ原駐車場14:21

[ヒヤリハット] 15人だったのでAとBに分けたが、特に問題なく歩けた。
今後の課題として、集合場所の検討をする必要がある。直前になって、大垣方面のメンバーが4人集まって、現地集合となったこと。逆方向になる人をどこに集めるのが一番良いかである。長時間の運転が運転者への負担になる。(交代しても寝むれないなど)車の提供が、ほぼ同じ人になりがちなこと。

2023年11月12日

2023/11/11-12 名山 大台ケ原 大杉谷

[山   名] 百名山の大台ヶ原
[報   告]

日本三大渓谷のひとつ、宮川上流域にある大杉谷から日出ヶ岳頂上へ東大台登山口(大台ヶ原ビジターセンター)まで1泊2日の縦走

参加者12名、集合場所から登山口までの往復路はマイクロバスにて移動、快適かつ合理的であった
往路の大杉谷登山口へのアプローチは、大杉谷登山センターからバス終着点まで、曲がりくねった細い山道を11㎞ほどある大変奥深いところであった。

宮川第三ダムからの大杉谷登山口をすすむと、急峻な渓谷沿いを歩く岩場・鎖場が続き、黒部峡谷の水平歩道のような、岸壁をくり抜いた岩道、幾つもの高架吊橋を渡る。


渓谷の透きとおったエメラルドブルーの流れに目を奪われつつ、さらにすすむ。
天空から流れるような千尋滝、岩洞を潜り抜けた先には渓谷の岩と原生林に囲われたシシ淵やニコニコ滝、巨大な一枚岩の平等嵓には皆が魅了されていた。

桃の木小屋には15時半過ぎに到着、受付後、くつろぐ間もなくお風呂へ直行、掛湯と浴槽にわずかだが浸かれたのが大変有り難かった。一方、女湯は行列ができていたようで大変そうであった!
夕飯は、豚カツ&カレーライスを頂いた。 空腹なうえ、大変美味しかったので小生はおかわりした。
ここはキャリアの電波が弱く、皆、スマホいじりはそこそこで、茶話会で盛り上がった後はすぐに床に就いた。


翌目は6時過ぎに出発。 小屋を後にして40分位で七ツ釜滝に到着。
朝露なのか昨日以上にツルツル滑る谷沿いの道を、鎖をしっかり掴みながら慎重に進んでいく。
渓谷沿道では滑落の恐怖を感じながらも、源流の深く澄んだエメラルドの美しさに目を向けずにいられない。
大岩群(崩壊地)、光滝、隠滝、堂倉滝の自然の造形美に触れられて充実していた。

堂倉滝からは本格的な急登がはじまり、しばらく登ると堂倉避難小屋と粟谷小屋の分岐に到着。
どちらにすすむも合流するようで・・・・
東明CL派は堂倉避難小屋方面へ、梅田SL派は粟谷小屋方面へと袂を分かち、それぞれすすむ。
粟谷小屋は休業であったがトイレは利用できた。
ここで早弁当休憩!桃の木山の家弁当は、チマキ鶏ご飯とおかずが付いており美味しかった。



粟谷小屋から若干荒れた登山道が続き、東明CL派と合流、その先、短い急登が断続していた。
シャクナゲが群生花咲き時期なら見どころ!しゃくなげ平からは緩やかな道がつづき、日出ヶ岳頂上に到着
頂上には展望台から熊野灘、台高山脈、西側の山々が眺められた。


大蛇嵓への分岐では、日帰りチームの方たちと合流、グっと盛り上がり記念撮影!
大蛇嵓では高所断崖絶壁の先から全方位を眺める圧巻の景色とスリルは他で体験できない見所であった。
大台ヶ原ビジターセンターで、日帰りチームの方たちと再び合流、東明CLが山行を締めくくり解散した。

[日   時] 2023年11月11日(土)~12日(日) 一泊二日
[登 山 口] 大杉谷登山口
[参 加 者] 12名
[コースタイム]
1日目:大杉谷登山口(11:52)・・・京良谷(12:59)・・・千尋滝(13:44)[休憩 5分]・・・平等嵓(14:56)・・・桃の木山の家(15:28)[宿泊]
2日目:(6:14)・・・休憩小屋(06:48)[休憩 3分]・・・崩壊地(07:25)・・・堂倉滝(08:12)[休憩 8分]・・・栗谷小屋(09:20)[休憩 20分]・・・シャクナゲ平(10:55)[休憩 7分]・・・日出ヶ岳(11:41)[休憩 22分]・・・分岐(12:08)・・・正木ヶ原(12:33)・・・尾鷲辻(12:40)[休憩 3分]・・・牛石ヶ原(12:59)[休憩 7分]・・・展望台分岐(13:10)・・・大蛇嵓展望台(13:15)[休憩 10分]・・・展望台分岐(13:32)・・・牛石ヶ原(13:36)・・・尾鷲辻(13:55)・・・大台ヶ原駐車場(14:28)
[ヒヤリハット]シシ渕手前の岩洞では、岩のぬめりで滑った。(左膝打撲とふくらはぎ攣りですんだ)
       危うく谷側へ滑落するところだった。(松原談)
[記 録 者] 松原 英彦
[写   真] 大杉谷チーム              
日出ヶ岳頂上にて
大蛇嵓分岐で合流
                     

2023年11月11日

2023/11/04& 05 五支部懇親山行 石動山

山行報告書
[カテゴリー] 五支部懇親山行
[山   名] 石動山
[報   告] 石川県の鹿島まで出かけるからと、その辺りの山に登ろうと早めに出かけた。石動山の登山口で「動字石」に触って、階段にしては大石過ぎる階段を登る。建物も土台があるだけで、辺り一面シーンと静まりかえっていた。陽光が彩られた木々葉の間から漏れてる様はなかなかのものじゃ。歩き始めて程なく山頂大御前に到達。石段で昼食を摂る。早々に次の山、碁石ケ峰に向かう。車から出ると、トレランのランナーが次々と通り過ぎてゆく。彼らは80kmレースとのこと事。私達も同じ峰を目指して登る。頂上は、富山県の100名山と聞いていたが、余り遠方まではみえない。ランナーは、チェックポイントまで間に合わないと答えてくれた。宿舎には、30分前に着いた。
 [石動山の講演会] 石動山信仰の初め頃、地主神の石動彦神が祭られていた石動山には、平安時代の終わり頃から、新仏集合説の影響により、多くの神々と仏が共存して祭られるようになりました。鎌倉時代から、五社大権現とよばれ、山頂大御前の本社の大宮に大宮大権現、相殿の白山宮に客人大権現、東側登攀路の梅宮に鎮定大権現、西側登攀路の火宮に蔵王大権現、剣宮に降魔大権現というように、4つの社殿に5つの仏心が祭られるようになりました。権現とは、神の本地である仏が、衆生を救うため権(かり)の姿、神となって現れたことをいい、神仏一体の姿を現しています。それぞれの社殿には、神の本来の姿である、本地仏が安置されています。 中世には360余坊、江戸時代58坊、周辺の村々11ケ村の象徴でありました。 現在は、石動山近辺に2軒だけらしい。
 [紙芝居] 御存じの方が多いとおみますが、アルバータ山のピッケル物語です。芳賀淳子氏が自費出版された絵本から、紙芝居の制作発表でした。
興味ある企画の講演会でした。五支部は、令和6年は、福井支部で 令和9年に岐阜支部開催です。
[日   時]2023年11月4日(土)、5日(日)
[ 宿 舎 ]石川県立鹿島少年自然の家
[講 演 会]演題 能登の霊峰 石動山の歴史  講師 石動山を愛する会 櫻井憲弘
[紙 芝 居]アルバータ山のピッケル物語    石川支部 大庭保夫
[登   山]石動山多根道 大宮坊―庚申供養塔―蝦蟆田地蔵―多根伊弉那岐神社―
(バスで移動)―大宮坊(昼食) 解散
[史跡探訪 ]石動山 ― 大宮坊(昼食) 解散
[参 加 者]6名
       富山支部 山田信明 他8名、福井支部 森田信人 他5名。
京都・滋賀支部 笠谷茂 他2名、石川支部 樽矢導章 他10名、 一般 2名

2023年11月04日

2023/11/23 陀羅仏小屋シリーズ 2日目 戸隠山

[カテゴリー] その他

[山   名] 戸隠山(1,904m) 

[報   告] 戸隠神社には何回か参拝に行ったことがあり、その奥に屏風のようにそびえたつ戸隠山にいつか登ってみたい思っていた。その機会がとうとうやってきた。それも登りたいと思っていた紅葉の時期にドンピシャ。山岳講演会の関係で日曜日の夜に一人で車を運転し陀羅仏小屋でみんなと合流。なぜか煙い小屋の2階でぐっすり寝ることができた。  


翌朝、小屋から1時間で奥社に到着。人も少なく静寂な杉並木の中を奥社へ歩く。ここはいつ来ても清らかだがどこか厳しい空気が満ちている気がする。

奥社でお参りした後、いよいよ登山道へ。最初から急な登りに汗が出るが、周りを見ると素晴らしい紅葉が広がっていた。こまめに休憩を取りつつ紅葉やこれから登る稜線を見つめる。五十間長屋に到着し、これからいよいよ岩場だ。太い鎖が下がっているが、手足を掛けるところは豊富にある。ひたすら楽しい。

 

どんどん登っていくとあっけなく蟻の塔渡に到着。ここからが予想通りのナイフリッジで岩がゴツゴツしていて歩きにくい。とてもじゃないが立って歩く自信はなく、手や足を置く場所を探しながら、時には四足歩行でとにかく前に進むとあっという間に終わってしまった。最後は立ち上がって写真を撮ってもらう。

 

そして再びの急登にあえぎながら戸隠山山頂へ。そこからが思ったより長く、細かいアップダウンが続く。考えてみれば下から見上げた戸隠山は細かいギザギザがたくさんある山だったことに気が付く。楽々稜線歩きとはならず、まだかまだかと思いながらやっと下りに入ると、そこは紅葉真っ盛りの森の中だった。

[日   時] 2023年10月23日

[登 山 口] 戸隠神社奥社

[参 加 者] 6名

[コースタイム] 7:40 奥社駐車場→8:04 戸隠神社奥社→8:50五十間長屋→
9:40蟻の塔渡→10:30戸隠山→11:00九頭竜山→12:00避難小屋→
13:20戸隠キャンプ場着


[ヒヤリハット] 岩場が連続するコースです。岩は掴むところがたくさんあり三点指示をキ
ッチリ行えば危険はないです。蟻の塔渡は落ちたら死ぬ可能性が高いの
で慎重に通過する必要があります。

2023年10月23日

2023/11/23 陀羅仏小屋シリーズ 2日目 ゆっくりチーム 戸倉山

山行報告

[カテゴリー] 陀羅佛小屋シリーズ
[山   名] 戸倉山
[報   告] 
陀羅佛小屋で朝食をとり、戸隠山山行チームを送り出し、時間調整でしばらく歓談した後、7:30頃に小屋を出ました。9:00頃に戸倉山登山口のしろ池の森駐車場に着き、9:20頃に村松ガイドの先導で出発しました。皆さんの足に合わせたペースで進み道端の花の名前を確かめながら進みます。

 

道の途中に「塩の道」の道標があり村松さんに尋ねると、日本海沿岸でとれた塩を松本へ運ぶための古道のことで、戸倉山の登山道のしろ池の森から角間池まではその「塩の道」に重なっていました。「しろ池」を過ぎ、出発して1時間余りで「角間池」に到着。少し休憩してここから登山道らしい登り道となります。出発地点から戸倉山頂上までの標高差は420mほどですが、最後の100mはかなりの急登が続き、村松さんの順調な足取りに少しずつ遅れをとりながら額から流れる汗を拭きつつ登ります。高度が上がるに伴って木々の色づきも鮮やかになって行きます。出発から2時間弱で山頂に着くと、低山にも関わらず360度の展望が広がっていました、東には駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳、そして堂々たる雨飾山。西側には雪化粧の白馬連山、そこから延びる栂海新道の稜線。そして北側には糸魚川の町と日本海が広がっています。

 

山頂でのんびり昼食を済ませた後、これらの山並みを眺めながら岐阜支部の今までの昔話に花が咲きました。風もなく日差しがとても暖かくて快適な山頂で1時間ほど過ごした後、同じルートで下山します。秋の山はやはりキノコ採りも楽しみです。ブナの倒木にキノコが群生し易いとのことで、倒木を見つけては探してみるもののなかなか見つかりません。

そして、しろ池も過ぎもうすぐ下山口と思っていたころ、脇道で見つけた倒木に大量のキノコを見つけました。「ならたけもどき」というキノコだそうです。大収穫に満足してそのまま駐車場まで戻りました。村松さんと別れた後、糸魚川の温泉で汗を流して帰路につきました。


今回初めて陀羅佛小屋に宿泊させていただきましたが、その小屋を管理され、また戸倉山のガイドを丁寧にしていただきました村松さんに心より感謝いたします。

[日   時] 2023年10月23日(月)
[登 山 口] しろ池の森駐車場
[参 加 者] 5名
[コースタイム] 9:20しろ池の森駐車場 → 9:50しろ池 → 10:30角間池 →
        11:12戸倉山12:17 → 12:48角間池 → 12:57角間の分去れ→
13:16諏訪社の祠 → 13:19しろ池 → 13:38駐車場
[ヒヤリハット] 登山道はよく整備されており特に危険な箇所もなく、ゆっくりペースでしたので怪我もなく楽しめました。

2023年10月23日

2023/11/22 陀羅仏小屋シリーズ 1日目 四阿山

[カテゴリー] 百名山
[山   名] 四阿山
[報   告] 早朝5時に中農庁舎に集合。今回は。陀羅物小屋泊なので荷物が多い。
車内は、山本さんが風邪のためキャンセルで、六人になった。
菅平牧場には予定の9時少し早く到着。さすが百名山だけあって、駐車場はほほ満車。

 

牧場の標高が高いので、ここから見える景色も素晴らしい。山頂方面は青空が広がり、氷樹も見えそうな景色。のどかな風景の中を出発。山頂が近いてくると、樹氷の林が広がり、後ろは、鹿島槍ヶ岳から白馬三山まで見え、感嘆の声が出る。10時25分、山頂到着。雲一つない360°の景色を楽しむ。

 

この後、200メートル下って、300メートル登らなければならない。根子岳山頂からはぬかるんだ急登をひたすら下っていく。ようやく下ると10時50分に大隙間と言われる笹草原に到着。ここから急登を登って行く。暑いのに寒いので、体温調節が難しい。張り出た根っこに気をつけながら登っていくと、樹林帯を抜け、11時45分、四阿山山頂到着。風をよけてランチ。

 

その後、中四阿を経由して、牧場へ下山。中四阿唐は紅葉が広がり、冬の景色と秋の景色と楽しめた四阿山山行でした。


 
下山後は、温泉で汗を流し、陀羅物小屋で宿泊。薪ストーブの煙が上手く抜けていかないので、部屋中が煙たかった。食事は、村松さん・長屋さん・下畑さんが準備してくださったきのこ鍋で宴会で、楽しい夜を過ごしました
[日  時]023年10月22日(日)
[登 山 口]菅平牧場
[参 加 者] 6名
[コースタイム]菅平牧場09:50→根子岳山頂10:25→大隙間10:50→四阿山山頂11:45→菅平牧場13;55
[ヒヤリハット]登山道がぬかるんでいて、岩や木の根が滑りやすかった。

2023年10月22日

2023/10/15 例会山行 倶留尊山

[カテゴリー] バリエーション山行

[山   名] 倶留尊山(1037m)

[報   告] 
21名の参加で3チームに分けて倶留尊山を登りました。

倶留尊山の麓に広がる曽爾高原は一面をススキが覆うハイシーズンで、駐車場は次々と入ってくる車で混雑しており、ハイキングや登山を楽しむ観光客で賑わっていました。序盤の高原地帯は歩きやすい遊歩道で、見頃となったススキに覆われた草原を抜けていきました。


お亀池の近くから亀山峠へ登るにつれ、徐々に高原の全体が見渡せるようになり、美しい草原の広がりを眺める事ができました。亀山峠から少し登った展望広場を経て、樹林帯を抜けると二本ボソというピークに着き、そこで入山料500円を支払ってその先へ。二本ボソは、かつて二本のホソ(コナラ、ホウソともいう)の木があった事が由来との事。二本ボソで周辺の山々を眺め、倶留尊山へ登るために一旦下った後、登り返しました。滑りやすく、斜度もあったため、ゆっくり歩きのチームとの時間差が多少ありましたが、全員無事に倶留尊山に登頂。日本300名山に数えられる倶留尊山の山頂は、木々に囲まれているため眺望はありませんが、おかげで風が遮られゆっくりと食事を楽しむ事ができました。食後はフルートの演奏に合わせてみんなで歌を歌い、集合写真を撮るなど、よい思い出となりました。


倶留尊山からは来た道を亀山峠まで戻り、曽爾高原を横目に尾根を登って亀山へ。亀山からお亀池へ下って行き、ススキ草原に囲まれたお亀池周辺をゆっくり進みました。途中、ススキなどに寄生するナンバンギセルという植物を見つける事ができ、楽しく過ごす事ができました。

 

パンフレットによると、曽爾高原のススキは、かつては村の民家の屋根材として使われていたそうですが、トタンや瓦が普及したため昭和44年には杉などの植林が進んだそうです。村の景観を残すために奈良県が保護しており、2月から3月にかけて山焼きを行うなどしてススキ以外の生育を抑えています。
高原でススキが強風で波打つように揺れる様子はとても良い眺めで印象的でした。



[日   時] 2023年10月15日
[登 山 口] 奈良県宇陀郡曽爾村太良路(曽爾高原野口駐車場)
[参 加 者]  山本善貴(CL)・清水友子(SL1)・水谷嘉宏(SL2)・井上美智子・小島孝子・後藤久美・後藤允・小林和雄・下畑佐和子・園部徹・長屋桂子・林靖子・梅田直美・水野岳男・山田尚実・吉田尚史・吉田たけ美・渡部慶洋・東明裕・林真由美・苅谷敬三
以上21名
[コースタイム]  10:00 曽爾高原野口駐車場スタート →10:34亀山峠 →11:04二本ボソ →11:32俱留尊山 →13:05二本ボソ →13:46亀山峠 →14:00亀山 →14:30 お亀池周回 →15:00曽爾高原野口駐車場
[ヒヤリハット] やや急な土の斜面と濡れた岩で数名が滑ってバランスを崩しそうになりました。滑り跡や濡れた岩場には注意し声を掛け合いたいです。

2023年10月15日

2023/10/08 ゆっくり山行 南宮山

[カテゴリー] ゆっくり山行
[山   名] 南宮山
[報   告]  南宮山駐車場に集合し南宮山ハイキングコースを登った。
午後からの降雨確率が高くて天候が心配されたため、山頂には行かず展望台の広場までとなる。シートを広げて車座になりゆったりとした雰囲気で昼食をいただく。後藤さんがフランクフルトや椎茸など焼いて下さった。
シートの上に黒い虫が、なんだろうと思ったらなんと「マダニ」! 薮でもない所にもダニがいたのには驚きでした。
皆で山の歌をうたった後に下山開始。登山口に到着したと同時に雨がこぼれだした。

[日   時] 2023年10月8日(日)

[登 山 口] 南宮大社


[参 加 者]  お試し参加 1名 計8名

[コースタイム]  南宮山登山口9:14→展望台10:40→南宮山登山口13:05

2023年10月08日

2023/10/07 名山企画 八経ヶ岳

[カテゴリー] 百名山
[山   名] 八経ヶ岳


[報   告] 予定通り4時に出発し、御在所SA・針テラスでのトイレ休憩を経て、8時に登山口に到着した。すでに第一駐車場は満車で、かろうじて第二駐車場に駐車することができた。外気温は10℃で強風が吹いており、この1週間の季節の急変を痛感した。雨天率83.3%の「雨男」と称されるメンバーが参加するということで支部長が天気をしきりに心配していたが、曇り空から徐々に雲が薄くなっていき、頂上に着く頃は青空も見られた。よって、「雨男」返上の山行にもなった。

 奧駈道出合までは、小さい浮石がゴロゴロした道が1時間程度続くため体力を使うが、ペースが比較的ゆっくりであったため楽しく登ることができた。奧駈道出合から稜線が始まり、弁天ノ森、「大峰中興の祖」理源大師聖宝坐像がある聖宝ノ宿跡を経由して弥山小屋へと続いた。稜線でも風は強く気温も8度まで下がっていたが、途中から日が差し始め、周辺の山々の景色を眺望できた。

 弥山小屋でのトイレ休憩後、その先にある弥山神社に参拝し、集合写真を撮影した。弥山からは目指す八経ヶ岳を望むことができた。弥山から眺める八経ヶ岳山頂は遥か遠くに感じたが、実際は30分程度で登頂してしまった。山頂にて昼食をとったが、山頂付近は晴れて周辺の峰々も美しく、最高の時間を過ごすことができた。さらに、北東には山上ヶ岳・竜ヶ岳・大普賢岳・小普賢岳・日本岳をはっきりと望めた。山上ヶ岳は未だ女人禁制が守られていると聞き非常に驚いた。ジェンダー問題が取り沙汰される現在、女人禁制という宗教的伝統が頑なに守り続けていられるのは、一つ文化として受け入れられているからなのかもしれないと感じた。


 帰路は湿った木の階段、浮石や木の根が張り出した道を注意しながら下山した。竹中さんが、ケガは下山時の油断した時や疲労が溜まった時に起こりやすいとご指導くださり、休憩を意識的に取った。そして、予定時刻までに無事下山できた。

 八経ヶ岳で有名な「トウヒ・シラビソ」原生林の緑の葉が美しかった。特にクリスマスツリーに似た「トウヒ」はとてもかわいい木だった。今回の山行は紅葉にはまだ早かったが、秋の日差しとひんやりした空気の中、緑が美しい木々と微かに色づいた葉の下を歩くのはとても清々しく気持ちよい山行であった。


[日   時] 2023年10月7日
[登 山 口] 行者還トンネル西口
[参加者]   11名

[コースタイム]  S行者還トンネル西口08:17→09:26奥駈道出合09:29→09:57弁天ノ森
→10:22聖宝ノ宿跡→11:22弥山小屋→11:28弥山11:34
→11:36弥山小屋11:37→12:14大峰山12:38→12:59国見八方睨
→13:04弥山小屋13:12→14:02聖宝ノ宿跡→14:29弁天ノ森14:36
→14:51奥駈道出合14:53→15:41行者還トンネル西口
[ヒヤリハット] 奧駈道出合までは小さい浮石がゴロゴロしているため、下山時は特に滑りやすい。また、細い木の根も飛び出しており、靴の紐が木の根に引っ掛かり転倒する人もいた。

2023年10月07日

2023/09/10-11 例会山行 県民スポーツ大会と本城山

[カテゴリー] 県民スポーツ大会
[山   名] 本城山
[報   告] 9日土曜日は八滝ウッディランドにて、岐阜県山岳連盟加入の県内の山岳会が集まりバーベキューなどを食べながらの交流を図った。当支部では山住さんが食材を調達してくれ、高級な飛騨牛を安価で食べることができ、下畑さんの畑で撮れたアスパラ他の野菜をてんぷらやバター炒め等とてもおいしい夕食を食べ、酒メインの人々はたくさん飲んで大いに交流を図った。夜はバンガローで就寝。


10日は開会式の後、競技が行われた。当支部からは山本さんと長谷川さんが出場し、山本さんは60代以上の部で3位となり、岐阜市として総合2位になった。その後高澤観音に移動し、本城山まで登りました。暑い中の低山登山でしたが、県内の山仲間との1年に1回の交流会として、良い時間を過ごすことができました。

 


[日   時] 2023年9月10日(土)~11日(日)
[登 山 口] 高澤観音
[参 加 者] 9月10日 八滝ウッディランド 計14名
       9月11日 本城山 計15名

2023年09月16日

2023/09/16-17 百名山企画 日光白根山&男体山

[カテゴリー] 9月 百名山 
[山   名] 日光白根山、男体山
[報   告]
<1日目>日光白根山
岐阜からの6人に加え東京から2人、静岡から1名の参加です。東京から参加の西田、増田を途中で拾い日光白根山ロープウエイ山頂駅に到着。静岡から参加の矢口は事故渋滞に巻き込まれ合流することはかないませんでした。


8人の登山ペースは良好で遅いスタートにもかかわらず先行のパーティーをどんどん追い越して山頂を目指しました。森林限界を超えると火山帯らしい岩場が現れ景色も良く心地いい風が吹いておりテンションが上がる。山頂の岩場での記念写真が気持ちいい。昼食を取り周回コースに向います。五色沼でまったり、くつろぎの時間でした。ひと登りして座禅山山頂を探しましたが山頂標識は見つからず下山しました。

天気に恵まれて心地よい山行になりましたが、あとから登った矢口は下山途中に大雨にあい苦労したようです。山の天気は難しいですね。

下山後は菖蒲ヶ浜キャンプ場のコテージにチェックイン。お風呂、買い出しを済ましてコテージに戻り矢口と合流してバーベキューで宴会。コテージは使いやすく綺麗で良好でした。

<2日目>男体山
2台の車で男体山の登山口になる二荒山神社に向う。入山受付をしてお守りをいただき入山料1000円を払い6時半ごろに一合目を出発。前日のお酒が残っているにもかかわらずハイペースでした。五合目を超えたあたりから登山道に岩がゴロゴロ。急登もあり体力を消耗する。ところどころに修験の跡や神社が現れる。山頂に到着してもガスガスで展望は望めず残念。ステンレスの大剣で記念写真を取りまくりました。山頂近くで日本刀を持ったペアに遭遇。支部長が山頂で切腹の介錯ポーズでライブカメラに収まった。ゆかいな忍者さんと楽しいひと時でした。


下りの岩場は慎重に下山。五合目過ぎると岩場はなくなり4名の若者?がプチトレランらしく下って行きました。今回もコースタイムを大幅に上回る登山になりましたがメンバー全員が体力あり楽しい山行になりました。

帰りに日光東照宮向うが渋滞のため断念!西田をここで降ろし7人で帰路につく。宇都宮で腹ごしらえのため餃子店みんみんに寄りましたがあまりの混雑で断念。笑平の餃子もおいしかったです。さらに、中央道の事故渋滞のため高山経由での帰宅となり24時前に駐車場到着となりました。


[日   時] 2023年9月16~17日 1泊2日 コテージ泊
[登 山 口] 日光白根山ロープウエイ山頂駅、男体山1合目登山口
[参 加 者] 9名
[コースタイム]16日 10:20日光白根山ロープウエイ山頂駅→10:55地獄ナギ→12:04奥白                 根山→13:36五色沼→15:08日光白根山ロープウエイ山頂駅
17日 6:33二荒山神社一合目→7:40五合目→8:50八合目瀧尾神社→9:47男体山→10:47八合目瀧尾神社→11:40五合目→12:41二荒山神社一合目
[ヒヤリハット]日光白根山下山途中で五十川が木の根っこに足を取られ転倒。木に頭と肩をぶつけた。幸い大きな怪我に至らず救われた。特に下りは危険が潜んでいることを認識して最善の注意を払いフラットフットを心がけて下山したい。

2023年09月16日

2023/09/03 ゆっくり山行 祐向山(いこうやま)374m

【カテゴリー】 「ゆっくり山行」第 2 回目 2023 年 9 月 3 日

山名: 祐向山(いこうやま)374m 本巣市文殊の森
ルート: 文殊の森ふれあい会館 9:00~文殊山 344m10:00~山口城址~望郷の展望台 10:40~祐向山 11:15 到着・昼食・ミーティング~13:00 下山開始~13:50ふれあい会館
距離 4.7km 時間 4:45(休憩 2:15)
参加者 計 13 名

文殊の森ふれあい会館スタート、途中文殊山手前から、山口城址へ向かう山道コースと遊歩道を行くコース 2 組に別れ、文殊山で合流、そこから祐向山へ、

11:15 到着、広い頂上、展望良し、シート 2 枚広げ昼食、後藤リーダーが前回同様フライパン、ガスコンロを出して調理を始めた、フランクフルトなど焼いて皆に、美味しく頂きました。

その後、車座になって、1 人づつ話題を出して、締めは加藤文太郎の歌を 2 曲合唱して盛り上がりました、2 時間近くゆったりと過ごし、13 時下山開始、2 時前にふれあい会館に到着、汗びっしょりのところに、後藤リーダーからアイスクリームが、ほっとするひと時、暑かったけど楽しい山行でした。

2023年09月03日

2023/09/03 沢登り 揖斐川水系竹屋谷~ブンゲン~北谷 & 揖斐川水系尾西谷(おさいたに)

[カテゴリー] 沢登り
[山 名] 揖斐川水系竹屋谷~ブンゲン~北谷
[参 加 者] 計 8 名

[報 告] 早朝 5 時 45 分に揖斐川町春日もりもり村駐車場に集合。6 台のうちスズキハスラーが 4 台(矢口・山田・林・長谷川)とは笑えた。トイレはここが最後。吉田号と山田号 2 台で大平七滝駐車場に移動(6 時 20 分着)。先行車はいない。ここで沢装備を装着。山田さん(SL)の技術的ガイダンスを受けた。

準備体操で身体をほぐした後登って来た林道を約 150m戻りガードレール脇から入渓(6 時 50 分)。矢口が先頭、山田さんが最後尾。まずまずの水量。花崗岩主体の沢なのでフリクションが効き気持ち良く登れる。ぬめりは余りない。鹿が歓迎の「シカ笛」を聞かせてくれた。多くの小滝をこなしていくと綺麗なナメ滝が連続して出現してくる。参加者から感嘆の声があがった。「自宅から 40 分圏内にこんな素敵な場所があるなんて知りませんでした!(吉田夫妻談)」。難しい滝ではお助けロープを出しながら進む。

全員快調でペースも良い!トチノキの巨木が目に付く。トチの実が沢山落ちていた。ブンゲンまでは残り約半分「流厳滝」を過ぎた地点で後藤さんが体調不良を訴える。顔色が悪い。動悸が激しいとのこと。ザックを下して平らな岩の上でゆっくり休憩させた。矢口・山田が手分けして撤退の為の登山道を探した。幸いなことに、舗装林道終点から延びている滝見学のための登山道がすぐ近くまで来ていることを確認。無理せずにここで撤退することに決定した。

顔色もだいぶ良くなってきた。本人も歩けるとのことで登山道を使いゆっくり歩き舗装林道終点経由で大平七滝駐車場に戻った。着替えた後、春日もりもり村に戻った。後藤さんは車の運転には問題が無いために自宅に戻ることした。吉田夫妻も自宅に戻ることとなった。この時点で会山行は終了・解散とした(9 時 15 分)。是非、ブンゲンは来季登りましょう!残ったメンバー(矢口・山田・五十川・林・長谷川)は個人山行に切り替え比較的近い尾西谷(おさいたに)にむかうこととした。

[ヒヤリハット] メンバーの一人が下山道でザックのサイドポケットに入れたペットボトルを落とし、かなりの距離を落下させてしまった。幸い山田 SL が回収してくれた。下山時では「水が命」の場面もあるので十分注意したい。

[カテゴリー] 沢登り
[山 名] 揖斐川水系尾西谷(おさいたに)
[参 加 者] 山田昌孝(CL)、矢口重治(SL)、五十川幸学、林真由美、長谷川誠二計 5 名

[報 告] 急遽登山届を作成してコンパス経由で必要部署に提出した。揖斐川町春日もりもり村駐車場を4台のスズキハスラー(矢口・山田・林・長谷川)で出発。全員で国見峠(脱渓予定地点)に移動。矢口号・林号を残置し、山田号・長谷川号で登って来た舗装林道を下り入渓点近くの神社境内にて駐車(10 時半着)。林道・スギの植林地を約 30 分登って入渓点の堰堤に到着(11 時着)。満砂状態に近い堰堤上部は上高地の「大正池」を彷彿とさせる景観であった。

この入渓点までの道は経験者でなければ見つけるのは難しいと思われる。この沢も花崗岩主体の沢なのでラバー底のフリクションが効き気持ち良く登れる。まずまずの水量。ぬめりは余りないが倒木が煩わしい箇所もある。ナイスピッチで小滝をこなしていく。中段から綺麗なナメ滝が連続して出現してくる。気持ち良い沢だ。ぎりぎり通過できる「胎内くぐり」も面白かった。結構難しい滝も出て来るが、林さん絶好調で登ってきます。核心部の滝では矢口が先行してロープを出した。なかなかスリリングなクライミングも楽しめます。これが最初の一滴である「源頭部」を通過。ここから稜線(登山道)までの登りが暑くて斜度もあり厳しかった。

一般登山道を使い KDDI 管理地まで登り、濃尾平野や揖斐川町方面の展望を楽しんだ(13 時)。この場所で「アナグマ」を見たとの情報が多いので、巣穴を探したが面会は出来なかった。その後、登山道を使い国見峠まで下山。残置した 2 台のハスラーを回収(13 時 50 分)。


ここで着替えを済ませた。舗装林道を下り入渓点近くの神社に駐車した 2 台のハスラーまで戻った。ここで、この個人山行を終了・解散とした(15 時 15 分)。
揖斐川水系の沢が大雨により増水して遡行困難な場合でもこの尾西谷はさほど増水しないとの事。いつか会山行で使ってみたいものである。

[ヒヤリハット] 矢口が核心部の滝を先行登攀中にデジカメを落としてしまった。下で待機していた長谷川さんが確保してくれた。大切なデジカメを紛失してしまう所でした。深く感謝します。




2023年09月03日

2023/08/27 例会山行 尾高山

[カテゴリー] 例会山行
[山 名] 尾高山(標高 2,212m)
[報 告] 新加入 6 名(私を含め)を含む 26 名の大所帯となり、心配されて支部長・事務局長も急遽参加となった 8 月の例会山行。中濃総合庁舎に 6 時半に集合し自家用車 5 台に分乗し出発。恵那峡SAとホテルしらびそ高原天の川に立ち寄りトイレ休憩の後、ほぼ予定通り登山口のあるしらびそ峠に到着。駐車場からは南アルプス・聖岳・赤石岳方面の眺望が素晴らしい。帰宅後調べたところ大沢岳の陰になり赤石岳は望めないとのことであった。


しらびそ峠の標高は 1,833m。異常気象と言われる酷暑続きの今夏、低山・里山では味わえない爽やかさが登山口から感じることができた。遊歩道と呼べる整備されたコースを超スローペースで休憩を多く取りながら進む。歩き始めるとやはり暑いが風の通り道にあたると心地よい。ミヤマウズラ等の花も可憐に咲いており、苔むした原生林は良い雰囲気である。


予定より 20 分近く遅れて尾高山山頂に到着。山頂は広くなく、東の南アルプス方面が少し開けてはいるが、期待した眺望は雲に覆われて真っ白状態。座る場所を各自が確保して昼食を摂る。昼食後、集合写真を撮影し予定より 25 分遅れで下山開始。


当初、しらびそ高原天の川でのもらい湯が計画されていたが 14 時までということで断念。下りもスローペースであったが、雲行きが怪しくなってきたため途中から少しペースアップし下山の所要時間はほぼ予定通り。そして駐車場に到着した直後、土砂降りとなり参加者全員が胸をなでおろすこととなった。
参加 2 回目の新加入の者の感想として、歩き易い登山道であったこともあって会話も弾み、その内容も大半が山談義であることが素晴らしいと感じた。いろんな山情報が得られ、山行に誘い合える仲間が作れること。次の山はと思いを巡らせることができる素晴らしい時間であった。

[日 時] 2023 年 8 月 27 日(日)
[登 山 口] しらびそ峠
[参 加 者] 以上 26 名

[コースタイム] しらびそ峠 09:33 → 10:29 前尾高山 10:35 → 11:34 尾高山 12:25 → 13:09 前
尾高山 13:25 → 13:53 しらびそ峠

[ヒヤリハット] 26 人の大所帯が連なっての山歩きのため、後方からは先頭が見えない状況となり、指示がスムーズに行き渡り辛いことがあった。小休憩を取る際、後方を歩いている方が休憩地点に着くころには再スタートすることも。あらかじめ 10 名以下の小チームに分けて行動するといったことも考慮する余地がありそうである。
新加入ゆえに少し戸惑ったことに休憩中の時間配分がある。昼食休憩等に入る際、再スター ト時間を周知していただけると休憩時間の過ごし方がスムーズになるのではと感じた。また、特に今回は大人数であったこともありほとんど名前を覚えることが出来なかった。無理な希 望ではあるが、昼食休憩の時だけでも名札があったらありがたい。さらに休憩時にも再度自 己紹介等を行い、それから集合写真を撮影するといったことも有意義なのではと感じた。

2023年08月27日

2023/08/19 古道調査 御嶽山

[カテゴリー] 古道調査 [山 名] 御嶽山


[報 告] 今年第一弾の古道調査です。報告者はチーム1だったのでチーム1からみた報告となります。
お天気が危ぶまれる中、中濃総合庁舎に4時集合。梅田さんからは事前に調査の内容の 説明があり、登山コース上の古道の痕跡や遺物・遺跡・仏像・人工物の写真を撮り、一応、マップにも写真の場所を記憶するという段取りである。王滝コース(梅田車1班)と黒沢 コース(水谷車2班)に分かれてスタートして、途中でクロスする際にキーを交換する。 今回は八丁ダルミから山頂へのルートが解禁された直後だったのでその現状チェックも兼 ねている。中濃総合庁舎の駐車場では奇しくも竹中美幸さんや山住さんらの個人山行のグ ループとばったり。竹中さんは我々よりも30分早くスタートして王滝コースをピストン して雨が降り出す前に下山するという算段らしい。

とりあえず道の駅三岳までは一緒に行きトイレ休憩をした後に、そこからそれぞれの登山口に分かれます。それぞれの車の位置がわかるように gps の位置と写真を相手方に送っておきま合流したときに鍵と位置情報の確認を行います。チーム1はリーダーの梅田さん以外は初御嶽山の新人メンバーで構成されている。しかし、実家が岐阜ということで岐阜支部に入会された新人の松原さんは山歴もあり、前日は百名山で恵那山に登られたとのことでした。

スタートの時点で予想外の好天。普寛により開かれた王滝コースは山頂まで見れるので 先頭を歩く私は気だけがはやります。とにかく暑い。登山道に祠もあるのですが、むしろ 各講で建てた像や霊神碑など年代の新しいものが多い。古いものだけを記録しようという ことになりました。富士見岩を越したあたりから少しガスが出てきます。一口水はポタリ ポタリの感じ。登るにつれて赤茶けたがれきとなり王滝頂上に到着。王滝頂上の神像には お顔と体の横に噴石が開けたと思われる穴も空いて2014年の事故を思い起こされます。八丁ダルミからいよいよ剣ヶ峰頂上へ目指します。荒涼とした景色が広がります。これが 死後の霊魂の憩いの場なのか?結構この登りが辛い。噴火事故の慰霊碑にも手を合わせ、 剣ヶ峰山頂では、竹中さんたちと一緒に記念撮影。その後覚明により開かれた黒沢口コー スを下山。黒沢口チームとは黒沢十字路近傍で遭遇できました。途中ニノ池の雷鳥を見に 行こうとしましたが、雷が鳴り出したので元に戻りダッシュします。

山中付近は噴火だけ でなく雷も怖いですね。黒沢ルートに入ると白装束の御嶽講の講社の人たちも見え、霊山 の雰囲気が漂います。女人堂でお昼休憩。小屋の中では行者の祝詞の声がずっと響いてい る。これが「御座(おざ)」と呼ばれる神おろしの儀礼なのか?ラーメンが美味しかった。その後、七合目の行者山荘でも休憩。行者山荘は 200 年以上前にできたそうです。最後の 飯森小屋(八海山支店)は現在は使われていない感じであった。越後の八海山は普寛行者が開いたのでこちらに勧請されているです。下山後は三岳の道の駅に2つのチームは流し、かけはし温泉で汗を流しました。温めのお湯はなかなか良いですよ。

私は完全に予習不足で事前に麓の神社や資料館などを訪れて予備知識を膨らませておいて調査すれば良かったのかもしれない。修験道といっても大峯との違いが想像以上に際立っていて未だ消化できていない。

[日 時] 2023 年8月19日(土)
[登 山 口] 王滝口(チーム1)、黒沢口(チーム2)
[参 加 者] 10名
[コースタイム] チーム1:7:31 田ノ原駐車場-10:08 大滝頂上-10:55 御嶽山山頂-12:28 女人堂~13:54 飯森小屋- 14:33 中の湯 駐車場
チーム2:7:15 中の湯駐車場-7:54 飯森小屋- 9:15 女人堂-12:05 御嶽山山頂 ~12:26 大滝頂上-13:55 田ノ原駐車場-14:10 三笠山
[ヒヤリハット] 一応、避難場所は設置されていますが、雨が降ったとき皆が入れなかった。噴火のときもそうなるのかな?繁忙期にはそのつもりで登山ください。

 

[カテゴリー] 古道調査 [山 名] 御嶽山
[報 告] 田の原からの規制が解除されたので、黒沢登山口から田の原へ縦走し、古道調査を行いました。
5人チームで、クロス登山ということもあり、逆方向からも調査しました。


登山規制が解除され、そちらの登山者が増えたためか、黒沢口の駐車場も台数は少なかったです。
令和2年に入会前のOさんらと黒沢口からピストンで登っています。


山頂手前では、電話がつながり、雷ゴロゴロし始め、雨が降り出しカッパを着ました。その後は、雨もやみカッパを脱ぐ。山頂30分手前に梅田さんチームとスライドしました。竹中美幸さんも個人山行で登っていたということでした。


下山後は三笠山まで登る余力を残していて、満足されたかと思います。
下山後のかけはし温泉はその当時も立ち寄っていて、未だに風情があり、まさに秘湯。

御嶽山は8世紀初頭、信濃国司が山頂に社殿を創建したと伝えられています。依頼「修験道」の修験場として数多くの修験者が修業を行ってきました。神仏の住むこの山は開山依頼聖域として厳しく閉ざされていました。修業を積んだ行者が100日の精神潔斎を経てようやく入山できたといわれています。
御嶽古道は東側山麓から剣が峰へ延びるほんの登山道の総称です。
覚明行者と普寛行者によって黒沢口と大滝口からの登山道が整備された。広く開かれたのは 18 世紀で、短期間の潔斎を経た庶民の登はいが許されるようになりました。
(木曾おんたけ観光局の HP を引用)

[日 時] 2023 年 8 月 19 日(土)
[登 山 口] 黒沢口六合目
[参 加 者] 5 名
[コースタイム] 7:15 黒沢口駐車場-8:12 行者山荘-9:15 女人堂-10:33 石室山荘-11: 13 二の池- 12:05 御嶽山頂-12:11 剣が峰山荘-12:19 八丁だるみ-12:
26 大滝頂上山荘-13:25 あかっぱげ-13:49 田ノ原大黒天-13:55 田ノ原登山口-14:10 三笠山-14:18 駐車場
[ヒヤリハット] 特になし

2023年08月19日

2023/08/11-13 大キレット~ 穂高縦走 & 南岳~槍ヶ岳

[日 時] 2023 年8月 11 日~13 日 二泊三日 テント泊
[登 山 口] 新穂高温泉
[参 加 者] 大キレットチーム CL2 重森宏昭、SL1 山本善貴、SL2 矢口重治、 五十川
幸学、新城愛優、⾧谷川誠二、林真由美、山田由紀子、青木日登美 以上 12名
槍ヶ岳チーム CL1東明裕、梅田直美、西田直人、3名
[コースタイム]11 日 6:00 新穂高温泉→6:59 穂高平小屋→7:50 奥穂高登山口→ 9:18 滝谷避難小屋→15:00 南岳小屋テント場テント設営→15:48南岳→南岳小屋テント場(泊)
12 日 4:55 南岳小屋→6:38 ⾧谷川ピーク→8:35 北穂高小屋→
9:07 北穂高岳南峰→11:08 涸沢岳→13:00 穂高岳山荘テントサイト テント設営→13:44 奥穂高岳→14:18 穂高岳山荘テントサイト(泊)
13 日 5:12 穂高岳山荘テントサイト→6:40 涸沢小屋→9:10 横尾山荘
→10:19 徳澤園→11:50 河童橋→11:55 上高地バスターミナル平湯温泉バスターミナルで合流

 

 

 

[ヒヤリハット]南岳小屋で計画が変更となり東明、梅田、西田チームが分かれ、9 名で大キレットに臨むことになった。また、2 日目も計画が変更になり奥穂高岳まで縦走した。私は3日に前穂高岳まで縦走できることに期待を膨らませていたので、計画が変更になりとても残念だった。参加者で協議してもよかったのではと感じた。参加要件が必要なのかもしれないとも感じた。

[カテゴリー] 百名山
[山 名] 南岳・中岳・大喰岳・槍ヶ岳
[報 告] 1 日目に新穂高温泉からスタート,槍平および穂高平小屋,瀧谷避難小屋を経由しつつ南岳に到着し,テント泊を行った.特に技術的に厳しい箇所はなく,きついことはきついが体力さえあれば登れる内容だった.2 日目は大キレットに行くか槍ヶ岳に行くか CL の東名さんが迷っていたが,Nが雨具を忘れてしまい山に入る直前の天気予報も 2 日目から雨模様であったため半ば強制的に槍ヶ岳方面へ離脱することとなった.

2 日目に中岳および大喰岳を経由し槍ヶ岳に到着し,槍ヶ岳に登った.槍ヶ岳の山頂へ登ったり降りたりするのは楽しかったが,撮影していると⾧蛇の列が後ろにできてしまい,GoPro やすぐに撮れる準備の必要性を感じた.

頂上へのアタックも一回だけしか行かなかったので惜しいと後々感じた.槍ヶ岳山頂に登った後,西鎌尾を経由して槍平テント場に到着し,テント泊を行った.テント場にて三種の神器やテントとツェルトの張り方をはじめとする基礎について CL の東名さんと SL の梅田さんから教えてもらった.非常に勉強になった.3 日目,槍平テント場から新穂高温泉に下山した.温泉は非常に気持ちが良かった.


[日 時] 2023 年8月 11 日~13 日 二泊三日 テント泊
[登 山 口] 新穂高温泉
[参 加 者] SL 梅田直美・CL 東明裕・西田直人
[コースタイム] 11 日 6:00 新穂高温泉→6:59 穂高平小屋→7:50 奥穂高登山口→ 9:18 滝谷避難小屋→15:00 南岳小屋テント場テント設営→15:48南岳→南岳小屋テント場(泊)
12 日 4:44 南岳小屋→4:54 南岳→6:37 中岳→7:08 大喰岳→
9:00 槍ヶ岳→12:40 槍平テント場
13 日 6:30 槍平テント場→10:00 新穂高温泉
[ヒヤリハット]

2023年08月11日

2023/08/6 ゆっくり山行 滝谷山

[カテゴリー] ゆっくり山行 [山 名] 滝谷山
[報 告] 東明支部⾧、梅田事務局⾧が急遽参加、先ずは大谷山 354m を目指しゆっくりと、10 時着、後藤リーダー持参のシートを広げ、荷物をデポし、滝谷山 396m へ向かう、アップダウンしながら 10 時 45 分到着、展望良し、風が心地いい。

東明支部⾧が大きなザックから氷菓子とレモンソーダーを出してくれ、みんな暑さ解消、汗も引いて快適に。

30 分ほどして大谷山へ戻って、11 時 30 分ランチ、すると後藤リーダーがガスと鍋を出して調理を始めた、みんなで美味しく頂きました。その他冷たいスイカやメロン、マンゴ、ドラゴンフルーツなどなどそれぞれが提供してくれ、豪華な食卓でした。


いつもと違ったのは、シートを囲んで車座になって、一人一人が話題を提供、面白い話が次々と、次回参加しないと聞けない話もあり、知らなかった一面を見るいいひと時でした。 13 時下山開始、運動公園駐車場に 13 時 40 分到着、そこでも後藤リーダーが、持参の冷 凍庫からアイスクリームを提供、至れり尽くせり、蒸し暑かったけど、楽しい「ゆっくり山行」でした。


[日 時] 2023 年 8 月 6 日(日)
[登 山 口] 大野町運動公園
[コースタイム] 大野町運動公園 9:00~大谷山 10:00~滝谷山 10:45~11:15~大谷山 11:30
~13:00~運動公園 13:40 合計時間 4 時間 40 分(休憩時間 2 時間) [ヒヤリハット] なし
[記 録 者] 渡部慶洋 [写 真] 横田昭夫

2023年08月06日

2023/07/23 沢登り 乗鞍水系長倉本谷

[カテゴリー] 沢登り
[山 名]乗鞍水系長倉本谷
[報 告]早朝4:00に美濃市中濃総合庁舎へ集合し、吉田号・山田号2台に分乗して一路乗鞍長倉本谷へ。途中道の駅「朝日」で休憩し、身支度を整えて高山市カクレハキャンプ場奥にある三つ滝駐車場へ向かいました。
AM6:30ごろ現地付近まで到達したのだか、予期せぬ林道工事のために道は閉鎖。三つ滝駐車場までは行くことができませんでした。やむ得ず500~600m手前の空き地へ駐車し、オリエンテーション、準備体操を経てAM7:00に本来入渓する予定箇所より随分手前から沢に入ることになりました。
入渓時点では、沢は大変穏やかな雰囲気でした。ですが、しばらく遡J:して深みが出てくると、胸元まで浸かることに… 身を切る冷たさが肌に伝わってきました。外気温が19~20℃といったこともあり、ここで乗鞍水系の厳しさを思い知ることになりました。
こういった状況下では体も冷えて低体温症のリスクも考えられるため、陽が昇って暖かくなるまで懸垂下降の練習をしようということになりした。最寄りにはT度具合の良い橋が有り、その橋の欄干を支点にして練習を開始。それぞれ2回、山田さんのT寧なレクチャーを交えて実施いたしました。
その後AM8:30ごろ、辺りも暖かくなってきたので、遡上を再開することにしました。
この日の長倉本谷沢は標準的な水量でしたが、それでも水の勢いは強く、小滝であっても堪えきれずに流されることもありました。この流され方にも技術があり、その都度実のある講習を交えながら遡上していきました。


3~4の小滝、堰堤などを越えて、AMll:00ごろ広河原に到着。ここで昼食をとる休憩を挟んで、12:00ごろに1280m地点に到着し、ここを今回の沢登りの終了点とし、沢から出ることになりました。


その後急斜面の法面を登り林道へ出て、20~30分かけて駐車場へ。
駐車場で着替え・後片付けなどをし、13:00ごろ駐車場を出発して美濃市中濃総合庁舎へ戻ることになりました。

今回の山行は天候にも恵まれて、とても気持ちの良い山行となりました。また、参加者のうち2回目となる参加者は、 1回目より技術の進歩も認められるなどの大変充実した内容の山行でもあったことも報告いたします。

[日時]2023/07/23(日)
[登山口]三つ滝ロ
[コースタイム]7:00三つ滝手前駐車場より入渓~8:30本流へ遡行開始~11:00広河原にて昼食休憩~12:00高度1280m地点より林道へ~12:30駐車場着
[ヒャリハット]堰堤の高巻きで急斜面を登っている時に滑って転倒しそうになった。滑落の恐れもあるので、最後まで気を抜かないようにする。

2023年07月23日

2023/07/15-16 百名山企画 甲斐駒ヶ岳 仙丈ヶ岳

[カテゴリー] 百名山
[山 名] 甲斐駒ヶ岳(2,967m)・仙丈ケ岳(3,033m)
[報告]
今回の山行は仙流荘からバスに乗り、長衛小屋テント場にテントを設置、初日は甲斐駒ヶ岳、翌Hは仙丈ヶ岳に登るという行程でした。

〈1日目:甲斐駒ヶ岳〉
3連休で混んでるだろうという話は事前に聞いていましたが、バス停には想像以上の登山者がおり驚きました。矢口さんが早く到着されて全員分のチケットを購入していただいていたお陰で最初のバスに乗ることができました。矢口さんありがとうございました。
今回はテントを張るスペースが確保できないのではないかという心配がありましたが最初のバスに乗れたおかげでテント場を確保することができました。
当初は、1 B目に仙丈ヶ岳、2日目に甲斐駒ヶ岳の予定でしたが、雲の流れを見て、1 B
目と2日目が入れ替えになりました。
登山開始してすぐは、きれいな川の横を通ったり、岩場の上を歩いて行ったり、ロープを掴みながら坂を登ったりと楽しいコースでしたが、仙水峠を過ぎ、樹林帯に入ってからが長く感じてキツかったです。駒津峰を過ぎると、強風が吹いており、体ごと吹き飛ばされそうになりながら進みました。また、コースが岩場となりました。両手を使って登るようなことが普段ないので、この岩越えられるかな、落ちそうで怖いなと思いましたが、ひとつひとつ乗り越えながら進んでいくのは気持ちよかったです。


道中の景色は、ガスが濃く、青空は時折見える程度でしたが、ガスが流れていく甲斐駒ヶ岳、摩利支天は迫力があり、青空とは違う良い景色を見ることができました。


今回初参加で神奈川から向かっている二宮さんが1日目の夕方に長衛小屋到着ということで、東明さん、新城さん、平松が先に下山、Nさんを探すことになりました。携帯は圏外で繋がらず、Nさんの手がかりが少ない中でしたが東明さんがすぐに発見し、合流できました。
夜ごはんは皆さんに手分けして運んでいただいた焼肉、焼きそばなどをいただきまし た。登山後の達成感とともにきれいな空気の中で食べるごはんは最高でした。そして、皆さんが持ち込まれたお酒の量に驚きました。



〈2日目:仙丈ヶ岳〉
初日の甲斐駒ヶ岳の疲労感がしっかり残る中でスタートしました。スタートからしばらくは緩やかな坂でしたが、1歩1歩が重く感じました。

稜線に出ると初Hより風が落ち着いていたこともあり、さわやかな風の中で気持ちよく進めました。
途中で2チームに分かれ、先行チームは大仙丈ヶ岳までピストンしてきました。仙丈ヶ岳で全員合流し、写真撮影。山頂ではもうちょっとでガスが抜けそうだったので、青空を期待しましたが結局ガスは抜けませんでした。


登山開始からライチョウとの遭遇を楽しみにしており、立ち止まってはキョロキョロしてライチョウを探しておりましたがここまで発見できず、今日は無理かなと諦めていましたが、仙丈小屋で休憩しているとライチョウ親子が出てきてくれました。雛は小さくとってもかわいかったです。そのうえ登山道近くまで寄ってきてくれたので、じっくり見せてもらいました。さらに下山中にもう一度別のライチョウと遭遇することができました。


2日目は、1日目より青空が見える時間が多く、気持ち良い景色の中で登山ができました。

2日間ともガスに包まれる時間が多かったですが、迫力ある甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳を見ることができ大満足の山行でした。車やバス、食事の手配をしていただいた皆様、ありがとうございました。

[日 時]2023年7月15日(士曜日)~16日(日曜日)
[登山口]北沢峠
[コースタイム] 15日 甲斐駒ヶ岳 3時集合 7:30テン場出発→8:48仙水峠→
10:30駒津峰→12:00山頂→13:00摩利支天→16:50 テン場
16日 仙丈ヶ岳 テン場5:30→8:15小仙丈ヶ岳→9:30仙丈ケ岳
13:30仙丈小屋→13:50テン場
[ヒャリハット] 15日の甲斐駒ヶ岳は駒津峰あたりは体が浮きそうなほどの強風だったので、耐風姿勢の実地訓練になった。会の山行は良い天気の時だけではなく、若干コンディションが悪い時に登り、さまざまな経験を積むことも大切だと思う。梅田
[写真]

2023年07月15日

2023/07/02 日野山

 

https://www.notion.so/2023-07-02-9c6ec973a34b4a07956c076e25ca3e5a?pvs=4

山行報告書

[カテゴリー] 例会山行

[山        名] 日野山

[報           告] 泰澄大師によって開かれた越前五山の一つと言われる福井の日野山へ登りました。日野山はかつて、日野山大権現として山岳信仰の霊場として知られていました。中央社殿には文殊菩薩を 北社殿には観音菩薩を、南社殿には不動明王の三尊を祀っていたらしい。

前日の大雨で参加者が大幅に減り、9名で美濃国分寺から2台の車で分乗して日野山に向かいました。南条ICから見た日野山は越前富士と言われている割には、普通の低山の趣。にもかかわらず登山口にある立派な駐車場に停めていざ出立。全員スパッツをつけます。

日野神社は予想外の風格のある立派な社殿で、見事な彫刻がなされている社殿の横から日野山へ登ります。神社の石段からツルツル状態でした。沢沿いに登っていきますが昨日の雨で登山道はほとんど水路状態。ムシ暑さですぐに汗びっしょり状態になります。花も風もありません。修行です。途中、「焼餅石」、「石の唐戸」、「弁慶の三枚切り」など天台修験の香り漂う事績があります。5合目に到着すると水行ができる御岳の滝、不動明王と三宝荒神の造と行者の休憩小屋である室堂と現役の神仏習合の地であることを覗わせる。少しだけ涼しい。

この後、山頂まで途中2手に道が別れます。高齢者は林道へ、若手チームはこの山のハイライト「大比丘尼転がし」を進みます。岩の上はびっしり緑色の苔が生えていてツルツルです。紅一点のHさんはさすが岐阜百山で修行を積まれているだけあって比丘尼よりもステージが上でした。転びません。500mはあったでしょうか⾧いツルツルの岩の直登りの後に山頂到着。ここにも立派な奥の宮とお堂がありました。

高齢者チームと合流した後、山頂直下の展望が開けた場所でランチです。滋賀県方面からも多くの登山者がいました。残念ながら白山は見えませんでした。下りも悪路で非常に気を使います。順回路もジグザグの痩せたトラバース道です。麓に降りると鳥のさえずりが。日野神社に全員無事に到着するとなんと福井支部の女性が待っていてくださるではありませんか。お接待でアイスの差し入れをいただき生き返りました。感謝です。

あれだけのお堂などがあり多くの登山者がありながら敢えて道は整備せずにしているのが修行の山なのでしょうか。ツルツルが大変印象に残った山行でした。来年の大河ドラマ紫式部の「光る君へ」で紹介されるかも。

[日 時] 2023 年 7 月 2 日(日)

[登山    口]日野神社(平吹)

[コースタイム] 9:04 日野山登山口駐車場-10:19 室堂-11:16 奥の院-11:52~12:30 山頂- 12:29 荒谷・萱谷コース分岐- 14:09 駐車場

[ヒヤリハット] 下りにスマホをポケットに入れていたら、画面が足にあたって YAMAPがアンインストールされてしまいました。さらに、スパッツの紐が解けたので注意散漫になり倒木をまたぐときに足を滑らせてしまいました。大事には至らなかったですがきちんと一度止まって整えるべきだったのでしょうね。

[記 録 者] 藤澤哲郎

[写           真]山本善貴

2023年07月02日

2023/06/25 籾糠山

[山名] 籾糠山


[日時] 2023年06月25日(日)

[登山口] 天生峠

[参加者] 日本山岳会岐阜支部 25名
[コースタイム]
S天生峠 08:25 → 08:50 天生湿原北側分岐 08:54 → 09:02 天生湿原 09:08 → 09:17 天生湿原南側分岐 09:18 → 09:25 カラ谷分岐 09:33 → 10:29 木平分岐 10:47 → 11:03 籾糠分岐 11:04 → 11:24 籾糠山 12:03 → 12:23 籾糠分岐 12:34 → 木平分岐 12:43 → 13:02 木平湿原 13:09 → 13:49 カラ谷分岐 13:59 → 14:03 ミズバショウ群生地 14:07 → 14:13 カラ谷分岐 14:21 → 14:24 天生湿原南側分岐 14:31 → 天生湿原 14:32 → 14:55 天生峠 15:00 → 15:04 ゴール地点G

今回の山行には、多数の参加者があり、全員で楽しむことができました。みずみずしい湿原と花々を求めて過ごす一日は、刺激的でありながらもリラクゼーションを提供するものでした。その環境は、再訪問者さえも喜ばせ、フレッシュな花々を見ることは、心を癒やし、記憶を刺激するとともに脳トレにもなりました。


今回の訪問者数は25人に上り、参加者の増加はこの山行を一層楽しいものにしました。しかし、それは同時に企画者に大きな責任をもたらしました。特に、担当者であった「ごくみさん」は、参加者全員が楽しむことができるよう、様々な事を考え、夢にまで影響を受けるほどでした。


参加者間での豊かな対話と探求は、鳥類や野生の花々に関する知識の共有につながりました。ミソサザイとの遭遇やコルリの鳴き声、ランの咲き乱れる様子は、全体の進行を遅くするものの、それが新たな観察の機会を提供しました。


いくつかの提案も登山中に出され、この山を1年間で季節を変えて何回も訪問するという新たな企画案が挙がりました。

 


この山行は、参加者全員が豊かな自然と接触し、その中で癒やされ、楽しむ場となりました。一日を通して、籾糠山は何度訪れても満足することができる、という参加者全員の感想に皆同感です。これからも、日本山岳会岐阜支部は、さらなる山行の機会と共に、これらの経験を提供し続けます。

2023年06月25日

2023/06/18 沢登り(片知渓谷)

山行報告書

[カテゴリー] バリエーション山行

[山 名] 沢登り(片知渓谷)

[報告] 中濃庁舎7時に集合、出発。片知駐車場に到着。今回初体験は4人です。装備を装着して、林道をくだり入渓入口の空き地で矢口さん、山田さんからガイダンス、ロープワークのお勉強を1時間程受け、いざ入渓!わくわくドキドキです。冷たくて気持ちいい。


まずは水に慣れる為、肩までドボンと入りました。矢口さん先頭で進みます。足場を探りながら歩き、岩場の所は足場の確保、水流との戦い。山田さんのアドバイス、矢口さんのお助けロープで登れました。幾つも登っているとだんだん慣れて楽しくなってきました。


ヤッター!登れたぁー!嬉しい!達成感!!


でも、浮かれてばかりでは、いけません。危険と隣り合わせという事です。


まだまだ、色々教えてほしいです。今日はありがとうございました。

[日 時] 2023 年6月18日(日)

[登 山 口] ふくべの森

[参 加 者] 矢口重治(CL)・山田昌孝(SL)・五十川幸学・大野まゆみ・後藤 久美・林 真由美・吉田たけ美・吉田尚史 以上8名

[コースタイム] 7:58 ふくべの森 → 8:30 器具類、ロープワーク説明 → 9:30 入渓谷 → 10:50 休憩タイム → 13:36 脱渓谷 → 13:50 ふくべの森

[ヒヤリハット] 岩場の水圧で流されてしまった。

[記 録 者] 大野まゆみ

[写 真] 矢口重治

2023年06月18日

2023/06/11 岩場を安全に通過する講習会

今回は、日本山岳会 岐阜支部の山岳指導員が講師となり、会員に講習会を実施するという企画でした。基本が整った、山岳指導員による安全講習は、とても重要な会のイベントであると認識しました。


元々は伊木山で予定されていた当講習会は、天候不良により室内で開催されました。雨天室内の講習会は新しい学びの環境を提供し、参加者たちは普段はおざなりになりがちなロープワークなどの基本的な技術を細かいレベルまで学ぶ良い機会となりました。ロープワークに初めて取り組む人が半数以上を占める中、特定の技術に集中して教えることが可能となったのです。


なお、実際の状況での懸垂下降の練習ができなかったという問題ありました。これに対し、秋にもう一度実技を中心とした講習会を開催することが検討されています。


教育者自身も、自身のスキルや知識の再確認ができる貴重な機会となりました。教えることを通じて、自己の理解を深めることができるという重要な学びがあったのです。


講習会後の反省会から指導の方向性を確認することができ、価値ある時間であったと思います。自己反省や他者からのフィードバックを通じて、自身の成長を直接感じることができました。



多くの専門家からの貴重な指導への感謝をし、継続的な教育の機会への期待でした。
今回の講習会は、技術の習得だけでなく、新たな視点を提供する場となったことは確かです。今後も同様の機会を提供し続けようと考えています。

2023年06月11日

2023/06/10 花の自然観察会

[カテゴリー] 6月自然観察会

[山   名]  醒井宿―山室湿原―三島池

[報   告]

日本山岳会岐阜支部の自然観察会です。今年もランの研究で有名な市橋先生をお迎えしてお花見ツアーを計画しました。醒井宿ではバイカモ、ハリヨ、山室湿原ではトキソウ、カキラン、ハッチョウトンボ、三島池ではカモを見ることが目標です。


予定通り出発して醒井宿に到着です。天気は良好、地蔵川の水量が多くて川の中のバイカモは小さなお花。残念ながらお店で栽培されていたバイカモの花が一番大きかった。


ハリヨは川では見られず水槽の中の姿を観察。でも、たくさんのお花が咲いていて飽きることはありません。意外とユキノシタが咲き乱れていて綺麗でした。山室湿原ではあまり人に会わなかったので不吉な予感。トキソウは何とか花が残っていてかわいい姿を観察。モウセンゴケは白い花を付けていました。

湿原の一番奥まで行くとカキランの群生地ですが、残念ながらまだつぼみ。開化は1週間ぐらい先のようです。シカに食われている様子なのがちょっと心配。2cmほどのハッチョウトンボは赤くてかわいい。2匹だけ確認しました。ちょっと物足りない湿原でしたが6月20日ごろにはいい感じでカキランが見られるかも。


最後に三島池でお昼をとりました。天気が良くてのどかな湖畔でのランチ。その後に花の歌、山の歌を合唱。フルートの演奏もあったりして癒しの時間を過ごせた。残念ながらカモさんたちはお休み。1羽も見かけることができずダイサギ1羽がずっと動かず。冬に来ると逆さ伊吹山を見ることが出来るでしょう。
なかなか前もって計画する観察会はタイムリーにはならず難しさを痛感した観察会でした。

[日   時] 2023年6月10日

[登 山 口] 滋賀県米原市醒井―米原市山室―米原市池下

[参 加 者] 講師 市橋正一、CL 藤田純江、SL 五十川幸学、神山敬三、後藤充
下畑佐和子、高橋奈緒子、長屋桂子、林真由美、日置文夫、早田道治、渡部慶洋
清水千枝子、竹中佳美 以上14名

[コースタイム] 8:00美濃国分寺―8:30醒井宿10:00―10:30山室湿原
11:30―12:00三島池13:30―美濃国分寺14:30

[ヒヤリハット]毎回タイムリーな花を見る事の難しさを感じる。早い時期の計画では目的の花に出会えることはなかなか困難である。

[記 録 者] 五十川幸学

2023年06月10日

2023/06/04 オハイブルー

[カテゴリー] 6月例会山行
[山   名] オハイブルー(頂上経由)
[報   告] 

日本山岳会岐阜支部6月例会です。三重県尾鷲市九鬼町にあるオハイの海岸を見に行く計画を立てました。当初は2コースを選択する予定でしたが全員頂山経由でオハイに向かうコースを選択しました。昨年12月に計画されましたが天候不良で中止になりましたので再度挑戦です。
今回も週初めは台風の影響で中止かと思われましたが、思いの外台風の移動が早く天気にめぐまれました。
5時に岐阜県庁駐車場に12人が集合。桑名東インター近くで2人と合流して出発です。ほぼ予定通りに登山口駐車場に到着しました。

14人の大所帯だったので2班に分けて行動。それでもあまり離れずゆっくり行動。ほぼ全員が同じベースで周回することが出来ました。新人者に対しては山田リーダーによる登山歩行講習がありましたのでゆっくりペースです。
頂山山頂は展望なく記念写真を撮りすぐにハカリカケ岩に向かう。ハカリカケ岩からの展望はバツグンでオハイの海はブルーで素晴らしかった。

長い樹林帯歩きを終えてオハイの海に出ると岩場が現れて絶景が目に入ってくる。絶壁から海を覗き込むと吸い込まれそう。それでも暫くすると慣れてきてみんなで絶壁に立つ余裕が出てきました。オハイブルーを満喫しながらの昼食も最高でした。日差しはあついが風があって心地よい。

ゆっくりのんびり周回を終えようとすると猿、シカかお出迎え。シカ君家族は人なつっこい。中々逃げようとしませんでした。周回終えて港に着くと海にはブルーの熱帯魚がいっぱい。またまた驚きでした。
色んな感動が詰まった楽しい山行になりました。

[日   時] 2023年6月4日

[登 山 口]  三重県尾鷲市九鬼町

[参 加 者]  CL 山田昌考 SL1 五十川幸学、SL2 日置文夫、井上美智子、下畑佐和子、杉山範子、長屋桂子、高橋奈緒子、藤沢哲郎、藤田佳大、水野岳男、山住里美、山田尚美、渡部慶洋  以上14名

[コースタイム]  九鬼子ミニティーセンター駐車場 8:50➡頂山山頂 10:30➡ハカリカケ岩 10:50➡オハイ 12:00➡猪垣広場 14:30➡九鬼子ミニティーセンター駐車場 15:00
[ヒヤリハット]  登山道は危険なところはなく道もしっかりしているので赤テープを辿れば道間違いすることはありません。今回はゆったりペースでしたが休憩時間を設定しなかったので締まりがなく最終的に予定より1時間オーバーしました。休憩時間は設定してきちんと行動したい。

[記 録 者] 五十川幸学

2023年06月04日

2023/06/03-04 八ヶ岳 縦走: 赤岳-横岳-硫黄岳 周回

# 2023/06/03-04 八ヶ岳縦走

山行報告書

[カテゴリー] 6月バリエーション山行

[山 名] 八ヶ岳縦走

[報 告] 中央道の通行止めなどもあり、集合時間を 2 時間遅らせての集合出発となりました。11名が2台に分乗して八ヶ岳山荘に到着しました。美濃戸山荘まで車は入れず、その分、長い林道歩きとなりました。赤岳鉱泉に到着し、テント設営し宴会突入。5時ごろに塩入さんが到着し、宴会はさらに盛り上がりました。重森さんはトイレ前で水たまりにはまるアクシデントもありました。山々が赤く染まり、感動的な1 日を終えました。

6人テントは入り口が開いたままで、よく冷え込みました。霜が降りていました。明るくなってから、食事の準備を女性たちがしてくれて、おなか一杯ラーメン頂きました。テントはそのままの状態で、荷物を軽くして出発。クライミングチームは早めに出発していきました。行者小屋のテーブルは霜で真っ白、ユニークな看板でそれぞれの思いを写真に収めていました。そこからは、鉄の階段など急登が続きます。岩のルートもしっかりしていて、落石の無いように注意しました。前日好調だった、小林さんが遅れだすということがありましたが、何とかサポートしながら乗り切りました。コーチ1取得を目指す、山田さんのサブリーダーはよく気を使っていました。念願のツクモグサも見ることができました。赤岳に登頂し、縦走チームで集合写真を撮り、横岳無名峰にて、小同心クラックを上がってくるメンバーを待ちました。勢いよく上がってくる東明さんに、大歓声が上がり、梅田さん、重森さん、長谷川さんと続いて登頂しました。他の登山者もたくさんいて、皆さんが拍手してスターのようでした。自分もやるといったはいいが、上からのぞき込む崖は下半身が縮み上がる思いだった。


その後、梅田さんのアレルギーが出て体調は思わしくない。硫黄岳につき個人写真撮影会で盛り上がる。赤岳鉱泉まで下って、テントを撤収。なくしたと思われた重森さんのサングラスが受付に届いていました。酒が進むとポンコツになるメンバーばかりで、反省です。八ヶ岳山荘まで、長い林道歩きをショートカットしながら戻りました。最後尾の山本は、ショートカットしたため、重森さんが探しに戻るというハプニングも発生。チームリーダーなのに申し訳なかったです。その後は温泉で汗を流して、中濃総合庁舎に戻りました。行きでの工事渋滞はなく、無事に戻りました。


2 日間とも晴天に恵まれ、最高の八ヶ岳となりました。

[日 時] 2023 年6月 3日(土)~4日(日)

[登 山 口] 長野県茅野市玉川原山 (八ヶ岳山荘駐車場)

[参加者] CL 山本善貴, SL 山田由紀子、今峰正利、苅谷敬三、小林和雄、塩入秀樹、林真由美、増田陽子 以上8名

[コースタイム]

3日 中濃総合庁舎9:00➡美濃戸口12:34➡赤岳鉱泉15:09(宿泊)
4日 赤岳鉱泉5:37➡行者小屋6:11➡赤岳7:55➡横岳無名峰10:04➡チーム合流10:50➡硫黄岳12:03➡赤岳鉱泉13:31➡八ヶ岳山荘16:02➡温泉16:25~17:00➡中濃総合庁舎駐車場解散20:00

[ヒヤリハット] 特にないが、CLは必ず最後尾を歩いてメンバーの確認をしなければいけないのだろうかと思いました。

[記 録 者] 山本善貴

[写 真] 山本善貴

2023年06月03日

2023/06/03-04 八ヶ岳 縦走: 赤岳-横岳-硫黄岳 クライミング:小同心クラック

山行報告書

[カテゴリー]
八ヶ岳 縦走: 赤岳-横岳-硫黄岳 クライミング:小同心クラック

[山名]
赤岳・横岳・硫黄岳

[日時]
2023年06月03日(土) ~ 2023年06月04日(日)

[登山口]
美濃戸

[参加者]
東明・梅田・重森・長谷川

[コースタイム]
1日目 山行 2時間18分 休憩 14分 合計 2時間32分
S美濃戸口12:37→12:49河原奥の氷柱→13:18やまのこ村→13:21→13:24赤岳山荘→13:25→13:29美濃戸→14:07堰堤広場14:17→15:09赤岳鉱泉泊
2日目 山行 6時間49分 休憩 3時間49分 合計 10時間38分
泊赤岳鉱泉05:27→05:32大同心沢(大同心ルンゼ)分岐05:33→07:00大同心07:01→07:27小同心10:23→10:59横岳11:10→11:18台座ノ頭11:19→11:41硫黄岳山荘11:57→12:22硫黄岳12:23→12:44赤岩の頭13:26ジョウゴ沢→13:31大同心沢(大同心ルンゼ)分岐→13:36赤岳鉱泉13:57→14:38堰堤広場14:39→15:11美濃戸→15:24やまのこ村→16:03八ヶ岳山荘→16:05ゴール地点G

[報告]
クライミングチーム
報告書:八ヶ岳小同心クラック登山に関する報告

2023年6月、日本山岳会岐阜支部の企画で、私たちは八ヶ岳へ登山を行いました。一行は前泊を利用して赤岳鉱泉で宴会を楽しみ、翌日はクライミングチームと縦走チームに分かれました。クライミングチームは小同心クラックを目指しました。



クライミングは素晴らしい天気に恵まれ、眺望も最高でした。金曜日に台風が通過したため、人々の訪問を遮った後の静寂が、我々のクライミングをより楽しいものにしました。小同心クラックの最後は、横岳山頂に直接乗り上げるルート。山頂のギャラリーからの応援もあり、気持ちのいいフィニッシュを切ることができました。横岳山頂で、縦走チームと合流。また、硫黄岳からの風景や、横岳から硫黄岳への散歩も素晴らしかったと感じられました。



小同心クラックでは、2ピッチ目のルート選択にて、セカンドからの要望に応じて右ルート→テラスへ出る選択をしました。しかし、この逡巡が原因で、ロープの掛け違いを引き起こしました。クライミングのルート選択とロープの取り扱いの難しさを改めて感じ、後パーティにロープのクロスを修正してもらいました。この経験は、私たちにとっては有意義な教訓となりました。



縦走チーム
# 登山報告書:八ヶ岳縦走コース


赤岳-横岳-硫黄岳と八ヶ岳南部の主脈を縦走する山行。台風一過の"ブルー"の空で、一同に深い印象を与えた。その視界に広がる風景は、どこを見ても壮観であり、自然の魅力を身近に感じることができた。



赤岳からへの登山道は給湯だが、山頂からの景色は素晴らしい。横岳の通過は岩場の連続であり、緊張を強いられる瞬間もあったが、 全員が無事に通過できてよかった。横岳山頂でクライミングチームの登攀を眺めた後、硫黄岳に向かう。硫黄岳からは、これまで通ってきた稜線を見渡すことができ、感無量。お天気がよく、360度の眺望と八ヶ岳の全景を楽しむことができた。全員が美しい景色に感無量であった。



自然観察の楽しみも味わえ、特に珍しいツクモグサを見ることができたのは良かった。

2023年06月03日

2023/05/27~28(土日)-陀羅仏小屋:飯縄山/金松寺山・長者山

山行チーム

[カテゴリー]飯縄山:日本山岳会岐阜支部陀羅仏小屋シリーズ1日目
[山名] 飯縄山1917m
[報告]
飯縄山は「北信五岳」の一つとして知られ、その美しい風景と信仰の山としての特性、具体的には
13の仏像が登山道に点在する様子が醍醐味となりました。
山頂からの眺めは特に感動的で、飯縄高原や戸隠、高妻、妙高、火打などの風光明媚な風景が一望できました。



加えて、山へのアプローチは鮮やかなレンゲッツジが咲き乱れる美しい風景と、適切に整備された歩きやすい登山道が特徴でした。
登り始めはガスがかかっていた頂上も、到着時には雲が取れ、景観とともに、美しい花々やさえずり鳥の声に癒やされ、心地よく感じました。


山行終了後には、温泉でのんびり。田舎の温泉の雰囲気満載の素敵なお風呂でした。陀羅仏小屋では別働隊と合流し、鍋とお酒を楽しみながら、一日を終えました。
村松さんの段取りもあり、非常に気持ちのよい滞在となりました。


総じて、飯縄山は贅沢な時間となりました。山頂から見えた戸隠山の荒々しい山容に惹かれ、秋は戸隠に行くことを心に決めました。

[日時]2023年05月27日(土)
[登山口]ーノ鳥居駐車場
[参加者]4人:今峰・五十川・山本・東明
[コースタイム]
ーの鳥居駐車場09:04→09:21ーノ鳥居登山口→10:07駒つなぎ場10:08→10:19富士見の水場
10:20→10:44飯縄山ー南・西登山道分岐10:45→10:54飯縄山南峰11:00→11:08飯縄山11:41→
11:51飯縄山南峰→11:57飯縄山ー南・西登山道分岐11:58→12:13富士見の水場→12:22駒つなぎ場12:25→13:03ーノ鳥居登山口→13:18ーの鳥居駐車場


[カテゴリー]日本山岳会岐阜支部陀羅仏小屋シリーズ2日目
[山名]金松寺山~天狗岩
[報告]
2023年5月28日、陀羅仏小屋遠征の第二日目として、金松寺山~天狗岩への山行を行いました。この山は静かで素晴らしい雰囲気に包まれていますが、急な登りが連続する厳しいコースです。

金松寺山への登りは一気に頂上に近づいていく感じで、展望はありません。前日の晩餐での飲みすぎで朝から体調が辛かった。急登続きで泣きそうです。
天狗岩がこの山行のハイライトとのこと。追加で300m登りで天狗岩山へと進みました。


天狗岩からは一気に展望が開け、松本平野を一望でき、八ヶ岳や鉢伏、御岳、乗鞍などの山々も楽しむことができました。

登山道は階段や岩、木の根がなく、非常に歩きやすい状態でした。登りは大変な部分もありましたが、下りはスムーズで、約90分で下山することができました。
帰り道には温泉を見つけてリフレッシュした様子です。


全体的にはハードなコースでしたが、体力勝負の山で大変楽しかったです。体力維持のためにも、たまにはこういうハードな山にも登らねばならないと感じた山行となりました。

 

ゆっくりチーム


[日時]2023年05月28日(日)[日帰り]
[登山口]金松寺より林道を車で5分。獣除けゲートを開けて中に入り、鍵のかかったゲートで車止めの地点から出発しました。
[参加者]4人:今峰・五十川・山本・東明
[コースタイム]
Sスタート地点:08:33→10:18金松寺山10:25→11:23天狗岩:11:45→13:29ゴール地点: G
[記録者]東明裕

山岳ガイド:村松 哲彦
三宅一正・高木基揚・長屋桂子・下畑佐和子・髙橋奈緒子

5月28日、ゆったり組の私たちは、山岳ガイドの村松哲彦さんに率いられて、快晴で少しひんやりと心地よい風の中、長者山に向かいました(私有地の登山口に駐車させていただくので、道祖神さまに安全を祈願してお布施をしました)。
新緑に包まれた山道は、足腰に優しい枯れ葉のふかふか絨毯でしたが、急登あり、脇に崩落あり、ロープや鎖が設置され注意が必要な箇所もあり、標高差400mのなか、いろんな変化を充分に楽しめました。
また、小鳥のさえずりを聞きながら、ササバギンラン、、キンリョウソウを見つけた時は、どんなに嬉しかったことでしょうか。
色とりどりの綺麗なサツキを眺めながら暫く登ると頂で、まるで絵画のような北アルプスのパノラマ、雲に見え隠れする雪山の美しさを、心行くまで堪能しました。行きかう他の誰もいなかった長者山を、もうひとり占め(いや6人占め)しました。

山岳ガイドの村松さんはじめ山のベテランの皆様が、初心者の私に、印象的に歩き方から山々・草木に至るまでお話しくださり、本当にありがとうございました。

5/27 岐阜10:48--山県IC11:53--安曇IC16:46--ザ・ビッグ大町店17:23--陀羅仏小屋17:58
5/28 陀羅仏小屋7:17--信州新町左右駐車場8:22…登山口8:37……役行者像9:24…森林学校小屋9:41…長者山登頂10:15長者山下山10:57…信州新町左右駐車場12:09--山県IC18:46--岐阜19:25

2023年05月27日

2023/05/21 乙高山

山行報告書

[カテゴリー] 例会山行
[山 名]己高山
[報 告] メインは九輪草目当てで山岳信仰が漂う己高山に行きました。美濃国分寺 (9名)と道の駅織部の里(5名)の2箇所の集合場所から登山口駐車場で現地集合。タッチの差で20名以上の他団体さんが後から到着。すんでのところで駐車場難民になるところであった。後続の団体さんとの干渉を恐れそそくさと林道を歩いて登山口へ向かいます。林道の途中には関ヶ原合戦の後石田二成が潜んだ岩屋への分岐もあります。エゴノキ、谷ウツギなどを楽しみなら、里坊跡の石積みや行者が楔に使ったいばり瀧など歴史を大いに感じます。


登山口からは、尾根コースを元気印の女性陣にひきずられるように男性陣がとぼとぼと続きます。急登で景色も風もありません。薬研堀の旧道の広い道を左手に見ながらやがて登山道は合流します。倒木も多く障害物がたくさんです。4合目を過ぎると急登は終了しやさしいお顔の釈迦如来と六地蔵の石仏が出迎えてくれました。ここで、小休止。汗が止まりません。後続の団体さんが来たので予定より5分早く出発。ここからは少しだけ風が涼しくなり、一瞬黄砂で霞んだ琵琶湖も見え、「馬止め」「牛止め」の表示のある岩場が出てきます。さらに登るといくつもの平場の後に、先頭を歩いていたリーダーの竹中さんが「九輪草ですよ」と後ろに声をかけます。「鶏足寺」跡です。

「鶏足寺」は奈良時代に行基が創建し、泰澄が継いだと言われ、そのあと延暦18年 (799)に最澄が再興。比叡山より古いんです。昭和の始めまで堂宇は残っていたそうです。かなりの規模の大寺で重文で平安仏の本尊十一面観音や、全国でも2例しかない七仏薬師像は麓の己高閣で見られます。

かつての庭園を中心に周辺の堂宇の跡の窪地に九輪草の群生が広がりー同大興頭。今ま での疲れも吹き飛びます。庭園前の九輪草の群生前で記念撮影。さらに小一時間ほど急登 を登り山頂に到着。眺望はありません。ここで昼食。周回して下ります。山頂は全ての方 向に赤テープが見受けられ方向を失いやすい。 トラバースして南尾根に合流します。この 南尾根を伝って、小谷城からお市の方と二人の娘が鶏足寺まで参拝にきたという伝承があ るらしい。


下り道は非常に歩きやすかった。ブナ林の明るい緑の下小鳥のさえずりが聞こえます。烏ハンターのIさんのスイッチが入り先頭を歩きだしました。非常に紛らわしい 分岐を過ぎたところで気がつくと一人足りない。リーダーがすかさず探しに戻り無事合流。やはり分岐を直進したらしい。その後さらに下ると逆杉への分岐に到着。一部のザック番 を残して大多数は高尾寺跡にある逆杉ヘピストン。激下りの後に目に飛び込んできたのは 樹齢千年を超す最澄お手植えとされる逆杉。一見の価値はありました。一汗かいて分岐に 戻りその後しばらく歩いて下山。ほとんどの人がlL以上の水を消費してました。さらに まったりとした散策道をたどり出発地点へ無事到着。九輪草の開花時期、早めの出立、間際らしい分岐などリーダーの竹中さんの適切な判断のおかげで順調で楽しい山行であった。

[日時]2023年5月21日
[登 山 口] 滋賀県長浜市木之本町古橋
[参加 者]竹中美幸(CL)・神山敬二(SL) ·五十川幸学・大野まゆみ・清水友子・小島孝子・後藤久美・馬渕等・林真由美・林婿子・山住里美・渡部慶洋・藤澤哲郎
以上13名
[コースタイム] 5/21 7 : 50駐車場スタート→ 8 : 18登山口 → g:10六地蔵→ 10:15鶏足寺跡→10 : 53 己高山→ 12 : 48分岐 →12 : 58 逆さ杉→13 : 08 分岐
→13 : 41 登山口 → 14 : 09 駐車場
[ヒャリハット] 己高山の尾根からの下りで間違い易いポイントが複数あり、一人先行している者がはぐれてしまった。間違いやすいポイントでは人数確認した方が良いと思いました。
[記録者]藤澤哲郎

2023年05月21日

2023/05/20 天城山: 静岡の山シリーズ

山行報告書
[カテゴリー] 百名山
[山名]天城山(1,406m)
[報告]
4時に集合し、伊豆へ出発。期待して向かった伊豆ですが、高速道路から見えた伊豆半島には雲がかかっていました。登山口に到着すると、案の定そこは霧の中。それでも、この後に睛れると信じながら、小雨の中登り始めました。

どうやら伊豆は地形的に普段から雨が多い地域だそう。まさに苔むした石がそれを物語っていました。石を覆う苔が雨に濡れてしっとりと濃い緑色になっている様子が、木々の間が白く霧がかっている様子と相まってとても幻想的でした。また、つるつるのヒメシャラの幹をつたって雨が流れ落ちていく様子も非常に趣がありました。


途中で遭遇したヒキガエルや、葉に雨が当たる音、所々で現れるツッジやシャクナゲに癒されながら歩みを進めると、最高峰の万三郎岳に登頂。そこで休憩中にいただいたバームクーヘンはとてもおいしかったです。
その後は、万三郎岳から万二郎岳に向かって歩いて行きましたが、この区間はシャクナゲとッッジがたくさん。もう時期が遅いかなと思っていましたが、想像以上に咲いており嬉しくなりました。みんなで写真を撮るため立ち止まり、花を堪能しながらゆっくり進んでいきました。



睛れの日のシャクナゲはもちろん素晴らしいのでしょうが、雨が滴るシャクナゲはより艶やかで生き生きと見えました。写真に収めてもまた素晴らしく、曇天で光が拡散されるためふんわりとした可愛らしいシャクナゲが撮影できました。花を撮るとき雨が良いと実感しました。この日は、雨が降っており、またシャクナゲのピークは少し過ぎているのにも関わらず、多
くの登山客とすれ遮い驚きました。晴れの日のシャクナゲ人気がよくうかがえます。


万二郎岳から帰るころには雨も止み、レインウェアを脱いで下山。雨は止んでも道はぬかるんでおり、みんなでドロドロになりながら歩きました。戻ってきた登山口には靴洗い場があり、有難かったです。下山後は、修善寺温泉で汗と雨を流し、修善寺を散策し、サービスエリアで静岡名物を食べるという、大変充実した山行となりました。



[日 時] 2023 年 5 月 2 0 日(土)
[登 山 口] 天城高原ゴルフ場手前観光駐車場
[参 加 者] 青木・梅田・刈谷・小林・新城·東明・林・塩入・矢口 •山本 以上1 0名
[コ ー スタイム]9:00 スタート→11:16 万三郎岳→12:39 万二郎岳→14:06 下山
[ヒャリハット]濡れた地面で転倒、 雨具による視界不良で頭を強打
[記 録 者]新城

2023年05月20日

2023/05/14 高野山 町石道

山名:高野山
標高:金剛峯寺 標高 約800m
距離:24.2 km

参加者と人数: 14名: 五十川 幸学、今峰 正利、梅田 直美、苅谷 敬三、山本 善貴、水谷 嘉宏、杉山 範子、東明 裕、林 真由美、増田 陽子、藤澤 哲郎、吉田 尚史、吉田 たけ美、山田 尚美
日にち:2023年05月14日(日)

行程の時間表:
07:23 慈尊院 → 09:30 六本杉峠 09:33 → 10:02 古峠 10:07 → 10:40 二ツ鳥居 → 10:53 神田地蔵堂 11:40 → 11:48 笠木峠 12:33 → 13:01 矢立峠 15:17 → 15:34 大門 → 15:42 根本大塔 → 15:46 金剛峯寺 → 16:26 千手院橋 → 16:41 奥の院 16:53 → 16:54 中の橋 16:55 → 16:55 ゴール地点G

**高野山・町石道 登山報告書**
日本山岳会岐阜支部14人のメンバーとともに高野山を訪れ、町石道を通じて奥之院を詣りました。参加者全員が雨天予報にもかかわらず参加し、180の町石を通りながら高野山へ向かいました。

 

歩行は全体的に静かで厳かな雰囲気の中、時折霧が出るなどの状況でしたが、その中で見える景色は新鮮であり、それぞれが異なる感想を抱きました。特に、長い町石道を終えて仰ぎ見た大門の壮大さは、歩いた人にしかわからない感動でした。参加者全員が奥の院まで到達し、その達成感もまた共有できました。雨に濡れた小路を歩き、時折見える霧や鳥の囀り、花々や野生動物など、自然の魅力に触れつつの長距離歩行は、あっという間に感じました。

 

全行程は24.2 km、登りの標高は1,321 mの長丁場でしたが、誰も脱落せず、山行を終了できて何よりです。

 

慈尊院を出発し、六本杉峠、古峠、二ツ鳥居、神田地蔵堂、笠木峠、矢立峠、大門、根本大塔、金剛峯寺、千手院橋を経由し、16:40に奥の院に到着しました。長丁場でしたが、途中見どころもおおく、楽しい山行でした。
天候は曇り時々雨で、太陽がのぞくことは少なくカッパを着る事が多かったです。

 

登山経験豊富なメンバーの間でも、世界遺産である高野山への足を使った詣りは特別な充実感でした。

2023年05月14日

2023/05/13 小津権現山の森作り

山名:日本山岳会 岐阜支部 公益事業 小津権現山の森作り
参加者と人数:今峰、梅田、大野、後藤(久)、後藤(允)、小林、酒向、東名、縄田、水野、山住、山本、竹中(佳)、馬渕 …14名
日にち(年月日):令和5年5月13日(土)

曇り空の基、多くの参加を得て森林づくりを行い、雨が降り出す前に集合場所に戻る事が出来た。
斐北林道は、前回と比べ小石等の散乱が目についた。この道は、雨が降ると石等が落ちる繰り返しである。


 【作業内容】
・参加者が多数なので、二つの班に分け作業を行った。
一班は、山頂までの登山道修復作業を行い、二班は作業場所における防獣
ネット取りまとめ及び登山道修復作業を行った。


 【その他】
  ・雨の予報が出ていたので昼食は早めに行い、皆さんが色々美味しい材料を持ち寄って、楽しい昼食会となった。
・現地は、朴の木が白い花を咲かせ新緑真っ盛りであった。

2023年05月13日

2023/05/03-04 越後駒ヶ岳 百名山山行

山行報告書
[カテゴリー] 百名山
[山 名] 越後駒ケ岳(2,002m)
[日 時] 2023 年 5 月 3 日(水)~5 月 4 日(木)
[場 所] 新潟県魚沼市銀山平
[参 加 者] 五十川(CL)・今峰・梅田・小林・新城・東明・山本・山田(SL)・矢口
以上 9 名
[コースタイム] 5/3 7:00 スタート→10:20 道行山→11:13 小倉山→13:39 駒の小屋
→14:10 越後駒ケ岳
5/4 4:30 駒の小屋→越後駒ケ岳→駒の小屋 朝食
6:50 駒の小屋→8:00 小倉山→8:48 道行山→11:00 下山

前夜 1 時に集合し 2 台で越後へ向かいました。GW 中にもかかわらず順調に登山口に到着。橋を渡って川沿いを進みます。尾根のとりつきに迷い、藪漕ぎでしばし彷徨った後に夏道を発見。そこから道行山までは夏道と雪道が交互に現れ、天気がいいので想像以上に暑くて荷物の重みと相まって汗だくになりながら登りました。

道行山からは雪道になり、だんだん越後駒ケ岳や周りの山々が見えてきました。普段見慣れている岐阜の山やアルプスとも違う景色が素晴らしい。空も薄雲がとれ、どんどん青空に。最後の急登りは何度も休憩しながらやっと避難小屋へ。6 人用テントを持っていきましたが、全員が避難小屋泊となり、荷物を置いて山頂へ。山頂からは尾瀬の山や大朝日岳、八海山、平が岳等の山々が見渡せました。


山頂でしばし景色を楽しみ避難小屋へ。避難小屋には 2 組の女性だけで、2 階全部を岐阜支部で使い、毛布もあり、水も豊富でとてもいごこちのいい避難小屋でした。宴会の第 2 弾は外で行い、2 人組の女性も誘い、みんなで歓談しているとソロの男性が登ってきました。ソロの男性は出身が岐阜市でちょくちょく帰ってくるそうで楽しそうな雰囲気に惹かれてと岐阜支部に入会することになりました。

再び夕陽を見に山頂へ登るメンバーもいました。



翌朝は、モルゲンロートを見にもう一度山頂へ。素晴らしい景色が広がっていました。荷物は重いけれど宿泊しなければ見ることができない景色に感動しました。

 

小屋で朝食を食べてから下山。下山は尻セード大会をしながら、素晴らしい景色を満喫しながら下山。下りはあっという間でした。近くの温泉に入り、道の駅で名物を食べて岐阜へ帰ってきました。GWにもかかわらず人が少なく、静かな山を楽しむことができました。

2023年05月03日

2023/04/15-16 日本山岳会岐阜支部 総会 & 毘沙門岳

4月15日と16日に、日本山岳会岐阜支部の総会、懇親会、および懇親山行が行われました。

参加者: 30名弱


総会は石徹白で開催され、遠方から参加された方々も含め、顔を合わせることのできなかったメンバー同士が交流し、楽しい会になりました。


事業計画や会計報告を聞くと、岐阜支部が非常に活発に活動していることがわかります。皆の意見が一致し、今後も勢いのある岐阜支部を作り上げていくことが決まりました。


懇親会では、飲みすぎて意識を失ったメンバーもいましたが、岐阜支部の伝統である酒に酔うことは良しとされ、気合の入った飲み会になりました。


翌日は毘沙門岳に登山しました。天気が悪く、しぐれとあられが降りしきる中、寒い山行となりましたが、楽しく談笑しながら山頂に到達しました。山頂で風が強かったため、すぐに下山しましたが、岐阜支部伝統の万歳三唱とヤッホー三唱の後、泥まみれのくだりも無事に通過し、安全にふもとまで降りてきました。昼からは予報通り天気が良くなり、下山時には晴れ渡っていました。


皆で集まる年に1度の貴重な機会であり、支部の発展について皆で話し合い、とても有意義な時間を過ごせたと思っています。

2023年04月15日

2023/04/04 美濃俣丸(1253.8m)

山行名: 3月バリエーション山行
山名: 美濃俣丸(1253.8m)
山域: 岐阜県・福井県南越前町県境
日時: 令和5年4月2日(日)
参加者: 山本善貴「L」、五十川幸学「SL」、今峰正利、梅田直美、小林和雄、新城愛優、東明裕、林真由美

山行内容:
5時に美濃国分寺に集合し、まだ暗い中で出発。参加者8名は車2台に分かれる。広野ダムトイレ横の道に三角コーンがあり、その横をすり抜けて二ツ屋導水施設駐車場に到着。奥まで行けたため、往復2時間の短縮となった。30分ほど林道を歩いて取付き点に到着。登り始めの急登はこの日1番のもので、枝を掴んで登り、椿の枝を払いながら進んだ。雪解けが早く、タムシバやバイカオウレン、イワウチワも咲いていた。


1000m付近から雪が出てきたが、すぐに途切れてしまった。結局、山頂まで藪漕ぎだった。特に山頂直下のシャクナゲの藪は、どこを歩いてよいかわからないくらいだった。山頂へは、初めて登頂する新城さんとリーダーが先に登った。山頂からは奥美濃の山々が見渡せる素晴らしい景色が広がっていた。ランチ後、集合写真を撮り、ヤッホーを3回唱和して下山開始。


帰りは藪漕ぎが続き、緩んだ雪を踏み抜きながら下山した。サブリーダーの五十川さんはずっと藪漕ぎで、道迷い防止のピンクテープを付けてくれたリーダーの山本さんに感謝。先輩方とご一緒できて感謝している。毎年雪解けが早いため、残雪の山へ登る時期が難しいようだ。


山行時間:
美濃国分寺P 5:00~広野ダム二ツ屋導水施設7:00~取付き地点 7:30~
P912 8:40~P1115 10:00~山頂 10:55~下山開始 11:40~駐車場 15:05~
美濃国分寺 17:20

2023年03月19日

2023/04/09 仏ケ尾山 1139m

山行名: 4月バリエーション山行 岐阜百山
山名: 仏ケ尾山 1139m
山域: 上呂の萩原町にある山
日時: 4月9日(日曜日)
参加者: "SL五十川幸学、神山敬三、下畑佐和子、篠田喜美子、縄田さかゑ、林靖子、藤澤哲郎、竹中美幸、竹中佳美、馬渕等、CL山本善貴、渡部慶洋
  計12名 車3台"

山行内容: 今回の山行は、12名の参加者で岐阜県の萩原町にある仏ケ尾山に登りました。二度と登りたくない山シリーズの第一弾で、ほとんどの参加者が60歳以上で経験豊富なメンバーでした。前日の荒れた天候から一転し、晴天に恵まれました。朝は寒く、山頂付近には雪が積もっていました。


登山口から少し離れた空地に車を停め、スタートしました。SLの五十川さんがリードし、ゆっくりとしたペースで急坂のヒノキ林を登っていきました。途中から尾根上にも雪がうっすら積もり、初冬の山歩きのような雰囲気になりました。葉が出る前の木々の間からは乗鞍や白山も見えました。大岩が現れると、御嶽山が目の前に広がり、登って写真を撮るメンバーもいました。


その後、分岐で右に折れて雪のついた尾根を慎重に下り、少し上り返すと開けた場所が山頂でした。風が当たらない山頂で、御嶽山を眺めながらの食事を楽しみました。約50分の休憩後、滑りやすい根っこに注意しながら慎重に下山しました。登山口で蕨を見つけ、お土産に持ち帰るメンバーもいました。


帰りの車中では、「良い山ではあったが、もう1回訪れたいという山ではないなあ」という話で盛り上がり、二度と登りたくない山シリーズにふさわしい山だったと感じました。

山行時間:
中濃総合庁舎:30-車止め9:15-登山口9:25-11:03-分岐11:27-山頂11:42~12:30
分岐12:43-登山口14:11-車止め14:13-中濃総合庁舎16:20

2023年03月19日

2023/03/19 芦倉山

雪山の残雪期:芦倉山
白山山系南部
2023年3月19日
参加者9名:五十川幸学、今峰正利、梅田直美、小林和雄、新城愛優、東明裕、長谷川誠二、林真由美、水谷嘉宏

コースタイム:
中濃総合庁舎 4:00 → 5:30 保川林道起点 5:38 → 尾根取付 6:20 → 6:50 車道横断 → 8:40 標高点1464 8:48 → 9:40 芦倉山 10:45 → 11:15 標高点1464 → 12:28 車道 → 13:30 保川林道起点

保川林道入り口の駐車スペースには先客の車が停まっていたため、林道入口を塞ぐようにして我々の車2台を停め、まだらに雪が残る保川林道を進む。標高875m付近で杉林に覆われた尾根の末端に取り付く。今年は例年より残雪が少なく、雪面から出ている灌木を避けながら標高を上げる。標高1150mを超えると傾斜が落ち着き、8名がアイゼンを装着。雪面の踏み抜きは時々あるものの、ワカンが必要な雪質ではない。


途中、新しいピンクテープが残されているが、山頂直下まで見通せるためルートファインディングの労もなく、快晴の天気の下を五十川さん先頭で速めのペースで進む。標高1330mで緩い尾根歩きが終わり、傾斜が増して痩せてくる。灌木を避けるために尾根筋から左手に迂回することもあるが、ほぼ忠実に尾根筋を登る。雪庇の心配もほぼ不要。


雪面に覆われた山頂からは絶景が広がる。白山は別山の陰に隠れているが、福井・岐阜県境の雪はさすがに多い。北アルプスは剣岳まではっきり見通せる。後ろから追い付いた3人グループ(うち一人は水谷の高校山岳部の2年後輩と判明)と写真を撮り合ったりして1時間ほど過ごし、その後下山に向かう。


新人の新城さんには念のためにスリングで簡易ハーネスを付けてもらったが、ロープを出すようなシーンは全くなかった。腐ってきた雪に対応するため、小林さんは下りで終始ワカンを使用し、東明さんも林道前後で使用。水谷は往路・復路ともツボ足で対応。花粉症患者にはそれなりの苦労もあったようだが、クロモジの香りやマンサクの花を愛でながら、早々に下山することができた。

2023年03月19日

2023/03/04-05 上州遠征二日目 上州武尊山

参加 12名

S川場スキー場ゲレンデトップ09:04 - 09:30剣ヶ峰山09:41 - 10:49武尊山11:33 - 12:28剣ヶ峰山12:35 - 12:53川場スキー場ゲレンデトップG

 

前日の谷川に続いての上州遠征第二日目。東京チームは初日の谷川岳のみだったので、宿泊・武尊山は岐阜支部メンバーのみ。宿泊は、国立赤城青少年の家のゲストハウスを貸し切り、食事お風呂込で2650円。離れなので宴会も楽しめた。

昨日とは打って変わった約束された晴天の日。朝一番でリフトに乗り込み武尊山を目指す。剣ヶ峰の登下降はなれていないと怖いところだろうが、雪慣れた我々には全く問題なしだった。

武尊山は登りやすく展望も良いため、大人気の山だ。ロープウェイを降りてひと登りで稜線散歩に変わるため、左右に景色を楽しみながら山頂までの散歩を楽しめる。私達が日頃見る山々とことなるため、山座同定は難しいが、山頂から見る真っ白な新潟の山々には新鮮な感動を覚えた。山頂から5分ほどでヤマトタケル様の像があり、東征の足跡を確かめることができた。

防風の谷川と晴天の武尊山、対照的で楽しかった。今年度の遠征の締めくくりに相応しい山行だった。

 

 

 





2023年03月05日

2023/03/04-05 上州遠征一日目 谷川岳 岐阜支部と東京WV部との合同山行第二弾

参加 17名: 岐阜13名 東京4名

S天神平09:46 - 10:11天神平・天神峠分岐点 - 10:42熊穴沢避難小屋10:43 - 11:13天狗の留まり場11:17 - 11:34天神ザンゲ岩11:47 - 11:59谷川岳・肩の小屋12:26 - 12:27トマノ耳12:42 - 12:44谷川岳・肩の小屋12:49 - 12:58天神ザンゲ岩13:06 - 13:18天狗の留まり場13:20 - 13:36熊穴沢避難小屋13:48 - 14:05天神平・天神峠分岐点14:06 - 14:30天神平14:31 - 14:31ゴール地点G

岐阜支部と東京WV部山行の第二回目。百名山遠征で、3月4日-5日で群馬・新潟の県境の山に向かった。

楽しみにしていた谷川岳であったが、天気予報は不穏、山頂には鈍色の雲が常にかかっている。しかし、天気が悪い中でも登るのも良いトレーニングになろう。
熊穴沢避難小屋までは晴れ間も見えるそこそこのお天気だったが、そこから先は吹雪となった。肩の小屋に到着したときには完全に吹雪でホワイトアウトであったが、山頂までに危険な箇所がないため、トマの耳まで往復した。

帰りの視界は殆どなく、2mを切るときもあったが、GPSやザイルを駆使して全員無事下山した。暴風雪の中の山行のため、良い経験になったがお天気の谷川岳を期待していたので残念だった。ただ、この山行は私達の心の中に残り続ける良いチャレンジだったと思う。

ホワイトアウトと吹雪の中一歩間違えれば遭難の危険もあったが、以下の判断で山頂まで向かった。
1)尾根が広く滑落箇所がないこと。
2)暴風雪登山経験者が豊富で、GPSやザイルなどの使い方を熟知していた。

 

 





2023年03月04日

2023/2/26 象鼻山(129m)「養老町」~南宮山(419m)「垂井町」

山行名: 2月例会山行
山名: 象鼻山(129m)「養老町」~南宮山(419m)「垂井町」
山域: 岐阜県 養老町&垂井町
日時: 令和5年2月26日(日)

参加者:
グループA:五十川(リーダー)、長屋、竹中(美SL)、大野(ま)、苅谷、後藤(久)、酒向
グループB:白木(貞)、高木、縄田、林(靖)、藤澤、山住、横田、渡部(SL)、馬渕(CL)...計16名

山行内容:
2月の最後の日曜日、春を感じさせる清々しい天気に恵まれた中、象鼻山から南宮山までの約10kmの縦走を行いました。当初21名の参加予定でしたが、最終的には16名となり、グループAとBに分けて行動しました。


8時に美濃国分寺に集合し、車5台(うち1台は南宮大社に置く)で象鼻山へ向かい出発しました。象鼻山は古墳の築造や関ケ原合戦で陣が張られるなど、歴史の舞台となった山です。象鼻山から南宮山へのルートには、歴史を感じさせる遺物が多く、歴史散策の山行となりました。


栗原九十九坊跡や連理の榊、長曾我部盛親陣跡などを見学しながら、栗原山(235m)に到着しました。三角点を確認した後、南宮山を目指して進みました。途中、濃尾平野や大垣市内、金華山などが一望できる場所で小休憩をし、乙坂峠を過ぎると、毛利秀元陣跡・展望台に到着しました。

ここからの眺めは素晴らしく、遠くには北・中央アルプスや伊勢湾が見えました。目的地である南宮山へ向かい、ちょうど12時に山頂に到着し、ここで昼食を取りました。南宮山は関ケ原合戦で決戦を左右した山とも言われています。昼食後は先ほどの展望台に戻り、安国寺恵瓊陣跡を見学し、最終目的地である旧国幣大社へ向かい、美濃国一の宮として深い崇敬を集める南宮大社に到着しました。



2月の山としては珍しく雪がなく、天気も良かったため、登山日和の一日を過ごすことができました。

山行時間:
美濃国分寺駐車場 8:00 → 象鼻山駐車場・登山口 8:35 → 象鼻山 8:55 → 栗原九十九坊跡 9:20 → 連理の榊・長曾我部盛親陣跡 9:30 → 栗原山 9:45 → 乙坂峠 10:30 → 毛利秀元陣跡・展望台 11:16(休憩)→ 南宮山 12:00(着)→「昼食」→ 12:30(発)→ 毛利秀元陣跡・展望台 13:05(休憩)→ 南宮大社 14:20 →「象鼻山駐車場へ車を取りに行く」→ 南宮大社 → 美濃国分寺駐車場(解散) 15:15

2023年02月26日

2023/02/12 蓼科山 岐阜支部&東京WV部との合同山行

参加 19名: 岐阜15名 東京4名

S女ノ神茶屋・蓼科山登山口10:10 - 11:22標高2110m標識11:27 - 11:38幸徳平 - 13:14蓼科山 - 13:17蓼科山頂ヒュッテ - 13:26蓼科山13:28 - 13:29蓼科神社奥宮13:35 - 13:36蓼科山 - 14:02蓼科山頂ヒュッテ14:03 - 14:04蓼科山 - 14:56幸徳平14:57 - 15:07標高2110m標識15:15 - 15:57女ノ神茶屋・蓼科山登山口G

日本山岳会岐阜支部と東京WV部の初めての合同企画で蓼科山へ。岐阜支部の百名山企画に東京チームがジョイントする形とした。日本山岳会 岐阜支部にも20代の若者が3名も増えたため、今後の若手の横のつながりを促進するため支部を超えての活動を行うことを目的とした。

同時に、初めてアイゼンを付けての山行のメンバーもいたため、雪山の訓練も兼ねた。東京のメンバーも雪なれていないため、良い実践訓練になったと思う。

お天気は残念ながら、森林限界より上は暴風とガスであった。風が強く山頂はずっと雲がかかっている状況であった。それでも全員で上がった山頂では気分が高揚する。ときおり見せる晴れ間に歓声を上げながら山頂でゆっくりとした時間を楽しんだ。

寒風の吹きすさぶ山頂で皆で熱く記念撮影をし、これまた熱いお風呂に入って帰路に着いた。東京の方々との登山は初めてであったが、うまく連携も取れて良かったと思う。日本山岳会の魅力は全国に支部があることであり。登山者の層と幅が広いことだ。これからも良い仲間とのつながりを通して、素敵な山登りができればと思っている。

 

 





2023年02月12日

2023-01-22 百名山 & トレーニング 伊吹山

S伊吹登山口バス停 06:04-08:20伊吹山五合目08:30-08:46伊吹山六合目避難小屋08:54-10:54日本武尊像(伊吹山)11:35-11:55びわこ展望台-11:57山頂周回道分岐・合流点12:08-12:56伊吹山六合目避難小屋13:17-13:27伊吹山五合目-15:10ゴール地点G

雪山のトレーニングと百名山登山を絡めて伊吹山へ。伊吹山は私達のホームグラウンドの山なので、いつも登っているのだが、トレーニングも兼ねて登るのも又よし。

今回は新人も入ってきたので、アイゼンとピッケルの基本的な使い方を教えた。アイゼンでの登下降とその際の注意、ピッケルの機能と使い方、などなど。道具は正しく使えないと何の役にもたたないので、基礎からしっかり学んでもらった。

今年の伊吹は雪が少なく、中途半端な雪山だったが、こういうときもある。山行中はガスに巻かれていたが、山頂で一瞬の晴れ間に歓喜した。

なにかあった際には大事故につながる雪山登山なので、きちんと基本を学ぶ必要がある。そのようなトレーニングは一年に一回はやらなければならないな。

 





2023年01月22日

2023/01/18 蓼科山 雪山初心者訓練

山名: 蓼科山

Sすずらん峠園地駐車場 09:02-09:06女ノ神茶屋・蓼科山登山口-10:30標高2110m標識10:35-10:47幸徳平-12:03蓼科山13:03-14:05幸徳平14:06-14:14標高2110m標識-15:06すずらん峠園地駐車場-15:07ゴール地点G

平日ですが、会のお仲間と新人のお休みが重なったので、雪山初心者訓練へ。

八ヶ岳蓼科山。この日はお天気もよく、森林限界を超えたあとの景色は新人に取って素晴らしい経験になっただろうと思う。

蓼科山は初心者向きなので危険箇所がない。日差し暖かくや風も穏やかで、小春日和のような山行でした。

山頂からの景色は素晴らしいの一言。もったいないのでしばらく山頂で佇んで下山しました。2月の企画の下見にもなり、有意義な山行となりました。

 

 



2023年01月18日

2023/01/15 登りたくない山シリーズ

1 月例会山行( 登りたくない山シリーズ)

養老山脈北部

美 濃国分寺 駐車場 8 : 0 0 - 沢 田バス停 8 : 3 0 - 二度目林 道合流点 1 0 : 0 0 - 点名沢田村 10 : 45 - 林道から取り付き点 11 : 25 - 点名・ 奥山 12 : 05 ~ 12 : 35 - 奥山取り 付き点 1 3 : 0 5 - 二 度目林道合 流点 1 3 : 5 0 - 沢 田バス停 1 4 : 4 5 - 美濃国分寺駐車場 15 : 10

養老山脈の北端、 沢田のバス停に車を停め、 沢沿いの林道に入る。 林道が沢を渡る手前で左手の杉林に入り屋根の末端に取り付く。 尾根筋は一部急な個所もあるが、 昔の道がしっかり残っており藪もなく歩きやすい。 一度林道に出会うがやり過ごし、 二度目に出会った所から林道を辿る。 林道が点名・ 沢田村の山腹をトラバースする手前で左の林に入り、 そのまま高みを目指すと点名・ 沢田村の三角点。


その先戻ると地形が分かりにくいと思い、 そのまま西に向かうと林道に出会う。 林道を稜線との合流点まで辿り、 そこから尾根に取り付き急斜面を直登する。 藪はないが尾根は広く道らしきものは見当たらない。 所々に古い赤布がついているが、 下りが心配だ。 登り切ったピークから左に向かうと少しの距離で点名・ 奥山の三角点。 そこで食事とする。

下りはやはりピークからの下りでルートを見失い、 下りた所は取り付き点から 20 m ほど右だった。 その先林道でなく稜線を辿るが、 再び林道に出会った所は点名・ 沢田村の取り付き点からやはり 20 m ほど右だった。 その先は登りに通った尾根筋を辿らず、 そのまま長い林道を下る。


なお、 季節的にワカンや軽アイゼンの持参は指示したが、 予想通り雪は日陰に少し残っている程度で全く必要なかった。 昨年のボンテンとは大きな違いだった。

 


2023年01月15日

2023/01/14 新春懇談会

新年あけましておめでとうございます。

1月14に岐阜支部の新春懇談会が行われました。

日本山岳会 岐阜支部も近年、新入会員の増加と若返りが進み、会合に出てくるメンバーの顔ぶれもずいぶんと変わりました。会が活性化していてとても良いことだと思います。

懇談会は、山の話あり、歌あり、山の達人たちのお話ありと本当に楽しいひとときでした。

今年一年、皆にとって良い年になると確信いたしました。

本年もぜひともよろしくお願いいたします。

 

 

 

2023年01月14日

2023/01/03 新人雪山研修 南沢山

新年あけましておめでとうございます。

今年の元旦はこの日が初登り。
さて、日本山岳会 岐阜支部の新人雪山ことはじめ会を兼ねる今日の山行、最初の印象はピカピカのお天気の素敵雪山でなければならない。
ということで、昨晩から天気図とにらめっこをして南沢山-横川山の縦走に決定した。
お天気よし、景観よし、行程よしの3拍子。新年一発目から良い感じだ。
新人が雪山を登るようになってくれれば嬉しいです。
おまけに、いい年になるような予感がした一日でした。

 

2023年01月03日

2022/12/03-04 丹沢山と日本山岳会 晩餐会

土曜日は日本山岳会の晩餐会に参加。13時から講演会が始まり、ヒマラヤ登山の報告や秩父宮賞受賞の報告(岐阜支部の会員が受賞)等があり、17:30から晩餐会が始まりました。コロナに配慮して透明な板がおいてあり、黙食とのことでしたが最後は会員同士の交流会となりました。だってそれが楽しいんだもの。
会長・副会長・萩原さん、50周年記念式典に参加してくださった方々と再会でき、会長たちと気軽に話せるようになったのも50周年でお会いした賜物。同じテーブルの方々もよくよく話を聞いていると若いころはヒマラヤや海外の山にたくさん登っていた方ばかりで話を聞くのが楽しかったです。晩餐会、楽しかったなぁ。
天皇陛下がいらっしゃらなかったのが残念でしたが・・・



翌日は、岐阜から車でやってきたメンバーと東京在住の塩ちゃんと合流して8人で丹沢山へ。私、先頭。スタートが遅めなので少し早めに歩いたけれどみんなちゃんとついてきてくれたので、全員で山頂を踏めるよう、なおかつヘッデン下山にならないペースで登りました。20代若者チームは早いので先に行ってもらいました。大倉尾根はバカ尾根と言われているようですが、確かに階段地獄でした💦が登りが延々と続くかと思っていたら平らな道もあったりして、バカ尾根呼ばわりはかわいそう笑。
紅葉と富士山が綺麗で、山小屋がいっぱいあってトイレと補給の心配もなく、登山道もとても整備されて塔ノ岳まで順調に登りました。20代2人が塔ノ岳で待っていてくれて合流でき丹沢山まで全員一緒に登れました。塔ノ岳からの下りで登り返しが憂鬱になりましたが・・・
丹沢山頂で少し休憩し、登り返しもそれほどでもなく下りは順調に進み、暗くなる前に楽勝で下山。
帰りに食べた新東名沼津SAの海鮮丼が絶品でした💕

2022年12月03日

2022/11/27 横蔵寺~妙法ヶ岳~谷汲山華厳時

織部の里、7時集合、出発。5台の車で出発しました。
1台は谷汲山華厳寺の駐車場に置き、4台横蔵まで行き、横蔵寺からスタートです。
17名の大所帯で、2グループに分かれ登りました。
お楽しみの紅葉です。最初は大きなカエデの赤グラデーションです。素敵です。
登山道は階段が多くて、トレーニングかぁ~っと萎える声、会話しながら登ってると横蔵寺旧跡の立派な石塔がありました。歴史があります。シロモジの黄色が素晴らしい!
登山道は色んな色の落ち葉でふわふわ。この時期だから味わえる感覚ですね。
癒やされます♪
妙法ケ岳山頂で昼食をとり、集合写真を撮り下山しました。
谷汲山華厳寺は大勢の人で賑わってました。
参道は赤のもみじのトンネルがとても綺麗でした。

5人の方に車を横蔵まで取りに行ってもらい、華厳寺から皆、織部の里まで戻りました。
無事下山でき、天気も良く、紅葉に癒やされ楽しい山行でした。

 

 

2022年11月27日

2022/11/19 小津権現の森作り 芋煮会

日本山岳会岐阜支部が長年続けてきた小津権現山の森づくり。
今年の最後は森の整備と冬の準備、締めは芋煮会。

私は山頂までの登山道の整備。張り直したいロープや作り直したい尾根道ルートなどありますが、大きな修復は雪がとけた春に行うこととしました。

山頂からの景色はいつものように素晴らしい。

ベースに降りてきて芋煮会の準備。芋は入ってなかったけれど笑
私は餃子とウインナー炒めの担当。餃子は失敗がない。Nさんがキムチ鍋と豆乳鍋を作ってくださってお腹いっぱい❤️最後に記念撮影して下山しました。

2022年11月19日

2022/11/05-06 苗場山 巻機山

苗場山

美濃庁舎、0時集合出発
2台の車で塩入さんと待ち合わせの桜坂駐車場まで走りました。
駐車場で塩入さんと合流。
登山開始、紅葉がとても綺麗です。登って行くにつれ青空になり、太陽の光が差し込み紅葉がますます引き立ちます。登山道は落ち葉の絨毯でふわふわです。
今度はブナ林。何千本ある?
素晴らしいです。
皆さん、それぞれ楽しみながら登ってます。
眺望もいいです。名前は分かりませんが沢山の山々が素敵。
ニセ巻機山!ニセって何〜?
九合目でした。
巻機山到着。本当の頂上はもう少し先のケルンでした。
その後、小屋まで下り昼食をとり下山します。
登りとは、違う紅葉を楽しみにながら下山しました。
足元が泥濘んでいて踏ん張りながらの下山でした。
天気も良く、最高の巻機山山行でした。
そして、スーパーノグチでお買い物し、お楽しみの塩入さんの宿泊所に到着。
大浴場もあり、汗を流してからの宴会スタート
巻機山、苗場山のお酒も楽しみながらのおしゃべり。
ロープワーク勉強タイム有り。さすが山のお仲間ですね。
BGMはリピート山中さんです♪
楽しい時間をありがとうございました。
明日の苗場山に備えて就寝しました。

 

巻機山

前日巻機山を登頂した疲れをよそに、早朝5時前に新潟県湯沢をあとに長野県小赤沢3合目登山口
(標高1310m)を目指し出発。
7時登頂開始。登山道には枯葉、霜柱がありギシギシ音を立てて歩き始める。
前夜の楽しいお酒の余韻もあり、SL矢口さんがゆっくり歩いてくれることに特段私は助かりました。
空を見上げると、雲一つない青空で最高の登山日和に嬉しくなった。
数年前、この山の計画があったのだが悪天候により諦めたこともあり、かねてより来たかった山である。
ゆっくりとブナ林の中、枯葉、岩木や凍った切り株の上を慎重に歩いていく。
霜柱は続き、溶けたらドロドロになるだろうと帰り道を心配した。
途中、北面の霧氷の景色に足を止め写真撮影をする。
空の青、笹薮の緑、霧氷の白 美しいコントラストである。
6合目あたりから勾配がきつくなり、7合目からは鎖場が何箇所か出てきた。
前日の巻機山より楽だと思っていただけに不安になった。
尾瀬のような木道歩きに早く辿り着きたいと思い急坂を登る。
ようやく8合目過ぎたあたりから展望がひらけ、高層湿原を歩きはじめる。
緩やかに木道を登っていくと沢山の凍った池塘が点在している。
なんて美しい場所なのだろう。しばし心を奪われる光景であった。
山頂台地からは、北アルプス白馬、日光白根山が見えた。
この木道歩きは快適、皆写真撮影と楽しい時間であった。
凍った草黄葉やナナカマドの赤い実、広い湿原の向こうに白い樹氷を見た。
10時40分 閉鎖された苗場山頂ヒュッテを通り過ぎ山頂に到着。展望はなく標柱のみであった。
そこから少し歩いた場所に、メンバー全員10人が余裕で座れる長い木のベンチがあり昼食をとる。
ゆっくりと30分以上は休憩、その後苗場山神社に立ち寄り11時45分下山開始。

最後に、巻機山・苗場山、百名山2座を続けて登れたことに嬉しく思います。
紅葉の最盛期、この計画を立てられた塩入さんと皆様と過ごした時間に感謝致します。
美しい紅葉が鮮明に脳裏に焼き付く山行でした。


2022年11月05日

2022/11/03 屏風山

 総勢12名で紅葉の美しい屛風山に登ってきました。まだ暗い5時半に道の駅織部の里に集合しました。永井林道を走りゲート手前で駐車し7時過ぎに出発。歩き始めからハイスピードでメンバーの選抜が始まり、チームは二つに分かれました。8時20分沢へ降りて行き突堤を超え、沢沿いを歩き登山道到着は8時45分。写真でよく見るお釜のところからは、ほぼ崖で手足を使って落石しないようにのぼっていくと素晴らしい紅葉が広がっていました。9時40分頃尾根に到着。灌木の藪でソロの女性とスライドし、その後笹薮の急登が始まり笹をつかみながら前進で行った先にやっと山頂がありました。山頂からは360度の景色を見ながら山座同定。後続の二人を待ち、12時下山開始しました。倒木地帯でチーム2に合流し、沢にて集合写真を撮影して、長い林道を歩き無事に下山致しました。岐阜百山の中でも難易度の高い屏風山を無事に登頂することができました。参加の皆様ありがとうございました。(林真由美)              

 

林道歩きも長く急登で藪も深い屛風山だが参加者は多く、全員登頂が困難だと考えていました。より多くのメンバーが登頂できるように、チームが分かれることを当日伝えて山行に臨みました。林道歩きで遅れだしたメンバーを、チーム2として山頂アタックをしました。急登のため、ペースも上がらず、藪漕ぎ急登の始まる時点で11時35分となり、山頂アタックを断念して昼としました。山頂の人が見える場所だったため、声をかけたり、シートを振るなどして合図を送りました。山頂メンバーの下山を確認してこちらも下山開始。倒木地帯でチーム1のメンバーに追いつかれ、沢に下山しました。沢筋では石が滑りやすく転倒するメンバーが何人かいました。行きの林道走行は乗用車に4人も乗ったため、腹をすり申し訳なかったため、帰りは3名乗車で舗装路まで帰った。(山本)

2022年11月03日

2022/10/22-23 50周年記念事業

日本山岳会岐阜支部50周年記念事業報告文書

2022年10月23日24日の日・月日本山岳会岐阜支部の50周年記念事業を執り行いましたのでご報告いたします。

今回の記念事業を行うにあたり、 実行委員会が多くの困難に直面しました。2年前に実行委員会が発足した当時は、折しもコロナ感染禍の真っ只中であり、事業を実施するべきかどうかからの出発でした。 岐阜支部の伝統か実行委員が楽観的であったため、2年後に感染症が収まっているとの仮定のもと50周年記念事業はフルセットで実施する方向で調整を進めていきました。 同時に、我々はホスピタリティを最優先とし、式典中心ではなく参加をして頂く全員が「楽しむ会」を作り上げることを目的にプログラムを固めていきました。準備段階では30-40名程度の参加者で計算をしておりましたが、蓋を開ければ全体で100名近くの方々に事業にご参加いただきました。多く皆様にお集まりいただき、予定した全てのプログラムを難しい状況下で完遂でき、まさに感無量です。

さて、23日は13時から受付を開始。まずは50周年の式典として、岐阜支部 支部長 高木 基揚の挨拶から始まり、ご来賓のご紹介・ご挨拶を経て、副支部長 堀 義博より「岐阜支部50年の歩み」を説明させていただきました。 ご来賓には、本会より古野会長・橋本副会長・萩原常務理事にご参加を頂きいております。誠にありがとうございました。ご挨拶の中でお話いただいた古野会長の 56豪雪時の別山・白山登山は、我々の“近所”の山への冒険心を改めて沸き立たせるものでした。また50周年の歩みから、「岐阜支部と山と酒」の深い縁を学ぶことができ、破天荒であったであろう偉大なる先達者の背中を垣間見ることができました。

式典後は岐阜支部の毎年恒例の公事業である「山岳講演会」に移行しました。講演者にはご来賓でもある萩原常務理事をお招きし、タイトルもずばり「岐阜県の山の魅力~笠ヶ岳に学んだこと~」としてお話をいただきました。 本講演会は一般の市民にも公開し、150名もの方々にご参加いただきました。 萩原編集長が若き日に通った数々の笠ヶ岳バリエーションルートの話に惹きつけられます。岐阜県単独の最高峰・笠ヶ岳、急登だが整備の行き届いた笠新道の登山と穴毛谷を始めとしたバリエーションへのアタックの比較に、現代登山へのアンチテーゼを感じながら冒険心と探求心を掻き立てられる素晴らしい講演会でした。

その後は祝賀会、「皆で集まり、酒を呑んで語り、唄うこと」を中心に構成しました。ご祝儀でいただいた各地の日本酒を開封し歓談。途中から歌手のリピート山中氏をゲストとしてお招きし、その演奏のもと、岐阜支部の作った記念品である歌集を用いて全員で大合唱。楽しい祝賀会となりました。山屋には「酒」と「唄」が必須の装備であることを思い知らされたのでした。

2次会高山郷土料理居酒屋「あじ平」にて。料理も美味しくリーズナブルで高山ご訪問の際はお勧めです。リピート山中氏もご参加いただき、演奏会は大合唱会にかわり、最後にはダンスにまで発展する始末。ハメを外し過ぎたところもあったかもしれませんが、私は既に潰れていたためあまり記憶が残っていないことにしてください。

翌日24日は記念登山。8時半に猪臥山に向けて出発しました。猪臥山は1519.1 M 二等三角点を有する展望の山。天候に恵まれれば山頂からは360°の展望が開け、北アルプス始め白山・乗鞍・御嶽など名だたる岐阜の峰々の姿を楽しむことができます。当日のお天気は良かったものの、高い山には雲がかかっていたため北アルプスなどの姿を拝むことはできませんでしたが、岐阜を取り巻く低山と、高山・古川の町並みを楽しむことができました。「参加者全員が山頂まで行くこと」を目的とし、「登山チーム」と山頂直下まで車であがる「らくらくチーム」を用意。参加者全員が山頂に立つことができ、60人近くの会員で溢れかえることとなりました。ご来賓の日本山岳会ビッグ3 / 会長・副会長・常務理事は、参加された皆さんや一般の方々からの記念撮影の要望に応えるのにご多忙のご様子。山頂では再びリピート山中氏のミニ・コンサートが開かれ、弁当をつまみながら、山の頂にて山を見ながら山の唄を唄うという贅沢な時間。美しく色づく麓の木々、高山の街に向かう風にのった霧雨の中に幻想的な虹を見つけ、楽しい登山は全員の無事な下山をもって完了いたしました。

ホテルにもどり、準備を含め長きに渡った岐阜支部の50周年記念事業はすべて終了致しました。価値観を共にする仲間と時間をすごし、雄大なる山に登り・語り・呑み・唄うことが如何に大切かを再認識し、日本山岳会への帰属意識を強くした2日間でした。ご参加いただきました皆様方、誠にありがとうございました。またご多忙の中、ご参加いただきましたご来賓の皆様に、心より感謝いたします。50年を経て、岐阜支部はさらなる発展に向けて活動を続けていく所存です。それが日本山岳会全体への貢献につながれば大変幸せであると感じます。


2022年10月22日

10/08-09 蝶ヶ岳~宴会~モルゲン~大滝山の雲海

蝶ヶ岳 ~ 中村振動 ~ 大滝山 ~ 徳本峠


10月8日(土)~9日(日)
CL東明・SL梅田・重盛・林・山田

土日は雪や雨の予報が入り乱れ、前穂北尾根→奥穂南陵→蝶ヶ岳宴会山行とスライド式に変更となってしまった。お天気には勝てないのだ。


登りは長壁尾根、下りは大滝山経由の中村新道をつかった。今日の朝の蝶ヶ岳のコンディションも最高だが、大滝山からの景色もそれに劣らない。面白い周回ルートだった。

今年の夏のバリエーションは3本しか行けなかったが、これから冬に向けての準備をしようと思う。雪が振り始めたアルプスはもう冬の支度を始めている。

 

 

2022年10月08日

2022/10/2 バリエーション山行 別山

水谷さん企画の別山チブリ尾根に参加しました。


ロングコースで早朝集合、予定の2名は急遽、白山古道調査に回った。
今回6名で、ペースのゆっくりは許されない。
暑いだろうと予想した通りで、風もなく良い天気。草紅葉が始まりかけた感じで、まだリンドウが咲いている。緩やかな登りが避難小屋まで続き、その先は急登が待っている。避難小屋近くで、声が聞こえて着いてみると東明氏と上田さんが待っていた。本当なら梅田さんがいるはず。
古道調査は新人さんも加わり、楽しかったようだ。


山頂に着き、白山様はガスの中だったが、集合写真を撮ってもらい、早々に下山。
急な下りに、びっくりしながらも1時間で小屋に着く。
その後はなだらかな登山道をまだかまだかと下り下山、
ポンポンだった駐車場もガラスすき、温泉はパスということで帰りに道の駅に寄った。ヤマレコを見たら、0.9~1.0のスピードにがっかり
全員無事に歩き切った

 

 

 

2022年10月02日

2022/10/1-2 美濃禅定道 古道調査

白山禅定道古道調査

白山・別山・三ノ峰・二ノ峰・一ノ峰・銚子ヶ峰 両白山地

10月1日(土)~2日(日)
CL東明・SL梅田・上田・塩入・藤澤・新城・その他1名

古道調査で白山から石徹白に縦走しました。本来であれば石徹白から白山へ登拝するのですが、参加者の体力を考え逆まわりとしました。

集合後に1台を石徹白駐車場にデポし、市ノ瀬へ。バスに乗り別当出合からスタート。10月にしてはとても暑い日でした。参加者の藤澤さん・新城さんは入会したばかりで、もう一人の入会希望者と3名とは初めて一緒に山に登りますがとても健脚でした。サクサクと南竜に進みますが、Uさんがバテてしまい、荷物を東明さんがもち、南竜テン場へ。そこから荷物をデポしてUさんを除く6名で古道であるトンビ岩コースから白山山頂へ。途中で祠を見つけました。


テン場に戻ってからは例のごとく宴会。テン場のトイレは水洗になっており、とてもきれいでした。


翌朝は全員で別山まで。白山モルゲンと雲海や池塘と素晴らしい景色で池塘付近には祠のようなものもありました。別山山頂で体調不良の上田さんをCLの東明さんが付き添って市ノ瀬コースで下山。私たちは石徹白に向けて進みました。別山平で宿の調査をし、宿跡地と石垣らしきものも見つけました。三ノ峰に向かう途中で五十川親子とうれしいバッタリがありました。市ノ瀬チームも水谷チームと会えたそうです。三ノ峰から見渡す笹が光る縦走路が素晴らしく、水呑釈迦堂には大峰奥駆の靡でよく見るお札が置いてありました。神鳩ノ宮避難小屋の近くと石徹白大杉の近くでは祠の写真を撮り記録としました。長い道でしたが、参加者全員が元気いっぱい縦走できて楽しかったです。


ヒヤリハット
会のテント泊では個人装備として必要な荷物以外に共同装備を持つことを念頭に入れて準備して参加するといいです。そのうえで余力があれば個人装備を増やしても構わないので、徐々に重さに慣れていくことをお勧めします。"

 

 

2022年10月01日

2022/09/25 井出の小路山

9月バリエーション山行
井出の小路山 阿寺山地
9月25日(日曜日)

CL梅田直美。SL東明裕、林真由美、藤田佳大、五十川幸学、矢口重治 計6名

美濃総合庁舎に4時20分集合。

井手ノ小路山登山口への分岐に6時頃到着。すぐにチェーンがあり、仕方なく路肩へ駐車。
初めは舗装された道だったが、だんだん荒れた道に変わり長い林道歩きの後、ようやく登山口に到着。ここからが本番。岩場の涸れた沢を詰めていく。岩は、滑りやすく浮石も多い。声掛けしながら登っていく。


沢も細くなり水の流れも現れた頃から笹に突入していく。最低鞍部を目指して登るが、あまりの笹で尾根かどうかがわかりにくい。終始東明さんの藪漕ぎで進み、山頂手前で、林と藪漕ぎを交代し、やっとのことで登頂。


山頂にて万歳三唱。山頂手前広場にてランチタイム。その後、来た藪に戻り滑りやすい岩場を注意しながら戻り、長い林道歩きの後無事に下山。


無事にぎふ百山の一座を登頂することができました。ありがとうございました。


美濃総合庁舎4:20-林道ゲート6:00−高樽山分岐6:45-斧入刀式跡7:10-取付 -8:22-最低鞍部10:25-山頂11:25-取り付14:20-ゲート16:26
8:22-最低鞍部10:25-山頂11:25-取り付14:20-ゲート16:26

注意箇所
涸れた沢の岩場は湿っていて浮石もあり、時折大きな石が崩れたりした。
藪の中は倒木が多く足元が見えないので脛を打った。

2022年09月25日

2022/09/21 鳥の自然観察会

自然観察会 タカの渡り

長野県松本市 白樺峠

令和4年 9月21日(水)

"CL 藤田純江 SL 五十川幸学、梅田直美、後藤久美、下畑佐和子、竹中佳美
日置文夫、渡部慶洋、矢口重治"

乗鞍高原にある白樺峠はタカの渡りの観察地点として有名であり、日本全国から愛好家がこの峠に集まってくる。毎年、9月から渡りが始まるために渡り数をカウントしてネット上に報告している。

日本山岳会岐阜支部では自然観察会としてこのタカの渡りを観察する計画を立てた。渡りのピークを9月下旬と考え21日に実施した。

今回の参加者は9名。朝5時に中濃庁舎に集合したが平日を考慮してテニスコート駐車場に駐車した。2台の車に分乗して出発、途中トイレ休憩1回して乗鞍高原に向かった。
渡りは天候に左右されるので天気が気になる。台風一過なのに車中から伺うと曇っていた。時折、太陽がのぞき期待が膨らむ。

ほぼ予定通り8時頃白樺峠に到着。平日にも関わらず全国各地から多数の車が駐車。人気の高さが伺える。20分ほど歩くとタカ見広場に到着した。途中、キノコ採りの方も数名いてキノコの山でもあるらしい。


タカ見広場にはすでに100名ほどの愛好家が大砲の様なカメラを抱えて待機していた。私達は2ヶ所のスペースでくつろぎながら観察を開始した。渡り始めるのは11時頃ということだったので数名が周りを散策。しかし、30分もすると渡りが始まり眼下の尾根辺りからタカが見え始める。散策に向かった数名を呼び戻す。


どんどん数が増えてくるタカは次第にタカ見広場に近づき頭上を通過していった。タカをいち早く見つけるベテランの愛好家に目を配りながら渡って行くタカを観察した。タカが近づいてくるとみんなの歓声も聞こえテンションアップ。数は少ないが渡りの醍醐味は十分味わえた。

12時頃になると下の方に雲が沸きだしたので渡りは止まってしまった。ちょっと早いが諦めて集合写真を撮り下山に向かった。途中、キノコ採りの人にも会うが翌日遭難者が出てビックリした。自力で下山して無事で良かった。

帰りに市の瀬のまいめの池に寄り道した。秋の気配を感じさせられて綺麗な池であった。帰りの時間はたっぷりあったので2回休憩を取りテニスコート駐車場に16時到着。

この日の観察数は249羽で164羽がサシバだったようだ。ハチクマだと思っていたタカがほとんどサシバだったようで見分けが難しい。残念ながら天気が良くなくて観察には不向きではあったが十分楽しめたと思う。


白樺峠駐車場8:20~8:40 タカ見広場 3時間滞在 12:00~12:20白樺峠駐車場
駐車場からタカ見広場までは整備された登山道なので危険はありません。タカを観察するには双眼鏡は必須です。みなさん持参されたので問題はありませんでした。携帯イス、敷物もあると便利。暑い日には日傘も必要です。図鑑などを見ながら観察することもお薦めです。

2022年09月21日

2022/09/11 納古山 県民スポーツ大会

県民スポーツ大会
納古山・岐阜
9月10日(土)前夜祭・9月11日(日)登山

CL梅田・SL山本・後藤久美・林真由美・渡部・高木・大野・山田尚美・杉山・五十川 前夜祭参加から登山教室 東明・水谷・重森  前夜祭のみ 上田  計14名

土曜日の前夜祭と日曜日の県民スポーツ大会の競技及び登山に参加しました。前夜祭では岐阜県山岳連盟加入の山岳会メンバーが白川町の大野台パーク体育館に一堂に集まり、交流をしました。岐阜支部ではたっぷりの肉を用意しバーベキューと差し入れのたくさんのお酒でおおいに盛り上がりました。


翌朝、開会式を行ったあと、納古山へ。


最初に競技があり、岐阜支部からは山本さんが50代の部として3キロ走りました。私たちはゴール地点でスタンバイして応援。結果山本さんは50代メンバーの中で準優勝、岐阜市は総合2位でした。3キロの山道を走れるというだけで尊敬ですが、入賞はさすが山本さんです。


その後みんなで山頂へ。美濃加茂山岳会の先導者が道を間違えるというハプニングもありましたが暑い中をゾロゾロと登りました。山頂で食事をし、下山途中に指導員講習兼登山教室を行っている東明・水谷・重森チームとすれ違いました。下山後は少し涼んでから閉会式に臨み解散しました。

 


中山登山口8:30~8:55 高野分岐-9:40展望台-10:25 青葉山東峰-11:15 青葉山西峰11:55~12:35 林道終点登山口-13:40中山登山口駐車場

帰りは急な下りになり慎重に足を運ぶ必要があった。途中、林道(12:35)になり道路になったところで皆がそれぞれの話に夢中になった。
そのため予定のコースとは違うところを行ってしまったというアクシデントが起きたが、地図を確認しながらコースを修正して無事に下山し駐車場に到着。大人数でしたが事故、怪我もなく無事に終了。今回は、ゆっくり山行で私にはちょうど良いペースだった。

 

2022年09月11日

2022/08/28 例会山行 青葉山

8月例会山行
青葉山 東峰693m 西峰692m
福井県 高浜町
令和4年 8月28日(日)

CL竹中美幸 A.CL五十川幸学・SL後藤久美・井上美智子・大野まゆみ・苅谷敬三・神山敬三・後藤允・小林和雄  B班CL山田昌孝・SL矢口重治・藤田佳大・馬淵等・山住里美・渡部慶洋・竹中佳美・高木基揚

福井県高浜町と京都府舞鶴市の境にそびえる青葉山、その昔、火山活動によって出来た山だ。
その美しい山容から別名「若狭富士」とも呼ばれている。東西2つのピークを持つ双耳峰で、古は扶桑馬耳山、鋏山とも呼ばれていた。
今回の山行の参加者は17人。美濃国分寺で集合して4台の車で出発。途中、車から青葉山の全容を見ることができた。確かに富士山のようにみえる。道中、雨が降ったが、一時的に降っただけで到着時にはあがっていた。


準備体操をして体をほぐし、A班B班と2つに分かれて予定通り 8:30登山開始。多くのコースが設けられているが、今回は高浜町中山地区からの入山コースだった。
天気は曇り、気温25℃。湿度は高いが暑苦しい感じはない。ただ、登山道はしっかりと濡れていて、土、落ち葉、石、木の根など滑る要素が多くあった。冬山を登る練習には良い環境だということで、フラットフィッティングから重心の移動、脚の運び方なども教えてもらいながらの山行になっ
た。少しは進歩したところを見せることができると思っていたが、まだまだ初心者レベルと言われ少し心が折れてしまった。


登山口から1時間、展望台につくと若狭湾と高浜町の景色に感動した。また海からの潮風を全身で浴びることができとても気持ちが良い。
馬の背ではバランスに気をつけて進み、11時25分に東峰(693m)に到着したが三角点は無く木が生い茂り展望することはできなかった。
大師洞をくぐると、鎖場がある。難しくはないが一歩間違えれば滑落の危険があり、またパーティを巻き込む恐れがあるので慎重に渡った。登山開始から2時間30分ほどで西峰(692m)に到着。祠の裏から岩を少し登り集合写真をパチリ。
祠の前で休憩(40分)、昼食をとった。雨の降りそうな雲行きだったが暑さはそれほど感じなかった。『山に登って海を見るのも気分がいいでしょ!』と先輩に言われた。
たしかに海岸線や対岸の島、船などを見ることができてよかった。なにより潮風が気持ちが良いことを改めて感じた。また、原子力発電所や自衛隊の艦なども見ることができ話が盛り上がった。


中山登山口8:30~8:55 高野分岐-9:40展望台-10:25 青葉山東峰-11:15 青葉山西峰11:55~12:35 林道終点登山口-13:40中山登山口駐車場

帰りは急な下りになり慎重に足を運ぶ必要があった。途中、林道(12:35)になり道路になったところで皆がそれぞれの話に夢中になった。
そのため予定のコースとは違うところを行ってしまったというアクシデントが起きたが、地図を確認しながらコースを修正して無事に下山し駐車場に到着。大人数でしたが事故、怪我もなく無事に終了。今回は、ゆっくり山行で私にはちょうど良いペースだった。

 

2022年08月28日

8/19-20-21 爺ヶ岳~針ノ木岳

名山山行

爺ヶ岳2670m、岩小屋沢岳2631m、鳴沢岳2641m、赤沢岳2678m、
スバリ岳2752m、針ノ木岳2821m、蓮華岳2799m 
令和4年8月19日(金)~8月21日(日)
CL水谷・SL山本・五十川・今峰・大野・苅谷・東明・林・矢口・塩入
前夜に美濃インター高速バス利用者用の駐車場に集合、車2台に分乗して扇沢へ。ほぼ満車の扇沢無料駐車場で仮眠する。初日は柏原新道を辿って種池山荘までのゆったり計画、背後に聳える針ノ木岳・蓮華岳に励まされるように高度を上げる。北から高気圧が張り出し、カラッとした青空が広がる。巻道から小屋への直登の手前で横切る沢では給水ができた。午前中に種池山荘に到着する。5人が小屋泊、5人がテント泊、コロナ対策の影響を受け、テント泊でも一人2000円。東明氏はテントを立てると鹿島槍を目指す。他の9人は爺ヶ岳に向かい、うち3名は爺ヶ岳から冷池山荘へ足を延ばす。爺ヶ岳でのんびり過ごして種池小屋へ戻り、小屋の前でアルコールを交えて歓談、鹿島槍に向かった東明氏も17時前には帰着する。

 


二日目、富士山は見えるが天気は悪化の予報、5時前にスタートする。新越小屋で時々雨粒を感じるようになり、8時ごろからは吹き付ける風に雨が混じるようになる。時間とともに雨脚が強まり視界も悪化、風が避けられるエリアで短時間の休憩とエネルギー補給に留意する。途中ですれ違ったパーティーは2つ、ツアー登山なら小屋で沈殿が正解である。小屋泊グループはそそくさと小屋に入ってしまったが、テント泊はそうもいかない。テン場の中を水が流れているため、今峰氏持参のピッケルで溝切りをしてテントを設営するが、防水性の無いテントの床から水が染み出す始末。夕飯時までアルコールを交えて歓談、夕食を済ませてからは早々に就寝する。


三日目、3時過ぎには5人が起きてしまった。小屋で食事中の小屋泊組に声をかけて、一足早くテント泊組だけで蓮華岳を目指す。天気は回復、蓮華岳の山頂付近で小屋泊組を待っているとブロッケンが現れる。峠に戻ってテントを撤収・パッキングして下山。針ノ木の雪渓歩きは一箇所横切ったのみ。前夜の雨で丸木橋が流され、飛び石で渡渉を強いられる。一日目と二日目、天と地ほどの差がある山行だった。


初日:扇沢5:45-5:54登山口6:02-10:01種池山荘10:38ー11:30爺ヶ岳南峰11:35-11:50爺ヶ岳13:00-13:40種池小屋
二日目:種池小屋4:49ー6:31岩小屋沢岳6:41-7:12新越山荘7:32-8:11鳴沢岳8:20-9:19赤沢岳9:31-11:29スバリ岳11:47-12:40針ノ木岳12:51ー13:33針ノ木小屋
三日目:蓮華岳往復5:28~7:45ー針ノ木小屋8:19ー10:29大沢小屋10:39ー扇沢11:36-11:41駐車場

危険点・感想
雪渓上の歩行は、横断が1か所(60mぐらい、ロープあり)。すり減った靴底ではエッジもキックステップも効かないことを改めて認識。2日目に矢口さんの靴底が剥がれるトラブル、個人所有の針金で応急措置をしたが応急セットは共同装備として必要だった。小屋泊とテント泊の併用は会員への登山機会の提供には〇ですが、パーティーの一体感には疑問符がつきます。雨でもテントに泊まりましょう。

 

 

2022年08月19日

2022/07/30-31 名山山行 富士山(3776m)

名山山行 富士山
参加者: 12名



岐阜を車2台で出発、水ヶ塚駐車場で水谷さん塩入さんと合流してバスで五号目登山口へ向かいました。 

目の前に富士山えっ〜ここに登るのー!去年も来てるのに気持ちが違う!

みんなでゆっくり1日目出発です!上にあった雲もどんどん下になって一面の雲海を見下ろしながら九合目を目指す。 

万年雪山荘に無事到着して素晴らしい雲海を眺めながら大宴会始まる。
山田尚美さんの気功教室も始まり、周りの人を巻き込んでみんな大はしゃぎです。 

2日目は御来光を見る為2時過ぎに出発、真っ暗の中を休みながら山頂目指して頑張りました。
少し寒いが日の出待ちです!少しづつ出てきました〜感動ですね。涙が出そうです!

2日間ピーカンのはずが宝永山で雨に降られ、宝永山、宝永火口を眺めながら下山大砂走りでテンションも上がりみんな爆走でした。
無事下山でき帰りは温泉で汗を流し帰路に着きました。

楽しい山行、二日間の車の運転、東明さん苅谷さんありがとうございました。

2022年07月30日

2022/07/23-24 技術委員会 北穂高岳 東稜

技術委員会 北穂高岳 東稜
参加者: 5名



北穂高岳東陵へ。東陵はバリエーションルートなので道はない。ゴジラの背で有名な切れ落ちたナイフリッジを行くのが特徴だ。日本山岳会 岐阜支部のバリエーション未経験者を初めて連れて行った。

ルートに特に難しいところはないが、初心者をつれたバリエーションゆえ安全第一とし、適宜FIXロープを張って通過をしてもらった。

山行はもちろん素晴らしかったが、昨日の宴会も楽しかった。涸沢のヒュッテでのテラスでの宴会はやっぱり最高だな。ロケーションも景色を素晴らしい。今日のお天気も素晴らしく、ゴジラの背からの槍穂から富士山まではっきりと見渡すことができた。

バリエーションの企画はこれからも作っていきたいなと思っています。

2022年07月23日

2022/07/03 自然観察会 宇津江四十八滝山野草園

毎年恒例の自然観察会は小鳥峠湿原、宇津江四十八滝山野草園、ケベックの森、ひるがの湿原植物園を元大学教授のI先生をお迎えし散策しました。

 朝から小雨がパラパラする不安な天気にも関わらず全員14名が7時に集合。簡単な自己紹介を終えて3台の車に分乗して小鳥峠湿原に向かいました。
 小鳥峠湿原は普段見逃しそうなひっそりとした湿原です。ミズバショウの鑑賞スポットだが時期的にアウト。ササユリも終わりかけオダマキ、リュウキンカ、マンネングサなどが見られました。


 宇津江四十八滝野草園には10時少し前に到着。6月初旬はクリンソウが咲き乱れるところだがこの時期はササユリが有名。今年の暑さでここもササユリは終わりかけ。それでもアジサイ、ツユクサ、ホタルブクロ、ハナショウブなどが目を楽しませてくれました。先生のお話を聞きながら散策するのは勉強になり有意義です。売店にて昼食を取り記念撮影をして先生の別荘があるケベックの森に向いました。

 


 別荘には湿原並みにシカ除けの電線が張り巡らされており、いろんな種類の植物が植えられています。今はヨウシュコナスビ、ツリフネソウ、ヨツバヒヨドリ、タマガワホトトギスなどが咲いてて小さな植物園です。


 

 最後のひるがの湿原植物園ではやんでいた雨が降り出していたが小雨で涼しいくらい。植物園の池にはスイレンが咲き乱れ最盛期でとても綺麗。ピンクの中に白い花もあり目を楽しませてくれました。傍らでひっそりヒツジグサも咲いてます。ミズチドリ、シモツケソウ、カキラン、ニッコウキスゲなどこの湿原が本日一番の花盛りエリアだったように思う。今まで素通りしていたところだが次回からは立ち寄りたく思える植物園でした。


 先生を迎えての観察会に初めて参加させて頂き勉強になることが多く益々花に興味が湧いてきたように感じました。

2022年07月03日

2022/06/12 例会山行 風越山(1698.8m)

風越山
参加者: 18名


参加希望者が多い、風越山に行ってきました。
メンバーの変更はありましたが、18人となり2班編成でした。
中濃総合庁舎に集合し、4台で、中津川ICまで行き国道19号を寝覚ノ床に向かいました。現地コンビニで水谷さんを拾って、登山口まで行きました。駐車スペースも4台ギリギリでした。出発間際にマイクロバスが着いて、大勢の登山者がいてびっくり。


出発が遅れた2班は、ピッチが速く1班に追いついた。その後は連なって登りました。Aコースを登り、避難小屋に着くと御料局の三角点がありました。登山道には、アヤメ、ユキザサ、マイズルソウ、ナルコユリなどたくさんの花がありました。ワラビも残っていて、登りながら収穫。


 

山頂は通過点のようで狭く、中央アルプス展望所まで行き、早いお昼にしました。のちに、団体さんも登ってきて大賑わい。今峰さんの音頭で万歳三唱。


下りはBコースの許可をいただいて下山しました。展望地からは残雪の御嶽山が、大きく見えていました。


帰りは温泉不参加者が出たため、残り13人であてら荘の温泉で汗を流しました。ツルツルのお湯で、よい温泉でした。

また、夏花の時期に来たいというメンバーや独標まで行きたいというメンバーもいました。例会山行として、多くが参加できるよい企画の山行でした。

2022年06月12日

2022/06/05 小秀山 バリエーション山行

小 秀 山 ( 1982m 二等三角点 )

 御嶽山を間近で望む絶好の展望台として知られている小秀山の山行。
5:00に集合し13名で2台の車両に分けれて乙女渓谷キャンプ場にある登山口まで行く。
6:40に到着。東京から参加の塩入さんと合流し、2班に分かれて7:00登山開始。
 天気予報では曇りの予測。登山口では霞がかってはいるものの日差しがあり、御嶽山の眺望することを願って登る。道中、気温は15度で、登山で暑くなった体が冷んやりとした空気によりとても気持ちが良い。
行きは二の谷、帰りは三の谷の行程。


二の谷のコースは、渓谷のため川の流れる音を聞きながらの山行で、生い茂った樹木の薄暗い中を木材で作られた回廊を進む。地面より少し高い位置のため滝や川の見晴らしがいい。日差しが差し込むところでは樹木の緑がとても鮮やかに見えた。ねじれ滝、和合の滝、夫婦滝、水の落ちる風景と音が急登の疲れを流してくれた。カモシカ渡はほぼ垂直な道だがホールドするところも幾つもあり、簡単なクライミング気分で楽しい。兜岩までは登りが続き、正直なところきつい。

ついて行けるか心配であったが、メンバーの楽しい話と高山植物のおかげで、疲れを忘れさせる時があり、兜岩(1885m)10:40に到着。休憩と記念撮影。ここまでこれば、あとはなだらかな道が続く。最後に急登が一つあったが事前に教えていただいていたので心構えができ、難なく山頂に到達できた。小秀山登頂12:00だった。
 登頂時の天気は、朝より雲が厚くなって残念ながら御嶽山は眺望することはできなかった。


皆で撮影後、昼食をとり、帰りは三の谷コースで下山。分技まで来た道を戻り三の谷コースへ行った。三の谷コースは植林されたところで同じような風景が続き、何度も折り返す道は単調で面白さに欠けた。
16:00に乙女渓谷キャンプ場に到着、幸い雨に降られることなく、14名の大人数だったが無事に下山できた。
〔藤田佳大〕

〔日 時〕令和4年6月5日(日)  曇り

〔場 所〕岐阜県中津川市

〔参加者〕 1班 五十川幸学 今峰正利 梅田直美(CL) 大野まゆみ 苅谷敬三 後藤久美(SL) 塩入英樹
2班 竹中美幸(SL) 東明裕 林真由美 山住里美 藤田佳大 矢口重治 山本善貴(CL)

〔タイム〕乙女渓谷キャンプ場7:00-夫婦滝8:50-カモシカ渡9:50-二の谷三の谷分岐10:10-兜岩10:40-第一高原10:50-第二高原11:00-第三高原11:20-小秀山12:00-二の谷三の谷分岐13:50-三の谷登山口15:20-乙女渓谷キャンプ場15:40

〔地 図〕

2022年06月05日

2022/05/29 小津権現山の森作り

小津権現山&森作り
日にち: 2022/05/29
参加者: 20名

S藤波口08:11 - 09:20揖北林道合流地点09:35 - 11:00小津権現山11:27 - 14:12揖北林道合流地点14:23 - 15:16藤波口15:24 - 15:29ゴール地点G

日本山岳会 岐阜支部で継続して行っている小津権現山の森づくりに参加しました。今回はFさんの追悼登山&森づくりでもあり、たくさんの参加者が集まりました。
権現の森づくりはFさんが始めた事業なのです。


登山チームと森づくりチームに分かれて、あたいは森づくりチーム。まくっ。
ゴミを拾ったり、登山道の補修をしたり、焼酎を飲んだり


そしてウィンナーと玉ねぎの炒め物等のおかずづくりも大切な任務でした。

みんなで作ったおかず、おいしくできてよかった。

 


食後は支部長によるお経でFさんをしのびました。

のんびりまったりしたひと時を過ごすことができました。こういう時間もいいなぁとしみじみ思う今日この頃でした。まくだっ

文責: 梅田

2022年05月29日

2022/05/22 アサバタ山


2022年05月22日(日) [日帰り]
参加: 11名

岐阜山岳会バリ山行 アサバタ山に行ってきました。
総勢11人 平均年齢67歳のご老体を鞭打って急登にあえぎながら頂上を目指しました。

いつものように中濃庁舎に集合して3台の車に分乗し登山口を目指す。順調に進み9時ごろ到着。9時半には出発しました。
歩きだしてすぐにタラの芽、ウドの芽、ミツバが目に入り山菜好きのN田さんは興奮。帰りの収穫を算段してました。


杉の樹林帯を過ぎ尾根に取り付くと急登の連続。鎖場は3か所ほどあり前日の雨で足場も悪くゆっくりと登って行った。


中腹ではシャクナゲがお出迎え。白、赤と綺麗に咲いてました。これだけでも登って来た甲斐があるというもの。みなさん感動ものでした。


山頂は天気が良くひらけていたが、あいにく御嶽山、乗鞍岳は雲の中で展望は残念。ここで昼食後、みんなで山の歌を合唱。シジュウガラの鳴き声と競わんばかりに歌ってました。

下山は大変です。足場は悪く急降下は出来ず鎖に頼りながら慎重に降りていく。それでも足を滑らす人も出てきて緊張が走った。ゆっくりゆっくり下っていく。
足元に気を取られていると尾根を1つ間違えて下りそうになり慌てて戻り返す。

何とか無事林道に戻ったらみんなで山菜取りです。袋いっぱい取って帰る人も。

2022年05月22日

2022/05/07-08 陀羅仏小屋シリーズ 霧訪(きりとう)山(1305.67m) Ⅱ等三角点

陀羅仏小屋シリーズ
霧訪(きりとう)山(1305.67m)    Ⅱ等三角点
長野県塩尻市下西条       北小野 1/2.5万
令和4年5月7日(土)日~5月8日(日)
9名  CL 村松哲彦 五十川幸学 SL今峰正利 清水千恵子 高木基揚 長屋桂子 池田真由美 三宅一正 藤田純江

大町の陀羅仏小屋に泊まる日本山岳会 岐阜支部の恒例の山行行事です。

村松さんがリーダーで計画して下さった小屋泊り登山である。大町にあるスーパー『ザ・ビック大町店』に午後4時集合した。夕食・朝食の食材を調達した後陀羅仏小屋に向かった。新緑の中なつかしい小屋に入る。荷物の整理をした後、早速夕食の準備・鍋料理である。あっという間に出来上がり、宴会が始まった。この日は、国際山岳ガイドの山崎さんも泊られより賑やかになつた。飲みながら、いろいろな話で盛り上がった。6時から9時頃までしゃべりづめだった。何かと学ぶ事が多かった。

次の日は、女性たちは早々起き外に出て山菜取り、コシアブラ・タラブキなどほどほどに取った。朝食を食べ片付けをやり、7時に小屋を後にした。


足の悪い藤田と高齢の清水さんは、山に登らず、山の神自然園の散策をした。地元の方達が山周辺守ってくださっており、よく整備されていた。

 

 



森の中は貴重な植物が豊富で飽きることはなかった。特にたまらずの池の周辺は、フクジュソウの群生地でありびっくりした。ベンチの下に生えており、踏んでしまいそうである。セツブンソウの群生地を見つけ種をつけていた。水芭蕉・カタクリ・ササユリ・サイハイランなど山野草の宝庫であった。この様に登れない二人も十分楽しめた。

2022年05月07日

2022/05/04-05 唐松岳 (八方尾根 - 唐松岳 - 白岳 - 遠見尾根 周回)

日時 令和4年5月4日(水)5日(木)両日晴れ
1日目 中濃総合庁舎4:00=白馬八方尾根スキー場 ゴンドラ、リフト乗継
八方池山荘9:48ー13:19唐松岳頂上山荘14:05ー14:21唐松岳14:38ー14:54唐松岳頂上山荘(泊)
2日目 唐松岳頂上山荘6:21ー09:53白岳10:03ー10:50西遠見山10:59ー11:53大遠見山11:55ー12:30中遠見山12:44ー13:01小遠見山13:07ー13:43地蔵の頭13:45 ゴンドラ 白馬五竜岳スキー場=十郎の湯=中濃総合庁舎 
 
宿泊場所 唐松岳頂上山荘  富山県黒部市宇奈月町黒部

参加者 SL梅田直美、後藤久美、CL東明裕、林真由美、矢口重治、山田由紀子、山本善貴
ラテルネ山本孝子、ラテルネ山本宏


感想
1日目 
現地で五竜に車をデポして頂いた山本夫妻と合流し、白馬八方尾根スキー場から、ゴンドラとリフトを乗継、一気に標高1,800m地点へ
ケルンを通過するたび、山頂に近づき、右には白馬連邦が、左には五竜岳がどんどん間近に見え、振り返ると、火打、妙高など上信越の山々が見える素晴らしい稜線
風が強く、急登が続くと1歩1歩が重くなりがちですが、まだ隠れている剱岳が見たくて、心躍らせながら進みました。楽しみがあると足取りも軽くなるから不思議です。
まずは、岐阜支部の雪上訓練で講師をして頂いた瀧根正幹先生がいらっしゃる唐松岳頂上山荘へ
挨拶と受付をすまし、荷物をデポしていざ唐松岳山頂へ
山荘からも剱岳は見え、感動しましたが、唐松岳山頂からの360度のパノラマと間近に見える剱岳はさらに感動的でした。
たっぷり景色を味わった後は、山荘に戻り、宴会
風が強くて寒かったのですが、ツエルトも用意して頂き、外で宴会
剱岳が目の前という贅沢な場所で、同じ頂きを目指し一緒に登ってきた先輩方とお酒を飲む時間は格別でした。
宴会後はアーベントロートを楽しみ、夕食。
夜空にはオリオン座を探すのも一苦労するほどの多くの星が輝き、山荘に泊まったからこそ見える景色を味わうことが出来ました。

2日目 
まずは、ご来光とモルゲンロートを堪能
晴天でおまけに無風という最高の気象条件
凍っているとリスクが高くなるということで、ゆっくり目のスタート
時間に余裕がないので、五竜岳登頂は回避しましたが、遠見尾根を歩くルートでの下山
丑首は鎖も出ていたし、登山道には残雪はあるものの凍っている箇所はほぼなかったので、リスクは軽減されました。
白岳からの下りは雪が程よい状態だったので、楽しんで下ることが出来ました。
違った角度から見える五竜岳と鹿島槍ヶ岳を堪能でき、前日とは違った景色が楽しむ事が出来、素晴らしいルートを歩く事が出来ました。
西遠見山、大遠見山、中遠見山、小遠見山と山を越えるたびに、見える景色も変わり、飽きることのないこのルート、ずっとずっとこの尾根を歩いていたい気分でした。
地蔵の頭に近づいた時は一抹の寂しささえ感じました。
晴天の雪山は美しく、こんな素晴らしい景色を見せてもらえたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
下山後、デポした車で、八方に駐車した車まで行き、五竜に迎えにきて頂き、
十郎の湯に入って、帰宅しました。

山の経験豊富な先輩との山行は、今シーズン学んだ岩綾帯、トレース、下山の歩き方、アイゼン、ピッケルの使い方をゆとりを持って発揮することが出来、雪山登山のしめにふさわしい山行となりました。
会の山行は年齢も違えば、山の経験値も違い、人生経験も様々。
新しい出会いもあれば、自分の知らない世界の話を聞くことが出来るし、ゆっくり山を楽しみながら歩くことが出来るので、新たな発見、知識、気付きを得る事が出来ます。
百の頂に百の喜びあり
今回の山行を通して、この言葉を身を持って体験したい気持ちが強くなり、
リスク回避できる技術と体力を身につける為に、日々精進し、安心安全に豊かな登山経験を積んでいきたいと改めて思いました。

2022年05月04日

2022/04/23-24 日本山岳会 岐阜支部 総会&懇親山行

 

日にち: 2022年04月23日(土)-24(日) [日帰り]
参加者: 35名
場所: 山崎屋旅館 & 大洞山

大洞山山行: S スタート地点 08:43 - 12:16 大洞山 12:35 - 13:53 ゴール地点

日本山岳会の総会と懇親山行でした。一年に一度の総会と懇親山行は若手から年配の方まで楽しめる良い企画だと思います。


本年度も日本山岳会 岐阜支部は行事が盛り沢山になりそうで、中々活況です。

総会後の宴会も楽しい。そのままロープワーク講習に発展し、なかなか熱い夜でした。

懇親山行は大洞山周回。雨の中でしたが、参加者との楽しい会話をたのしむゆっくり山行もたまには良いものだと思います。

 

 


準備は大変でしたが、滞りなくすべての行事が終わり、新しい一年に向けての日本山岳会 岐阜支部の活動のスタートがきることができました。


2022年04月23日

2022/04/16 岩場を安全に通過する訓練

 

日にち: 2022年04月16日(土) [日帰り]
参加者: 14名
場所: 伊木山北面の岩場

日本山岳会 岐阜支部にも新入会員が増えてきました。この夏の岩稜帯あるきの訓練も兼ねて伊木山で講習を行いました。
クライミングではなく、あくまで岩場を通過するための訓練のため、基礎的な内容を中心に行っています。
また、本年、指導員を受験予定の3名にも指導者として参加を頂いております。加えて中津川からも遭難対策の方にお手伝いをいただきました。



今回は登山中に危険箇所に遭遇した場合を想定しているため、ハーネスなどは使用しませんでした。
普段山に携行する、スリング120+60 X 2、カラビナ 環あり 1 + 環なし 2 で対応。ロープはリーダー装備として、パーティに一本という想定です。

今後、マルチピッチなどを目指す人はここが入り口になるため、基礎技術をしっかりと身に付けた上でステップアップして欲しいと思います。



当日のメニュー
ロープワーク(各種結び方の練習)
簡易ハーネスの作り方
トラバースルートの通過
オートブロックの作り方
オートブロックによる岩場の斜登高
懸垂下降
オートブロックを用いての伊木山稜線歩き

 

 



開始時と終了時には、全員の岩に対峙する能力が格段に上がっていると感じました。
良い訓練だったと思います。

2022年04月16日

2022/03/27 今西錦司記念登山 七七頭ヶ岳

山名:七七頭ヶ岳
参加者: 10 名

S 七七頭ヶ岳上丹生登山口 09:34 - 11:32 西林寺観音堂 11:32 - 11:39 七七頭ヶ岳 12:24 - 12:31 西林寺観音堂 12:31 - 13:44 七七頭ヶ岳上丹生登山口 13:44 - 13:46 ゴール地点G

本日は山岳会の今西錦司先生記念山行として先日、下見した七七頭ヶ岳に登ってしました。
参加者は10人と当初予定してた人数から半減近くになってしまいましたが、シニア会員が登山を楽しむ姿勢を身近で感じることができ、楽しい山行になりました。


9時頃、伊吹山は雲に隠れて暗い感じでしたが車中から虹🌈を見て明るい予感。
9時半頃登山口に到着しても曇っていましたが午後迄には晴れるだろう。

シニア山行はのんびり登り、まわりの景色をじっくり味わえます。おかげで今年初のイワウチワも見つける事が出来て嬉しい😃


山頂は快晴で暖かく、雪野原のなか楽しい昼食がとれました。T支部長のハプニングで場は盛り上がり和気あいあい。


下山は快晴のなかマイペースなTさんに気を遣い、ゆっくり山を眺めながら楽しめたかな。

帰りには自然豊かな山でしか見られない花たち🌸が咲きほこる護国寺に寄り道して楽しい時間を過ごすことが出来ました。


シニア会員さんに感謝です🌝

2022年03月27日

2022/02/26 荒島岳: 日本山岳会 岐阜支部 三百名山 雪山山行

 

日にち: 2022年02月26日(土) [日帰り]
参加者: 13名

S勝原スキー場跡07:02 - 08:32トトロの木08:33 - 09:17深谷ノ頭 - 09:55しゃくなげ平 - 10:38もちが壁10:43 - 11:13前荒島 - 11:32荒島岳12:22 - 12:33前荒島12:34 - 12:50もちが壁- 13:51しゃくなげ平14:04 - 14:25深谷ノ頭 - 14:42トトロの木 - 15:24勝原スキー場跡 - 15:30ゴール地点G

日本山岳会百名山企画で荒島岳に登った。荒島岳には既に以前登っているが、雪の季節とはまた趣が異なり、日帰りで登りやすい山のため、再度企画に組み入れた。この日の天気は快晴、眩しい太陽と視界を遮るもののない雪稜を進んだ。

荒島岳はもちが壁までは、美しいブナ林を進み、そこを超えた辺りから展望が開ける。すべての行程が美しい山行だ。今回は白山をはじめ、両白山地が非常に綺麗に見える絶景であった。

山頂からは360度の展望が開ける。今年は積雪が多いのか標柱も神社も埋まっていた。人気の山あって、山頂は人で大賑わいた。

往路をもどったが、途中シリセードなどを交えて談笑の下山だった。

下り、シャクナゲ平の手前でロープワークの訓練を行った。先週の西穂訓練のおさらいをしたわけだが、だんだん少しずつ皆に技術の伝承ができているので良いと思う。このような技術伝承の企画も同時に行いながら山行を続けていきたいと感じた。

2022年02月26日

2022/02/19-20 雪上訓練 西穂山荘周辺

 

日本山岳会岐阜支部では最近、入会者の増加に伴い、新たに雪山や岩にチャレンジする人たちが増えてきた。基礎的な知識を身につけ、次へのレベルアップをしたいという人たちの要望に答えるため、この冬は2回の訓練を実施した。今回は、包括的に基礎レベルを向上させるトレーニングとした。


雪山に登る訓練を 瀧根正幹先生にお願いした。K2 クライマーであり、山岳ガイド、そしてプロフェッショナルへの訓練企画・実施を行うことでも有名なカリスマ講師の講習は中身の濃いものであった。


中身の濃い訓練は、普段に我々が行う訓練の何倍もの効果がある。今回は訓練の行きと帰りで、はっきりと参加者の上達度合いが確認できた。加えて、山に対する対峙の仕方や自分たちの目的・目標の定め方など、山のみならず人生に通ずるお話を聞くことができて、勉強となった二日間であった。


今回行ったカリキュラムはいくつかあったが、最も重要なのは、雪山の歩行技術の基本であったと思う。アイゼンはクラストした雪質や岩稜帯では必要だが、軟雪ではつける意味がない。またアイゼンをつけて歩くと、それに力を底上げされて誰でも登れてしまうため、正確な歩行技術を身につけることが難しい。よって、ノーアイゼンで西穂山荘を往復し、雪山をしっかり投下降できる技術を身につけることができたことが良かったと思っている。アイゼンでの歩行技術は基本的にこの延長線上にある。


滑落停止訓練を行ったが滑落停止訓練の要諦は、滑落して止めることではなく、第一に滑落につながる転倒をしないこと。そして、転んだ場合は滑落開始前に瞬間に止めることであることを全員に学んでもらった。実際に自分も滑落したことがあるが、止めることは難しいのでここがポイントだ。


また間違いが多い、ピッケルの持ち方や使い方、上り下りでの持ち替えの仕方など、ギアの使い方全般をご指導いただいた。


その他、学んだことは多岐に渡った。
>積雪期テント泊技術
>ラッセル技術
>ロープワーク
などなど。


今回で基礎的なベースが大分揃ったと思う。教える側の難しさは、全員がある程度のレベルに到達していないと、次のレベルへの研修に進めることができないため、どうしても個別の対応になることや自習に頼る事になってしまうことだ。YouTubeなどの動画も役には立つが、体系化された正しい技術を学ぶことが難しい。包括的にレベル上げができるこのような訓練は定期的に行わねばならないと感じた。


お天気は良くなかったが、研修には荒天のほうがいいと思っている。天気の急変の際、慌てることなく対応できる経験になるだろう。


テントでの宴会も楽しかった。飲みすぎてしまったのでいかんが、酒の上の席も質が高かったので本当に勉強になった。

2022年02月19日

2022/02/06 例会山行 釜ヶ谷山

山名:日本山岳会 岐阜支部 例会山行 釜ヶ谷山
日にち: 令和4年02月06日 日曜日
参加者: 7名


前日からの大雪により参加者が16名から7名に減少したため1グループで行動した。当初は現地駐車場集合の計画だったが、現地までの雪道が心配されたので伊自良湖手前のフラワーパークに集合し、一部の車を駐車して現地に向かった。

登山口までの道路でも積雪が40cnほどあり先を心配しながらも、先頭者がグイグイ進みなかなかついていけない。途中木が大きく倒れていて登山道がわかりにくいところがあったが、道中に点在する観音様を頼りに進むことができた。展望台で休憩し、奥の院でほとんどの人がワカンを装着した。その先はさらに雪が深くなり先頭者を順に交代しながら登り続けた。

竜神コースの分岐を通過し11:10頃山頂に到着した。40分程昼休憩したのち、当初の計画ではやまびこコースを周回する予定であったが、登りでかなりの体力を消耗していたことと、積雪がさらに深いことも想像され、下山時刻が大幅に遅くなりそうなことから、同じ道を下山した。

13:40頃無事駐車場に下山し解散した。

2022年02月06日

2022/01/22 雪上訓練&百名山企画 伊吹山

山名:日本山岳会 岐阜支部 百名山企画 伊吹山 & 雪山訓練
日にち: 令和4年1月22日 土曜日
参加者: 11名


日本山岳会岐阜支部 百名山企画で伊吹山へ。伊吹山には既に登っているが、冬にまた登り直すというものもなかなか良いものだと思う。日帰り雪山は奥美濃の山で十分楽しめる。
今日は素晴らしい快晴の中、素晴らしい景色と楽しい仲間たちと山行を楽しんだ。今年は雪が多く直通する機会が非常に多かったので、楽しい山行となった。

冬は夏とは違う直登の道を通る。苦しいが登り甲斐がある。山頂からの景色は抜群で、奥美濃の山々、白山、御嶽山、乗鞍岳、恵那山、北・中央アルプスの山々がとても綺麗に見えた。

今日は新人の雪山講習会を兼ねていたので、雪山の歩き方、ピッケルの使い方、アイゼンの使い方とともに滑落停止訓練を行った。年に数回はきちんとした訓練をして、安全に登山ができるような体勢を整えていかなければいけない。これからも山行とともに技術を向上する企画を続けていく予定だ。

2022年01月22日

2022/01/14-15 岐阜支部新春懇親会とボンテン(犬の尾)山行

山行名  1月例会山行

山 名  ボンテン(犬の尾)(617.6m、二等三角点)
タカンジョ(573.2m、四等三角点)
山 域  関ヶ原町今須

日 時  令和4年1月16日(日)(晴れ)

参加者  8名

行 程  8:00    美濃国分寺駐車場 集合、出発
8:20~8:40 下明谷集落車止
9:25    ゲート
11:50     ボンテン山頂
12:00~12:50 鉄塔下(昼食)
13:30~13:35 タカンジョ山頂
15:05~15:15 車止
15:35     美濃国分寺駐車場 解散

山行内容 

今年の多雪により、楽しいワカン山行となった。関ヶ原に入ると雪が出てきて、今須の最奥の集落、下明谷ではかなりの積雪。獣防止柵を通り少し先の墓地までは除雪してあるが、その先は全くの処女雪、ワカンを装着する。ゲートから先、旧道を行くか林道を行くか悩む。旧道は峠の手前山腹のトラバースがあるので止めにして、林道を行く事にする。

50㎝ほどの積雪。ワカンで沈むのは15~20㎝。林道は距離が長く、なかなか進まない。先頭は主に若手の2名。よく頑張ってくれた。山頂まで3時間少々、天気に恵まれそれなりに面白い雪上歩行だった。


下りはタカンジョに寄り道し、林道に戻ったところでワカンを外す。登りに8人で踏み固めたルートはツボ足でも十分歩ける状態だった。昼前に降りてきて松尾山や岩倉山に回ろうという考えは夢のまた夢で、1山で十分満足して帰途についた。

2022年01月16日

2021/12/18-19 百名山企画 雲取山

百名山企画で雲取山へむかう。一泊山行。今回の山行は、新人の雪山テント訓練を兼ねていたので、テント組と小屋組みの2編成となった。

参加者12名。

今回のルートは、鴨沢からはいり七ツ石を経て稜線沿いに山頂を目指す。山頂直下の避難小屋が素晴らしいロケーションで心惹かれるが、今回は会の山行なので雲鳥山荘へと下り幕営と小屋に別れた。

幕営組は-10度の気温の中だったが、意外と暖かく過ごすことができた。宴会も楽しく、なかなか良し。小屋組はぬくぬくこたつの素晴らしい環境で過ごしたとのこと。

雲取山山頂からは、夕陽・朝陽・東京の夜景と時間とともに移り変わる景色を楽しむことができる。2日間の快晴に恵まれ、参加者の足取りも軽く、楽しい山行であった。

 

 

2021年12月18日

2021/12/15 平日山行 上高地散策

Sスタート地点09:2 609:42太兵衛平 09:57大正池10:07 - 10:28田代池10:30 - 10:49田代橋 - 10:53上高地温泉ホテル10:54 - 10:58ウェストン碑 - 11:11上高地公園活動ステーション11:12 - 11:21河童橋12:11 - 12:12無料トイレ12:13 - 12:18上高地バスターミナル - 12:27上高地帝国ホテル - 12:51大正池 - 12:52ゴール地点G

日本山岳会岐阜支部も平日のお休みの人が増えたため、平日山行企画を立ち上げています。本年度はテストということで少人数で行っていますが、次年度からは計画に組み入れて行きたいと考えています。

さて、今回の山行は「冬の上高地散策」。ほぼ平地のため、山行では無いかもしれないが、冬の上高地を歩くための知識を蓄えるという意味で練習も兼ねて散歩に行った。

路線バスを使用し、平湯温泉から中の湯(釜トンネル手前)まで移動。普段はバスで通過する釜トンネルを歩く。お天気は冬型の影響を受け、曇りと雪であったが、時折見せる青空と雲間からの光が幻想的であった。霞沢・六百山・明神岳が雪化粧した姿を見せる瞬間もあった。

会の山行なので、お天気については皆色々と思うところがあるかもしれないが、個人的には快晴より冬の鈍色の空から時折見せる青空の感じが好きだ。14:20分のバスまでに中の湯に戻り、平湯でお風呂に入って帰路についた。

2021年12月15日

2021/12/12 例会山行 山本山 賤ヶ岳 縦走

余呉湖から賤ヶ岳(421.1m)、山本山(324.4m)縦走

〔タイム〕美濃国分寺7:00=道の駅 湖北みずどりステーションで車をデポ=余呉湖観光館9:05
9:45大岩山9:45ー10:55賤ヶ岳10:55ー12:00湖北丸山12:00ー12:30有漏神社・赤尾分岐12:30ー12:40磯山城跡分岐12:40ー13:00阿曽津千軒分岐13:00ー14:10山本山14:10ー14:45山本山登山口バス停14:45ー15:00湖北みずどりステーション15:00=17:00美濃国分寺(解散)

 天気予報では最低気温6.8℃、最高気温13.4℃で曇り、夕方から雨が降る確率があがる予報であった。快晴の絶景を望むことはできないが、楽しく登れるといいなと思った。また雨に降られることなく下山できるといいと思った。今回の山行では新メンバーも加わりり23名の大人数の参加となった。


 5台の車両で移動、道の駅で1台の車両をおいて余呉湖観光館にある登山口に向かった。2つのグループに分けての山行。


 午前9時、登山開始。登山口では風はなく、無風で肌寒いものの少し動けば暖かさを感じる程度で12月中旬としてはとても良い気温だった。しかし、ガスも濃く、曇り空で山頂での絶景はやはり期待できそうにもない。
 道は整備されていて歩きやすかったが、紅葉の後で落ち葉が多くあり水を多く含んでいるため所々滑りやすい箇所があった。私はまだ新米なのでフラットフィティングを意識しないといけない。
また、足を揃える癖があるので、裾が泥で汚れるゲイターを履けばよかったと思った。
ゆっくり賑やかに話をしながら登ることができた。なめ茸や猪が餌をあさった後などを教えていただき楽しい時間を持つことができた。この地域は歴史的に合戦があった場所で道中所々に説明が掲げてあった。(私は歴史は苦手ですのでこの程度で、、、)


 賤ヶ岳山頂は、リフト(11月まで)で登ることができるようで、開けた展望広場になっていた。
ここで、琵琶湖と余呉湖を展望できるはずだったが、予報通りの曇りとガスで全く見えない。ここで全員で記念撮影!小休憩後、琵琶湖を右にして山本山まで稜線をいく。


途中、濃い霧の奥に琵琶湖は見ることができました。霧の中から奥にある山々が浮かんで見えるのは幻想的な風景でもあった。12時、昼食休憩をとり14時、山本山に到着。途中、古墳群案内掲示がありこれもあれも古墳なのだろうかと思いながら歩いた。12時45分、宇賀神社で下山し道の駅まで皆で話しながら歩いた。

 新メンバーも含め大人数の参加で、最初、車両の1台が直接登山口に行ってしまうトラブルがあったものの山行自体は、リーダー、サブリーダーのおかげでまとまりのある行動ができ事故もなく楽しい山行でした。
 次に来る時は天気の良い日に琵琶湖と余呉湖の絶景を見てみたい。

2021年12月12日

2021/11/21 百名山企画 大菩薩嶺

今日は日本山岳会岐阜支部の 百名山企画で大菩薩嶺へ。朝の気圧配置を読み、晴れる時間を待ってから時間を合わせて山行開始しました。
大菩薩の山頂の景色は実に素晴らしい。ここは富士山を楽しむ山だ。参加者全員感動していました。
帰りに勝沼のワイナリーをいくつか巡り、良さそうなワインを見つけたので一本買って帰りました。年末に息子と空けよう。
日本山岳会、岐阜支部も人数が最近すごく増えてきたので、遠征に行くにも人がいっぱい増えて楽しくなって来ました。いい感じだなと思います。

 

 

2021年11月21日

2021/11/20 公事業 権現の森作り 芋煮会

今日は小津権現山の森作りに初めて参加させて頂きました。
9月の森作りは仕事で参加できなかったので今度は参加できてよかったです(芋煮会がひそかに楽しみでした😁)


日本山岳会岐阜支部が小津権現山に登山道を作って整備をして森を守ってるとのことを初めて知りました。
そんな素晴らしいことをしていたんですね!これからは時間を見つけて参加させてもらおう!


と言いつつ、今日は特に何もお手伝いをせず頂上まで登らせて頂きいい汗をかかせて頂きました。その後はみんなで鍋を頂きこんなに食べれるの~?と言いながら最後のスープまでしっかりと飲み干しました。
お腹いっぱい食べたのち、コーヒーにおやつも頂き森作りのお話をいっぱい聞かせて頂きました。

 

 

2021年11月20日

2021/11/13 山岳講演会 日本山岳会 岐阜支部

昨日は日本山岳会岐阜支部の山岳講演会。100人を超える参加者を集め、大盛況でした。


講師には、朝日新聞山岳専門記者の近藤幸夫氏をお招きしました。

南極-北極探検・ヒマラヤ・イエティと尽きることないお話しで楽しい時間を過ごせました。とにかく、イエティを真剣に学術的に探しに行く話が面白すぎる。


その前日と打ち上げの飲み会が最高。やはり山の話は飲み会あってのものですね。

2021年11月13日

2021/11/07 バリエーション山行 ドウノ天井

11月バリエーション山行 ドウノ天井 
期日 11月07日(日)


ドウノ天井例会山行終わりました。登り始めの危険な急登、大変でしたが、無事登れてよかったです。

帰りは長い道路歩きとなりましたが、安全第一、納得です。

紅葉も綺麗です♪ 天気も最高!とても 11月には思えませんでした。


山頂での 景色も素敵でしたね~癒されます♪

下山は 林道で! 飽きる程長かったですが😅

今日も楽しい、嬉しい山行ありがとうございました

 

 

2021年11月07日

2021/10/27 平日山行企画 三ノ峰~紅葉山行

さて、最近は平日しかお休みが取れないという会員も増えてきたので、平日山行を立ち上げました。

 

三ノ峰と刈込池。しかし、今年は刈込池の紅葉場まだまだなので、三ノ峰のみの山行としました。この日の昨日の時点では三ノ峰登山道は大体1300 M ぐらいから色付き始めでした。

山頂では一時ガスにまかれたが基本的にお天気は良く、語らいの楽しい山行であった。三ノ峰のコースは初めての人も多く、山深さに感動していた。

新人の女の子がまだ山に慣れておらず、随分と疲れていたが、なんとかエスコートをして山頂まで行けたのでこれもまた良かった。山頂ではツェルトの使い方講習会。ツェルトがあると、気温が低くても中はすごく温かいので、緊急装備として必携。体験してもらえて良かったなと思っています。

2021年10月27日

2021/10/09-10 百名山企画 鳳凰三山

日本山岳会 岐阜支部の百名山委員会での鳳凰三山。

ちょうど紅葉にドンピシャで、前はテン泊で来たのでテン場争奪戦のため、滝巡りをする時間がなかったけれど、今回は小屋泊だったので、のんびり滝を巡りながら鳳凰小屋へ。

 

 


めちゃくちゃ楽しい宴会の翌日の日の出はオベリスクを途中まで登ったところから見ました。
富士山と雲海で、感動の日の出とブロッケン✨✨
これでこの日のお天気運は使い果した💦

 

 


この後の高嶺からずーっと稜線歩きは、ほぼほぼガス。が、たまーにガスが切れてオベリスクか北岳の稜線がチラ見できたので、よしとしましょう。

ガスガスだったけれど、みんなの顔は太陽よりまぶしい笑顔で、写真を見返して楽しかった感を再び味わっています。みんなの笑顔が尊い。

2021年10月09日

2021/09/23 小津権現山の森作り

今日は小津権現山の森作りを行いました。10年に渡って続く日本山岳会 岐阜支部の公益事業です。
今回は、登山道の修復と防獣ネットの補修がメイン。

獣害ネットの補修中。

今日は作業とは別に色々と趣向も凝らして、ご飯持ち寄ったり、お茶を楽しんだりとなんだか素敵な一日でした。

山頂まで登山道を修復いたしました。


作業の内容を説明してもらっています。

朝は雲海がとてもきれいでした。

小津権現山から花房山。奥美濃には美しい山がある。

小津権現山は岐阜の秀峰。素晴らしい山です。この美しい山を守り続ける日本山岳会 岐阜支部の活動に誇りを感じました。

2021年09月23日

2021/09/20 天蓋山

さて、シルバーウィーク三連休は百名山企画で飯豊に行く予定であったが、緊急事態宣言が出て台風が来たので中止となってしまった。会の規定では、岐阜県か目的地の山に緊急事態宣言が出た場合は、県内の山に変更ということになっている。


ということで、小秀山に月曜日に登ることにしたが、朝集合したら雨。しかも中津川の天気は一日悪そうだ。

北はお天気まだ良さそうということで、山之村の天蓋山に向かう。天蓋山自体いい山だが、山之村の風景もまたのんびりしていて最高なのだ。


 

飯豊山は3年連続で台風とコロナ禍の影響で実施できていない。来年こそは行きたいな。しかし天蓋さんのような仲間とのゆっくり山行、こういうのもまたいいものだと思った。


 

2021年09月20日

2021/08/27-28 & 09/05-06-07 西穂ー奥穂 ジャンダルム

西穂高岳-奥穂高岳縦走

東明 裕 記
1日目 山行 3時間4分 休憩 1時間53分 合計 4時間57分
S西穂高口 08:29 - 08:47 旧ボッカ道分岐08:49 - 09:15西穂山荘09:18 - 09:28西穂丸山09:34 - 10:05西穂独標10:16 - 10:23ピラミッドピーク10:37 - 10:42チャンピオンピーク4峰10:48 - 11:03西穂高岳11:22 - 11:23P111:31 - 11:37赤岩岳11:55 - 12:31間ノ岳12:36 - 12:46逆層スラブ13:07 - 13:20天狗岩 - 13:26天狗のコル泊
2日目 山行 6時間2分 休憩 1時間25分 合計 7時間27分
泊天狗のコル05:24 - 06:39ジャンダルム06:49 - 06:54ロバの耳07:06 - 07:07馬の背07:26 - 07:32奥穂高岳07:41 - 08:11穂高岳山荘08:13 - 08:44ザイテングラート08:51 - 09:02パノラマ分岐09:05 - 09:19涸沢小屋09:22 - 09:24涸沢09:32 - 09:51Sガレ - 10:02大崩落地10:03 - 10:27本谷橋10:29 - 10:55横尾岩小屋跡10:56 - 11:07横尾11:14 - 11:41新村橋 - 11:49徳澤園11:50 - 12:20徳本口 - 12:23明神館 - 12:46小梨平 - 12:50河童橋12:51ゴール地点G

今年の長雨で岐阜支部の西穂-奥穂(ジャンダルム)山行が延期になったので、27-28日に実施することにした。しかし、参加者がいなくなってしまったので、結局ソロになってしまった。西穂-奥穂。
日本で一番難しい縦走路と言われているがあくまで一般道の範疇であり、バリエーションと比べるとよく整備されていて鎖もペンキもある(ただ、間ノ岳だけはいつもいやらしい所だと思う)。
尾根線のビバーク山行なので、水を5L持っていったが、こいつが足かせとなって疲れる疲れる。
ビバーク地の天狗のコルには13:30について、先に行こうかどうか悩んだが、水を消費したかったので酒のんで本読んで寝ることにした(酒も重い)。
27-28AMは約束された好天なので、景色は最高だ。ジャンダルムで会った3名の方と景観で盛り上がり、ブロッケンで大盛りあがりだった。
一人山行は自由に時間がとれてこれはとてもいいものなのだ。



 

 

矢口重治記
9月5日(日)
深山荘無料駐車場10:00着 新穂高ロープウェイ経由西穂山荘12:00着。独標までピストン。
日中は晴天。 夕方から雨。 夜半は満天の星。
9月6日(月)
西穂山荘4:00発⇒独標5:00⇒ピラミッドピーク5:25⇒西穂高岳6:00⇒天狗のコル8:50
⇒ジャンダルム10:30⇒馬の背(ナイフエッジ)12:00⇒奥穂高岳12:30⇒穂高岳山荘13:15
9月7日(火)
ご来光5:21 穂高岳山荘5:30発⇒涸沢山荘6:50⇒横尾・徳澤・明神⇒上高地11:30
上高地バス⇒平湯温泉バス乗り換え⇒新穂高温泉⇒深山山荘駐車場

今夏の北アルプスの山小屋は、新型コロナウイルス対策の為に、宿泊及びサイト場は完全予約制であり、週末は満杯につき予約が取れない。それならばと、当初4人天狗のコルでビバークの計画が立てられたが、日程調整付かず、日曜スタートで二人でのテント縦走としたが、運よく小屋泊が取れたので、二人小屋泊となった。しかし、都合により同行者がキャンセルとなったために、小屋泊単独縦走となった。日曜発としたために、深山荘の無料駐車場も使えたし、小屋も空いていた。
ジャンダルム越えルートは縦走者も少なく、西穂方面からは約5名、奥穂方面からは6名だけであった。渋滞することもなく、他パーティーの落石を心配することもなく、マイペースでゆっくりと歩くことができた。ジャンダムの天使様には6年振りにお逢いできた。天候は概ね落ち着いていたが、最難関のロバの耳と馬の背(ナイフエッジ)に差し掛かった辺りから、雷強風あられに苦しめられた。約1時間荒れた。気温も一気に下がった。予備の防寒具が役立った。嵐が去った後には涸沢方面にはダブルレインボーが現れた。穂高岳山荘のラーメンを食べ持参した焼酎をチビリチビリやりながら読書してのんびり過ごした。乾燥室で濡れた衣類を乾かした。サイト場は1張りだけだった。小屋内は、大声で話すパーティーも大声で山自慢する客もおらず、本当に静かだった。
最終日はご来光を拝んでから下山した。朝食代わりのお弁当は郷土食「朴葉寿司(鮎の甘露煮付き)」だった。うれしい心配りである。上高地からは平湯温泉行バスに乗り、平湯温泉からは新穂高温泉行バスに乗り換え、深山荘駐車場に戻った。

今回は4回目のジャンダルム超えでしたが、結果的ではあったが週末の混雑を避けたのは大正解だった。次回もこのルートを踏破する時は、週末の混雑は避けようと思う。

西穂高岳(2909m) ここから難所が始まる        

岩の殿堂 高度感が凄い 

間ノ岳  ここも超えて来た

6年振りのジャンダルムの天使様

左側から2番目がジャンダルム

岩稜帯に残った「あられ」

遠くは槍ヶ岳まで     

涸沢山荘と北穂高岳 紅葉時期にまた来たい      

2021年08月27日

2021/08/01 沢登り - 乗鞍岳西面 長倉本谷 - 高山市朝日町

期日:8月1日日帰り
場所:乗鞍岳西面 長倉本谷
参加者:14名

JAC岐阜支部(山田・窪田・矢口)3名は中濃総合庁舎にて6時集合。一般道経由、高山市朝日町「あさひ道の駅」で全員合流。本日は猛暑日であり沢日和だ!自己紹介後、カクレハ高原キャンプ場を超えて未舗装の長倉林道三ツ滝駐車場まで移動し、ここで沢道具を装備する。木下リーダーより本日の行程および注意点を受けた後、即入渓点に移動する。

 

 途中人工堰堤の巻きが三カ所あった。癒し系あり、クライミング系あり、かなりの「へつり」あり、懸垂下降あり、短めながらも楽しめる沢でした。皆さん沢慣れしたメンバーばかりなので会話も弾みます。わざわざ流れのきつい所を攻めるのも楽しいものです。最後はゴルジュの滝を見て終了。短い遡行でしたが色々遊んで楽しく過ごせました。飛騨の沢には「ヒル」がいないのが有難い。また衣服も匂わないのも助かります。今回の遡行終了点から先は大滝の連続らしい。是非、一度は覗いてみたいものである。

 


本日は、飛騨山岳会のベテラン3名のサポート役が付いてくれており感謝の至りです。
 飛騨の沢登りでは、いつも木下先輩に「おんぶにだっこ」の状態です。次回は3団体の企画による懇親沢登りをしようとの提案もあった。是非実行したいものである。

2021年08月01日

2021/07/23-24-25 百名山企画 東北遠征 鳥海山 岩手山 八幡平

東北遠征 1日目
S鉾立05:30 - 05:37鉾立展望台05:38 - 06:34賽の河原 - 07:05御浜小屋07:16 - 07:34御田ヶ原07:35 - 07:43御田ヶ原分岐 - 08:11七五三掛08:12 - 08:19外輪山・千蛇谷分岐08:2509:34御室09:56 - 10:16鳥海山10:52 - 11:22七高山11:24 - 11:53行者岳11:54 - 12:00伏拝岳12:09 - 12:24文珠岳 - 12:45外輪山・千蛇谷分岐12:51 - 12:54七五三掛 - 13:09御田ヶ原分岐 - 13:18御田ヶ原13:19 - 13:30御浜小屋13:41 - 14:06賽の河原 - 14:45鉾立展望台14:47 - 14:49鉾立14:57 - 14:59ゴール地点G
鳥海山はもう、素晴らしい一言の山だった。こんな素敵なところと知らず行程に入れたが、花あり、残雪あり、山は雄大で歴史深いと良いことずくめ。日本海が西に広がりお天気が崩れやすいので天気読みが難しい。我々も時折ガスに巻かれたが、素敵な山行だった。

 

 

 

 

 

東北遠征 2日目
S馬返しキャンプ場05:32 - 05:590.5合目06:14一合目06:21 - 06:45馬返しコース2.5合目分岐06:46 - 07:13旧道四合目07:21 - 08:02駒鳥清水08:03 - 08:19旧道六合目08:24 - 08:42七合目08:46 - 08:54八合目避難小屋09:13 - 09:29不動平避難小屋 - 09:33不動平 - 10:01焼走り分岐 - 10:07岩手山10:29 - 10:46岩手山神社奥宮10:47 - 10:53妙高岳11:01 - 11:06岩手山神社奥宮 - 11:24不動平 - 11:40八合目避難小屋11:56 - 12:04七合目12:05 - 12:23旧道六合目12:29 - 12:38駒鳥清水12:44 - 13:10旧道四合目13:19 - 13:39馬返しコース2.5合目分岐 - 14:01一合目14:09 - 14:200.5合目 - 14:44馬返しキャンプ場14:49 - 15:07ゴール地点G
さて、この日は大朝日岳に一泊装備で登る予定であったが、前日の鳥海山で皆が疲れ切ってしまったので、目的地を変更した。今回のチームリーダーが岩手大学 ワンゲルの出身であったので、岩手山と八幡平の日帰りに照準を切り替えた。
前日の岩手山は夜遅くのため、山容が見えずその規模も全くわからず。また、下調べもまったくなかったため、行程すらもはっきりしない。登り始めもガスで、どの程度の山なのか検討がつかなかった。
登ってわかる岩手山の大きさ。疲れ切って転身したが、この山もなかなか手ごわいのでないの?暑い中、エネルギー切れのメンバーが続出する。
8合目までくると素晴らしい山荘のこれまた素晴らしく美味い水に癒やされ、回復し、一気に山頂に詰め上げた。富士にたとえられるというがコニーデ式の火山は雄大であった。しかし、岩手山は岩手山としての風格があり、素晴らしい山歩きを楽しめた。
リーダーがその昔担ぎ上げたいう、内輪山、妙高山の岩大慰霊碑を訪れた。人と山に歴史ありと感じた山でした。
岩手山、素晴らしい山でした。

 

 

 

 

 

東北遠征 3日目
S八幡平山頂レストハウス04:25 - 04:29鏡沼分岐 - 04:35見返峠 - 04:40ガマ沼04:42 - 04:51八幡平04:58 - 05:03ガマ沼 - 05:08陵雲荘05:10 - 05:23源太分かれ - 05:42見返峠 - 05:46鏡沼分岐05:47 - 05:52ゴール地点G

さて、プラン変更後の山行、第2弾(東北遠征第3弾)は八幡平。まったくノーマークで下調べせずに向かった。リーダー曰く、八幡平は山ではなく、おまけに観光地ということで、岐阜に帰着の前にささっと山頂から朝日を拝んで帰るつもりであった。
しかし、八幡平、朝日に輝く湿原は妙々たるもの。朝露に濡れたチングルマとワタスゲの綿毛が湿原を一面多い朝日に輝き、その麗美なことは筆舌に尽くし難い。
おまけに訪れた感の八幡平から強すぎる感銘をうけ、ささっとは下山できなかった。湿原を一周回って朝の湿原散歩を十二分に堪能した。

 

 

 

 

 



東北の山の美しさに深い感銘をうけた。また訪れる日は近い。

 

2021年07月23日

2021/07/18 自然観察会 - 六厩湿原/ひるがの湿原植物園/分水嶺公園

期日:7月18日(日) 日帰り
参加者:15名

長良川河川敷駐車場にて7時集合、4台に分乗して美濃ICから荘川ICまで走り、道の駅にて現地集合組と合流する。講師は元愛知教育大学教授でランの分類では世界的権威である市橋正一先生。参加者は植物に詳しいベテランさんばかりだ。


最初に六厩湿原に行く。狭い湿原ながら貴重種が多いとの事。湿原観察には長靴が必需品だった。私は湿原内部に足を踏み入れることには躊躇した。次にササユリ自生地を訪れた。ササユリのピークは過ぎていたが、樹齢2000年以上と言われる国指定天然記念物「治郎兵衛のイチイ」の大樹を拝んだ。この園地で小休止を取り全員自己紹介をした。周辺の民家の庭にはいろんな草花が植栽されており、これらを鑑賞するのも楽しかった。次に、ひるがの湿原植物、分水嶺公園をゆっくり歩いた。最後には夫婦の滝を見学してから帰路についた。


 

 

観察した植物種は、シロチドリ、ビッチュウフウロ、ササユリ、オカトラノオ、キツリフネ、オオバギボウシ、キンラン、シモツケソウ、ウバユリ、ママコナ、スイレン、ヒツジグサ、コウホネ、コバイケイソウ、ノカンゾウ、コオニユリ、etc、etc、、、 。
猛暑日であったが、講師先生の軽妙な解説を聞きながら植物観察は楽しかった。高山植物についてはそれなりに知っているつもりでしたが、知らない事ばかり。大変勉強になった。プライベート観察会のお誘いも頂いた。季節を変えての観察会も楽しみである。

2021年07月18日

2021/06/27 講習会 地図ナビ山行

今回の講習ではスマホアプリでも地図が読めるように、前半は座学で読図の基本から地形図の見方、実際の地形との違い、ベアリングを用いたコンパスナビゲーションを確認したのち、スマホアプリの説明に移行した。

 

 

後半は実際のフィールドで用意した課題を読図でこなしながらスマホアプリで答え合わせをしながら操作方法を学んでもらいました。

 

反省点としては、スマホアプリの話になるといつもヤマップが出てくるので今回はアプリを限定しないで講習を進めるつもりだったが、各アプリの特徴を説明すると、村松ガイドの推奨もあったせいか?全員がジオグラフィカを用意したためそれを使用することになった。次回も有るなら最初からジオグラフィカ指定でおこないたいと思う。

2021年06月27日

2021/06/20 百名山企画 美ヶ原・車山

美ヶ原: 三城いこいの広場 07:39 - 08:08 広小場 08:22 - 09:35 茶臼山 09:48 - 10:44 塩くれ場 10:50 - 10:55 美しの塔 10:59 - 11:05 塩くれ場 - 11:34 烏帽子岩 11:41 - 11:57 美ヶ原 12:07 - 12:08 王ヶ頭ホテル 12:17 - 12:32 王ヶ鼻 13:34 - 14:03 烏帽子岩 - 14:14 塩くれ場分岐 14:15 - 14:44 広小場 14:47 - 15:06 三城いこいの広場

車山: 車山肩駐車場 15:58 - 16:23 車山山頂 - 16:24 霧ヶ峰 16:33 - 16:34 車山山頂 - 17:11 車山肩駐車場

岐阜支部の百名山企画で美ヶ原高原と車山へ。本来の予定では浅間山山行であったが、浅間山の噴火警戒レベルが2まで上がり、前掛山への登山ができなくなったため、目的地の変更となった。

美ヶ原高原・車山ともに百名山である。しかし、その行程は他のどの山とも異なっている。なだらかな高原状の地形が続き、山行というよりは高原を散策するイメージに近い。
両山とも車のアクセスが良すぎるため、人が多いことは少々残念ではあるが、それでもその景観の美しさは比肩するものがなかなかない。

美ヶ原高原は三城いこいの広場からスタートし、まずは茶臼岳へと登った。谷沿いのがれた登山道を行く。朝の天気はガスがかかり少々雨模様であった。しかし、昼からは晴れの気圧配置のため、晴天を信じて進む。

 


茶臼山・美しの塔・王ヶ頭と歩をすすめるが、ガスが全く晴れる気配がない。ほぼ景観を諦めて王ヶ鼻まで進むと突然ガスが切れて視界が広がり、松本の町並みが目に飛び込んでくる。

 


北アルプスや南アルプスは雲に覆われて山座を見渡すことは叶わなかっったが、我らが乗鞍岳のみ雲から晴れてその容態な山容を楽しんだ。

美ヶ原から下山後は車山へ。夕焼けの車山からの景色はこれ又別格だ。雲が晴れ、全山その姿を表した八ヶ岳の峰々の景色を楽しみ、夕方の高原散歩を楽しんだ。


 

 

高原散歩とはいえ、トータル22kmを歩くロング山行であったが、美しい景色の中、全員の足取りは軽かった。

2021年06月20日

2021/06/13 例会山行 経ヶ峰

6月例会登山 経ヶ峰(819.3m 二等三角点)

山行日は昼前後から小雨との予報が出ており、中止か決行かの判断が難しかったが、最終的には決行とした。昨年はコロナ感染拡大の関係で山行を中止にしたので、2年ぶりの山行となった。

経ヶ峰は津10山の一つに数えられ、四季を通じて楽しめる人気の山である。山名は、山頂付近の経塚に経典が納められていることに由来すると言われている。この山は、布引山地の東端に位置し南北に長く裾を引いており、中勢の何処からも眺めることが出来、山頂は広く山頂の展望台からは、天気が良ければ伊勢湾・青山高原・鈴鹿山脈と360度の素晴らしい眺望を楽しむことが出来る。

行の参加者は、始め29名で多くの希望者であった。これだけの参加者となるとA・Bの二班に分けての行動を考えていたが、山行日が近づくにつれ不参加者が増え最終的には12名となった。
県庁駐車場へ6時半に集合し、車3台で経ヶ峰平尾(ひろ)ルート登山口へ向け出発した。空は薄曇りである。現地へは2時間程である。登山口の駐車場は小さく早く満車となるので心配であったが、天候の影響もあり無事停めることが出来た。

コースは、平尾ルートの植林コースから山頂を目指し、帰りは平尾ルートのパノラマコースを経て駐車場へ戻る周遊コースである。

雨が降らないことを祈り出発。杉・桧の植林の1時間程を歩く。高座原ルートとの出会いを経て、反射板を過ぎると山頂は近い。山頂付近はガスで眺望は無し。致し方ないが残念である。山頂のベンチで昼食を取っていると雨が降り出した。雨の降りだしが少し早い。早々に切り上げ下山。下山コースの途中で少し雲の切れ間から下界を眺めることが出来た。雨は分かっていたが、山頂からの素晴らしい眺望が楽しむ事が出来なかったのは、残念であった。
【馬渕 等 記】

【日 時]  令和3年6月13日(日)
【場 所]  三重県 津市
【参加者】 馬渕 等(CL)、竹中佳美(SL)、今峰正利、小島孝子、佐藤 正雄、
白木 貞次、高木基揚、長屋桂子、林 靖子、藤田佳大、三宅 一正、
渡部慶洋  …以上12名

【タイム】 岐阜県庁6:30(発) ⇒ 経ヶ峰平尾ルート登山口駐車場8:15(着)
8:30(発)→ 平尾ルート(植林コース)→ 反射板9:50→山頂 
10:20(着)昼食10:50(発)→ 平尾ルート(パノラマコース)
→ 経ヶ峰平尾ルート登山口駐車場12:05(着)、12:25(発)⇒ 
 岐阜県庁14:20(着)

【地形図(2万5千分の1)】 椋 本(名古屋12号―1)   

2021年06月13日

2021/06/06 例会山行 鳴谷山

鳴谷山 HP用
登山口 9:00 → 鉄壁10:00 → 砂御前山分岐10:35 →砂御前山11:00 →
砂御前山分岐 11:30 → 13:13 鳴谷山 13:55 →16:15 下山

参加者 17名


白山展望地で有名な鳴谷山に行ってきました。
登山口までの林道がダートでビクビクしながら運転し、駐車場はほぼ満車でしたが、なんとか駐車できました。今回は人数が多かったので、早いチームとのんびりチームに分けました。


天然スギ保護林の中にあり、天然杉の大木がみごとでした。
水芭蕉は見ごろ過ぎていましたが、少し残っていて、リュウキンカは咲き誇っていました。


早いチームは予定より早く進んでいたため、途中で砂御前山に行きました。手入れされた登山道ではありませんが、踏み跡があったので、木々や笹の生い茂った痩せ尾根の中を進みましたが、藪こぎ初体験の会員からはこわい~、ギャーと奇声が上がっていましたが、だんだん慣れてきたようで、最後は面白かったと言っていました。ここの山頂に到着した時に妙な達成感がありました。


登山道に戻り、コブシ?タムシバ?トンネルを進み、山頂に到着。第2チームは既に昼食を食べている所でした。山頂は白山展望地と言われるだけあり、みごとな白山を見ることができました。

2021年06月06日

2021/05/09 例会 高島トレイル 最初の一歩 乗鞍岳

集合: 美濃国分寺 2021/05/09 06:00

Sスタート地点08:37 - 10:17乗鞍岳 - 11:31芦原岳12:20 - 13:16猿ケ馬場山13:22 - 13:48黒河峠13:58 - 14:21ゴール地点G

今日は日本山岳会 岐阜支部の例会で高島トレイルに。高島トレイル最初の一歩。
移動するのが厳しい時代になったが、山で健康を管理したり活路を見出している人もいる。
体を動かし続けることは大切だと思う。長く動かないと心も体も萎えてしまう。
きちんと感染対策をしながら、無理をしない近隣の山をあるき続けようと思う。

 

さて、今回は例会山行なので緩めの山行。
高島トレイルもスキー場から乗鞍岳を経て黒河峠まで。
ゆっくりめの山行なので、地図読みの訓練をしながら登ることとした。
午前は雨・しかも強風でさむかった。しかしこれは予想の範囲内であったので、準備は万端だった。


午後からは晴れ間が広がり、素晴らしい景色であった。黄砂がひどく遠くまで視界がきかなかったのは残念であった。

 

高島トレイル起点周辺は美しいブナ林が広がり、雨でも晴れでも景色が楽しめる。
山行自体は本当に楽しいものだった。


新入会員との楽しい談笑や、地図読みを教えながら登るのも新鮮で良かった。
帰りは素晴らしい青空で、楽しい一日を締めくくった。参加したメンバーも皆楽しそうだった。

 

できる範囲でできるだけのことをしようと誓った山行でした。

 

 

2021年05月09日

2021/05/02-03-04 百名山企画 九州 九重-阿蘇-由布

集合: 美濃国分寺 2021/05/01 20:00

1日目 山行 5時間58分 休憩 1時間40分 合計 7時間38分
S長者原08:16 - 09:10指山自然観察路分岐 - 09:47雨ヶ池越 - 10:24坊ガツル11:16 - 11:27法華院温泉 - 11:52鉾立峠 - 12:48白口岳 - 13:13稲星越 - 13:33稲星山 - 13:43神明水 - 14:07久住山 - 14:29久住分れ14:43 - 15:09北千里浜 - 15:14諏蛾守越分岐 - 15:47法華院温泉 - 15:54宿泊地泊

2日目 山行 5時間0分 休憩 30分 合計 5時間30分
-赤川登山口11:17 - 阿蘇山上広場 12:57南岳 - 13:18中岳 - 13:43阿蘇山 - 13:52仙酔尾根分岐 - 13:57天狗の舞台 - 14:03高岳東峰 - 14:17天狗の舞台 - 14:24月見小屋 - 14:48中岳 - 15:04南岳

3日目 山行 3時間50分 休憩 1時間50分 合計 5時間40分
泊由布岳正面登山口06:11 - 06:24日向岳自然観察路入口06:25 - 06:51合野越 - 08:02マタエ08:15 - 08:23障子戸08:36 - 08:38由布岳08:51 - 09:04塚原分岐09:26 - 09:59由布岳東峰10:21 - 10:22マタエ10:37 - 11:24合野越 - 11:45日向岳自然観察路入口 - 11:51由布岳正面登山口

日本山岳会 岐阜支部の百名山企画で九州へ。コロナ禍の中、実施についての判断に相当苦しんだが、参加者の健康チェックと岐阜と目的地の宣言状況をみて行うこととした。
今回は、九重-阿蘇-由布の三座。


5月2日朝、九州いり。現地集合のメンバーをピックアップし、九重の駐車場、長者ケ原に向かう。冬型の気圧配置でものすごい風の一日。坊がつるのテント場では、2つ持っていったうちのテントが倒壊した。朝方はお天気良かったが、登っているうちに雪が振り始め、久住山山頂では猛吹雪に。顔面に当たるあられが痛くて大変。ホワイトアウトしたため、中岳はパス。ハイキング予定できていた親子と途中から一緒に下山した。天気は予想通りだったので、雪とホワイトアウトは想定内。地形図とGPSで坊がつるに下山したが、5月の九州で猛吹雪にあったのはこれまた貴重な経験だった。楽しみにしていた法華院温泉は人が多かったので避けることにした、残念。


5月3日は高気圧に覆われ、雲ひとつない晴天に。坊がつるでの景色を楽しんだ後に下山、そのまま阿蘇山へ。阿蘇山は九州、いや全国でも第一等の山だと思う。外輪山と高原を従えた壮大さ、常に噴煙を上げる巨大な火口は他に類を見ない。また阿蘇の中岳・高岳からみる景観もどこを見ても絵になる。阿蘇には何度か遊びに来ているが、これだけ天気が良かったのは初めてで、始終感動した。

 

最終日は由布岳。由布は初めて登るのでとても楽しみにしていた。遠目にもわかる美しい双耳峰に九州に来るたびに惹かれていたので、今回登れるのは嬉しい限り。非常に急峻に見えるが、山頂直下まではよく整備された登山道で勾配も緩くつけられている。山頂直下から西峰は鎖場が連続する岩場となる。お鉢めぐりで西峰から東峰までつないだが、初心者を連れていたのでなかなか緊張した。確保用の装備は持参したが、問題なく通過できたので、使う機会はなかった。バリエーションチックで楽しい行程だった。東峰からの降りは一般登山道に近く駐車場まで景色を楽しみながら下山した。由布岳からの景色は、別府湾の景色や九重山群に加え、本州・四国まで見通すことができ、素晴らしいものだった。

素晴らしい九州登山だった。GWということもあり、山は老若男女含め人数が多かった。外出がとやかく言われるが、広い野原で体を動かす若者や年配の方々を見ると健康的で気分は良かった。岐阜への帰路が一番たいへんだったかな?夜中に無事に帰着し解散した。


おまけ

 

2021年05月05日

2021/04/25 懇親山行 御在所岳

S御在所岳中道ルート前駐車場(旧料金所前)07:36- 07:41一ノ谷御在所山の家- 07:46中道登山口- 08:03御在所岳中道裏道分岐- 08:13おばれ石08:32- 08:36地蔵岩- 08:47キレット09:02- 09:54富士見岩- 10:11見晴台- 10:28 御在所山 一等三角点11:10- - 11:25第一ケルン 裏道登山道九合目- 11:37国見峠11:42- 11:56国見尾根分岐- 12:02石門- 12:07国見岳- 12:26青岳- 12:34きのこ岩- 12:46ハライド・伊勢谷(ブナ清水)分岐- 13:40岳不動尊道・ヤシオ尾根道分岐- 13:52藤内小屋14:18- 14:30熊岩- 14:45御在所岳裏道国道入口

総会後の恒例行事として、御在所岳で懇親山行を行いました。



本来であれば3ルート、ロープウェイ・武平峠・中道-裏道の予定でしたが、感染症の関係もあり、中道-裏道のみ実施。参加者は13名でした。



最近人数が増えてきている新入会員も参加していただき、岩やヤブの岐阜支部エキスパートの方々との会話も楽しそうでした。新旧会員織り交ぜて仲良く登る懇親山行はとても楽しい。ずっと笑いっぱなしの山行でした。

 


アカヤシオがそこここで咲いていたので、帰りは裏道から遠回りしてヤシオ尾根から下山。満開にはまだ早いものも美しい景色を楽しみました。新入会員の方々はバリエーションチックなヤシオ尾根からの下りを楽しんでいました。

 

石門の上に登って遊ぶ。

 

キノコ岩。このあたりのアカヤシオがきれいに咲いていました。来週が見頃かな?

 

藤内小屋のテスト岩で大先輩たちからクライミング指導もいただき、充実した一日でした。

2021年04月25日

2021/04/24 令和3年 日本山岳会 岐阜支部 総会

2021年4月24日 土曜日に 令和3年 日本山岳会 岐阜支部 総会が行われました。

昨年はコロナの関係で書面決議。今年も三重県で一泊総会の予定でしたが、感染症を考慮し岐阜の長良川スポーツセンターでの開催となりました。
手軽に集まることもできるため、過半数の方の参加をいただき、議案もすべて承認されました。


初めてのZOOMでの会議も呼びかけましたが、参加は1名と寂しい限り。まだまだオンライン会議への道のりは遠いと痛感しました。

総会に参加できた新入会員の皆さんからご挨拶。今日来られなかった人も多数いました。

 

久しく候補者者のいなかった今西錦司賞の授賞式も今年は盛大に行われました。

 

2021年04月24日

2021/04/11 例会山行 伊吹山北尾根

2021/04/11 例会山行 伊吹山北尾根

山名: 伊吹山北尾根
日にち: 2021年4月11日 日曜日

日本山岳会の例会山行で伊吹北尾根に行って来ました。

前日も富士見台に行ったので少々不安でしたが思ったより歩けて安心。
途中で白山さまの姿も拝むことができました。



鹿の角を拾ってきました。みんなで見てます。


リーダーに苦手な下りの歩き方を教えてもらいながら楽しい時間を過ごす事ができました。


帰り道に雪渓のトラバースがあり、滑って服がどろどろになってしまいましたが、一日皆さんと過ごせて楽しかった。

念願の座禅草も見れて満足。



S国見峠 07:47 - 08:48 国見岳 - 09:33 大禿山 - 10:03 御座峰 - 10:43P983 - 11:45 静馬ヶ原 12:08 - 13:02 P983 - 13:48 御座峰 - 14:20大禿山 - 14:53国見岳 -15:45国見峠G

2021年04月11日

2021/03/27 百名山企画 恵那山

3月 百名山企画山行 恵那山 2191m 令和3年03月27日(土) 天候 晴れ

もともとの企画では、恵那山のクラシックルートである前宮ルートをつかい、山頂避難小屋での宴会1泊山行の予定であった。しかし、日曜日の天気が雨予報のため、日帰りの広河原ルートに変更。これはまた快晴の空のもと素晴らしい展望の山行とした。

天気は快晴で無風。日差しの中、初夏の気候の様で汗だくで登るが、1500mを超えるとまだまだ冬の名残、残雪の道を進むことになる。


広河原ルートは積雪時には笹が抑え込まれ、また広葉樹の葉がおちて、大展望のルートとなる。この日も御嶽・乗鞍・北アルプス・八ヶ岳・南アルプス・加えて富士山と素晴らしい展望を満喫しながら登る。

 

山頂はあいかわらず眺望はないが、ここまで登ってきたメンバー全員、素晴らしい天候に大満足であった。

 

お決まりの山頂避難小屋まで足を伸ばし、避難小屋裏の岩の上から眺望を楽しむ。この日は本当に素晴らしい天候で下山するのが惜しいくらいであった。

 

下りもゆっくりと展望を楽しみながら。一泊山行がなくなってしまったのは残念ではあったが、ここまで素晴らしいお天気に巡り会えた大満足の山行でした。

S 林道ゲート 06:51 - 07:20 恵那山広河原ルート登山口 - 08:474合目(休憩所) - 09:59 1,990m展望地 - 10:50 恵那山一等三角点 - 11:03 恵那山頂避難小屋11:14 - 11:21 恵那山一等三角点 11:59 - 12:22 1,990m展望地 - 13:05 4合目(休憩所) - 13:59恵那山広河原ルート登山口14:0214:26林道ゲート14:26ゴール地点G

2021年03月27日

2021/03/07 例会 今西錦司記念山行 高畑山

3月 例会山行 今西錦司記念山行 高畑山 773m 令和3年03月07日(日) 天候 曇り

 

ゆる山企画ですが、今西錦司記念山行とあって、参加しました。


高齢者の方でも登れる企画。ゆっくりゆっくりの山行。しかし、天候は、曇りで風もあって寒い山行だった。
参加者は14名、ハードな参考希望の方々は不参加でした。



登山口で、なんでこんな年寄りばっかのとこに不似合いなんてみたいなことを言われるが、これも良し。岐阜支部レジェンドの話を聞くのも面白い。
登りでゆっくりだが、下りは早かった。


お昼は風当たりの少なそうなところを選んだが、寒かった。
暖かいと思い込んできたために、寒い思いをしたのだった。
体力消費してないのに、たくさん食べたと嘆いていた。

2021年03月07日

2020/12/13 清掃登山 百々ケ峰12月

令和2年12月13日(日) 天候 曇り、時雨れ、晴れ
 冬型の天候で、時雨れたり、全般に曇り空で風が冷たい日でした。予定の参加者は13名ありましたが10名となりました。今年、最後の清掃登山です。
高木支部長は体調を考慮して挨拶のみで参加されました。9時のスタートで、11時山頂予定です。11時3分に山頂に着いた時には皆さん、休憩食事をされていました。竹中社長さんが多くの登山者の方に岐阜支部入会案内を配り、広報活動を積極的にされました。


 集合写真撮影後は11時半に下山することとしました。


白山展望地の東屋で落花生の殻やミカンの皮がたくさん落ちていてこれはどうなの?自然に帰るものだから、捨ててもいいと言って、誰もが捨てるとだめだよね。そんな話で、拾ったごみは割とありました。


集めたごみは各自で処分することになり、12時40分に解散となりました。
皆さん、山岳会には興味あると言われますが、なかなか入会には至りません。魅力ある山岳会をアピールしていきたいと思います。
四季の森駐車場 9:00-山頂11:00~11:30-東屋にて12:03-四季の森駐車場12:40解散

 

2020年12月13日

2020/12/06 例会山行 仙ヶ岳

12月例会山行 仙ヶ岳 961m 令和2年12月6日(日) 天候 晴れ

天候は快晴。手前の駐車場にも車が多く、ゲート手前の駐車は困難だと思い、手前から歩きだした。往復1時間、工程が長くなるが仕方ない。林道を歩き、登山口まで23分かかる。林道終点で衣類調節を兼ねて休憩後、出発する。最初に沢を渡って対岸に進むところで、真新しい踏み跡につられて沢に入り込み引き返す。その後も、何度か渡り返すが案内と表示で問題なく進む。


登山道は足元の不安定な個所もあるが、無事に進む。崩落地点の巻き道はかなり危険ではあるが、ゆっくりと通過していった。

仙の石で写真撮影後、山頂で集合写真を撮る。

狭い山頂で食事後は、小社峠に下り、沢沿いを下山していった。急登のいやらしい道を通らないので、安心して下山することができた。


計画した温泉は、集合時点で中止したため、現地にて解散となった。大人数の例会山行だったが、CLがうまくまとめてくれて、無事に終える事が出来た。

県庁駐車場 7:00-現地駐車場8:55スタート-林道ゲート9:27仙鶏尾根10:28-能登山分岐11:23-仙ヶ岳西峰12-31(登り3時間4分)昼食12:31~13:15-小社峠13:34-仙鶏尾根分岐14:19-林道ゲート15:00仙ヶ岳駐車場15:28-現地解散

2020年12月06日

2020/11/21-22 百名山企画 伯耆大山

 

日本山岳会 岐阜支部の百名山山行で、鳥取の伯耆大山へ。


自分は百名山完登にはあまり興味ない。しかし、厳選された山は素晴らしい。景観もそうだが、歴史が深いのがいい。全国遠征旅行ができるのも楽しいのである。人が多すぎるのと整備されすぎているのがすこし残念なところ。


今回の大山は中国地方唯一の百名山だが、山容・歴史ともに素晴らしい信仰の山である。登り始めは雨まじりで強風であったが、山頂に到着する頃には晴れ渡り素晴らしい天気のなか、雲海の大山を満喫した。

大山は初日で終了(自分はあと一日縦走したかったが・・・)。今日は、出雲大社-宍道湖ー松江城ー水木しげるロード(境港)ー投入堂ー三朝温泉の河原風呂と島根・鳥取を満喫する旅となった。2日間の盛りだくさんの旅となった。

無論山屋の私らはテント泊。夜の宴会も楽しい最高の2日間だった。

2020年11月22日

2020/11/15 バリエーション山行 花房山-小津権現山縦走

11月バリエーション山行 花房山から小津権現山縦走 
期日 11月15日(日)
集合場所 5:45 藤橋道の駅~15:50道の駅解散
参加者 堀CL 東明SL 他9名
 花房山から小津権現山の縦走しました。企画者は家の都合で参加せず、熟練の堀氏にCLを任せ、事務局長にSLを頼んだ。SLは計画通りのコースタイムで進むが、もともとタイム設定が早かったのかもしれないが、CLからは何度もゆっくりの声がかかる。


歩き始めから、順番を少し変えてセカンドに渡部さんを選択。ちょうどよいペースに収まり、ほぼほぼSL状態。東明さんは歩幅も大きく体力もあり、物足り気な雰囲気でもある。


花房山までの登山道は明瞭だがやせ尾根があり、最近滑落者もあった。朝から好天を期待していたが、あいにくの曇り空と、山頂のガス。気温は暖かく暑い。


よかったのはダム湖の雲海が見れてよかったこと。登山道の黄葉も枯れてはいるがまずまず。


参加者が11名ということで、各自のペースを守りつつ、安全に遂行することが大切。花房山から見る雷倉方面は道はないようで、雪の時期が良いように思う。

 

小津権現山へは道ができているので、尾根続きで問題ない。最初の下りは急でロープがあるが取り付けた木が劣化して、頼ってはいけない。大勢で歩くとステップもなくなり、ずるずる状態の道になってしまう。
尾根上の道はというと刈りはらわれていて、植生が変わっていき、はげ山になりそうな雰囲気がする。笹もなく、下草が生えて草原に近い感じ。前にも来たことがあるが、こんな状態ではなかったように思われる。


人が手を入れると、山も変わるし、鹿も通りやすく植生を変えていく。狼は放つなんて声も聞こえたが、現実的ではない。駆除をする人が増えてほしいと思うのだが、これも難しい。


小津権現山から花房山を見てもガスの中。今日は登山中ガスの天気。雨に降られるよりはましというところか。山頂でゆっくりとお昼を取り、予定時間より早く下山する。まずは活動拠点の権現の森林づくりの場所に向かう。まだ、小屋じまいをしていないので、のぼりが残っている。この先、林道までは黄葉がきれいだった。


ガードレールの隙間から藤波谷に向かって下る。道ははっきりしているが、落ち葉で足元には注意が必要。登山靴を忘れたメンバーがいて、下りで苦労していた。


登山口について2台で花房山登山口に戻り、集合地の道の駅で解散する。
最後にCLから大勢の会の山行では登りは350m/時、下りは500m/時を守るようにすると疲れや事故もない山行になるはずと反省が述べられた。長年の経験から出る意見に納得する。

2020年11月15日

2020/10/25 バリエーション山行 黒壁

黒壁の担当CLになった。今日、岐阜百山を完登するメンバーがいてお祝い登山でもある。藪山なのに当初からたくさんの参加申し込みがあって、本当に大丈夫なのかという気がしていた。実際には9名になったわけだが、それでも多いほうだ。メンバー的には不安はない。1日晴れのつもりだったが、それも雨に降られた。



駐車場には多くの車があったが、皆夜叉が池の登山者ばかりである。一般の登山者は好き好んで登らない山である。藪の跳ね返りから身を守るために、ヘルメット、サングラス、手袋、脚絆など。服装は敗れても良い服を着てくるようにと案内を出してある。CLは鉈にのこぎり、あとはテープ。
登りもテープを見つけて登っていけば、登れてしまう。下りように、振り返りながら、細かくテープをつけていく。


先頭はベテランのK山さんなので、ルートどりやペース配分はお任せである。自分はテープ付け係。
藪の中でもルートを外さなければ、問題なく歩ける。


休憩時に見た夜叉壁はきれいだった。その後は冬型の気圧配置で雨が降り出す。



土砂降りではないが、笹が濡れると手も上着も濡れる。これが冷たい。山頂について、お祝いセレモニーと記念撮影。



3人がそれぞれ作ってきたボード(紙)に個性があって、どれが誰の作品かクイズを出すとメルヘンチックに作っていたT明さんに全員外れ。全員笑い。
昼には早いし、雨が降っているので下山しようということになり、すぐに下山します。これがまずかったのか、Mさんが遅れだす。休憩していて、声掛けに反応が鈍い。まずい、暖かいお湯と、お菓子、食料、アミノバイタルなど摂取して休みます。
待っているメンバーは当然、寒かったようで申し訳ない。けがや疲労でもないので、ゆっくりと下山していく。その都度、声掛けして状態を確認した。
安定した場所で昼頃になり、寒い中立ったままで食事をとる。あとは濡れた手と体で寒さに耐えながら下る。足元は滑るので、つかめるものはつかんで下る。



駐車場に近づくと声が聞こえだして、ほっとする。1人ずつ垂れ幕をくぐって下山した。



車に向かうメンバーの顔は達成感に満ち溢れている、いい顔をしていた。
まずは無事下山お疲れ様、W部さん、岐阜百山完登おめでとうございます。

2020年10月25日

2020/10/18 百名山企画 妙高山

妙高山日帰り 10月18日(日)

参加者 8人(7人+1名)

土日で火打~妙高の計画だったが、土曜日が雨予報になり日曜日の日帰り妙高山の企画となりました。参加メンバーは7人までに収まり、1台で行くことになりましたが、出発時間は早い。3:30に美濃で集合し、4時間ほどで現地に着く。トンネル通行止めなどはあったが、登山口に着くと満車状態で」トンネル入り口に路駐しました。



天気は快晴、紅葉真っ盛りである。登山口近くまで温泉旅館があり、下山後は楽しみでもある。



温泉施設の管理のためか、コンクリートの急坂の道が続く。黄金の湯とか河原の温泉は無料である。赤倉温泉源湯には、管理施設とお風呂もある。滝が見えて、麻平に着く。
小川に流れるのは温泉成分を含んだ水なのか、白くツルツルである。しかし、暖かいのではない。やがて胸突き八丁に来る。


ゴロゴロとした急登を登りきると天狗堂1930mに着いた。大勢の登山者が休憩中でした。



長めの休憩の後、光善寺池2070mに着いた。薄氷が張っていて、冬の入り口を感じた。
そして8合目の風穴2120m。秋なのでか、涼しい風はなかった。下界の雲海はまだとどまっている。
外輪山が目に飛び込んでくるころには木々の葉は落葉している。白い幹と笹の濃い緑、青空と野尻湖、雲海、湧き上がるガス、山肌の紅葉、一度にたくさんの美しさを味わう。



登山道わきの日陰には雪が残っている。
風穴から510mでクサリ場に着く。下山者と登りの登山者で渋滞が起きている。石を彫り込んであるので、足掛けが出来ていて鎖を頼る必要はない。妙高大神まで400m.



こういうところは、実に楽しい。サクッと登れてしまう。下りも同じルートなので、足運びや、体の向きは注意したい。
鎖場を過ぎてからも噴火した岩山は続く。リーダーから一気に行こうと声がかかる。
溶けだした岩がそのまま固まって、粘土のひび割れのように、形を保っている。
登りきると妙高大神2454m。



集合写真を撮っていただき、三角点のある山頂に向かう。昨日の雪が登山道をぐちゃぐちゃにしている。
ここから500mで妙高山山頂。途中に日本岩がある。雪が残っているが、さほど寒さを感じない。風がないから、ありがたい。
ここでも集合写真を撮ってもらう。みんな満足の笑顔だ。



山頂からはこんもりした焼山、そして火打山がきれいだ。



火打山から妙高山に至るまでは大きく下らなければいけない。昨日、強行してテン泊しないでよかったと思うのである。
30分のお昼をとって下山する。南峰へ戻ると、行きに抜いたグループの人だかりができていた。そして鎖場も慎重に通過。登りの人がいない時間なので、スムーズに下山する。


胸突き八丁を過ぎて河原に出ると、皆休憩していた。
麻平の分岐の沢には温泉が湧き出ていて、皆さん手を突っ込んで確認する。
リーダーから麻平方面に行こうと、話が出てそちらにルート変更する。
ワイルド感漂うルートは奥美濃の山に似た雰囲気がある。ブナの黄葉がきれい。
向かいの山肌は紅葉を見せていて、楓の赤も鮮やかである。



右下には登ってきた道と温泉施設が見える。声が聞こえるのか、ヤッホーの声がして、山びこで返答する。血の池とあるが近くに池はなし。
麻平分岐は2合目1340m。紅葉を楽しみながら歩くと、真新しい橋に来る。


橋の下には露天風呂があり、観光客も入浴に来ていた。左に細く長い滝を見て過ぎると温泉旅館街のある登山口に着く。神奈山も気になる山だ。
1人車を回収して、土産物屋でキノコ汁がうまいという話で即注文。食べている途中で、露天風呂巡りのリーダーが合流。キノコ汁の後、男性陣は無料の露天風呂に向かう。女性陣は温泉旅館で日帰り入浴700円につかる。
恵那山トンネル近くでは工事渋滞で16キロ90分の表示があったが、それなりに通過できた。

2020年10月18日

2020/09/19-21 百名山企画 薬師岳から雲ノ平周遊

シルバーウィークは雲ノ平へ。
企画者は私。秋雨前線の位置が日々変わり、お天気が読めなくて、一度は月火で薬師岳だけにすることとしたけれど、みんな雲ノ平に行きたいようで、予報では日曜日は山頂は雪かみぞれが降る可能性があり、かなり寒いけれどそれでも行きたいかと参加者に聞いたところ全員が行きたいという・・・それならば行くしかない。
日月火で薬師岳から雲ノ平周遊となりました。
有峰林道開通の時間に合わせて到着すべく出発。開通時間を待つ間に、係のおじさんがクマに注意、車に食べ物は置かない、窓を開けっぱなしにしないと注意喚起のパンフレットを配っていました。くま怖い。


連休初日に折立に入る予定でしたが、天気予報を見て一日ずらしたため、駐車場は臨時駐車場にしか止められませんでした。臨時駐車場に入るにも渋滞で進まない・・・
こんなに車が止まっていてはテン場がいっぱいになってしまうと、リーダー(奴隷歩荷)が6テンを担いで先発スタート。渋滞で動かない車からいきなり降りてきてデカイザックを担いで出発するリーダーを驚愕の目でみる周りの人たち(笑)

駐車するだけでかなりの時間がかかり、出発が遅れましたが、残る4人でスタート。
重い荷物を担いで登ります。テン場はリーダーが場所取りをしてくれているので、バテないようにゆっくり登らせていただけました。

テン場に到着すると、すぐわかる最適地に張ってありました。一人1000円。ありがとうリーダー。リーダー不在なので山頂にいるのでしょう。私たちも準備して向かいます。



が、重い荷物でここまで登ってきたので、疲れもたまっていてスタート時、体が重い。一度登っているからやめようか・・・と弱音が出たりもしましたが、どんどん進んでいくと戻ってくるリーダーと出会いました。
私たちは4人で山頂へ。山頂は劔岳はガスで見えなかったけれど、水晶や赤牛方面はバッチリ見えました。そして、とにかく寒い。でも天気予報でみぞれか雪と言われていたけれど晴れたことに感謝するのみです。



下ってくるとビールの出張販売をしていました。前に来たときにはなかったので驚。夕食は赤から豚肉鍋。5人で800gの豚肉を食べました。
トイレはペーパーがあり、水場の水はジャンジャンでているのが本当にありがたい。
が、テン場がいっぱいなので、朝のトイレは行列でした・・・


翌日は朝霧の中を雲ノ平へ出発。まずは薬師沢への下り。途中から木道が出てきて夢のように美しい景色です。静かで人も少なく紅葉が始まっていて、こんな時にここを歩ける幸せを味わいました。

 


薬師沢小屋では冷えたフルーツ缶を食べてパワーチャージし雲ノ平の登りに。ここは前回にヘトヘトになって登った所。今回もここを登ると思うと憂鬱で仕方なかったのですが、バテないように登るしかないのでゆっくりゆっくり登りました。私、サブリーダーなので先頭なんです。ペースを考えながら慎重に。そしてここの岩は滑るので下りが心配だなぁと思いながらも、なんとか登り終えました。


樹林帯を過ぎて広いところに出てやっと休憩。ここから少し進むとアラスカ庭園。いよいよ雲ノ平に入ってきたという感じです。草紅葉も進んできていいカンジ。静かでゆったりした時間が流れています。もう至福の時。
雲ノ平山荘まで更に少し登りますが、山荘について当初の目的だったTシャツを買いました。シルバーウィークのテン場は要予約でした。一人1500円。
テン場は少し下ったところにあります。水場は看板に書いてある場所と少し違う所で、迷っていたら近くにテントを張っていた人が教えてくださいました。トイレはペーパーはありましたが、個室の一つはドアが外れていて使えませんでした・・・


みんなは祖父岳に向かいましたが、一度登っているので、当初の目的通り「雲ノ平でまったりする」を満喫しました。前回は初日にここまで来て泊って翌朝出発したので、雲ノ平に泊まっただけでした。今回はの~んびり景色を見て、流れる雲を見て、コーヒーを飲んで、お昼寝して・・・と忙しい日常を忘れた贅沢な時間を過ごしました。まったりしていたら祖父岳の中腹から呼ぶ声が。みんなが手を振っていました。あの呼び声はテン場中響き渡っていましたが・・・汗



夕食はいつもの岐阜県民ソウルフードのケイチャン鍋。夜中の星空はみごとでした。

翌朝は早朝に出発し、霜で凍った木道を慎重に進みながら祖母岳へ。ここで日の出を見ました。ここも山頂が広々していて思った以上に素敵でした。山頂はアルプス庭園となっていました。水晶から登る朝日の光の筋がみごとでした。
木道はすべるのでモンベルの滑り止めが巧を奏しました。持ってきてよかった。前に来たときは霜で思い切り滑って尾てい骨が折れたかと思いました。

雲ノ平の下りはやはり滑りやすく、みんな何回か滑ってました。滑り落ちてきたメンバーをガシッととめたりしながら、全員ケガなく下り切り、薬師沢小屋へ。
ここで再びフルーツ缶。太郎平への登りへのパワーチャージです。ここから登りなのが憂鬱・・・小屋からすぐの登りのキツイこと・・・

が、基本的には木道を進むので、紅葉が始まった晴れた山を満喫できました。
ここは別世界だわ。太郎平への登り返しは登り返し嫌いの私にとっては悪夢でしたが、まーゆっくり登ればなんとか・・・

あとは折立まで下るだけ。白樺荘でお風呂に入り、立山サンダーバートでお買い物をして帰りました。
雲ノ平・・・ここは名だたるピークはないけれど、本当に別世界です。ここでまったりして忙しかった今年の疲れを癒すことができました。ココはほんとうにいい所だ。

2020年09月21日

2020/09/06 例会山行 南木曽岳

日本山岳会岐阜支部の例会山行で南木曽岳に行ってきました。
ココに来るのは7~8年ぶりかな。
コロナ自粛でテレビの番をしていた方々も、こぞって参加されたので大人数になりました。平均年齢は75歳くらいでしょうか・・・
サブリーダーなので先頭を歩きます。大先輩方がバテないように、ゆっくり登りますが、その上呼吸を聞きながらハアハアしだすとペースダウンして本当にゆっくりゆっくり登りました。


この山は距離も短く累積標高もそれほどではありませんが、急ではしごや階段がたくさんあるので、かなり気を使いましたが、標識はしっかりしているし、朽ちた木の階段のように見えますが、意外としっかりしています。


こまめに休憩をとりながら、たまに吹く涼しい風に癒されながら山頂に到着。ここは一番高いところより2m低いけれど山頂プレートや三角点があり、ここが山頂となっているようです。が、眺望はまったくありません・・・


ここから少し進むと展望台があり、御嶽山や乗鞍岳が見えるのですが、この日は雲に隠れて見えませんでした。さらに進むと避難小屋とトイレがあります。トイレは新しいようでとてもきれいです。ペーパーもあります。

避難小屋の上が眺望が良くランチに最適地です。ここでのんびり休憩してから下山です。


下山だけど登りなのが釈然としませんが、少し登ぼると摩利支天との分岐。摩利支天は崖にある岩場です。ここで岩に登り肝試し!?


下山も急で木の根が張り出していたり、はしごや階段がたくさんあって、ここもみなさんが滑落しないよう神経を使いました。ふたりほど転びましたがケガもなく下山できてひと安心です。

ゆっくりペースではありましたが、みんなでワイワイと登る例会山行は楽しいですね。

2020年09月06日

2020/08/01-02 百名山企画 笠ヶ岳周回

百名山企画 笠ヶ岳周回 8月1日~2日

参加者 梅田、塩入、東明、矢口

日本山岳会岐阜支部の山行で笠ヶ岳を周回してきました。
ビバーク地は公開できませんが、許可を得てテン泊しました。
当初の予定は7月の連休でしたが、梅雨が長引いたためやっとアルプスシーズンインです。

車は穂高の無料駐車場にはとめられなかったため鍋平に。
2:30に満車になったそうです。さすが好天が予想された週末でした。

ゲートをくぐって笠新道分岐へ向かいます。林道沿いにシモツケソウ他いろんな花が咲いていました。

笠新道は急ですが、途中までは草刈りしてあり歩きやすい道です。たまに標高の看板もあります。ここはひたすら登るだけ・・・


杓子平に出れば急登は終わりなのでホッとしました。途中から少し下って稜線に上ります。この稜線への登りが思ったより長くて、見た感じは近く感じるのですが、登るとさらに奥に稜線があったみたいながっかり感にやられました。。でもお花畑が広がっているのでお花に元気をもらいながらなんとか稜線へ。

稜線に出れば、それほどの登りもなく笠ヶ岳へ・・・


キャンプ場の水場からはジャンジャン水が出ていました。冷たくておいしい。
そこから閉まったままの山荘を横目に山頂へ。
ルートはわかりすいです。登り切ったら神社。その先のピークが山頂です。
山頂に到着しましたが、槍ホや周りの山々はガスっていたので、さっさと下ります。


そこからビバーク地に戻り食事の準備。沸き上がってきた雲の向こうにはお約束のブロッケン。夕日を楽しみ就寝。


翌朝は山頂から日の出を拝みました。それから朝食を食べて出発です。
帰りは弓折乗越経由です。稜線は各ピークを巻いているので、抜戸岳に登りました。
この山頂はのんびり横になることができ、お花畑も見え、正面には穂高という絶好ののんびりポイントでした。前は巻いちゃったから、今回登ってよかった。

 


 

秩父平は下ります。ここのお花畑もきれい。ハクサンイチゲが元気もりもりでした。水場もありました。

前に来た時は大ノマ岳も巻いたので、山頂をさがしましたが山頂プレートは見つかりませんでした。
大ノマ岳の登りは疲れた体にきつかったです・・・

そして弓折岳。ここは登山道に標識があって、そこの少し奥が山頂です。わざわざ行かないと通り過ぎてしまう山頂ですが、山頂には標識があります。ここを下れば弓折乗越。もう鏡平が見えます。頭の中はかき氷でいっぱい。もうそれしかない。だって暑いんだもん。


ぐんぐん下って小屋に到着。おなかがすいたのでおうどんを食べてからかき氷を。このために縦走したともいえるし、がんばった自分へのご褒美でもあるかき氷。ここは、心のオアシスです。かわいいTシャツも買いました。

大満足してあとは帰るだけ。このルートは足場も安定しているし、迷うことがない安定のルートです。途中に流れている沢で手ぬぐいを浸してクールダウンしながら下山しました。

雨に降られず、晴天に恵まれた山行となりました。
数年前に小池新道登りで双六泊、笠ヶ岳に登り笠新道を下山という今回の逆回りでしたが、笠新道登りルートの方がきつかったような・・・

2020年08月02日

2020/07/05 例会山行福地山

 

梅雨の真っただ中、天候に恵まれ、雨に降られることなく福知山に登ることができました。

当初は、会員だけでも17名という人気の山。展望の良い山だけあって、温泉付きということもあり、参加希望が多かった。予報では曇り時々雨、降水確率も高い。これにより、参加者は激減。しかし、山本の率いる美女軍団(一般参加)3名追加して、計10名となりました。入会希望ということもあって、会の雰囲気を体験していただくということで、事務局の許可をもらい参加させていただきました。6月に伊吹山を標準タイムで登っているので、問題ないと思いました。

いつものように、総合庁舎に6時集合。10名なので2台での出発。社内では、マスク着用。各自、除菌対策を実施。ひるがのでのトイレ休憩、コンビニでの買い出しを経て福地温泉、朝市店前に到着。


出発前のトイレをすませて、隊をなしてスタートする。

前日の降雨のすごさか?登山道は川のようになっていた。


梅田SLが温泉を発見したというので近寄ってみると、黒いホースが破損して吹き出しているのであった。川のような登山道も、これが原因だったのだ。温泉地だから、湯気が出て温泉が湧きだしていると言われてもだれも疑わないのである。

登山道は下草狩りもされていて、管理が行き届いている。風がないので蒸し暑い。時折涼しげな風が吹くと、雨が降り出さないか心配になる。今日は、雨ふり覚悟なので今、降られないのは儲けもんと考えるのだ。


コースは登りに尾根コースを選択する。少しの区間はかなりの急登で、一般参加の女史から、ヘタレ声が出て、それを知らない会員たちはびっくりしていました。

案内板のある焼岳、乗鞍、笠ヶ岳と展望地で休憩はするが、山腹の形すら見えない。


腰かけた地蔵様もコロナ対策か、マスクをされていました。

登るにつれて薄日もさしてきて、山頂に着いた時の展望が期待される。


山頂に着き、集合写真を撮った後、ゆっくりと食事して下山しました。

このような天気のせいか他の登山者は少なかった。

下りは谷コースを選択する。谷らしきものはなく、登りで使えば楽だったかとも思った。


SLの下りは割と早い感じだが、誰も遅れることなく下山できました。

直後に雨がぱらつきだす。すぐ横の温泉につかり、汗を流した。シャワー設備はなくお風呂も狭いが、300円でリーズナブル。天然水とお菓子付きで、それぞれに何かをお土産に買っていました。

その後の、クマ牧場見学を期待していたリーダーだが、希望者が少なく却下となり、非常に残念そうだった。いつかもう一度来るとつぶやいていたのでした。

いつもは大渋滞で混雑する、ひるがの高原SAもすいていて、各自買い物をして集合地に戻りました。

乗鞍スカイラインも通行止め、大日岳もガスの中と今日の選択は大正解だった。決行を決めたリーダーに感謝。

2020年07月05日

2020/06/21 百名山企画 白山

百名山企画 白山 6月21日(日)

参加者 梅田、東明、菊井、林、矢口、渡部

先月に続き今月も白山へ。

日本山岳会 百名山委員会の山行です。
先月にたっぷりあった雪はほぼほぼなくなりました。あんなにあったのに。


7時に到着すると駐車場は止められず、路駐の最後尾に。

山岳会メンバーと観光新道から登ります。下ったことはあれど、登りで使うのは初めて。のんびりペースだからか思ったより大変ではなかった。
お花もたくさん咲き始めていたけれど、まだまだこれからですね。
また来なければ。


避難小屋辺りから少し雪が出てきました。
弥陀ヶ原の雪もすっかりなくなり気持ちよく室堂に到着。
トイレ工事は続いていて7/1オープンだそうです。

 


室堂はズゴイ人で驚き‼ソーシャルディスタンスは大丈夫か(笑)
すぐに山頂へ向かいます。
山頂でボロネーゼパスタや手作り朴葉寿司をいただきのんびりしていたら室堂にいた人々はほぼいなくなり、日帰り組最後くらいで下山開始。
日が長い時期なので安心して下れます。


下りは砂防新道。
マイペースで下りあんなにあった路駐の車はなくなっていました。
足がつったとか、肉離れが~とかハプニングはありましたが、全員登頂でき安全に下山できたのも白山さまのおかげです。
ありがとう、白山さま。

2020年06月21日