2023/07/23 沢登り 乗鞍水系長倉本谷

[カテゴリー] 沢登り
[山 名]乗鞍水系長倉本谷
[報 告]早朝4:00に美濃市中濃総合庁舎へ集合し、吉田号・山田号2台に分乗して一路乗鞍長倉本谷へ。途中道の駅「朝日」で休憩し、身支度を整えて高山市カクレハキャンプ場奥にある三つ滝駐車場へ向かいました。
AM6:30ごろ現地付近まで到達したのだか、予期せぬ林道工事のために道は閉鎖。三つ滝駐車場までは行くことができませんでした。やむ得ず500~600m手前の空き地へ駐車し、オリエンテーション、準備体操を経てAM7:00に本来入渓する予定箇所より随分手前から沢に入ることになりました。
入渓時点では、沢は大変穏やかな雰囲気でした。ですが、しばらく遡J:して深みが出てくると、胸元まで浸かることに… 身を切る冷たさが肌に伝わってきました。外気温が19~20℃といったこともあり、ここで乗鞍水系の厳しさを思い知ることになりました。
こういった状況下では体も冷えて低体温症のリスクも考えられるため、陽が昇って暖かくなるまで懸垂下降の練習をしようということになりした。最寄りにはT度具合の良い橋が有り、その橋の欄干を支点にして練習を開始。それぞれ2回、山田さんのT寧なレクチャーを交えて実施いたしました。
その後AM8:30ごろ、辺りも暖かくなってきたので、遡上を再開することにしました。
この日の長倉本谷沢は標準的な水量でしたが、それでも水の勢いは強く、小滝であっても堪えきれずに流されることもありました。この流され方にも技術があり、その都度実のある講習を交えながら遡上していきました。


3~4の小滝、堰堤などを越えて、AMll:00ごろ広河原に到着。ここで昼食をとる休憩を挟んで、12:00ごろに1280m地点に到着し、ここを今回の沢登りの終了点とし、沢から出ることになりました。


その後急斜面の法面を登り林道へ出て、20~30分かけて駐車場へ。
駐車場で着替え・後片付けなどをし、13:00ごろ駐車場を出発して美濃市中濃総合庁舎へ戻ることになりました。

今回の山行は天候にも恵まれて、とても気持ちの良い山行となりました。また、参加者のうち2回目となる参加者は、 1回目より技術の進歩も認められるなどの大変充実した内容の山行でもあったことも報告いたします。

[日時]2023/07/23(日)
[登山口]三つ滝ロ
[コースタイム]7:00三つ滝手前駐車場より入渓~8:30本流へ遡行開始~11:00広河原にて昼食休憩~12:00高度1280m地点より林道へ~12:30駐車場着
[ヒャリハット]堰堤の高巻きで急斜面を登っている時に滑って転倒しそうになった。滑落の恐れもあるので、最後まで気を抜かないようにする。

2023年07月23日