2025/05/18 試練のヒルクライム 雨乞岳
カテゴリー バリエーション山行
山名 雨乞岳1238m
報告 雨模様の天気が続いていたが梅田氏の予報通り天気になった。八日市ICを出て甲津畑登山口に向かう。登山口で登り口をチョット間違えたが岩ケ谷林道を進む。舗装路が終わってしばらく歩んでいると、足の保護の黄土色のスパッツに1cm程の黒い物体が取り付いているではないか!
立ち止まって足元を見て「キャーキャー」と黄色い声が発生。あー、これが今日1日のヒルとの格闘の始まりであった。山裾に沿った林道を左岸から右岸に渡ると細い山路に代わってきた。谷川の木橋は昨夜の雨で濡れていて滑りやすい。額から汗が伝う頃漸く大峠出会に着く。随分歩いたけど未だ杉峠は先なのか。少し先に何か建物らしき物が見え蓮如上人旧跡であった。屋内に火を焚いた後が見受けられる。近くに、直径2m程の幹に縦襞が20cm間隔に浮き出た可哀そうな大木(Netではシテの大木と記す)が傍に立っていた。この辺りの路は、古道のようだ。路はすこし勾配がきつくなり大木の新緑に包まれた斜面には下草が無く山芍薬の白い花が遠くからでも見て取れた。杉峠は、広々して草が無い。頂上まで少しあるがヒルの確認を兼ねて休憩する。

皆ヒルに取り付かれているようだ。小林氏がTシャツを真っ赤に染めていて大騒ぎ。山住氏も耳から血が垂れていた。大騒動!! やはり2番目歩く人はヒルに着かれる確率が高いようだ。
30分程で目的の雨乞岳に到着。北方にはイブネ、東雨乞岳、御在所岳、鎌ケ岳、グルット360度のパノラマ。チョット遅い昼食タイム。なごりおしいが下山に向かう。背位の笹原の中を辿る。岩山の急傾斜を下ると、草地となり鹿が2匹横切っていった。登り詰めて南雨乞岳。カッコーの鳴き声、オオルリのオオルリ
オオルリの鳴き声で楽しませてくれ
た。下りの尾根も新緑の中、ルンルンと下ると桧林から石楠花トンネル入った。時期が多少遅れたが明るい赤紫の花が私達を楽しませてくれた。

時が経った花は薄桃色だ。此処のシャクナゲは背が4m程幹も太い。滑りそうな急斜面を下ると大峠。滑るツルベ谷を慎重にくだる。谷川に代わってくると、岩が滑りやすく、左に降りるのが、足が滑り右に傾きそのままひっくり返ってしまった。
本流を渡渉して大峠出会。出会いからは歩け歩けで到着後、服、パンツ、スパッツ、靴、靴下を丹念に調べて帰る。であったが高速を走行中にモゾモゾと出てきたのには吃驚。
日時 2025年5月18日
参加者 CL梅田直美 SL五十川幸学 纐纈 守 小林和男 東明 裕 山住里美 長尾潤子 纐纈一恵 吉田尚史 安井萌実 今峰正利 計11名
コースタイム 美濃国分寺7:00―甲津畑登山口8:30―杉峠11:30―雨乞岳12:30~12:50― 清水の頭13:27―大峠14:32―甲津畑登山口16:16―美濃国分寺18:00
ヒヤリハット 谷川の岩場は慎重に。登山靴は多少水浸か使っても大丈夫(ゴアテックス)
記録者 今峰正利
写真 梅田直美