2022/07/03 自然観察会 宇津江四十八滝山野草園

毎年恒例の自然観察会は小鳥峠湿原、宇津江四十八滝山野草園、ケベックの森、ひるがの湿原植物園を元大学教授のI先生をお迎えし散策しました。

 朝から小雨がパラパラする不安な天気にも関わらず全員14名が7時に集合。簡単な自己紹介を終えて3台の車に分乗して小鳥峠湿原に向かいました。
 小鳥峠湿原は普段見逃しそうなひっそりとした湿原です。ミズバショウの鑑賞スポットだが時期的にアウト。ササユリも終わりかけオダマキ、リュウキンカ、マンネングサなどが見られました。


 宇津江四十八滝野草園には10時少し前に到着。6月初旬はクリンソウが咲き乱れるところだがこの時期はササユリが有名。今年の暑さでここもササユリは終わりかけ。それでもアジサイ、ツユクサ、ホタルブクロ、ハナショウブなどが目を楽しませてくれました。先生のお話を聞きながら散策するのは勉強になり有意義です。売店にて昼食を取り記念撮影をして先生の別荘があるケベックの森に向いました。

 


 別荘には湿原並みにシカ除けの電線が張り巡らされており、いろんな種類の植物が植えられています。今はヨウシュコナスビ、ツリフネソウ、ヨツバヒヨドリ、タマガワホトトギスなどが咲いてて小さな植物園です。


 

 最後のひるがの湿原植物園ではやんでいた雨が降り出していたが小雨で涼しいくらい。植物園の池にはスイレンが咲き乱れ最盛期でとても綺麗。ピンクの中に白い花もあり目を楽しませてくれました。傍らでひっそりヒツジグサも咲いてます。ミズチドリ、シモツケソウ、カキラン、ニッコウキスゲなどこの湿原が本日一番の花盛りエリアだったように思う。今まで素通りしていたところだが次回からは立ち寄りたく思える植物園でした。


 先生を迎えての観察会に初めて参加させて頂き勉強になることが多く益々花に興味が湧いてきたように感じました。

2022年07月03日