2023/07/15-16 百名山企画 甲斐駒ヶ岳 仙丈ヶ岳

[カテゴリー] 百名山
[山 名] 甲斐駒ヶ岳(2,967m)・仙丈ケ岳(3,033m)
[報告]
今回の山行は仙流荘からバスに乗り、長衛小屋テント場にテントを設置、初日は甲斐駒ヶ岳、翌Hは仙丈ヶ岳に登るという行程でした。

〈1日目:甲斐駒ヶ岳〉
3連休で混んでるだろうという話は事前に聞いていましたが、バス停には想像以上の登山者がおり驚きました。矢口さんが早く到着されて全員分のチケットを購入していただいていたお陰で最初のバスに乗ることができました。矢口さんありがとうございました。
今回はテントを張るスペースが確保できないのではないかという心配がありましたが最初のバスに乗れたおかげでテント場を確保することができました。
当初は、1 B目に仙丈ヶ岳、2日目に甲斐駒ヶ岳の予定でしたが、雲の流れを見て、1 B
目と2日目が入れ替えになりました。
登山開始してすぐは、きれいな川の横を通ったり、岩場の上を歩いて行ったり、ロープを掴みながら坂を登ったりと楽しいコースでしたが、仙水峠を過ぎ、樹林帯に入ってからが長く感じてキツかったです。駒津峰を過ぎると、強風が吹いており、体ごと吹き飛ばされそうになりながら進みました。また、コースが岩場となりました。両手を使って登るようなことが普段ないので、この岩越えられるかな、落ちそうで怖いなと思いましたが、ひとつひとつ乗り越えながら進んでいくのは気持ちよかったです。


道中の景色は、ガスが濃く、青空は時折見える程度でしたが、ガスが流れていく甲斐駒ヶ岳、摩利支天は迫力があり、青空とは違う良い景色を見ることができました。


今回初参加で神奈川から向かっている二宮さんが1日目の夕方に長衛小屋到着ということで、東明さん、新城さん、平松が先に下山、Nさんを探すことになりました。携帯は圏外で繋がらず、Nさんの手がかりが少ない中でしたが東明さんがすぐに発見し、合流できました。
夜ごはんは皆さんに手分けして運んでいただいた焼肉、焼きそばなどをいただきまし た。登山後の達成感とともにきれいな空気の中で食べるごはんは最高でした。そして、皆さんが持ち込まれたお酒の量に驚きました。



〈2日目:仙丈ヶ岳〉
初日の甲斐駒ヶ岳の疲労感がしっかり残る中でスタートしました。スタートからしばらくは緩やかな坂でしたが、1歩1歩が重く感じました。

稜線に出ると初Hより風が落ち着いていたこともあり、さわやかな風の中で気持ちよく進めました。
途中で2チームに分かれ、先行チームは大仙丈ヶ岳までピストンしてきました。仙丈ヶ岳で全員合流し、写真撮影。山頂ではもうちょっとでガスが抜けそうだったので、青空を期待しましたが結局ガスは抜けませんでした。


登山開始からライチョウとの遭遇を楽しみにしており、立ち止まってはキョロキョロしてライチョウを探しておりましたがここまで発見できず、今日は無理かなと諦めていましたが、仙丈小屋で休憩しているとライチョウ親子が出てきてくれました。雛は小さくとってもかわいかったです。そのうえ登山道近くまで寄ってきてくれたので、じっくり見せてもらいました。さらに下山中にもう一度別のライチョウと遭遇することができました。


2日目は、1日目より青空が見える時間が多く、気持ち良い景色の中で登山ができました。

2日間ともガスに包まれる時間が多かったですが、迫力ある甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳を見ることができ大満足の山行でした。車やバス、食事の手配をしていただいた皆様、ありがとうございました。

[日 時]2023年7月15日(士曜日)~16日(日曜日)
[登山口]北沢峠
[コースタイム] 15日 甲斐駒ヶ岳 3時集合 7:30テン場出発→8:48仙水峠→
10:30駒津峰→12:00山頂→13:00摩利支天→16:50 テン場
16日 仙丈ヶ岳 テン場5:30→8:15小仙丈ヶ岳→9:30仙丈ケ岳
13:30仙丈小屋→13:50テン場
[ヒャリハット] 15日の甲斐駒ヶ岳は駒津峰あたりは体が浮きそうなほどの強風だったので、耐風姿勢の実地訓練になった。会の山行は良い天気の時だけではなく、若干コンディションが悪い時に登り、さまざまな経験を積むことも大切だと思う。梅田
[写真]

2023年07月15日