2024/02/11 例会山行 猿投山
〔カテゴリー〕 例会山行
〔山 名〕 猿投山(629m)
〔報 告〕
立春も過ぎちらほら花の便りも届き、どことなく春の気配を感じさせる中での山行となった。今回
の山行は、木曽山系の末端に位置し、豊田市と瀬戸市の境界に聳える愛知県の名峰の一つ猿投山である。
この山は古くから山岳信仰の場として崇められてきた山であり、山麓にある「猿投神社」と山中に
ある「東の宮」・「西の宮」は「猿投三社大明神」と呼ばれている。最近では、多くの登山者が訪れ
名古屋の「高尾山」とも呼ばれている。
山の由来は、景行天皇が伊勢国へ出かけた際、可愛がっていた猿が不吉な事を行ったので海へ投げ捨てたところ、その猿が今の「さなげ山」に籠って住んだとされることから「猿投」と呼ばれるようになったと言われる。
麓の「猿投神社」は、創建が西暦194年と伝わる古社であり、毎年10月に行われる猿投祭りで
は、県の無形民俗文化財に指定されている「棒の手」が奉納される。
今回の山行参加者は、17名(内2名は現地集合)である。7時半に中濃総合庁舎に集合し、車3台に分散し一路「さなげ棒の手ふれあい広場」へ向け出発した。
広場で全員の参加確認を行い山頂目指し出発。御門杉(登山口)迄はアスファルトの道を歩く。途中の登山者駐車場は既に満車であり、道の端端にも車が停まり山の人気を表している。登山口からは階段である。途中の大岩展望台では濃尾平野等の展望を楽しみ、東の宮・カエル石を経て山頂に到着した。山頂は既に多くの登山者で賑わっていた。ここで集合写真を撮り、少し離れた場所で昼食とした。帰路は、カエル岩から御舟岩・大碓命墓を経由し西の宮へ。こちらはあまり人も入らず静かな道である。分岐を経て朝登って来た道を下り御門杉(登山口)へ到着した。この山は階段の多い山である。最後に猿投神社に参拝し、集合場所の「さなげ棒の手ふれあい広場」で解散とした。
今回の山行は、天候に恵まれ、御嶽山を始め多くの山々の眺望もでき楽しい山行であった。
〔日 時〕 令和6年2月11日 (日)
〔登 山 口〕 猿投神社
〔参 加 者〕 計17名
〔コースタイム〕 中濃総合庁舎P7:30~さなげ棒の手ふれあい広場8:40→御門杉9:20→東屋
9:55→大岩展望台10:12→東の宮10:50→カエル岩11:00→山頂11:15(昼食)
12:00発→御舟岩12:30→西の宮12:40→分岐13:05→御門杉13:40→(猿投
神社参拝)→さなげ棒の手ふれあい広場14:30 【解散】
〔ヒヤリハット〕 なし
〔記 録 者〕 馬渕 等