2021/05/02-03-04 百名山企画 九州 九重-阿蘇-由布
集合: 美濃国分寺 2021/05/01 20:00
1日目 山行 5時間58分 休憩 1時間40分 合計 7時間38分
S長者原08:16 - 09:10指山自然観察路分岐 - 09:47雨ヶ池越 - 10:24坊ガツル11:16 - 11:27法華院温泉 -
11:52鉾立峠 - 12:48白口岳 - 13:13稲星越 - 13:33稲星山 - 13:43神明水 - 14:07久住山 - 14:29久住分れ14:43
- 15:09北千里浜 - 15:14諏蛾守越分岐 - 15:47法華院温泉 - 15:54宿泊地泊
2日目 山行 5時間0分 休憩 30分 合計 5時間30分
-赤川登山口11:17 - 阿蘇山上広場 12:57南岳 - 13:18中岳 - 13:43阿蘇山 - 13:52仙酔尾根分岐 - 13:57天狗の舞台
- 14:03高岳東峰 - 14:17天狗の舞台 - 14:24月見小屋 - 14:48中岳 - 15:04南岳
3日目 山行 3時間50分 休憩 1時間50分 合計 5時間40分
泊由布岳正面登山口06:11 - 06:24日向岳自然観察路入口06:25 - 06:51合野越 - 08:02マタエ08:15 - 08:23障子戸08:36
- 08:38由布岳08:51 - 09:04塚原分岐09:26 - 09:59由布岳東峰10:21 - 10:22マタエ10:37 - 11:24合野越
- 11:45日向岳自然観察路入口 - 11:51由布岳正面登山口
日本山岳会 岐阜支部の百名山企画で九州へ。コロナ禍の中、実施についての判断に相当苦しんだが、参加者の健康チェックと岐阜と目的地の宣言状況をみて行うこととした。
今回は、九重-阿蘇-由布の三座。
5月2日朝、九州いり。現地集合のメンバーをピックアップし、九重の駐車場、長者ケ原に向かう。冬型の気圧配置でものすごい風の一日。坊がつるのテント場では、2つ持っていったうちのテントが倒壊した。朝方はお天気良かったが、登っているうちに雪が振り始め、久住山山頂では猛吹雪に。顔面に当たるあられが痛くて大変。ホワイトアウトしたため、中岳はパス。ハイキング予定できていた親子と途中から一緒に下山した。天気は予想通りだったので、雪とホワイトアウトは想定内。地形図とGPSで坊がつるに下山したが、5月の九州で猛吹雪にあったのはこれまた貴重な経験だった。楽しみにしていた法華院温泉は人が多かったので避けることにした、残念。
5月3日は高気圧に覆われ、雲ひとつない晴天に。坊がつるでの景色を楽しんだ後に下山、そのまま阿蘇山へ。阿蘇山は九州、いや全国でも第一等の山だと思う。外輪山と高原を従えた壮大さ、常に噴煙を上げる巨大な火口は他に類を見ない。また阿蘇の中岳・高岳からみる景観もどこを見ても絵になる。阿蘇には何度か遊びに来ているが、これだけ天気が良かったのは初めてで、始終感動した。
最終日は由布岳。由布は初めて登るのでとても楽しみにしていた。遠目にもわかる美しい双耳峰に九州に来るたびに惹かれていたので、今回登れるのは嬉しい限り。非常に急峻に見えるが、山頂直下まではよく整備された登山道で勾配も緩くつけられている。山頂直下から西峰は鎖場が連続する岩場となる。お鉢めぐりで西峰から東峰までつないだが、初心者を連れていたのでなかなか緊張した。確保用の装備は持参したが、問題なく通過できたので、使う機会はなかった。バリエーションチックで楽しい行程だった。東峰からの降りは一般登山道に近く駐車場まで景色を楽しみながら下山した。由布岳からの景色は、別府湾の景色や九重山群に加え、本州・四国まで見通すことができ、素晴らしいものだった。
素晴らしい九州登山だった。GWということもあり、山は老若男女含め人数が多かった。外出がとやかく言われるが、広い野原で体を動かす若者や年配の方々を見ると健康的で気分は良かった。岐阜への帰路が一番たいへんだったかな?夜中に無事に帰着し解散した。
おまけ