2024/01/07 雪山訓練 大日ヶ岳 上級編

[カテゴリー] 雪山訓練
[山   名] 大日ヶ岳
[報   告] 当初、計画の伊吹山は入山禁止。次の猪臥山は雪不足。ということで目的地は大日ヶ岳となりました。天候は高鷲スノーパークの駐車場に着いた時には青空が見えていました。ゲレンデトップに来るとその青空も隠れ、曇り空。でも、多くのスノーボーダーでにぎわっていました。


私達は、そのすぐ横の傾斜地で雪山訓練を開始しました。まず、アイゼンをつけ、ピッケルの使い方の説明を聞いて、歩き方の練習です。傾斜が緩い時は、アイゼンの爪全面を使ったフラットキック、逆八の字。そして、傾斜が急な時のフロントキック。これは、膝から回転させて一回で蹴りこまないといけないので、ちょっと力がいります。下りでは、ビビると腰が引けてしまい、もっと体を前に出すと何度も注意を受けました。 次に傾斜が急なところでのトラバースの仕方で、スリーオクロックの練習です。この場合も、爪全体を利かすように谷側の足を少し内側に入れないといけないのですが、気を抜くと直ぐに忘れてしまいます。要注意です。


その後、転んだ場合の停止の仕方です。本当は転ばないのが一番なのですが、転んでしまったら、兎に角、ピッケルのピックを効かせて止まらないといけません。でも、とっさに体が反応せず、うまくいきません。段々、興じてくると頭から滑落した場合の練習をしている方もいましたが、私は怖くて、できませんでした。


昼食の後、大日ヶ岳に登ることになりました。湿った牡丹雪が降る中、アイゼンをつけ、ピッケルを持って出発です。前大日までは、雪がふかふかで歩きづらかったですが、過ぎたあたりから雪が締まってきて、アイゼンが効き歩きやすくなりました。山頂は雪で全く展望が無く、直ぐ下山です。その横をスノーボーダーの若者たちが風を切るように滑っていきました。ゲレンデトップでもう一つのチームと合流しました。私にとっては、この冬、初アイゼン使用。この後の雪山が楽しみです。
[日   時] 2024年1月7日(日)
[登 山 口] 高鷲スノーパーク
[参 加 者] 五十川幸学、重森宏明、園部徹、東明裕(CL)、日置文夫、日比野容子、
山本善貴
[コースタイム] 高鷲スノーパーク駐車場8:25~ゲレンデトップ8:40/11:50雪山訓練~
休憩所🍙11:50/12:20~前大日12:50~大日ヶ岳13:10/13:15~前大日13:30~ゲレンデトップ13:50~高鷲スノーパーク駐車場14:15
[記 録 者] 日比野容子
[写   真]

2024年01月07日