2023/11/04& 05 五支部懇親山行 石動山
山行報告書
[カテゴリー] 五支部懇親山行
[山 名] 石動山
[報 告] 石川県の鹿島まで出かけるからと、その辺りの山に登ろうと早めに出かけた。石動山の登山口で「動字石」に触って、階段にしては大石過ぎる階段を登る。建物も土台があるだけで、辺り一面シーンと静まりかえっていた。陽光が彩られた木々葉の間から漏れてる様はなかなかのものじゃ。歩き始めて程なく山頂大御前に到達。石段で昼食を摂る。早々に次の山、碁石ケ峰に向かう。車から出ると、トレランのランナーが次々と通り過ぎてゆく。彼らは80kmレースとのこと事。私達も同じ峰を目指して登る。頂上は、富山県の100名山と聞いていたが、余り遠方まではみえない。ランナーは、チェックポイントまで間に合わないと答えてくれた。宿舎には、30分前に着いた。
[石動山の講演会] 石動山信仰の初め頃、地主神の石動彦神が祭られていた石動山には、平安時代の終わり頃から、新仏集合説の影響により、多くの神々と仏が共存して祭られるようになりました。鎌倉時代から、五社大権現とよばれ、山頂大御前の本社の大宮に大宮大権現、相殿の白山宮に客人大権現、東側登攀路の梅宮に鎮定大権現、西側登攀路の火宮に蔵王大権現、剣宮に降魔大権現というように、4つの社殿に5つの仏心が祭られるようになりました。権現とは、神の本地である仏が、衆生を救うため権(かり)の姿、神となって現れたことをいい、神仏一体の姿を現しています。それぞれの社殿には、神の本来の姿である、本地仏が安置されています。 中世には360余坊、江戸時代58坊、周辺の村々11ケ村の象徴でありました。 現在は、石動山近辺に2軒だけらしい。
[紙芝居] 御存じの方が多いとおみますが、アルバータ山のピッケル物語です。芳賀淳子氏が自費出版された絵本から、紙芝居の制作発表でした。
興味ある企画の講演会でした。五支部は、令和6年は、福井支部で 令和9年に岐阜支部開催です。
[日 時]2023年11月4日(土)、5日(日)
[ 宿 舎 ]石川県立鹿島少年自然の家
[講 演 会]演題 能登の霊峰 石動山の歴史 講師 石動山を愛する会 櫻井憲弘
[紙 芝 居]アルバータ山のピッケル物語 石川支部 大庭保夫
[登 山]石動山多根道 大宮坊―庚申供養塔―蝦蟆田地蔵―多根伊弉那岐神社―
(バスで移動)―大宮坊(昼食) 解散
[史跡探訪 ]石動山 ― 大宮坊(昼食) 解散
[参 加 者]6名
富山支部 山田信明 他8名、福井支部 森田信人 他5名。
京都・滋賀支部 笠谷茂 他2名、石川支部 樽矢導章 他10名、 一般 2名